2016年12月23日金曜日

平成28年度 体育会優秀選手塾長招待会


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法3年主務の中村です。

12月12日(月)、品川プリンスホテルにて行わました、体育会優秀選手塾長招待会についてご報告いたします。

今回の活動報告は2年蜂屋君に任せようかと考えていましたが、まさかの胃腸炎で招待会を欠席してしまいました。私も大分全国大会前に胃腸炎にかかった身であります、胃腸炎は本当に辛いです。蜂屋君、来年こそ参加しよう。

さて本題に入ります。
本年度の招待メンバーは以下の通りです。

[4年生]
青木先輩(全日立会中量級2位)
今西先輩(全日団体3位)
宇恵先輩(全国女子初段2位、全日女子初段2位、全日立会重量級3位)
岡部先輩(全日団体3位)
栗野先輩(全日団体3位)

[3年生]
荻田(全国女子初段2位、全日女子初段2位)
栗原(全日団体3位)
金野(関東立会個人1位)
田中(全日団体3位)
中村(全日団体3位)
李(全日団体3位)

[2年生]
蜂屋(全日団体3位)

お忙しい中、伊藤OB会長にもお越しいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

本年度は12名が招待されました。少林寺拳法は個人競技の側面が強いですが、その中で二桁の人数での参加は誇るべきことだと思います。

乾杯と同時に一斉に料理に群がる体育会の選手達。
3年目にして初の参加であり無知であった私は、早くも遅れをとりました。
栗野先輩が手伝ってくださったこともあり、何とか料理にありつけました。ここでもチームワークの重要性を痛感しました。やっぱり塾長招待会は大人数で参加した方がいいですね。来年は数の暴力で他部を圧倒しましょう。

塾長招待会後、我々3年生は伊藤会長とお食事をご一緒させていただきました。
部活に対することは勿論、これからの就活に向けたお話も伺えました。伊藤先輩、有難うございました。
話は逸れますが、その居酒屋では美味しそうな鳥刺しが出てきました。ですが胃腸炎に敏感になっていた私は遠慮させていただきました。

時が経つのは早く、私も来年で引退となります。来年も塾長招待会で祝杯をあげたいと思います。そのためには今後の大会に向け、全力で取り組まなければなりません。就活が本格化してきましたが、部活に対する気を緩めることなく頑張っていこうと思います。
先日商社セミナーなるものに参加しましたが、開始時間を勘違いして30分遅刻するという失態を演じました。今回の塾長招待会のように早くもスタートに出遅れてしまいましたが、必ずや乗り越えてみせます。

最後になりますが、日頃よりお世話になっております麻田監督をはじめ、OBOGの皆様にも感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。
現在少林寺拳法部はオフに入っています、次の活動は年明けの寒稽古となります。
皆様良いお年をお過ごしください。

失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 主務 中村陽久

2016年12月11日日曜日

2016年度 第51回 少林寺拳法早慶定期戦

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の田中です。
12月4日に早稲田大学にて開催されました、第51回早慶定期戦についてご報告致します。


結果は以下の通りです。

【新人戦の部】
   慶應義塾     早稲田
先鋒 川上(経1) 0-2 刈屋
次鋒 飯島(経1) 2-0 小林
中堅 青木(文1) 0-3 佐竹
副将 佐藤(商1) 2-2 中村
大将 田崎(経1) 1-1 居作

結果、1-2。よって早稲田大学の勝利。


【本戦の部】
   慶應義塾     早稲田
先鋒 李 (法3) 0-1 久保田
次鋒 金野(商3) 1-1 尾形
中堅 品川(政3) 0-6 英
副将 栗原(法3) 2-1 谷部
大将 田中(商3) 0-0 堂脇

結果、1-2。よって早稲田大学の勝利。

本選の部の勝利により、本年度は早稲田大学の優勝。


新人戦。
新人戦は毎年苦戦が強いられています。
というのも早稲田大学は有段者の新入生が多く、キャリアの差によるところもありますが、
相手に有段者が揃ってしまってビビってしまっている、という心理的な作用によるところが大きいかと思います。
ですが、今年度は本校も有段者の入部者が多く、また有段者とのセレクションに勝ち抜いた段外者もおり、
非常に心強いメンバーを選出することができました。
結果としては引き分けも多く接戦となり破れてしまいましたが、唯一の勝ち星をつけてくれた部員が、
大学初めの飯島という、非常に今後に期待のできる戦いを見せてくれました。
今年の一年生は、我々がシーズンを通して運用法の練習を取り入れてきたこともあってか、
かなり運用法に対して意識の高い者も多く、来年度以降も活躍を見込めると感じております。
悔しい思いをした者も、その思いを糧に実力を蓄え、部を盛り上げていってくれれば、と思います。


本戦。
今シーズンは本当に辛いものとなりました。
6月に行われた杉本記念合同練習会において早稲田大学に圧倒的な力量差を見せつけられ、
その雪辱を誓い、日々練習に取り組んで参りました。
圧倒的な実力を持つ堂脇君を筆頭に早稲田はメキメキと力をつけていました。
(ちなみに堂脇君は昨年の全日本学生大会で運用法二位、今年度は一位でした。)
今年は毎年伺っている椋本先生のもとでの練習会に加え、武道館への出稽古、
渡辺先生を招いての練習、他大学への出稽古など多くの試みをしました。
この場をお借りして、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

早慶戦を迎えるにあたってですが、大将戦の僕の相手が堂脇君ということは初めから分かっていたので、
団体戦に確実にに勝つために、「田中までに勝ちを決める」とメンバーが口を揃えて日々練習に取り組んでくれました。
頼りにならない主将で安心させてあげられず、みんなの負担を増やしてしまったかもしれませんが、本当に心強かったです。

さて、早慶戦本戦についてです。
先鋒の李は緊迫した読み合いを繰り広げ、両者懐を容易に攻めさせない試合でしたが、時間切れ間際に得点を許し、敗北。
次鋒の金野は先取点をあげ善戦しますが、終盤に取り返され、引き分けとなります。
劣勢を切り抜けたい中、中堅の女子戦ですが品川は大量失点を許し手痛い黒星となりました。
勝たなければ負けが決まってしまう副将栗原。先取し、かと思いきや後半に返され、
万事休すかと思いきや、終了間際に追加点をもぎ取り、勝負を決めさせないまま僕まで回してくれました。

迎えた大将戦ですが、緊張感が半端ではありません。
勝たないとチームの負けが決まってしまう場面です。
さらに、相手は昨年2-7で大敗を期した堂脇君です。
あまり多くのことを考える余裕もなく、根拠もなく大丈夫、任せろ、やってくると自分に言い聞かせるように、
同期に言っていたのを記憶しております。
そして、応援に駆けつけて下さった青木元主将、堤先輩に背中を叩いていただき、試合に臨みました。
早稲田は、引き分け以上で勝ちが決まる場面でしたので、堂脇君はこっちの動きを見て、完全に待っているように見えました。
必死に攻めますが一点を取られて前半を終え、同期から背中を叩いて励まされ、應援指導部主導の応援を受けていました。まだまだ闘志は潰えていません。一矢報いてやろうと後半に臨みます。
後半戦も膠着した試合は続きます。
普段非常に攻撃的な堂脇君に待たれるとこんなに不気味で、威圧されるのか、と武者震いしていました。
一瞬の隙を突き、残り4秒のところで待望の1点を掴みましたが、敢え無く時間切れとなり、引き分けで大将戦を終えました。

以上の結果から、1-2で本年度は慶應の敗北となりました。
試合を終え、悔し涙を流す結果となってしまいました。
先輩方が繋いできた連覇の流れを、自分が断ち切ってしまったかと思うと、悔しくてたまりませんでした。
慶應はリベンジを掲げ練習に取り組み、着実に実力を伸ばしてきたのですが、総合力で早稲田にあと一歩の差を埋めることができませんでした。

我々は、このような非常に悔しい結果となってしまいましたが、手放しでお役御免してしまうのではなく、
後輩たちに来年すぐさま優勝杯を取り返してもらわねばなりません。
そのために、自分たちにできること、技術的な指導はもちろん試合に臨むメンタルのつくり方など、残せるものはすべて後輩に伝えていきたいと思っております。

