2014年12月17日水曜日

2014年度 第49回 少林寺拳法早慶定期戦

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部2年青木です。
12月14日に早稲田大学にて開催されました第49回早慶定期戦についてご報告致します。

結果は以下の通りです。

【新人戦】
    慶應義塾       早稲田
先鋒 栗原(法1) 2-2 地元拳士
次鋒 李(法1)   0-3  久保田拳士
中堅 品川(政1) 0-1 英拳士
副将 田中(商1) 1-1 谷部拳士
大将 金野(商1) 2-4 堂脇拳士

結果、0-3。

【本戦】
    慶應義塾        早稲田
先鋒 加嶋(文2)   0-0 内海拳士
次鋒 青木(政2)   3-1 熊本拳士
中堅 宇恵(政2)   1-1 秋光拳士
副将 栃元先輩(商3)2-2 大森拳士
大将 鶴田先輩(商3)0-0 江原拳士

結果、1-0。



新人戦について。
技術的には本戦より劣っていたかもしれませんが、その熱さ、必死さは本戦に勝るとも劣らないものでありました。
本戦を前に彼らの魂を見ることが出来、私は本当にうれしかったです。
大将の坊主が悔しくて泣いているのが本当にうれしかったです。
こりゃ負けられない、と思いました。
1年生の最後の行事で、部を、塾を背負う、という強烈なプレッシャーを経験することは、来年度後輩を迎えるにあたって非常に大きな財産となったはずです。今回の悔しさを忘れず、今後もさらに強くなってほしいと願います。


本戦について。
早稲田大学は11月の全日本の立合評価法で優勝した大森拳士を擁し、毎年確実に運用法の戦力が上がってきております。そんな中、このような結果を残すことが出来、非常にうれしく思います。
副将の栃元先輩は、大森拳士と戦うために酒も女も絶ち、この数週間稽古に励まれたそうです。練習後にサンドバックに向かい続け、練習のない日も道場に向かわれる栃元先輩の姿は、我々後輩の目に焼き付いております。栃元先輩が女と酒に満ち溢れた充実したオフを過されることを願っております。

さて、私は試合前、中堅までの2年だけで試合を決めます、と副将、大将の先輩に冗談交じりに言っておりました。第49回早慶戦は55期の先輩方の試合として歴史に刻まれます。56期2年の我々がその歴史に傷をつけるわけにはいきません。
緊張。圧 倒 的 緊 張 !
結果として後に控える先輩方を安心させられることが出来、九死に一生を得た気分でした。
麻田先生が「俺は体験したことないことだから」と仰っておりましたが、これは本当に慶應義塾ならではの不思議な心理状態だと思います。ですが慶應義塾にお世話になって8年の私はこの感情が意外と心地よいものであったりもします。その心地よさの正体は応援してくれる仲間なのかもしれません。慶應義塾を背負う強烈なプレッシャーを感じるときは、同時に仲間の強力な応援を感じることが出来る瞬間でもあります。今回の早慶戦はそんなことにも気付かされました。


技術的なことを申しますと、新防具が導入されてからの運用法は、空手化の傾向があるように思います。実際に結果を残す拳士の中には空手経験者が多いことも事実です。ですが、それを打開し、新たな戦術を生み出していくことに少林寺拳法の運用法の醍醐味があると思います。早慶両校は常に他大学をリードしていく存在でなければなりません。今回の早慶戦は防衛大学校をはじめ、多くの大学少林寺拳法部の方が見学に来れられていました。彼らをリードしていくために、早慶定期戦は常に革新的でなければならないと痛感しました。今後の修練の最重要課題として取り組んでいく次第です。

最後になりましたが、伊藤会長をはじめ応援にお越しくださったOBOGの皆様、麻田監督、大石先生、應援指導部の皆様、見学に来られた大学少林寺拳法部の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。


以上で報告を終わります。
失礼致しました。


慶應義塾体育会少林寺拳法部2年 青木真秀

2014年12月3日水曜日

第48回全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の栗原弘です。
11月30日に行われた第48回全日本学生大会について報告させていただきます。

まず結果は以下の通りです。
<男女茶帯の部>
栗野先輩 宇恵先輩 第2位

<団体演武の部>
神本先輩 三宅先輩 鶴田先輩 青木先輩 
今西先輩 岡部先輩 金野 李  第6位

<男子立合評価法 重量級の部>
神本先輩 第3位

自分は部内セレクションで勝ち抜くことができず残念ながら今大会は出場がかなわなかったため、先輩方や同期のサポートに回り全力で応援をしました。その中で岡田先輩や上西先輩をはじめとした沢山のOBOGの先輩方に応援にきていただき共に応援をさせていただく中で、慶應義塾體育會少林寺拳法部が長い伝統を持ち、非常に縦の繋がりが強い部活であるということを実感いたしました。

今大会のテーマは「襷」でしたが、慶應義塾體育會少林寺拳法部という名前の襷を今大会で引退となられた四年生の先輩方の思いと共に背負えるように更に修練を重ねて上手くなろうと強く思いました。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いてる麻田監督を始め、OBOGの先輩方に感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 栗原弘