2011年8月23日火曜日

夏合宿2011

失礼いたします。慶應義塾体育会少林寺拳法部一年の三宅優斗です。
8
8日から815日まで行われました、夏合宿について報告させていただきます。

出発当日、日吉は朝から晴れており荷物をすべてバスへ積み込んだ後、皆汗だくでした。一年はバスで寝てその疲れをとり、午後の練習に備えました。

初日の午後の練習は、まずサーキットから始まりました。サーキットは一回目のタイムが遅かったため、2回行いました。その後、基本をやり、演武練習に入りました。演武練習では新しい構成を覚えるので時間を使ってしまったのを覚えています。その後、グループ筋トレをして午後の練習は終わりました。

2
日目は朝9時道場集合で馬跳びのアップから始まりました。アップが終われば私が一番苦手なダッシュが行われました。グラウンドがどこにあるか分からない一年生にとっては、グラウンドまでのジョグがキツく感じました。
この日のダッシュで一番皆が熱くなったのは、学年対抗リレーだと思います。グラウンドから帰ってきた私達を待っていたのはグループ筋トレでした。その時、班長の茂住先輩・小泉先輩と「マジ予想外!」と言って笑っていたのを覚えています。
午後はアップ、ミットと胴を使った基本と演武練習をしました。
夜は堤先輩と小泉先輩に演武の構成を見ていただきました。

三日目は一年生にとっては重大な日でした。6級への昇級試験が行われました。試験開始の10時まで中間先輩と渡邊先輩が丁寧に昇級技を見てくださりました。そのため自信をもって一年生は昇級試験に挑めました。
午後、一年生は最もハードだと言われている千本蹴り、二年生と三年生は山中湖を走りました。千本蹴りではすぐに汗だくになり、早くも自分の構えが崩れてくるのに焦りました。疲れて気合や応援を忘れていたため、拳立ても多く出されました。鋪村や小倉が拳立てを出され、また拳立ての後の気合いで神本と景山が立原先輩を笑わせることができず拳立てをしているのを見て自然に笑いと応援が出てきました。一番難しかったのは、前に置かれた椅子を倒さずに蹴る練習でした。開始早々、越川、佐藤と私が椅子を倒してしまい、拳立てが出されました。それもまた、同期の一年生のサポートにより乗り越えられました。その日腹痛だった古賀と熱中症だった柳橋も加わり、最後は一年生全員で千本蹴りを終えることができて嬉しかったです。
夜は花火をしました。日本の花火の楽しさに目覚めました。

四日目はオフでした。一年生全員でほうとうを食べ、温泉へ行きました。
オフの夜は茂住先輩と山本先輩に演武の構成を教わりました。

5
日目の午前はまたグラウンド練習。厳しいダッシュが終わった後、皆が熱くなるリレーがありました。
昼食の後の午後練習では、演武にまだ慣れない一年生のために、演武に役立つ練習をしてくださりました。その後、班対抗乱捕りが行われ、皆の目が輝いていました。私は奥出先輩と松永先輩に負けましたが、林先生や先輩方からアドバイスを頂いたので良い機会に恵まれました。

6日目の朝はダッシュから始まりました。この日のダッシュは筋トレのメニューも多く含まれており、最もハードなグラウンド練習でした。

午後はミットや胴を使った練習から入り、演武練習をしました。演武会前日ということで皆何回も演武を通したと思います。

7日目の朝は演武練習の後にグラウンドに行き、縄跳びを使ったトレーニングをしました。ねたダッシュも行われ、クイズで不正解になり罰をもらう人もいれば、正解して喜ぶ姿もありました。最後には皆で腕立てをしました。

午後は3時から合宿のクライマックスの大演武会が行われました。初めて人前で通す演武で一年生は緊張していました。先輩方は見本となる演武を見せてくださりました。

演武会が終われば、幹部引き継ぎ戦が行われました。熱くて素晴らしい乱捕りを見ることができました。ありがとうございました。

夜は懇親会で先輩方とじっくり話すことができました。夏合宿の賞の発表と新しい幹部の発表が行われました。幹部を引き継がれた三年生の諸先輩方おめでとうございます。そして、今まで先頭に立ち部活を引っ張ってくださった四年生の先輩方、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

こうして夏合宿の全過程が終了しました。一年生はこの合宿で多くを学び大きく成長し、また新たな課題が見えたことでしょう。来年は今年の二年生の様に後輩を引っ張って行けるよう頑張りたいです。

最後に丁寧な御指導を頂いた麻田先生、合宿にお越しくださったOBの先輩方、素晴らしい合宿を用意してくださった幹部の皆さんに心より感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部

一年 三宅優斗