そして、我々がここまで練習に打ち込み、実力を伸ばしてこれたのは、ライバルといえる早稲田大学の存在あってこそです。
やはり早慶戦というものは特別なもので、早稲田大学と慶應義塾大学の部員にしか味わえない雰囲気、悔しさ、嬉しさがそこにはあると思います。
それを感じることができるのは、他でもないたがいの存在があってこそだと思います。
ここまで僕たちを強くしてくれて本当にありがとう。来年以降も宜しくお願いします。


最後になりましたが、お忙しいなか審判団を務めて頂きました明治学院大学橘先輩、上智大学金子先輩、法政大学清水先輩、岡田先輩はじめ三田会の先輩方、麻田先生、大石先生、應援指導部はじめ慶應義塾関係者の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、すべての皆様に心から御礼申し上げます。


以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 主将 田中雅人

2016年12月6日火曜日

第45回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の井上貴弘です。
12月3日に開催されました第45回蝮谷クロスカントリー大会についてご報告いたします。
我が部からは1年の井上、石川、岩崎の三名が出場致しました。

当日はよく晴れておりましたがさすがに寒く、クロスカントリーというと我々1年生が入部して間もなかった頃に行われた早慶合同練習を思い出すため身も心も凍える思いでしたが、先輩方がレクリエーション企画だと仰って下さり、幾分リラックスして臨むことができました。
スタート地点である陸上競技場には様々な體育會の選手が200名ほど集まっておりなかなかの活気でした。
レース自体は各部とも気楽に走っていたようでランニングは苦手であると自負している自分も2桁の順位で完走することができました。上位入賞は競争部はもちろんのこと、スキー部、合気道部などがランクインしており個人的には意外な結果となりました。
最後の直線レーンをアヒル歩きで若き血を熱唱しながら完走した応援指導部の必死な姿には自分も応援せずにはいられませんでした。
25位のクリスマス賞や125位の125周年賞など他にもユニークな賞が多数あり、個人的には125位の慶應マフラー(全1種)十本セットを狙っていたのですが、多くの人が同じことを考えたようで獲得なりませんでした。誠に遺憾であります。最下位の空手部闇鍋招待券の受賞者には頑張ってほしいです。
来年度もこの大会は行われると思うので1年後にこれを読むであろうまだ見ぬ新1年生は是非とも賞の獲得を狙ってみて下さい。
以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 井上貴弘

2016年11月24日木曜日

2016年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の田中雅人です。
今月10日に行われました、2016年度幹部交代式についてご報告させていただきます。

4日前に全日本学生大会を終え、大会の余韻、興奮も冷めやらぬままの幹部交代式となりました。
今年度の全日本学生大会ですが、私が入部して以来一番の好成績を残すことができたように思います。
この成績は、夏合宿での実質幹部代引継ぎ後も変わらず精力的に日々の練習に参加し、最後の全日本学生大会で最高の結果を残そうという4年生の諸先輩方のご尽力によるところが大きいかと思われます。
我々3年生はまだまだ未熟ながら練習の主座をとらせて頂き、先輩方からすると至らない点も多く感じられることもあったかと思われますが、決して否定したりなどせず、大きく
サポートして下さったこと、非常に感謝しております。
来年我々が最上級生となったとき、先輩方のお姿を見習い後輩たちを縛ることなく、自分たちの最後の大会まで部に関わっていけたらと思います。


さて、新幹部、第58代の役職は以下の通りです。

【主将・渉外】   田中雅人 (商3)
【主務】     中村陽久 (商3)
【副将】     金野光秀 (商3)
【三田会幹事】   荻田桐子 (法政3)
【統制】     栗原弘 (法法3)
【会計】     奥村哲平 (理3)
【会計監査】    李遊 (法法3)
【医務】     下萩千耀 (法政3)
【副務】     平光真子 (商2)

上記の体制で、一年間塾少林寺拳法部を率いて参ります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。


交代式で先生、先輩方からお話を頂戴していく中で私が心に残った話が、麻田先生がお話しくださった「村人の酒」という逸話です。
祭りのために村人みんなで少しずつ酒を持ち寄って溜めておこうとの呼びかけに応じて、村人各々が「酒」を持ってくるのですが、祭りの当日に樽を割ってみんなで飲んだところ、ただの「真水」であったという話です。
ここから転じて、本来みんなで協力一致して目標に向けて努力すべきところを、一人また一人と他人に任せて手を抜いていくと、結局は全員が妥協するような雰囲気となってしまい「村」は腐敗してしまうということです。
いかなる組織においても、このような現象は不可避なものです。
辛いとき、頑張れないとき、気分が乗らないときなど人間ですから色々ありますが、このようなときに妥協してしまうと、その姿を見た他の人もまた頑張ることがばかばかしくなってしまうものです。

人の影響力は、起点は小さくても大きく波及してしまうものです。

私は自分の上三代の主将の先輩方を見てきて、共通する点は強大な「影響力」だと思います。
どのような形であれ、ご自身の力で部に大きく作用を与えておりました。
私も、部に対し大きな影響力のある主将になりたく思います。
「村人の酒」の話のように、一人を起点にしたマイナスの影響もありますが、一人を起点にしてプラスの影響を起こすことも可能です。
自分の姿を見て、周りの者がより頑張ろうと思えるように、またそんな周りを見て自分自身がより燃え上がることができるような雰囲気をつくって参りたいと思います。

技術的にも人間的にもまだまだ未熟ではございますが、全力を尽くして部のために努力して参りますので、新幹部諸共、温かく見守っていただけたら幸いでございます。

最後になりましたが、御多忙の中お越しいただいた大石部長、麻田先生、岡田先輩をはじめ多くの先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも、少林寺拳法部、並びに新幹部を宜しくお願い致します。

以上で、報告とさせていただきます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 田中雅人

2016年11月12日土曜日

2016年度 全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の山口菜々子です。

11月6日に日本武道館にて行われた第50回記念全日本学生大会について報告致します。

結果は以下の通りです。
【男女白帯緑帯の部】
石川(商1)・山口(法法1)   第3位

【女子初段の部】
宇恵先輩(法政4)・荻田先輩(法政3)   第2位

【男子初段の部】
奥村先輩(理3)・田中先輩(商3)   第5位

【男子二段以上の部】
青木先輩(法政4)・金野先輩(商3)   第4位

【三人掛けの部】
今西先輩(理4)・李先輩(法法3)・蜂屋先輩(法法2)   第5位

【団体演武の部】
今西先輩(理4)・岡部先輩(法法4)・栗野先輩(法政4)・中村先輩(商3)・李先輩(法法3)・栗原先輩(法法3)・田中先輩(商3)・蜂屋先輩(法法2)   第3位

【立合評価法の部】
青木先輩(法政4)   第2位
田中先輩(商3)   第4位
宇恵先輩(法政4)   第3位

私は上記の通り男女白帯緑帯の部に出場させて頂きました。メダルを獲得できたことに一先ず安心したのも事実ですが、やはり悔しかったです。
4月に入部して以来、次から次へとある大会や夏合宿で、自分が少林寺拳法をやりたいのか、それとも義務として部活に出て流されているだけなのか分からなくなる時がありました。しかし今大会を通じて、少林寺拳法に熱くなり、プレッシャーや緊張の中でも演武することに喜びを感じている自分に初めて気付くことができました。3位という結果以上にこれが私自身の収穫となったと感じております。

四年生の先輩方は今大会で引退となりましたが、出場者全員が入賞という素晴らしい結果を最後に残された先輩方の勇姿を忘れず日々精進します。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いてる麻田監督を始めOB・OGの先輩方、応援に駆けつけて下さった全ての方々にお礼を申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。また今大会まで様々な面で指導し支えて下さった先輩方、そして同期に感謝します。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
山口菜々子

2016年11月7日月曜日

少林寺拳法全国大会inおおいた


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の川上智也と申します。

10
29日から1030日に行われた2016年少林寺拳法全国大会inおおいたについてご報告させて頂きます。

今大会の結果は以下の通りです。

【女子初段の部】第2位 宇恵先輩(法政4)、荻田先輩(法政3)
【一般団体の部】第6位 岡部先輩(法法4)、今西先輩(4)、栗野先輩(法政4)、栗原先輩(法法3)、中村先輩(3)、李先輩(法法3)、田中先輩(商3)、蜂屋先輩(法法2)

