2009年6月29日月曜日

新入生歓迎式

失礼します。3年小渡です。
先日行われました新入生歓迎式の報告をいたします。

今年度の新入生歓迎式は6月15日に渋谷で行われました。現在新入生は10名入部しておりますが、そのうち8名が式に参加しました。今年の新入生の特徴はとにかく個性派ぞろいということです。あまりにも元気で日々驚かされておりまして、これが新世代なのか、これがカルチャーギャップなのだろうかと思わざるを得ません。

京町恋しぐれで開催されました1次会では1年生による自己紹介が行われ、2次会はおなじみ青春の館でカラオケおよび各テーブルでの談笑と大いに盛り上がりました。
今回の主役である1年生は1次会ではそれぞれ個性的な抱負を述べ見事な自己紹介をやり遂げました。2次会でも新世代パワーを発揮し、地上の星、ポニョ、尾崎豊、B’z(歌ったのは女子です)など元気にカラオケを歌い倒しておりました。うーんやっぱ違う、こいつらなんか違う・・・。

ここで甚だ僭越ではございますが、今年の1年生の紹介をしたいと思います。詳しい自己紹介は部員紹介にも載っています。

浦谷直斗
見た目はスポーツが好きそうな好青年ですが、まさかの公文と同じイギリス帰りの帰国子女です。出身高校を宣誓時に述べたとき、僕のヒアリング力では聞き取れませんでしたがとりあえずイギリスのどこかであるのはわかりました。ちなみに、日本語は普通に話せます。

石坂拓也
空手をやっていたということもあり、すばらしいフォームで突き蹴りをこなすSFC期待の新人です。某3年生が天地拳を教えようとしたらあまりにもきれいで教えようがないと嘆いていたほどです。普段おっとりした性格の彼は、皆の癒しになってくれることでしょう。

金子駿兵
練習に週5日でることもあるほど練習熱心、さらには足も速く体力もあるさわやかスポーツ青年です。週末には自主的にウェートトレーニングもこなす本当に練習熱心な彼、1年生の中ではペーターと呼ばれておりましていじられつつ癒しな存在になっているようです。

小泉航
かなりの雑学博士なようで、(自称したつもりはないのですが・・・)歩くウィキペディア(らしい)僕のある意味ライバルなのかもしれません。まだまだ線は細いですが、これから筋肉はいくらでもつきますので気づいたらその雑学と合わせてかなりのマッチョになっているかもしれません。

堤大祐
彼を一言で表すとアツいという表現が真っ先に思い浮かびます。高校時代は空手部主将、大学では応援指導部と迷った末に入部を決めた彼のその熱さは100度のお湯より熱いのではないでしょうか。練習中も誰よりも大きな声で練習しております。うらやましくなるくらい熱い男です。

戸叶侑里
まさにクールビューティという言葉が似合う彼女は1年生の間ではとかちゃんと呼ばれ親しまれています。クールビューティは内に熱いものを秘めていることが多いと聞きますのでとかちゃんも実は熱い子なんじゃないのかなと思います。個人的には常にクールでありたいと思っているのでとかちゃんのクールぶりはうらやましい限りです。

長山弘樹
先日入部したばかりの長身の彼、あまりまだ会ってないのでまだどんな子なのかわかりかねますが、恐らくかなり面白い子なのではないかと個人的に思っております。

松永浩紀
完全にいじられキャラになっている彼ですが、えっお前経験者じゃないの?と聞く部員が絶えなかったというほど練習中にはセンスを発揮しております。金子とともにウェイトにも励んでおり、練習熱心でもあります。メガネキャラではありますがムキムキキャラにもなることになるでしょう。

茂住浩司
塾高少林寺拳法部の主将でもあった彼は1年生のエースです。先日行われた関東大会では佐藤主将と男子3段以上の部に出場し、敢闘賞を受賞しました。とてもしっかりしているので、彼がいる限り新世代の1年生も大丈夫だろうと思います。でもお茶目な部分も実は持っています。

