2010年6月22日火曜日

早慶防合同練習会

失礼致します。慶應義塾体育会少林寺拳法部3年の立原です。
今回は早慶防合同練習会について報告させていただきます。

6月20日今年も防衛大学校にて早慶防合同練習会が行われました。
今年も早稲田、慶應、防衛大に加え、青学、東大、上智、慶應理工と多くの大学が集まり普段味わえないような大人数での練習会となりました。

準備運動が終わり、まずは3チームに分かれてのランニングが行われました。
うちの男子部員は当然のように(空気を読んで…)一番早いチームを選択しましたが、走り出した瞬間その速さに後悔しました。尋常じゃないスピードでのランニング、ダッシュ、おんぶをしての坂道ダッシュ、みんなを待っている間は屈伸蹴り、全員での拳立てと、去年と比べても厳しいものとなっており、開始1時間で足にきてしまいました。そんなランニングを革靴でこなしていた浦谷、森上のストイックさには頼もしさを感じました。

その後体育館に戻り資格別の練習を行いました。僕たち2段以上の部では、早稲田の主将の南先輩による運用法の練習を行いました。東大、防衛大など普段めったに会えないような方々と練習を通して交流出来てとても楽しかったです。
そして2構成の演武発表を行いました。僕は上智の主将の富松君と組み演武を行いました。
その中でも諸藤先輩が2構成とも居捕りを入れるという斬新な演武で一番目立っていたように思いました。

そして最後に恒例の各大学による一発芸が行われました。各大学ともこの企画に賭けているのではないかと思えるほどの完成度の高さで大いに笑わせていただきました。
慶應からは奥出、森上の1年生コンビが出場し、慶應のポテンシャルの高さをいかんなく発揮してくれました。

懇親会でも防衛大での寮生活の話や訓練の話、脱走を試みた者の末路などなど貴重なお話を聞かせていただき、とてもたのしい練習会となりました。

最後になりましたが、今回このような練習会を企画、運営していただいた4年生の先輩方、そして防衛大学校のみなさま、本当にありがとうございました。

以上で活動報告を終わりにさせていただきます。
失礼致しました。


慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 立原秀一

2010年6月2日水曜日

早慶合同練

失礼致します。4年小山美緒です。
5月30日に行われました、早慶合同練について、報告致します。


今年も我々幹部は、気合いを入れてメニュー作成に取り組みました。
「俺は皆の太ももを責めたいんだ」
という早稲田主将、南の意見で、非常に厳しいメニュー案が出されます。
しかし前日の段階で、降水確率60%…代替案を考えつつも、てるてる坊主とか作っちゃいました。ちゃんと可愛い顔も書きました。

そして当日。幹部は7時に道場に集合。
(因みに早稲田は8時に日吉集合だったのに、6時40分に駅で早稲田2年浅利を見付けました。)
何とか雨も降る事無く、9時から練習が始まったのです。

今年は何と、早慶合同練Tシャツを作りました!!
皆まっきっきです。
評判もそこそこ良かったのではないかな~と勝手に思っております。

しっかりと準備体操をした後は、河原までランニングです。
今年は男女で走る距離を変えてみたのですが、男子の速さに圧倒されました。気合い、十二分に入っていますね。

そして記念館前まで戻り、1年生の自己紹介。
なかなか人数も多く、また声も出ていたので、一般人からじろじろ見られていました。

恒例の拳立て。
まだ皆普通に拳立てが出来ます。元気です。

この後もダッシュ・ダッシュ・拳立て・ダッシュ…あひるなんてのもやりましたね。慶應2年松永のあひるダッシュが速すぎて気持ち悪かったです。慶應2年山本も、がに股のあひるで大変な事になってました。早稲田2年松浦は始終笑顔でした。軽かったのかな。

昼休みをはさんで、午後の練習。


何で拳立ての写真ばっかりなんだろう…??

今年も沢山拳立てが出ましたね。少なめだったかも?
大半は直井・南・新堂でした。因みに小渡は結局1回も出しませんでした。恐らく夏合宿で大爆発するんだと思います。

アップ(エグい)に始まり、基本、移動(ミット)と、ようやく少林寺らしさがちょっとだけ見える時間になってきました。後輩の顔も、キツいながらも午前よりは晴れやかでした。

しかし少林寺らしさもこの言葉でかき消されます。

「次、動ける格好になってね」

そしてまさかのサーキットです。最初は天地拳エンドレスの予定でしたが、早稲田の白帯がやってないとの事。必死で覚えた慶應1年、申し訳無いです。
主座は私、小山でしたが、質問を受け皆の視線が集まる中、腕立てジャンプをする事になった時は、内心冷や汗ダラダラでした。注目されながら筋トレって結構緊張します。
厳しい事も言ったけど、後輩はガッツリこなしてくれました。

延々と続く体力練…サーキットの後がミットラウンドという、極悪メニュー…心の休まる暇がありません。

そして全体筋トレ!これが始まる頃には外も段々暗くなり始め、もしかしてそろそろ終わるんじゃないかという淡い期待が湧いてきます。
しかしそんな優しいメニューである訳がありません。
主座を行う幹部の両横は、慶應3年中間・早稲田3年荒井というゴールデンコンビ。後輩へのプレッシャーを軽減させてました。

因みに早稲田1年の宮下が始終嬉しそうでした。
慶應1年高窪が首の途中、安らかな顔をして天に召された時には、どうしようかと思いました。

写真は防衛大学校式スクワット。最後の最後まで太ももをいじめぬきます。

早慶合同練が終わった時の後輩の晴れやかな顔!素晴らしかったです。
しかし中には既に夏合宿を思い、ブルーになっていた者もいるとか…。
今年のMVPは早稲田3年荒井でした。おめでとう!!

打ち上げでは1年や2年が一発芸を披露してくれました。個人的には慶應1年松田が可愛かったです。慶應1年奥出の思い切りの良さや、慶應1年森上との息のピッタリ具合も半端無かったです。
あと早稲田1年の森は色んな意味で凄かったです。拳立て出てたね。


今年も今年でかなりキツかったんじゃないかなと思います。
でも何と言うか、やっぱり30日を乗り切って、皆心身ともに強くなったんじゃないかなと感じてます。
諦めたり、逃げたり、手を抜いたりする事は簡単だけど、そんな中で自分を追い込んで頑張れるというのは、一種の才能ですよね。
とにもかくにも、皆さん本当にお疲れ様でした!

長くなりましたが、これで報告を終えさせていただきます。


慶應義塾体育会少林寺拳法部4年 小山美緒