 今大会は全日本学生大会の1週間前ということで、早稲田等の強豪校が不在の中行われました。多くの1位を日本体育大学が獲得していました。
 私が出場させて頂いた男子初段の部は、全部で45組程が3コートで予選を行い、上位4組の12組で本戦を行いました。予選を3位で勝ち進むことができ、そのまま3位以上に入賞して来年Californiaで開催される世界大会に駒を進めたいところではありましたが、力及ばず、本戦9位という結果に終わってしまいました。

 確かに上手な組はいくつか見受けられましたが、多くの組は自分と同じ実力だったように思えます。なぜなら、1位との点数差が6点と、それほどの差ではなかったからです。しかし、その6点という狭い間隔の中に9組いて、そこから頭一つ分抜きん出ることができなかったのも事実です。

私は高校から少林寺拳法を始め、高校3年生の時に初段を取りました。そして大学でも少林寺拳法を続け、今回の全国大会で全国の初段の中で9番目に上手い組となることが出来ました。初段として大会に臨むのはこれが最後で、この春にも二段を取るつもりです。高校からの練習の成果が、9位と言うそこまで輝かしくはない結果ではありつつも、一つの完成をみました。これからも次のステップにレベルアップするべく、日々の練習に精進していきたいと思います。

最後になりましたが、日頃よりご指導して頂いている麻田監督や先輩方、遠方の地で豪華な食事などを用意してくださったOB の福島先輩などに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わりにさせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年

川上智也

2016年9月28日水曜日

2016年度 関東学生新人大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の石川雄太です。

9月25日に中央大学にて行われました第14回関東学生新人大会についてご報告させて頂きます。

今大会の結果は、以下の通りでございます。

【男女白緑の部】 第3位 石川(商1)、山口(法法1)
【男子茶帯の部】 第1位 宮崎先輩(文2)、西村先輩(理2)
【女子茶帯の部】 第5位 谷先輩(法政2)、岡本先輩(経2)
【単独茶帯の部】 第5位 平光先輩(商2)

新人大会は、9月末に開催されるため、夏休みにおける自分の練習の成果を発揮できる場所であります。

僕が出場した男女白緑の部の参加人数は、予想よりも多くの大学が参加していて、正直驚きました。苦戦が予想されましたが、夏休みの自分の頑張りを思い返し、また、指導して下さった先輩方への恩返しの意味もあり、精一杯頑張ろうという気持ちで本番にのぞみました。
本番では、緊張と自分の番を待つまで座っていたせいで足が痺れ、演武のスピードが落ちたり、送り巻き天秤がかかっていなかったりと色々とありましたが、なんとか入賞することができました。
大会では、普段の練習での一本通しのようにはまだできないということがわかったので、次の大会では普段通りできるように練習を重ねたいと思います。そして、1ヶ月後の全日本学生大会では、今回負けた悔しさをはらし、より良い結果が出せるよう頑張りたいと思います。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いております麻田先生や武道館の方々、また新人大会ということでつきっきりで演武を見て下さり、大会当日も応援やビデオ撮影などをして下さった3、4年生の先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 石川雄太

2016年9月15日木曜日

2016年度 理工学部體育會少林寺拳法部との合同練習

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の飯島です。
9月13日に行われました體育會少林寺拳法部と理工学部體育會少林寺拳法部との合同練習についてご報告させていただきます。


以前、體育會少林寺拳法部と理工学部體育會少林寺拳法部は関わりがありませんでした。「同じ大学にあり、同じ武道を志しているなら、交流を図るべきではないか」との考えから、田中先輩と理工学部體育會の小寺さんによる初の試みが、今回の合同練習です。

豪雨の中を矢上キャンパスの体育館まで歩き、午前10時に練習が開始されました。練習の流れは、始めに小寺さんを主座に準備運動、體育會の拳士と理工学部體育會の拳士が組んで相対練習、新人大会に向けて演舞、最後に體育會主体で筋トレで締めくくられました。

練習の内容に関しては特筆すべき点はありません。何故なら、普段の練習の方が濃密で心身を鍛え上げられるものであるからです。しかし、今回の交流で重要なのは「所属団体の枠を越えて、互いに少林寺拳法を通じ、心身の向上を図ることができた」という点に尽きます。得られたものはそれぞれ異なるでしょうが、新鮮な刺激を受けられた良い機会だったのではないかと思います。


これで合同練習の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 飯島将之

2016年9月10日土曜日

2016年度 夏合宿 第7日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の岩﨑玲衣子です。
夏合宿7日目についてご報告させていただきます。

最終日ということで、12時間後には全てが終わっているのだという思いを抱えて始まった日でした。

午前中はアップを行ったあとランニングに繰り出しました。昨日の夜から雨が降り出し、朝のランニングはありませんでした。その雨は弱まったとはいえ、未だ小雨が降る中、ランニングはいつも通りテニスコートへ走って行くことから始まりました。
テニスコートへ到着後、往復ダッシュ、けんけん蹴り、シャトルランなどを永遠と行いました。シャトルランの切り返しの数が初日の方に比べ減っていることに、四年生の先輩方がメニューを組むにあたって、いかに合理的に考えてくださっているかが伝わってきました。走るのが遅くふらふらになっている私を、先輩方が応援してくださりとても励みになりました。特に荻田先輩には腕を引いて一緒に走ってくださることを始めたくさん助けていただき、本当に感謝の念が絶えません。

この日は少し早めにランニングが終わり、道場に戻ったのち筋トレを行いました。メニューは腕立て伏せとラグジャンでした。腕立て伏せは210回という過酷なもので、女子は途中で膝をついていいといわれましたがそれでも厳しいものでした。ですが隣の田中先輩や李先輩が綺麗なフォームを保ったまま頑張っているのをみて、自分は甘えているという反省と同時に、勇気と元気をいただきました。また号令のときに声が出ず、周りの方々が助けてくれたことが心に沁みました。

午後はまたもやアップを行ったのち、お別れ乱捕りを行いました。お別れ乱捕りとは四年生の方と乱捕りを行うもので、私は加嶋先輩に相手をしていただきました。何を血迷ったのか四年生の中でももっとも乱捕りが強いであろう先輩を選んでしまい、些か狼狽しました。相当手加減していただきましたが、いい機会であったと思います。

練習完遂の後、夕食にバーベキューをし、その後各賞の受賞者及び次期幹部の発表がありました。些事ですが賞品はなぜかTシャツが多かったように思われます。

全てのことが終り眠りにつくことができたのは、もう日付けも替わろうかというときでしたが、妙な達成感を感じたのは記憶に焼き付いております。

これで合宿7日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 岩﨑 玲衣子

2016年9月9日金曜日

2016年度 夏合宿 第6日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の石川雄太です。

9月3日に行われた夏合宿6日目についてご報告させて頂きます。

午前中は、道場でアップをした後に、ラントレを行いました。アップでは、大ジャンプなどをして、僕は太ももが震えて上げられず途中で挫けそうになりながらも他の部員の応援を聞き、なんとか乗り切りました。

ラントレでは、毎度お馴染みのテニスコートまで走って行きました。栗野先輩の監督の下でラントレは行われ、鬼ごっこなどをしてから、男女別に分かれて練習しました。女子は、宇恵先輩の監督の下、頑張っていました。男子は、チームごとに三列に並びシャトルランなどを行いました。僕のチームでは、李先輩が中心となり、西村先輩と同期の五十嵐とで3チームの中でも個性的な走りを見せ、ペナルティのラグジャンを免れました。
ラントレの最後には男女合同で二組に分かれてリレーが行われ、最後の最後で田中先輩が逆転を果たし、僕の所属したチームが見事に勝利しました。そして、ペナルティのラグジャンを免れました。

午後は、アップの後、基本と乱捕りと筋トレでした。

基本は、普段の練習では考えられない回数を行うのですが、千本蹴りを乗り越えた後なので、途中で諦めること無く基本をこなすことが出来ました。

乱捕りでは、加嶋先輩と栗野先輩の指導の下、蹴りに対する対処法などの練習で新たな知識が増え、夏合宿ならではのとても有意義なものでした。

筋トレは、チームごとに行うもので、僕の所属するチームは、宇恵先輩の担当でした。筋トレは腕立てや首の上下左右に動かすメニューが特に辛かったのですが、チームの皆さんが互いに応援し合って、元気付けられ、やりきることができました。

