2012年11月5日月曜日

第46回全日本学生大会


 失礼いたします。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の長岡夏実です。


 11月4日に日本武道館にて行われました、全日本学生大会の報告をさせていただきます。

 新人大会後一ヶ月の練習期間、そしてセレクションを経て、迎えた当日は厳しい冷え込みの秋晴れでした。日本中の拳士が集まる全国大会であるというのはもちろんのこと、私たち緑帯にとっては初めての武道館での大会であるだけに、緊張も大きなものでした。早朝の集合でのはりつめた空気は、11月という季節だけのものではなかったと思います。

 さて今回の結果ですが、無念ながら慶應からの受賞者は出ませんでした。指導応援してくださった全ての方々には申し開きのしようもありません。

 私個人としましては、男女白緑帯の部で出場しましたが、力及ばず、本選への出場はかないませんでした。審判の先生方の評価をいただくために、ただ減点要素をなくすのではなく、他の組を圧倒するような魅力ある演武を目指していきたいと存じます。

 勝ちにいくというのは、體育會の一員としての使命だと思っております。今後は本大会の結果を真摯に受け止め、分析し、結果に結びつけるため、より一層の精進をして参ります。

 最後になりますが、ご指導いただいた麻田監督、ならびにOB、OGの先輩方、お忙しい中お越しいただいた全ての方々に深く感謝いたします。

 以上で2012年度全日本学生大会の報告を終えさせていただきます。
失礼いたしました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 長岡夏実

2012年10月3日水曜日

2012年度 関東学生新人大会


失礼いたします。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の小幡晋也です。

930日に中央大学多摩キャンパスにて行われた第11回少林寺拳法関東学生新人大会について報告させていただきます。

 

本大会は約40年ぶりの開催であり出場拳士は12年生と限られていたため、夏休み中から34年生の先輩方に非常に多くのことを指導していただき臨んだ試合となりました。当日は強力な台風が接近する中、会場は関東中から集まった拳士たちで物々しい雰囲気でした。

 

さて、今大会の結果は以下のようになりました。

 

男子緑・白帯の部

  小幡・山田  5

男子有段運用法の部

  神本先輩  1

男子茶帯運用法の部

  越川先輩  4

女子茶帯運用法の部

  柳橋先輩  3

 

私ごとではございますが、初めての試合で緊張しながらも入賞を果たすことができ、うれしく思います。しかし本戦では3位、4位、5位が同じ点数での5位だったことは自分の練習不足を痛感し悔しくもありました。運用法では慶應から先日の予選会を通過された3人の先輩方が出場されました。中でも今年の関東大会運用法の部で最優秀賞をとられた神本先輩は予想どおりの圧倒的な強さを見せつけ本大会でも優勝を果たされました。

 

本大会が終わっても私たちには一息つく間もなく約1か月後に全日本学生大会があります。大会翌日のミーティングでは今回の結果を踏まえ、また、日本一への森上主将の強い思いを聞かせていただき、部員全員がまた新たな気持ちで練習に取り組んで参りますのでOB,OGの先輩方、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

最後になりましたが、お忙しい中練習を見て下さった麻田監督、OBOGの先輩方、また34年生の先輩方に心より感謝申し上げます。

 

以上で報告を終わります。失礼いたしました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 小幡晋也

2012年8月14日火曜日

2012年度 夏合宿

失礼いたします。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の鶴田真です。
8月6日から8月13日まで行われた夏合宿について報告させていただきます。

