2010年7月2日金曜日

新入生合宿

失礼します。
慶應義塾大学体育会少林寺拳法部一年の松田拓也です。

今回は、新入生合宿についてご報告させていただきます。


六月第四週目の土日、私を含めた新入生と引率の先輩方と新入生合宿に参加しました。
場所は国士舘大学で行われました。

国士舘大学の道場に入った時にまず感じたことは、人数の多さです。
以前行われた早慶合同練習や早慶防合同練習などで人の多さには慣れたつもりではいましたが、まったくもって私の経験値不足でした。

人数の多さを感じるとともに、私はうまく溶け込めるのかという不安が湧きあがってきました。この点は私の個人的な性質なのかもしれませんが、かなり不安になりました。

午前の練習が終わり、私たちは昼食を取りました。
その際に、中央大学と東京大学の新入生とお話する機会がありました。なぜか、とても新鮮な感じがしました。大会でしか見たことのない大学の方とお話する機会は皆無に近いですから、とても嬉しくなりました。そして、ちゃんとお話できたことも嬉しく思いました。午前中の不安は、一気に吹き飛んでしまいました。

昼食が終わり、午後の練習に入りました。
午前の部から感じていたことですが、こんなに多くの大学がいるにもかかわらず、私は普通に練習についていくことができました。多くの大学が集まるゆえ、練習はきついものになるのかな、と若干の不安を抱いておりました。しかし、当日は体力練習などは行われず、ほぼすべてが技練習でした。通常の練習とかでもうすでに教わった技もあったので、他大学の新入生に教えてあげられることができました。日々の体力練習のたまものでした。

私が思ったこととして、日々の練習に確信が持てたことがあります。慶應で参加させて頂いている練習は、果たして自分が上手く取り込めているのかどうかはわかりません。しかしこのように外に出て、他大学と一緒に練習することで自分の行ってきた練習に意味があったと実際に肌で感じました。貴重な体験をしました。


午後練習が終わり、アトラクションを行いました。クイズでした。
八人編成の班になり、学連の先輩方から出されるお題について回答していく、という趣旨のものでした。非常に楽しかったです。一生懸命回答を導き出し、一生懸命人ごみの中から先輩を見つけ、一生懸命楽しませていただきました。

運の良いことに、私が所属していた班は総合2位に輝きました。


一日のメニューが終わり、私たちは国際オリンピックセンターへと移動しました。
ふと思いましたが、かなり充実した建設物でした。少し、ビビットカラーが目にまぶしいユニークな建物でもありました。

オリンピックセンターでは部屋ごとに振り分けられました。夜になって、部屋の仲間と楽しい時間を過ごすことができました。あと、お風呂が非常に美しかったです。


二日目は、一日目と同様に午前練習からの午後練習に繋がりました。
技練習ですが、13班に分かれ、それぞれ違う先生に少数で技を教えていただくというものでした。私の班は、天地拳第一系・二系を行いました。また白蓮拳、燕返しなどといった三級の昇級試験には出ない技も教えていただきました。


私は、大学に入って初めて少林寺拳法を始めました。
入部してから3か月が経とうとしています。少林寺拳法は、他大学との交流が盛んで、非常に刺激的であると思っております。少林寺拳法には競技自体の魅力もありますが、人とのつながりが強くなるという魅力も兼ね備えています。

少林寺拳法を語れるほどの人間ではありませんが、強い魅力を感じたことは確かで、それを感じられたことはこの合宿に参加した意義でもあると思います。


私はここで出会った大勢の仲間たちに負けないように、鍛錬に打ち込みたいです。


最後になりましたが、私たちに大変貴重な体験をさせていただいた先生の皆さま、学連の皆さま、そして関係者の皆さまに深く御礼申し上げます。

乱文お許しください。

失礼致します。