2007年12月14日金曜日

第42回少林寺拳法慶早定期戦

初の書き込みとなります。現主将の樋澤光紀です。

第42回少林寺拳法慶早定期戦の報告をいたします。


去る11月24日に慶應義塾大学日吉記念館にて12時半から開催されました。

結果はもうご存知かと思いますが、2ポイント差で慶應の負けとなりました。


今回慶應で慶早戦を開催するということで、準備のためには大変な労力がかかりました、当たり前のことですが。主務は記念館使用のために奔走し、副務は日吉に数少ない大人数が収容できるお店を探し、OB会幹事は慶早戦開催にあたってのご案内をし・・・。その他1年、2年も含め前日の準備は夜10時まで残って設営準備をしました。

大きな課題を前にみんなが力を合わせて挑むというのは、新たな結束力を生みます。それもどうでもいいような課題ではなく、42年という歴史の重みを持った課題だからこそ。自分が慶早戦を開催する学年にあたることを1年時に知ったときは、面倒な代にあたったもんだと思いました。しかし、今は慶早戦開催の学年で良かったと感じています。

今回の慶早戦を通して、我々三年の幹部は自分たちの代に欠けているものが何か、ということについて全員が気付きました。そして引退までに何を残し、伝えるかということについて改めて考えさせられました。二年は、来年こそは負けられないというプレッシャーがかかっていることでしょう。来年こそは出場してやるという思いを持った者もいるでしょう。一年は、自分がかつて感じたように面倒な代にあたった、来年は本戦で活躍してやる、など思っているでしょう。

慶早戦は単に慶應が強い、早稲田が強いということを決める試合ではないと思います。もちろん言うまでもなく勝敗にこそ意味があるのですが、それ以上に今述べてきたようなことを改めて考えさせてくれる機会となるから、単なる勝ち負けの試合ではないと考えます。

このような慶早戦を40年以上も積み重ねてきてくださったOB、OGにはとても感謝しております。文字にしてしまうと素っ気ないと思いますが・・・。今後も慶應義塾体育会少林寺拳法部の部員は日々精進いたしますので、ご支援のほどよろしくお願いします。


最後に、今回は慶應義塾体育会少林寺拳法部の持つ輝かしい歴史に新たな傷をつけるような結果となってしまい、誠に遺憾であると感じています。この傷は消えることはありません。しかし、後悔をしてもなにも始まらないと自覚し、来年までの一年を今まで以上のものにすると決意し、実行することで輝かしい歴史に新たな1ページを作りたいという所存であります。
以上で、乱筆ではありますが報告を終了いたします。
主将 樋澤光紀