我々一年生にとっては初となる夏合宿、出発前日は緊張しかしていなかったことを明確に覚えております。
朝の8時30分頃にバスに乗り、私の隣には同期の小幡(通称:カブトムシ)が座っており爆睡していました。もちろん私は緊張のあまり眠ることが出来ませんでした。ぼけーっと窓を眺め、気付いたら市が尾・足柄・そして山中湖、山中湖ってこんなに近かったっけ?と思えるほどあっという間でした。
到着してすぐ道着に着替えて練習スタート。開始早々笛が鳴り響き気合を入れるため腕立てラッシュ。体が温まったところで基本練が始まり、主座の茂住先輩の熱心な指導が始まりました。今回の合宿の基本はほとんど茂住先輩の指導であったため、とても難しい内容でしたがとても為になる基本となりました。
そして最後にはグループ筋トレが待ち受けていました。細身な私にとって筋トレは地獄中の地獄です。私の班のリーダーは松田先輩であったため、心のオアシスと申しあげましょうか、癒しの極みでありました。本当にあの笑顔には助けられました、ありがとうございました。また同じ班であった小倉先輩、古賀先輩、佐藤先輩、栃本にも終始救われっぱなしでした、ありがとうございました。

二日目は朝6時からのラン、金子先輩の足は衰えを知らないのでしょうか、、、朝早いのにも関わらずペースが変わりません。金子先輩主座のランは恐ろしすぎました。あまりにも恐ろしいとのことで以後朝6時からではなく6時30分からのラン、また金子先輩ではなく堤先輩が仕切る形となりました。正直に申し上げますと、嬉しかったです。(金子先輩、ごめんなさい)
そしてラン、基本、筋トレといういつも通りの流れでしたが、次の日起き上がろうとすると体中激痛が走りました。

三日目は我々一年にとって一番の山場、千本蹴りでありました。主座はおなじみ茂住先輩、死ぬこと間違いなし。
しかし千本蹴りの初めは移動形式の基本でありました。「なんだ、楽勝じゃね?」と誰もが思っていたはずです。しかし

茂住先輩「結手。これより千本蹴りを始めます。」
一年全員「礼!!! 直れ!!!」
ピーーーーーー!
茂住先輩「いいか、お前ら。俺も死ぬ気やるからお前らも死ぬ気でかかってこいよ!!!」
一年全員「はい!!」

ついに始まりました。一年唯一の経験者である私はとにかくみんなを引っ張ろうと思い、声が出なくなるまで出し続け下半身が言うこと聞かない状態になっても辛い顔は見せないように心掛けました。他の一年もみんな頑張って、山田・栃本・小幡(通称:カブトムシ)もみんな声帯を潰していました。長岡・柴田も気合でみんなを和ませてくれました。長岡がミスをしてヘロヘロになっていたとき、みんなで長岡の分のペナルティー腕立てをしてみんなでみんなを協力することができ、感じのいい千本蹴りで終えることが出来て個人的には感動しました。本当にみんなありがとう。茂住先輩、浦谷先輩も熱心なご指導ありがとうございました。

四日目は中日でした。温泉に行って体を癒して次の練習に備えました。

五、六日目はいつも通りのメニューでした。OBの先輩方がいらしてくださり、部員一同いつも以上に稽古に熱が入ったと思います。また夜には岡田先輩の講義があり、とても為になるお話を聞かさせていただきました。

そして最終日、お別れ乱捕りが始まりました。
お別れ乱捕りとはどのようなものか一年は理解していませんでした。私たち一年はとりあえず全力で幹部に挑みました。
しかし二、三年生の先輩方の戦いを見るとこれはどのようなものなのか、ようやく理解しました。本当にみなさん死ぬ気で、半分気を失いながら、脛を真っ青にしながら、過呼吸になっても戦い続けようとする姿勢に一年全員は何かを感じたはずです。個人的には神本先輩と茂住先輩の戦いに感銘を受けました。終わった後の抱擁にはつい涙が出るほどでした。

今回の合宿では改めて学ぶことがたくさんありました。そのことを気付かせてくださった幹部の先輩方には感謝の気持ちでいっぱいです。次の練習からは森上新主将のもと1から鍛え直し、大会に挑みたいと思います。最後になりましたが、合宿のお越しくださった麻田先生とOBの先輩方、差し入れをくださったOBの先輩方、そしてすばらしい合宿を用意してくれた幹部の先輩方に対して感謝の意を述べさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わります。失礼いたしました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部
一年 鶴田真