練習が終わった後には、あと1日で終わるという喜びがありました。あと1日精一杯やろうと思いました。

以上で夏合宿6日目の活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 石川雄太

2016年度 夏合宿 第5日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の青木優です。

夏合宿5日目の練習についてご報告させて頂きます。

束の間のオフ明けという事で、少し軽くなった体とは裏腹にどんより重い気持ちで布団から出た朝でした。とはいっても、無謀にも富士急ハイランドに繰り出した1年の男子よりは遥かによい状態だったと思いますが。富士急に行く元気があるなら、と朝のランに呼ばれた彼らを、案じつつ女子3人で朝食の支度を始めました。

アップを終え、晴れきった空の下、テニスコートへ向かい、主座栗野先輩の下、合宿二回目のランは始まりました。
往復ダッシュ、シャトルランを何本もこなした後、カーフレイズダッシュを行いました。カーフレイズでは気合いを(正確には、奇声を、です)出しながら乗りきりました。一同、奇声を上げながら栗野先輩に詰め寄るなどして、先輩方を圧倒することが出来たように思います。この午前中は、2年,3年の先輩方が盛り上げてくださったお陰で、初回のラントレよりは精神的疲労が少し軽かったように私は感じました。

午後は、OBの西藤先輩がチーズケーキを差し入れしてくださるかもしれないという先輩方の言葉が私にとっては大きなモチベーションでした
アップでは、白帯及び女子と、黒帯男子などに別れて、それぞれ突きや蹴りの強化に向けた練習を行いました。白帯及び女子は栗野先輩や岡部先輩が指導をしてくださり、体を使った力強い突き蹴りをミットにぶつけました。合宿で「少林寺拳法」の練習を行うことができ、嬉しく思います。
アップ終了後は、1年生・2年生は道場に残り、3年生の先輩方は外でランでした。新人大会に向けた演武の一本通しを何度も行いました。私はペアの岩崎が風邪で一本通しが出来なかったため、岡部先輩に柔法の指導をして頂きました。岡本先輩が過呼吸になりながらも一本通しを最後まで全力でやってらっしゃる姿が今もはっきりと覚えています。
最後はチーム別で筋トレを行いました。私たち女子チームは山崎先輩に見て頂きました。メニューは腹筋と背筋、そして壁でのかかとあげトレーニングなどです。疲れきった体にはきついものでしたが、先輩方が笑顔で励ましてくださったお陰で何とか乗りきることができました。かかとあげは翌日、さらにきついものとなったこともここに記させていただきます。

夕飯には午後から来てくださった西藤先輩もいらっしゃいました。そして、美味しいモロゾフのチーズケーキを頂き、残り2日の練習への糧としました。
一番きつく感じると言われる5日目の練習が終わって、少しの安堵と残り2日への大きな懸念を胸に布団に入りました。

これで合宿5日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 青木 優

2016年度 夏合宿 第4日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の川上智也です。



合宿4日目、1年生の活動について報告致します。

4
日目の中日に、我らが無敵の1年男子は、それまでの3日間のモチベーションであった、念願の富士急に上陸しました。
そもそもなぜ富士急に行ったかと申しますと、初日に至誠荘に到着したとき、富士急の割引券を見つけ、同期の男子に冗談半分で中日に行こうと提案したのが始まりであります。

バスと電車を乗り継いで行く方法などを調べたものの、時間のロスが大きく、タクシーで行った方が安いことが判明したため、7人で大型タクシーを貸し切るという慶應生らしいリッチな旅の始まりでした。

9
時頃富士急に到着し、早速「ドドンパ」というわずか1.8秒で時速172km/hになるジェットコースターに並びました。9/1で、平日とはいえ、暇な大学生が多くいる中、サークルに甘んじた人生を送る方々とは一線を画す我ら慶應義塾體育會少林寺拳法部1年男子は、足の筋肉痛と戦いながら、次の日からまた始まる地獄の練習に怯えながら、ひたすら現実逃避で束の間の休息を楽しみました。

ここで、どのジェットコースターに乗ったかを詳細に記述することは割愛させて頂きますが、「ええじゃないか」や「FUJIYAMA」などメジャーな物は制覇できたことをご報告させて頂きます。

同期全員がジェットコースターが得意というわけではありませんが、同期として同じオフを満喫できたことをとても嬉しく思います。
帰りに全員で同じTシャツを買いましたが、それは最終日を御参照ください。

最後になりますが、富士急に行くことに賛同してくれた同期一同、「絶対富士急には行かせない」と公言しながらも、千本蹴りの後、「楽しんでこい」と仰ってくださった青木先輩、今西先輩を始めとする4年生の先輩方、富士急行きを応援してくださった23年生の先輩方、また、往復のタクシーを7200円で処理してくださった多少運転の荒い無名の女性タクシードライバー、富士急ハイランドの関係者各位にはこの場を借りて、心より感謝申し上げます。

なお、1年女子は里休というレストランに行ったことを報告させて頂きます。

以上で合宿4日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1
川上智也

2016年度 夏合宿 第3日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の佐藤太紀です。

夏合宿3日目の練習についてご報告致します。

この日は我々1年にとって、今合宿最大の山場が待ち受けていることから、私は言い知れぬ緊張を以て朝の支度をしておりました。「千本蹴り」と呼ばれるそのビッグイベントは、我が部の夏合宿における、古くから続く伝統であり、1年は必ずこれを乗り越えるものとされています。先輩方から聞いた話や、その名前自体が持つ威圧感から、我々1年は、その異様な空間を連想し、内心震えていたように思えます。ですが、千本蹴りが始まるのは午後。我々はまず、眼前に迫る午前の練習を突破しなければなりませんでした。

午前の練習は、ようやく雨が上がったため、今合宿初の屋外でのランが行われました。まずはいつも通り道場でアップでしたが、この日は一味違い、縄跳びを行いました。細かく飛ぶように言われましたが、私は縄跳びが得意でなかったので、縄跳びを放棄して高速足踏みをするよう青木先輩に指示を受け、その通りにしました。この時点で、私の足の筋肉はすでにすり減っていました。

アップが終わると、1キロほど走って近くのテニスコートに集合し、雲がかかり、炎天下とは程遠い弱い日差しの下、今西先輩を主座として、いよいよランが開始されました。片道ダッシュ、往復ダッシュ、シャトルラン、最後には2往復ダッシュなどを何セットも行い、終わった時には全員がへろへろでした。と申しましても、実はそこまで疲労困憊というわけではなく、その理由に、先輩方が何度も何度も気合いを行ってくださったということがあります。今西先輩の方も気合いを快く承諾してくださっていたので、2回走るごとに気合いが入り、結果、きつい練習ではありましたが、道場での練習よりも幾分楽しかったような気がします。

しかし、楽しい時間もこれで終わりです。午後の練習はアップとしてサイドジャンプから始まり、それが終わると、2、3年生は山中湖外周、そして1年生は道場に残されました。

ついに地獄の千本蹴りが現実のものとなったのです。

正直、何を何本やったという記憶はほとんどございません。主将の青木先輩、副将の今西先輩が主座をとり、上段振り子突き、上段直突き、2連突き、蹴り上げ、回し蹴り、2連蹴りなど、各何十本、何百本も行いました。加えて、様々な理由でやり直しが何度も言い渡されました。私も何度か号令を間違えてしまい、そのせいで同期全員がやり直しを命ぜられたことは、今思い返しても申し訳なく、歯痒いばかりです。さらに、途中で気合いが小さいことや、きつそうな顔をしていることなどを理由に笛が鳴り、今西先輩の「はい円になって」と共にラグジャン100回が課されました。何度もそのペナルティは課され、拳立てなども仲間入りして、千本蹴りよりもペナルティの方がきつい気さえしました。

そして、しだいに日が落ちてくる頃、ついにパイプ椅子が登場し、ラストスパートとなりました。男子はパイプ椅子を目の前に置き、倒したら即最初からやり直しの地獄の蹴り上げです。また、女子は応援しながら振り子突きを延々と行います。足が上がらず、何度もパイプ椅子を蹴り飛ばし、途方もなくやり直しを課されながらも、このメニューをついに我々1年はやり切り、これで千本蹴りは終わりだ、と私はそのとき錯覚しておりました。青木先輩は、まだ最後のメニューを残していたのです。