山本裕夏
新世代1年生の象徴のような子です。とにかく元気で、はつらつとしております。新鮮な風(及びネタ)を常に起こしてくれる彼女、格闘技がやりたいと入学式から毎日練習に参加し続けた強者でもあります。これからも部に活気(とネタ)をもたらしてくれるのではないかと思います。

以上10名が今年の新入部員です。

3年生となり、自分が入部したころから今までのことを思い出すと、いろいろなことがありました。今も引きずる大きなケガや大会での入賞、そして日々の練習。多くのことが思い出されます。この部へ入部して素晴らしい先輩たちに出会うことができ、入部してから過ごしてきた2年とちょっとの時間は全く後悔していませんし、この部に入部できたことに感謝しきれません。ふと物思いにふけったとき、この部に入って経験してきた楽しいことも辛いことも自分を大きく変えてくれたと実感することが多くなりました。

今年入部してくれた新入生も、私自身がこの部で体験した多くの出来事、そして私が体験しなかった出来事も経験することになると思います。その経験は必ずやすばらしい財産となりますし、自分自身を変えてくれるはずです。だからこそ4年間続けてほしいと思います。多くの体育会の部、サークルがある中で入部してくれた新入生には絶対に後悔はさせたくないという思いもあります。これから自分自身がどうなるのか、どれくらい変わるのかは誰にもわかりません。ぜひこの部に4年間を賭けてみてください。また、自分がどれほど変われるかの可能性をこの部にかけてもよいと新入生が思えるくらいの部にできるように、新入生が様々な面で成長できるように私自身もせいいっぱい努力していく所存です。1年生のみんな、一緒に頑張りましょう!

最後に、お忙しい中、式にいらして下さったOBの先輩方、大石先生、麻田監督に深く感謝いたします。ありがとうございました。


慶應義塾体育会少林寺拳法部3年
小渡真人

2009年6月6日土曜日

慶早合同連

こんにちは

3年諸藤です。ついぞ、私がやることになりました活動報告です。
拙い文章ですが暖かい目で見て下さい。

我々3年にとっては(やる側として)最後の早慶合同連でありました。
そんな早慶合同連、やはり前日から緊張(?)のせいか眠れない者も多かったようです。かくいう私もその一人です。

練習は朝早くから始まります。慶応の我々は慣れたものですが、わざわざ苦しむために重い足取りでいらっしゃる早稲田さんには頭が下がります。

当日の午前の天気予報は曇り、降水確率は40%。これはもしや午前練がなくなるのではと密かに願っていたのは私だけではないでしょう。
しかし、いえ当然ともいうべきでしょうか。4年生の熱き思いは天候にも影響を及ぼすのでしょう。雨が降るどころか、時にはこれでもかと太陽が顔をだしていました。曇りだと甘く見ていた我々は帽子など用意しておらず、河川敷を走りながら後悔していました。日焼け・・・

河川敷では毎度恒例の自己紹介。去年は(現)2年の立原が独りの発表だったので時間的に短いイメージですが、今年は早稲田1年が12(?)人、慶応も1年が7人と2年が4人の大人数だったのでかなり長くなりました。いやらしいことにこの時がもっとも天気がよく暑かったことを覚えています。1年生が自己紹介を誰も間違えなかったあたり、今年の1年生は優秀です。私とは違います。
彼らの自己紹介の際の目標を聞いていると、いまでは自分が何と言ったかは忘れましたが自分の自己紹介がすごく最近のことように感じられました。

河川敷が終わると次に待っていたのは地獄のダッシュ地獄です。いつ終わるか分からないダッシュが延々続きます。幸いだったのはW佐藤先輩の優しいスマイルでした。辛いダッシュも向かい側に笑顔が待っていらば走れるものです。
このダッシュ、例年ならば「気合いっていいすか!」の連発地点なのですが、今年はなぜか気合いがあまり出ず、南くんの単発気合いばかりでした。