2012年6月29日金曜日

2012年度 新入生歓迎会

失礼致します。 慶應義塾体育会少林寺拳法部一年の栃元治人です。 今日は、6月27日に、渋谷で行われた新入生歓迎会について報告させていただきます。 私たち一年七人は大石部長、岡田先輩、佐藤先輩、高橋先輩、芳賀先輩の5名の先輩方から入学、入部に対するお祝いの言葉をいただきました。大忙しの日程のなか、週の真ん中である水曜日に時間をつくり、きてくださった先輩方本当にありがとうございました。 先輩方と会話をするのは非常に緊張しましたが、とても楽しく、またとてもためになるものでした。そのなかで、慶應義塾体育会少林寺拳法部は縦、横のつながりがどちらもとても強く、文武両道をモットーにしていること。心技体を鍛え、妥協をしないことが必要であること。そして人に弱みを見せられる人間になることが重要であることを理解しました。 これらのことはこれから四年間厳しい練習を耐えるモチベーションとして、そしてこれからの人生の教訓として深く心にとどめておきたいです。 また、会を開いてくださった四年生の先輩方、特に司会を務めてくださった山本先輩にはこの場をもって深くお礼を申し上げたいです。 さらに、礼儀作法を詳しく教えてくださり、暖かく部に迎え入れてくださった三年、二年の先輩方にも深くお礼を申し上げたいです。 今回の歓迎会の最後の項目である若き血の合唱が終わった時、少林寺拳法部を四年間やり通す熱意が増し、楽しみも増えました。 OB、OGの皆様、先輩の方々ご指導よろしくおねがいします。 失礼致しました。

2012年6月27日水曜日

2012年度 神奈川県大会


失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の柴田知範です。



6月24日に横浜文化体育館にて行われました、神奈川県大会について報告させて頂きます。

今大会は、私達1年生にとって記念すべき初の公式戦でした。1年生唯一の経験者である鶴田が、一般男子初段の部で優秀賞を取るという素晴らしい活躍を見せました。白帯である、山田、溝口、長岡、私柴田の4名も、技術的なことはさておき、中々の堂々とした態度で演武を披露することができました。稽古開始2か月で大会に出場することに、不安はありましたが、私達白帯4名は、少しでも良い演武を目指して稽古に臨むことができたと思います。多くのことを学ぶことができた今大会は、今後の稽古にも大きくつながる貴重な経験となりました。熱心にご指導下さった先輩方、本当にありがとうございました。

さて、今大会の試合結果は下記のようになりました。



【一般男子三段の部】茂住先輩・神本先輩 優秀賞

【一般男子二段の部】金子先輩・奥出先輩 優秀賞

【一般男子初段の部】松田先輩・森上先輩 最優秀賞

          高窪先輩・鶴田   優秀賞



今大会では、初めての大会で、しかも白帯だということもあり、正直、順位や成績のことをあまり意識することができていませんでした。しかし、いつになるのかは分かりませんが、次の大会からは、とことん順位にこだわっていきたいと思います。そのためにもまずは、日々の練習を大切にし、徹底的に基礎を固め、少しずつ上達していきたいと思います。先輩やOB、OGの皆様方、未熟者ではありますが、ご指導の方よろしくお願い致します。

最後になりましたが、日頃からご指導下さる麻田先生と、今大会の関係者の皆様に、この場を借りて深く御礼申し上げます。



以上で報告を終わります。

失礼しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 柴田知範

2012年6月20日水曜日

杉本記念合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部三年の松田拓也です。

今月10日に行われました杉本記念合同練習会についてご報告させて頂きます。
この練習会は私たち現役部員にとって、運用法の技術を高めるための貴重な機会です。日頃の練習によって培った技術が実際の場面において通用するのかどうかと考えただけで、少なからずの高揚感を覚えました。
今回の練習会では多くの大学が参加し、互いの技術を高め合うことができました。また実際に参加して感じたことなのですが、参加大学の動きの質が昨年と比較して高くなっていることを感じました。突きや蹴りの正確さや間合いの取り方など、動きの一つ一つが洗練されており、ついつい目が釘付けになるほどです。これは各大学の拳士が積まれてきた修練と努力によるものであることを感じ、感服するとともに私たち慶應義塾少林寺拳法部の大きな刺激になりました。
この練習会で得たものは数多くあり、それらは私たちの成長につながったと思います。今後とも更なる技術の向上を目指し、今後とも練習に励む次第です。