パイプ椅子のルールはそのままで、ただの蹴り上げではなく、屈伸蹴りを行う。これが千本蹴り最後のメニューでした。度重なる何百回ものラグジャンのせいで屈伸する筋肉などとうに尽きてしまっている我々1年にとって、そのメニューはあまりに残酷なものでした。しかし、やりきらなければ、中日は来ない。そう言い聞かせ、我々1年は、筋肉ではなく、気力で足を曲げ、声を出し、全てを出し切りました。考え得る限界を超えても、人間という生き物は、前に進むことが出来る。我々が限界だと思ったものは、実は限界だと錯覚しているだけなのだ。そんな無限の可能性に気づいたとき、すでに千本蹴りは終わっていました。気がつけばみんなで輪になって抱き合い、飛び跳ね、喜びと達成感の渦の中でした。

振り返ると、私のせいで同期全員がやり直しを課されたことは、やはり反省と後悔に資するものであり、この場をお借りしてお詫び申し上げる次第です。しかし、私はそんな逆境の中でもやり切ってくれた同期を、本当に頼もしく思います。そして千本蹴りをやり切った事実は、自分の自信にも繋がりました。自分が限界だと思ったところから、ほんのちょっとでも前に進めるような体験は、この先、我が部の夏合宿以外では得られないものでしょう。この貴重な体験が、我々の人間性を高めてくれることを、誇りに思います。

以上で夏合宿3日目のご報告を終えさせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 佐藤太紀

2016年9月7日水曜日

2016年度 夏合宿 第2日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の山口菜々子です。
夏合宿2日目の練習についてご報告させて頂きます。

この日は朝から雨が降っていたため、予定されていたランニングメニューに代わり午前から道場で練習が行われました。

岡部先輩の下、早速アップが始まりました。普段のトレーニングの何倍もの量をアップとして課されあっという間にフラフラになりました。

アップを終えるとミットの移動練が始まりました。私は2年の蜂屋先輩と組ませて頂いたのですが、辛さを感じさせない笑顔と気迫ある突き蹴りに背中を押して頂きました。

次は運用法の練習を行いました。膝を高く上げ、足の折り込みを速くすることを意識したメニューでした。最終日のお別れ乱捕りで宇恵先輩に一本でも当てたいという気持ちで取り組みました。

午前の最後は基本練習でした。反応速度が遅れたり気合が落ちたりするとやり直しになったため、基本練習というよりはトレーニングのようでした。

午後は今西先輩のアップで始まりました。バービージャンプは特にきついメニューでしたが、田中先輩をはじめ3年生の先輩方が率先して場を盛り上げて下さいました。

アップが終わると、昇級試験と演武練がある1・2年生とランニングに向かう3年生の先輩方とで別れました。
麻田先生の下での昇級試験はとても緊張しましたが、日吉での練習を思い出しながら一つ一つこなすことができました。
そして僅かな時間ではありましたが9月末に控える新人大会に向けて演武練習をしました。麻田先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。改めて感謝申し上げます。

その後は全体で相対移動と基本を行いました。巡回しながら厳しい声かけをなさる幹部陣のピクリとも緩まない表情に初めは萎縮していたものの、回数を重ねるにつれて自分の動きのクセ・欠点が身にしみて感じられ、これは自分との戦いなのだと思いました。

やっと基本練習を終えたところで筋トレが始まりました。最後に行った足の間をくぐる馬跳びについては正直記憶があやふやです。

2日目を振り返ると、どの練習メニューも厳しいのは事実でしたが、ノルマはなんとか乗り越えられるかどうかギリギリのラインに設定されていました。4年生の先輩方の後輩への思いを垣間見ることができた気が致します。

この日の夜は翌日の千本蹴りを思い随分と気持ちが落ち込んでしまっていたのですが、同室の2年女子の先輩方が明るく励まして下さいました。どれ程心強かったかわかりません。本当にありがとうございました。
また、千本蹴りを乗り越えて中日に富士急ハイランドに行くと宣言した同期の1年男子には唖然としつつ、妙に頼もしさも感じておりました。
千本蹴りでどんな気合を言おうかな、と考えあぐねながら眠りにつきました。

以上で夏合宿2日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
山口菜々子

2016年度 夏合宿 第1日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の田崎俊介です。

8月29日から9月5日にかけて行われた夏合宿の第1日目についてご報告させていただきます。

集合場所は去年と同じく、日吉記念館前でした。道場に予め用意していた荷物をバスに積み込み、レンタカーで別移動される四年生の先輩方に見送られながら、日吉キャンパスを出発しました。迫り来る恐怖を打ち消すためバスの中では同期とトランプゲームをしましたが、これから始まる合宿の事で頭がいっぱいでありました。足柄サービスエリアで途中休憩をした後、すぐに山中湖村に到着しました。

至誠荘へ着いた後、道場に畳を敷き、防具等を準備し終え、遂に夏合宿1日目の練習が始まりました。

まず男子はαチーム、βチーム、γチームに分けられました。そしてこの合宿が始まる前、先輩方が今回の合宿は立会評価法に重きを置くと仰っていましたので、立会評価法の選抜チームも発表されました。
そしてアップとしてサイドジャンプを時間制で行いました。全体の声が出ていないと指摘され何度もやり直しになり、最初に提示されたセット数など関係ないのだと悟りました。
その後も先輩方が考えて下さった合理的なアップメニューをどうにかこなし、次にその場基本を全体でやりました。四年生の先輩方が足腰の使い方を教えてくださいました。的確な指示をいただき大変勉強になりました。
次に立会評価法の練習が開始されました。さて、先程今回の合宿は立会評価法の練習に重点が置かれていると書きました。そのため、瞬発力を鍛えるメニューが増え、体重が重い僕は1つ1つをこなすのがやっとの事でした。中でも、立会評価法の防具を装着し、ラダーなどのSAQトレーニングを行うというものが大変でした。特に選抜チームの方々はフェイスガードを着けながらのトレーニングだったため、僕よりもずっときついトレーニングでしたが、誰一人として苦しい顔せず練習されている姿は流石だなと感じておりました。
最後は全員で円になり、腕立てやV字腹筋などの筋トレをしました。普通であれば無理な回数でありましたが、先輩方が盛り上げて下さりどうにか終わらせることが出来ました。

1日目は午後の練習だけでしたがとても疲れてしまい、2日目以降のことを考えると不安になりました。しかし1年生男子だけで中日オフに富士急ハイランドへ行こうという無謀な計画を立て、どのように行こうかなどと考えているうちに、その不安は消えてしまいました。同期の皆にはとても感謝しております。
明日の準備を終え少しでも体力を回復させられるように眠りにつきました。

以上で夏合宿第1日目の報告を終わります。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 田崎俊介

2016年7月11日月曜日

2016年度 神奈川県大会

失礼します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の飯島将之です。


7月3日に開催されました神奈川県大会についてご報告させていただきます。


結果は以下の通りです。


【団体】
今西先輩(理4)・岡部先輩(法法4)・栗野先輩(法政4)・栗原先輩(法法3)・田中先輩(商3)・中村先輩(商3)・李先輩(法法3)・蜂屋先輩(法法2)  最優秀賞

【男子三段】
青木先輩(法政4)金野先輩(商3)  最優秀賞

【男子二段】
奥村先輩(理3)・五十嵐(理1)  優秀賞

【男子初段】
川上(経1)・田崎(経1)  優秀賞

【男子段外】
西村先輩(理2)・宮崎先輩(文2)  最優秀賞

【女子初段】
宇恵先輩(法政4)・荻田先輩(法政3)  最優秀賞

【女子段外】
平光先輩(商2)・山口(法法1)  最優秀賞
岡本先輩(経済2)・青木(文1)  優秀賞
谷先輩(法政2)・岩崎(理1)  優良賞

【単独有段女子】
下萩先輩(法政3)  優秀賞

【単独段外女子】
品川先輩(法政3)  優秀賞



私は入部が遅かったため、今回の大会には出場出来ませんでした。折角の機会を逃してしまい、悔しく残念に思っています。
大会当日は慶應義塾の拳士の全ての演武を観客席から撮影しながら拝見致しました。慶應義塾の拳士の気合いが会場中に響き渡っていたのが強く印象に残っています。
とりわけ入部して数ヶ月の新一年生が少林寺拳法の公式大会の場に慣れず不安を抱えながらも精一杯演武へ臨む姿は、秋の新人大会に出場する上で、自分の目標とも言える素晴らしい姿勢であったと感じます。