走りに走り続け、最後にチームマラソンを行いました。このチームマラソンで起こった不思議な事件について、もはや時効だと思うので白状します。1チームは6人で7周のマラソンをしました。読者諸賢にはお分かりのように誰かが2周するはずです。誰かが・・・。普通に走り始めて、普通におわりました。しかし、オカシイのです。我がチームの2周目担当中間が2周目に当たることなくして終わったのです。意味がわかりません。どこかで誰かが2周走ったのか、はたまた他のチームと混ざったのか、今だに謎です。

午前練が終わり昼飯タイム。もはや、みんなヘトヘト誰もしゃべらず静まり返る・・・と思いきや、今年の1年は強いです。休み中はゲラゲラぎゃーぎゃー騒いでました。私は密かに思いました。奴らはオワッタな、と。
休み時間に騒ぐなんて愚行極まりない。そんなもん、4年生に、横山先輩に「おまえら元気そうだな。ん?」っていわれるに決まってます。なにが悲しくて自分から拳立てを誘いましょう。その点、私は寝てました。これこそ、疲れてるんだ、という静かな大アピールです。これぞ経験の差。1年生も早く(痛い目に合って)覚えていけばいいと思います。

午後練開始。しょっぱなから「字が汚い」と拳立てで始まりました。やはり中つm・・・後輩に任せず、自分で書かなきゃ駄目だと思いました。

変わらないってすばらしい、ということでまずは馬跳びサイドジャンプ。足って上がらなくなってきますね。

その後、延々と胴突き、胴蹴り。数を間違えたりで拳立て、恒例です。この辺から気合を思い出したようにやり始める。1年生の気合は、1年生の皮がむけていくようで新たな一面に気づけて本当におもしろいです。もう3年の気合は飽きました。

その後、早稲田大好きミットラッシュ。今年はさらに複雑でちゃんと頭が回ってない我々は木谷先輩に何度もやり方の説明をさせてしまいました。しかしそれにしても、慣れてない早稲田のミットは本当に持ちづらい。

最後はお楽しみの筋トレ、最もカオスです。初めが腕立て。これは筆舌し難い。隣で汗やら涙やらわけわからなくなっている娘、腕が逆Lにつって倒れる奴etc。凄かったです。つづいて腹筋、バービー、スクワット。非常にみなさんテンションが高かったです。早稲田の松浦、慶応の山本は最後までうるさかった。

無事全メニューを終了。大きなケガもなく終えられたのは4年生の配慮あってこそ、是非来年にいかしたいです。

お待ちかねの打ち上げ&1年の一発ネタです。すごくおもしろかった・・・らしいです。何故らしいなのかと申しますと、恥ずかしくながら私には一切の記憶がございません。開始30分でトんでます。やはり譚高譚は恐ろしい酒です。ストレートで一気するものではありませんね。
最後の早慶合同連の最後の最後にも関わらず記憶がないのは本当に悔しくて仕様がありません。

色々と書いてきましたが今年の早慶合同連はおもしろかったです。このように書くといままでは良くなかったのかと見えますが、そうではなく、この3年生という立場で見れてこそおもしろかったのだと思います。3年生になりメニューこそ増えましたが、しかし見る対象が自分以外にもできました。1年生のがんばりだったり、2年生の成長であったりと彼らを見ることで励ましつつも、むしろそれ以上に励まされました。自分のことしか見れないときは辛くしかなかったものの他人を見るのはここまで楽しいのかと驚きです。

来年はどんな早慶合同連になるのでしょうか。1,2年生是非とも楽しみにしてください。辛いことは保証します、苦しいことも保証します。でもそれだけじゃないことを保証します。乞うご期待。




果たしてこれは活動報告なのでしょうか。甚だ不安です。これじゃ日記のようで、いいのでしょうか。なにか問題があればやり直すので私、諸藤直輝までご連絡ください。

では、長文失礼しました。これで活動報告を終わります。
ありがとうございました。

慶應義塾大学 体育会少林寺拳法部
3年 諸藤 直輝