最後になりましたが、このような有意義な機会を作って頂いた法政大学の皆様、OBの皆様、先生方、関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。




2012年5月25日金曜日

早慶防合同練習会

失礼致します。慶應義塾体育会少林寺拳法部2年越川です。
早慶防合同練習会について報告させていただきます。


5月19日、今年も防衛大学校にて早慶防合同練習会が行われました。2年生は今年で2回目の参加となります。
参加大学は、早稲田、慶應、防衛大に加え、青学、慶應理工と多くの大学が集まり普段味わえないような雰囲気、そして大人数での練習会となりました。

鎮魂行、そして準備運動が終わり、4チームに分かれてのランニングが行われました。
慶應男子部員は、怪我人を除き一番早いAチームを選択しましたが、終始ダッシュペースでした。呼吸一つ乱さずに食らいつく、防衛大の体力、精神力に感銘を受けました。

その後、体育館に戻り、僕たち茶帯の部では、早稲田大学主将大岡先輩による技講習、慶應義塾大学主将堤先輩による運用法講習、そして他大学とペアを作り2構成の演武発表を行いました。同じ技でも大学によって、捉え方そして演じ方が違い、とても良い勉強となりました。

最後に恒例の各大学による一発芸が行われました。
慶應からは1年生柴田、2年生佐藤、3年生奥出先輩が出場いたしました。1年生の柴田はトップバッターという重圧もありましたが、皆を爆笑の渦につつんでくれました。
また奥出先輩の一発芸は圧巻でした。とても面白かったです。

懇親会では、防衛大の方と同席でした。寮生活の話や訓練の話、休日の過ごし方など、すごく新鮮なお話が聞けて、とても良い懇親会となりました。

最後になりましたが、今回このような合同練習会を企画、運営していただいた4年生の先輩方、そして防衛大学校のみなさま、本当にありがとうございました。


以上で活動報告を終わりにさせていただきます。
失礼致しました。

慶應義塾大学体育会少林寺拳法部2年 越川 哲光

2012年5月6日日曜日

第49回 関東学生大会

失礼します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部2年の柳橋です。

 5月4日に日本武道館にて行われました、関東学生大会について報告させていただきます。

 昨年は震災の影響で次期がずれましたが、例年通り今年の関東学生大会はゴールデンウィーク真っ只中に行われ、世間が休みモードでも直前まで練習に励み、当日の試合にのぞみました。私たち2年生にとっては何回目かの大会ですが、私自身は相変わらず緊張で夜もなかなか寝付けずあまりすっきりしないまま朝を迎えました。集合してみると、明らかに落ち着かない様子の三宅やいつもと変わらないように見えるペアの影山などそれぞれでしたが、みな心の中では多少興奮したり緊張していたりしたのではないかと思います。

さて試合結果ですが、

男子段外の部
   影山、三宅  第4位
男子初段の部
   奥出先輩、高窪先輩  第3位
三人掛けの部
   茂住先輩、森上先輩、神本  第2位
運用法男子個人の部
   神本    最優秀賞
   茂住先輩  第2位
   堤先輩   第5位
運用法男子団体の部
   第1位

となりました。

 同期からは男子段外の部で、影山と三宅が入賞することができました。しかし、二人は4位入賞という結果では満足していないようでした。私自身は単独段外の部で本選出場は果たしたものの今回も入賞を逃し、次こそは入賞をとばかり考えていたので、悔しがる二人の様子を見て、より高い順位に、最優秀賞にこだわりを持つ姿勢を見習わねばと思いました。