最後になりましたが、日頃よりご指導いただいております麻田監督や先輩方、またお忙しい中会場まで応援に来てくださったOB・OGの先輩方に感謝申し上げます。


以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 飯島将之

2016年7月5日火曜日

2016年度 新入生合宿


失礼します。

慶應義塾大学體育會少林寺拳法部1年の井上貴弘です。



625日、26日にかけて開催されました新入生合宿についてご報告させていただきます。



1日目、我々1年生は李先輩の引率の元で東京農業大学に向かい、そこで実業団講和を拝聴した後オリンピックセンターに移動し、夕食や入浴をへて就寝しました。実業団講和では、社会人になってからも少林寺拳法を続けられている先達の方々から少林寺拳法をすることの意義や少林寺における心の在り方、技術的なお話などを伺いました。力愛不二や拳禅一如といったいつもの部活動などでは深く掘り下げることのない少林寺拳法の精神面の教えを学ぶことができ、「実」というこの合宿のコンセプトにあったプログラムだなと思いました。



オリンピックセンターでは夕食の後、自由時間となりました。後で他の部員たちに聞いたところによると各々過ごし方は様々だったようですが、自分は向かい部屋だった石川の部屋で早稲田の藤田拳士も交え宿題をしたり、他の早慶生も加えトランプをしたりして過ごしました。合同練習の折にはあまり言葉を交わす機会がなかったので大変貴重な時間となりました。

翌日は朝早くから東京農業大学にむかい、そこで午前中は道院や他大学の先生方から技を教わりました、先生方の教えも勿論素晴らしいものでしたが、自分にとってより好ましかったのは他大学生徒と練習できたことです。練習は資格別に組まれていたため自分と同じく大学で始めた拳士がどれだけの技術を今の時点で身に着けているかを知ることができました。またOB講和と昼食を経て迎えた午後の部には関東学生連盟によるPRと練習がありました。PRには西村先輩や蜂屋先輩も出演なさっていてとても楽しませていただきました。練習は提示されたメニューから好きなものを3つ選ぶという形式で個人的にはこの合宿の中で最も充実したひと時でした。自分は筋トレ、演武、抜き技練習の3つを選びました。特に印象的だったのは演武練習で、これは最後に発表を行うのですがそこで動きを誤ってしまい本番で間違うことの恐ろしさを知りました。間近に控えている神奈川県大会、そしてこれからの大会における心構えの糧になったと思います。

この合宿を通して学んだのは「慶應義塾大学の外の少林寺」だと思います。この合宿で会った様々な環境で鍛錬を重ねてくる拳士たちのうち少しでも多くの拳士の上を行けるようこれからも研鑽を重ねていく所存です。

最後になりましたが、この度新入生合宿を主催して頂いた関東学生連盟の皆様、ご指導して頂いた先生の皆様、合宿に参加した各大学の皆様、そして我々1年生を引率してくださった李先輩には心より感謝申し上げます。



以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 井上貴弘


2016年7月1日金曜日

2016年度 第22回 杉本記念合同練習会


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の佐藤太紀です。

6月19日に法政大学富士見坂校舎にて行われました、杉本記念合同練習会についてご報告させていただきます。

我が部では当練習会に向け、数週間前から立会評価法の練習に特に力をいれて参りました。私は少林寺拳法については経験者でありましたが、立会評価法についてはほとんど初心者でありましたので、この数週間は先輩たちから多くを学ぶことが出来、とても充実していたと感じております。練習は凄絶を極め、たびたび負傷者が出るなど過酷でしたが、それほど我が部が当練習会に向ける熱意は強いものでありました。

練習会当日、私も黒帯の端くれでありますので、同期の五十嵐と共に青山学院大学の拳士たちの元に出向し、練習会に参加させていただきました。同大学の黒田先輩はとてもキレのある動きをされていて、見ていてとても迫力のあるものであったと記憶しております。私はあまり活躍は出来ませんでしたが、他大学の先輩方などとの力量差を確認し、これからさらに経験を積んでいかなければならないと実感致しました。

一方、まだ白帯である同期の井上、石川、飯島、青木、山口、岩崎の6名は、先輩方の練習を応援したり、後日研究するためのビデオ撮影をしたり致しておりました。実際に練習会に参加することは叶いませんでしたが、先輩方の勇姿を拝見し申し上げるだけでも良い刺激になったのではないかと思います。現に同期の井上は、早く黒帯を取り当練習会に参加したいと意気込んでおり、私も彼に大いに期待しているところでございます。

また、我らが慶應義塾體育會の先輩方と、早稲田大学の先輩方との練習は非常にレベルの高いもので、私たち1年生も含め会場が一丸となって声援を送り合い、当練習会最大の盛り上がりを見せました。

練習会の最後には、私も慶應義塾體育會として同期の川上、田崎と共に参加し、また1つ経験を積ませて頂きました。

1日を通して、我が部全体が健闘し、非常に濃厚で実りある練習会になったと思います。

最後になりましたが、このような練習会を主催していただきました法政大学の皆様、当日足を運んでいただきましたOB,OGの皆様に深く感謝申し上げます。

以上で報告を締めさせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 佐藤太紀

2016年6月13日月曜日

2016年度 新入生歓迎式

失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の青木優です。

6月9日に行われました新入生歓迎式について報告させて頂きます。

今年度は大石部長、上西先輩、伊藤先輩、高橋先輩、芳賀先輩、島田先輩、鈴木先輩と多くの先生、先輩方にお越しいただき、入学、入部についてのお祝いや激励のお言葉をいただきました。

平日であったにもかかわらずお越しくださった先生や先輩方、本当にありがとうございました。

初めて先生や先輩方にお会いするということでとても緊張していた私たち1年ですが、先生や先輩方と向かい合って食事をいただいたり様々なお話を伺うなど、貴重な経験をさせて頂きました。

先生や先輩方のいろいろなお話を伺う中で、部活を続けることの大切さ、この少林寺拳法部の横のつながりや縦のつながりの濃さを感じました。これからはより一層、OB,OGの先輩方の多大なご支援があるからこの少林寺拳法部が活動できていることを意識しつつ、あの蝮谷の道場で修練に励んでいきます。それと同時に、今練習にいらっしゃる先輩方から慶應義塾體育會少林寺拳法部の精神や技術を受け継ぎ、次の代にそれを伝えていきたいと思います。塾高の少林寺拳法部がなくなってしまった今、伝統ある慶應義塾體育會少林寺拳法部の姿を未来に残すためには私たちの代からこれまでよりも一生懸命やらなければなりません。そして、59期10名が卒業まで一人も欠けることなく、切磋琢磨し助け合い、「慶應義塾體育會少林寺拳法部の59期でよかった」と全員が思えるような学年に私はしたいです。

OB、OGの先輩方からお一人ずつお話を伺い、私たち1年の自己紹介を終えた後、式の最後に奥村先輩の指揮のもと、全員で円陣を組み「若き血」を歌い、私たち1年に激励をしてくださいました。改めてこの部活の一員になったことを実感した瞬間でありました。

最後になりますが、ご多忙の中お越しくださった先生やOB,OGの先輩方、司会をしてくださった中村先輩をはじめこの新入生歓迎式を開いてくださった先輩方に深く御礼申し上げます。様々な部分で支援してくださるOB、OGの先輩方、お忙しい中部活に来てご指導くださる4年生の先輩方、部活を運営してくださる3年生の先輩方、まだ何もわからない私たちに丁寧に一から教えてくださる2年生の先輩方のもとで、これから1年一同、日々部活に全力で取り組んでまいりますので、皆様ご指導の程宜しくお願い致します。

以上で報告を終わります。

失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 青木 優

2016年5月28日土曜日

2016年度早慶合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の五十嵐幸佑です。
5月22日日曜日に行われました早慶合同練習会についてご報告させていただきます。

