2015年2月27日金曜日

2015年 大阪遠征

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の奥村哲平と申します。
本日は、16日から21日までの本山合宿の後に、行って参りました大阪遠征について御報告申し上げます。

始めに、大阪遠征という、心身共に成長できる場を設けて下さったOB・OGの先輩方に深く御礼申し上げます。津野先輩、四十万谷先輩、徳冨先輩、奥出先輩には、御忙しい中、私共の大阪遠征中に御時間を作って頂き、御食事を御馳走になりながら御指導頂きました。誠にありがとうございました。
また、今回の遠征は現役部員の負担にならないよう慶應義塾体育会少林寺拳法三田会様から費用等全面的な御支援を賜り、行わせて頂きました。年末に行いましたOB会費納入へのご協力に対し多くの先輩方からご支援を頂き、今回の大阪遠征ができたことを心より感謝申しあげると共に、常日頃からご支援、ご協力頂いておりますOB・OGの先輩方に現役部員を代表し、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後とも御支援のほど宜しくお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

さて、この大阪遠征ですが、運用法の実践指導を受けるという目的で、岡田先輩のご紹介により、椋本勝明先生から一昨年からご指導いただき、行われました。椋本先生は学生時代、関西の大学で少林寺拳法をされ、現在では大阪消防局に勤務されながら、少林寺拳法のデモンストレーターをされる格闘技歴42年の大先生でございます。
(世界大会にて衆敵運用法を披露される椋本先生:

今年度の大阪遠征は本部合宿後の22日と23日の二日間にわたり、大阪府吹田市にある「洗心館」という道場にて行われました。今年度は、昨年度の杉本杯の悔しさを晴らせるよう、また記念すべき第50回の早慶戦におきまして、スポーツ推薦により優秀な選手を揃える早稲田大学と共に高レベルで運用法の技術を競えるよう、二年生の今西先輩(理工2)をリーダーに、奥村(理工1)、金野(商1)、田中(商1)、李(法法1)の計5名が参加させて頂きました。

初日である22日は、定期的に「洗心館」で行われている関西圏の大学による異種格闘技(少林寺拳法、日本拳法、キックボクシング、ボクシング等)の合同練習会に私共、慶應生も参加させていただくといいう形で行われました。基本練習を終えた後は、合同練習会に来ていた関西大学や追手門大学の学生、および指導員の方々と空乱をさせていただきました。合同練習会に集まっていた方々との力の差は歴然で、ほとんど手も足も出ないような状態でした。
椋本先生もおっしゃっていたように、これまで私共が行ってきたような練習だけでは、運用法においては到底関西の強豪校には通用しないということを実感しました。今後はここで感じた悔しさをバネに、新二年という身分ながらも積極的に部のメニュー・雰囲気作りなどに関与出来たらと思います。
二日目の23日はおよそ二時間半、突きと蹴りの基本練習を行いました。練習時間自体は短かったのですが、内容はとても濃く、きついものでした。また、私は初日の時点で両足の皮が剥けてしまっていたので非常に厳しい練習となりました。
椋本先生は練習のなかで、「現在の少林寺拳法の運用法は空手のルールに似ており、これからもより近づいていくだろうから、とにかくスピードが大事になってくる。」とおっしゃっておりました。そのため、練習内容も「速くきれいに突いて、速く引く」ことをテーマにしたものがほとんどでした。これらの練習は単純ではありますが非常にきつく、また、少しやったからと言ってすぐに実力が着くようなものでもありませんでしたので、反復練習の重要性、および反復練習をきちんとこなすための基礎体力の重要性を実感しました。また、動く物体を殴ることや、フェイスガードを付けた状態で自分が殴られることにも慣れる必要があるともおっしゃっていました。
これらのことは空手出身者や関西の強豪校の選手にとっては散々練習してきたことなので、そのような人たちに運用法で追いつくには、人一倍そういった練習を繰り返し行わなくてはいけないということが分かりました。

今回の遠征では関西の強豪校との力の差や、運用法に対する考え方の違いなどを目の当たりにし、戸惑うことが多々ありましたが、その分学習することも多くありました。今回の大阪遠征で学んだことは、参加したくてもできなかった部員のためにも、できる限り部に還元し、部を盛り上げていける2年生になりたいです。そして、今年度の杉本杯では昨年の雪辱を果たせるよう、記念すべき第50回の早慶戦で輝かしい結果を残せるよう部員一同、切磋琢磨し、精進していく所存です。今後とも御指導、御鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

以上で報告とさせていただきます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 奥村哲平

2015年2月24日火曜日

2014年度 春合宿


失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の荻田桐子と申します。

先日行われた本部合宿について報告致します。

私たちはA週の2月17日〜2月21日の日程に参加しました。合宿は少林寺拳法発祥の町である香川県の多度津町で行われ、私たち慶應義塾の他に関西学院大学、西南学院大学、名古屋大学、東北大学など全国各地の大学少林寺拳法部が集結していました。合宿は毎朝の作務と鎮魂行から一日が始まると、階級ごとに分かれて基本や技練習を行い、全体で講堂に集まって講義を聴く学科があって、最後には作務と調息をもって一日が終了しました。この合宿を通して興味深く感じたことは、大学ごとにカラーがあることでした。私は大学から少林寺拳法を始めて、他大学の少林寺拳法部と関わる機会がなかなかありませんでした。そんな中、本部合宿で他大学の拳士と共にどうやったら技がかかりやすいか、といったことを考えたり、意見交換をしてみて、これまでの自分の視野が開かれました。それと同時に初対面の人であっても、同じ競技をやっているというだけでこんなにも交流が深まるのか、とも感じました。本部の方によるご指導も非常に丁寧で、私たちが疑問に思ったことを納得がいくまで教えてくださり、今後の修練に活きる内容が盛りだくさんでした。今回の本部合宿で得たことをもとに、これからも日々の練習に励んでいく所存であります。

以上で報告を終わらせていただきます。

失礼しました。

2015年2月15日日曜日

2015年 寒稽古

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の田中です。
2015年1月4日から6日まで行われた、寒稽古について報告させていただきます。
報告が遅れてしまい、大変申し訳ございません。

寒稽古は普段の練習日程と比べ、かなり朝早くから執り行われました。
私は年末年始かなり不規則な生活を送っておりましたので、朝早くからの稽古はかなり身体に応えるものがございました。
来年度からは規則正しい生活を心懸け、万全の体制で臨みたいと思います。

寒稽古の始まりは、應援指導部の激励から始まりました。
まだ外も暗く、寒い中でしたが、次年度も気持ちを新たに頑張っていこうという気持ちになりました。
慶應義塾福利厚生団体應援指導部の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

先月行われました早慶戦以来の練習で、歩調など普段とは馴染みのないメニューもございましたが、それぞれが気合を大きく入れ、練習に取り組みました。
新年度に向け、部員一同邁進して行く所存でございます。

稽古の最終日には、麻田先生によるお汁粉と、部活を引退された4年生の先輩方による豚汁を戴きました。
大変美味しいお鍋に部員一同舌鼓を打ちました。

お忙しい中、お鍋の準備をしてくださった麻田先生、先輩方にこの場をお借りして御礼申し上げます。
本年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

以上で寒稽古の報告を終わります。
失礼しました。