 運用法では4年生の堤先輩、茂住先輩、同期の神本がそれぞれ健闘し、団体優勝することができました。慶應は本当に運用法に強く今後も団体優勝を十分に狙えると確信していますが、男子部員の勇姿ばかりが目立つので女子部員が増えてきている今、女子の運用法も合わせて慶應が運用法ダブル団体優勝できる日がくればいいと勝手に思っています。

 最後になりましたが、日頃から練習でたくさんのアドバイスを下さっている麻田監督、忙しい中指導にきてくださったOB,OGの先輩方、武道館までわざわざ足を運んでくださった先輩方、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 これで活動報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部2年 柳橋沙奈

2012年3月25日日曜日

追い出しコンパ

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の景山港です。


2012321日に執り行われました、追い出しコンパについて報告致します。


頃来、春を迎えたにも関わらず寒い日々が続いています。当日も学生服では肌寒く、曇天の空模様となりました。しかし、それとは対照的に「直伝家ろくめいかん」にて執り行われた追い出しコンパは、明るく盛大なものとなりました。金子先輩の流暢な司会により会は滞りなく進められ、3年の先輩方は落ち着きのある態度でご歓談されていました。4年生の先輩方はこのような凛々しい姿を見て、安心して部を任せられると思われたのではないでしょうか。4年生の先輩方のお話はどれも感慨深く、体育会とは何たるものかを再認識させて頂きました。また、色紙と花束を渡す3年生の先輩方の様子を見ていますと、先輩方の固く強い絆に改めて感動しました。私もそのような関係を先輩方、そして新しく入ってくる後輩達と築いていきたいと思います。


OBの上西先輩、寒い中のご足労、そして勉強になるお話ありがとうございました。


中間先輩、立原先輩、渡邊先輩、河本先輩、土居先輩、4年間お疲れ様でした。これからの益々のご活躍を心から祈っております。


以上で2012年度追い出しコンパの報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 景山港

2012年3月23日金曜日

春合宿

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部1年小倉翔太郎です。

2月29日から3月3日まで行われました春合宿について報告させていただきます。

初日はまず開会式が行われ指導員の方々のご紹介と挨拶がありました。開会式終了後、資格別技術修練が始まり二段以上、初段、段外の3部門にわかれました。初段の部では午前に柔法の練習が行われ技の原理を通じた技の理解を深めました。午後には剛法の練習が行われ最後には運用法も実施されました。運用法は試合形式の練習はあまりせず運用法に慣れるための眼ならしなどを中心に行いました。練習終了後には指導員による学科があり、鎮魂行に対する理解を深めました。全体の日程終了後も私たちは解放されている講堂を利用し夕飯に間に合う時刻まで自主練習を行いました。

二日目は基本的な日程は初日とほぼ同じですがお昼に希望者による献血が行われ我が部からも数名参加をしました。練習終了後に本堂において頭部外傷についての全体講義が行われました。頭部外傷により引き起こされる可能性のある症状、そしてその潜伏期間などを学びました。日程終了後よこたでの飲み会が行われました。

三日目は昼休憩終了後に全日本学生連盟からグループ課題を与えられ他大学と交流することができました。そのあと少林寺拳法のテーマソングを合唱し士気を高めました。この曲は予想に反しアップテンポの曲で拳士全員がほほ笑んでいました。この日は慶應内で話し合う機会があり、各学年が意識を高めました。

最終日は短縮練習で最後には運用法が行われました。練習後に閉会式が行われ、その後に全体で写真を撮りました。

合宿の練習では技を身につけるのを目的とするのではなく技の理解を深めることを目的として指導が行われました。おかげで一つ一つの技が何故相手にかかるのかの理解、そして似たような技のしっかりとした区別をすることができました。この知識を部のために役立てていきます。

以上で報告を終わります。失礼致しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部1年 小倉翔太郎