何度、インフルエンザにかからないかと願ったことでしょうか。何度、道場が凄まじい強風により倒壊しないかと願ったことでしょうか。これらの願いは叶うことなく、無情にもその日の朝がきてしまいました。その上、道着やタイツなどをリュックに詰めらながら確認した天気予報は全国的に今年一番の気温を記録するという予報、まさに絶望でした。

いよいよ始まってしまった2016年度早慶合同練習会、最初のメニューはサイドジャンプ100往復、馬跳び30往復でした。昨年度の活動報告を拝見して、ある程度覚悟していたのですが、やはりサイドジャンプ100往復というのは厳しいものでした。

アップの後は今年一番の気温の中でのランメニューが始まりました。北海道出身の僕にとっては立っているだけでも頭がボッーとしてくるような暑さでした。
階段ダッシュやクロスカントリー、ロータリーでのインターバルラン、ラグジャンなどで僕の脚と肺、精神はボロボロでした。そんな中でも早慶の先輩達は走りながらであるのにもかかわらず僕達1年生に声をかけてくれたり背中を押してくれたりと励ましてくれました。先輩方の偉大さを改めて実感しました。また特に僕はロータリーでのインターバルラン中の慶應2年正田先輩の気勢に敬服いたしました。先輩方だけでなく、同期の慶應1年田崎の足の裏の皮が大きく剥けているのにもかかわらず午前中のランメニューを全てこなした根性と気合にも圧倒されました。自分の弱さを実感すると共に、自分も負けられないと触発されました。午前中のランメニューはとても過酷なものでしたが、終わったときの脚の重さは不思議と気持ちの良いものでした。

昼休憩が終わり、始まってしまった早慶合同練習会午後の部。アップは普段の練習でも行っている手押車系のメニューでした。先輩方からお伺いしていた話から、午前同様アップはサイドジャンプ100往復だろうと考えていた僕は、サイドジャンプを再び行う体力も気力もなかったので正直ホッとしました。アップ後はようやく「少林寺拳法」の練習が始まりました。その場での基本突き蹴り、移動での相対練習など普段練習を共にしていない早稲田の方々から得られるものは自分にとって大きいものでした。また僕は早稲田1年の居作と組ませて頂いたのですが、同じ1年生ということもあり、とても刺激になりました。「少林寺拳法」は終わり、次はミットラッシュでした。僕は早稲田3年の堂脇先輩と組ませて頂きました。このとき僕の脚は正直つる寸前で、しっかり蹴り込むことはおろか、上げることだけで精一杯でした。しかし、堂脇先輩の蹴りは受けている自分がふらつく程威力がある上に、笑顔でミットラッシュを楽しんでいるお姿は今までの練習の疲労を感じさせないものでした。また脚も気力もボロボロであった自分を励ましてくださり、なんとか気力だけは持ち堪えて笑顔でミットラッシュを終えることができました。辛いときこそ笑う、これがいかに大切かを実感しました。このミットラッシュはこの日初めて楽しいと感じられたメニューでした。そして早慶合同練習会最後のメニュー、筋トレカーニバル。この練習もなんとか気力だけで乗り越えて、早慶合同練習会の全メニューが終了致しました。最後の合掌礼を終えて、ガラガラの声で「ナイスファイト」を言った瞬間の達成感は忘れられません。

練習会後の早慶懇親会では、僕は練習の疲労と一発芸への緊張からあまり早稲田の方々と交流をさせて頂くことができませんでした。しかし僕の一発芸の方では、会場がひとつとなる盛り上がり、特に早稲田4年の山本先輩には大変喜んで頂きました。僕も嬉しいです。

今回の早慶合同練習会やそれに向けた普段の練習を通して、少林寺拳法がかなり上達したということはありませんが、この辛い期間を乗り越えたという事実は自分の中で確かな自信となりました。体力面でも精神面でも共に成長することができたと感じます。また共に乗り越えた同期のみんなとは、他のサークル等では決してつくりえない絆を築けたと感じております。今回得たこの自信を糧に仲間と共にこれからの練習も乗り越えていきたいと思います。

最後になりますが、この度の練習会を主催して下さった4年生の先輩方、諦めそうなときにすかさずお声がけ下さった2、3年生の先輩方、そして参加して下さった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年   五十嵐幸佑



2016年5月23日月曜日

2016年度 早慶防合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の川上智也です。

5月14日に防衛大学にて行われた早慶防合同練習会について報告させていただきます。

今年は早慶防に加え明治大学、明治学院大学、日本女子体育大学を含めた6校により行われました。防衛大学到着後、各自昼食をとり、鎮魂行からその場基本を行いました。各大学の主将の挨拶では、いかにも考えてきた挨拶を他校の主将が行う中、我らが青木主将は「白帯が多く見受けられますが、頑張っていきましょう。」と初めての経験に戸惑う全ての1年生に勇気と希望を与えたのでした。

この後、アップ兼メインのランが開催されました。例年は4チームに分かれて、自分の体力に合致したコースに参加するようですが、今年は全4チームが「ゆっくり走る」という謳い文句を掲げていたことから、私は半信半疑で名所めぐりコースを選びました。するとどうでしょう、本当にゆっくり走るではありませんか。防衛大学におかれている戦車や戦闘機を見つつ、現役防大生にその生活を聞くことができました。

最後は全チームがフィールドに集まり、大学対抗走れメロスというゲームを行いました。ゲームと申しましても、1人が400mのトラックを走るあいだずっと次の走者が鉄棒にぶら下がりながら待つ、という非常にきついものでした。私は第二走者で、第一走者の正田先輩から1位でバトンを受け取ったにも関わらず、走るのが遅い私は2人に抜かれ、3位でバトンをつなぐこととなりました。最終的に、6チーム中4位と言う情けない結果に終わりました。この場をお借りしてお詫びしたいと思います。たいへん申し訳ありません。

ランの後は体育館に戻り、白帯、茶黒帯、弐段以上に分かれて技練習を行いました。ここで私事ではございますが、中学の同級生が明治学院大学、中学の部活の先輩が防衛大学の少林寺拳法部にいたことをご報告させていただきます。2人とも大学から少林寺を始めたそうで、自分の周りに少林寺に励む者が増えることをうれしく思います。さて、技練習の後は他校の生徒と演武を作り、発表しました。私は防衛大の黒帯の方と演武しましたが、十字受けが痛かったです。

最後になりますが、今回の練習会を企画してくださった先輩方、主催して下さった防衛大学校の皆様、支えて下さった全ての方に感謝を申しあげたいと思います。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部

1年川上智也

2016年5月6日金曜日

第53回 関東学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の平光真子です。
5月4日に行われました関東学生大会についてご報告致します。

結果は以下の通りです。

<男子白緑帯の部>
西村・宮崎 第2位

<女子白緑帯の部>
岡本・谷 第6位

<単独段外の部>
平光 第5位

<男子茶帯の部>
奥村先輩・田中先輩 第3位

<団体の部>
宇恵先輩・栗原先輩・中村先輩・李先輩・蜂屋・川上 第6位

<立合評価法 男子個人>
金野先輩 第1位

<立合評価法 団体>
青木先輩・加嶋先輩・金野先輩 第3位

私は単独段外の部に出場し、5位という結果で入賞することができました。去年の新人大会でも単独演武で出場しましたが入賞はなりませんでした。そのため、今年は単独演武での入賞を目標にしていたので、今大会で目標を1つ達成することができ嬉しいです。

予選では1コートにつき上位3名しか本選に進めないため、非常に緊張しました。ぎりぎりで予選通過できましたが、昼休みに自分の予選の演武動画を見ると普段の練習以上に焦っていて良い出来ではありませんでした。このままだと新人大会の二の舞を演じてしまうと思い、本選ではとにかく落ち着いて演武をしようと心掛けました。今まで練習してきたことに自信を持ち、本選直前の練習で先輩から頂いたアドバイスを思い出して、自分の納得のいく演武をすることができました。しかし、一見点数が芳しくないと思ったので入賞したことが分かったときは驚きました。私は今回の大会で、失敗を成功に繋げるという1つの経験を得ることができたと感じました。演武の構成を一緒に考えてくださったり、親身に指導してくださった先輩方のお力添えでここまで成長できたと感じており、心から感謝しております。

今回、単独段外の部で1位を取った拳士は私と同じで大学から少林寺拳法を始めた2年生でした。入賞した嬉しさと同時に悔しさもあり、この結果に満足してはいけないと思いました。新たな目標に向かって自分に足りない点を研究し、これからの練習に励んでまいります。

最後になりましたが、日頃よりご指導いただいております麻田監督や先輩方、またお忙しい中会場まで応援に来てくださったOB・OGの先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 平光真子

2016年3月27日日曜日

追い出しコンパ


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の谷彩織と申します。
3月24日に行われた追い出しコンパの報告をさせていただきます。


 四年生の先輩方、ご卒業おめでとうございます。昨日の卒業式後にお会いした先輩方はとても格好良く輝いて見え、改めて憧れの念が強くなりました。そして、追い出しコンパにて語って下さったお話は、お一人お一人内容は違えど、今まで様々な葛藤や迷いを経験し乗り越えてこられた先輩だからこそのメッセージなのだと、とても胸に響きました。

 当日は、大石部長をはじめ、麻田監督、上西先輩、伊藤先輩、島田先輩、中川先輩がお越し下さり、温かいお言葉をいただきました。新たな門出を迎える四年生に向けてのお話でしたが、私たち現役部員の心にも共鳴するものばかりでした。

 新体制となり、いよいよ新一年生を迎えます。先輩としての自覚を持ちながら、今まで以上に精進して参ります。そして先輩方のように充実した大学生活を送り、堂々と卒業の時を迎えられることを夢見ております。

最後に、お忙しい中ご出席いただいたOBOGの方々、四年生方、先輩方、司会進行をしてくださった中村先輩、本当にありがとうございました。
以上で追い出しコンパの報告を終了させていただきます。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 谷彩織

2016年3月1日火曜日

2016年度 大阪遠征

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の西村涼と申します。

2月16日から香川県多度津町で行われた春合宿の後に行って参りました、大阪遠征について御報告致します。

始めに今年も大阪遠征の機会を設けて下さいましたOB,OGの先輩方に深く御礼申し上げます。また、津野先輩や奥出先輩には、お忙しい中、美味しい御食事をご馳走になり、本部合宿後に控える大阪遠征に対して如何に望むべきかを御指導頂きました。大変有難う御座いました。
また、今回の遠征も現役部員の負担にならないように慶應義塾體育會少林寺拳法三田会様から費用等の全面的な御支援を賜り、行わせて頂きました。多くの先輩方から御支援を頂き、今回の大阪遠征ができたことを感謝申し上げると共に、常日頃より御支援、御協力頂いておりますOB,OGの先輩方に現役部員を代表し、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後とも御支援のほど宜しくお願い申し上げます。誠に有難う御座いました。


今回の大阪遠征も大阪府吹田市にある洗心館という道場で行われました。ご指導して頂いたのは、岡田先輩からご紹介して頂いております椋本勝明先生です。今年の早慶戦でも優秀な選手を揃える早稲田大学と共に良い運用法の技術を披露できる様にご指導して頂きました。今回は金野先輩、李先輩、田中先輩、蜂屋、宮崎、西村の6名で参加させて頂きました。

1日目の練習は夕方から始まり、関西圏の大学の少林寺拳法や日本拳法をなさっている方々の合同練習会に参加させて頂きました。練習会に参加している拳士の中には全日本の運用法で優勝した方々や、各格闘技で活躍しておられる方々が多く、その中に混じって練習したことで自分との実力差を痛感致しました。

そして、2日目の練習は朝から始まり、昨日とは異なり慶應生6人だけの練習となりました。基本を終え、防具をつけての突きの連攻の練習、蹴りの練習をしました。突きの連攻では速さや突く拳の当て方、中を打つ時の目線などを教えて頂きました。蹴りではより遠くへ突き込むことが求められると教わりました。椋本先生の練習は少林寺拳法のルールに沿っており、その為分かりやすく、また時間は短くともきついものでした。


今回の遠征では運用法の技術について学ぶことができたと同時に、関西圏の実力、基礎体力の重要性などを練習を通して感じることができました。今後の練習では今回学んだことを活かして技術と基礎体力を向上させ、今年度の早慶戦や杉本記念合同練習会での輝かしい結果を残せるよう精進していく所存でございます。今後もご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

最後になりますが日頃よりご指導頂いております麻田監督をはじめ、OB,OGの先輩方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年    西村涼
最前列右から二番目の方が椋本先生です。

2016年2月25日木曜日

2015年度 春合宿


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の正田真暉です。

216日から20日に香川県多度津にて行われました本部合宿についてご報告させていただきます。

私たちは前日講習に参加するため15日に多度津に向けて出発いたしました。多度津は少林寺拳法発祥の地です。普段練習している日吉の道場とは違う場での練習で、いつも以上に気が引き締まる思いでした。

合宿での練習は作務、鎮魂行から始まり階級ごとに行われる基本練習、技練習を中心にトレーニングや学科、初対面のメンバーで行う団体演武など様々な練習を行いました。

多くの大学が集まる中での練習は普段する機会があまりなく、非常に有意義な経験となったと思います。また、本部の方によるご指導も丁寧で分かりやすく、大変勉強になりました。特に技については今まであやふやであった部分がわかったり、間違って覚えていた部分に気が付いたりと多くのことを学ぶことができました。

4月からは学年が一つ上がり、新入生を迎えることとなりますが、今回の合宿で学んだことをもとに、気を緩めることなく練習を続けてまいります。

以上で報告を終わらせていただきます。

失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 正田真暉

2016年1月17日日曜日

2016年 寒稽古

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の渡辺です。
2015年1月4日から6日まで行われた、寒稽古について報告させていただきます。

寒稽古は通常の練習よりかなり早く行われ、今年は暖冬と言われておりますが、それでも相当寒い中での練習となりました。

寒稽古の始まりは、應援指導部の激励から始まり、隣の日本拳法部と互いに新年の目標を掲げ、全員で円になり若き血を斉唱し、年も新たに気が引き締まりました。
慶應義塾福利厚生団体應援指導部の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

長期のオフ明けであり、また普段と異なる歩調がメニューに加わっていた為、なかなか思うように体が動きませんでしたが、楽しく練習をすることができました。

また、普段組むことのないペアで演武を行い、私は加嶋先輩と組ませて頂きましたが、先輩との演武はやはり学ぶべき点が多くあると感じ、とても大きな収穫のあるものでした。

稽古の最終日には、麻田先生によるお汁粉と、部活を引退された4年生の先輩方によるカレーうどん、そして李先輩の餃子をいただきました。
部員一同大変美味しくいただきました。

お忙しい中、料理の準備をしてくださった麻田先生、先輩方にこの場をお借りして御礼申し上げます。
本年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

以上で寒稽古の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 渡辺才一郎

2016年1月9日土曜日

2015年度 塾長招待会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の宮﨑康輔です。
遅くなりましたが、昨年の12月17日に行われた塾長招待会についてご報告させていただきます。
塾長招待会は體育會の各部において優秀な成績を修めた塾生が清家塾長にご招待頂ける大変名誉な行事でございます。

本年度の参加者は以下の通りです。

〈三年生〉
青木先輩
 慶早定期戦メンバー
宇恵先輩
 慶早定期戦メンバー
栗野先輩
 慶早定期戦メンバー

〈二年生〉
奥村先輩
 全日本学生大会 男子茶帯の部 第三位
田中先輩
 全日本学生大会 男子茶帯の部 第三位
 慶早定期戦メンバー
李先輩
 慶早定期戦メンバー

〈一年生〉
西村
 全日本学生大会 男子白緑の部 第一位
宮﨑
 全日本学生大会 男子白緑の部 第一位

またお忙しい中お越しくださったOBの伊藤先輩にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。

今回の塾長招待会は品川プリンスホテルにて開かれました。
会場はとても煌びやかな雰囲気で興奮致しました。
立食形式だったのですが、毎年料理の確保は困難を極めると伺っていたため、乾杯が済んだ途端に料理のテーブルががたいのいい體育會生達に塞がれてしまったときは「出遅れた」と思い焦りましたが、今年は招待された塾生が例年よりも少なかったようで、美味しい料理を満腹になるまで沢山いただくことができました。

次回も是非参加すべく、今年も精進して参ります。
最後になりますが、日頃よりご指導いただいております麻田監督をはじめ、OB、OGの先輩方に感謝申し上げます。
以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 宮﨑康輔