2016年9月28日水曜日

2016年度 関東学生新人大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の石川雄太です。

9月25日に中央大学にて行われました第14回関東学生新人大会についてご報告させて頂きます。

今大会の結果は、以下の通りでございます。

【男女白緑の部】 第3位 石川(商1)、山口(法法1)
【男子茶帯の部】 第1位 宮崎先輩(文2)、西村先輩(理2)
【女子茶帯の部】 第5位 谷先輩(法政2)、岡本先輩(経2)
【単独茶帯の部】 第5位 平光先輩(商2)

新人大会は、9月末に開催されるため、夏休みにおける自分の練習の成果を発揮できる場所であります。

僕が出場した男女白緑の部の参加人数は、予想よりも多くの大学が参加していて、正直驚きました。苦戦が予想されましたが、夏休みの自分の頑張りを思い返し、また、指導して下さった先輩方への恩返しの意味もあり、精一杯頑張ろうという気持ちで本番にのぞみました。
本番では、緊張と自分の番を待つまで座っていたせいで足が痺れ、演武のスピードが落ちたり、送り巻き天秤がかかっていなかったりと色々とありましたが、なんとか入賞することができました。
大会では、普段の練習での一本通しのようにはまだできないということがわかったので、次の大会では普段通りできるように練習を重ねたいと思います。そして、1ヶ月後の全日本学生大会では、今回負けた悔しさをはらし、より良い結果が出せるよう頑張りたいと思います。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いております麻田先生や武道館の方々、また新人大会ということでつきっきりで演武を見て下さり、大会当日も応援やビデオ撮影などをして下さった3、4年生の先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 石川雄太

2016年9月15日木曜日

2016年度 理工学部體育會少林寺拳法部との合同練習

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の飯島です。
9月13日に行われました體育會少林寺拳法部と理工学部體育會少林寺拳法部との合同練習についてご報告させていただきます。


以前、體育會少林寺拳法部と理工学部體育會少林寺拳法部は関わりがありませんでした。「同じ大学にあり、同じ武道を志しているなら、交流を図るべきではないか」との考えから、田中先輩と理工学部體育會の小寺さんによる初の試みが、今回の合同練習です。

豪雨の中を矢上キャンパスの体育館まで歩き、午前10時に練習が開始されました。練習の流れは、始めに小寺さんを主座に準備運動、體育會の拳士と理工学部體育會の拳士が組んで相対練習、新人大会に向けて演舞、最後に體育會主体で筋トレで締めくくられました。

練習の内容に関しては特筆すべき点はありません。何故なら、普段の練習の方が濃密で心身を鍛え上げられるものであるからです。しかし、今回の交流で重要なのは「所属団体の枠を越えて、互いに少林寺拳法を通じ、心身の向上を図ることができた」という点に尽きます。得られたものはそれぞれ異なるでしょうが、新鮮な刺激を受けられた良い機会だったのではないかと思います。


これで合同練習の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 飯島将之

2016年9月10日土曜日

2016年度 夏合宿 第7日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の岩﨑玲衣子です。
夏合宿7日目についてご報告させていただきます。

最終日ということで、12時間後には全てが終わっているのだという思いを抱えて始まった日でした。

午前中はアップを行ったあとランニングに繰り出しました。昨日の夜から雨が降り出し、朝のランニングはありませんでした。その雨は弱まったとはいえ、未だ小雨が降る中、ランニングはいつも通りテニスコートへ走って行くことから始まりました。
テニスコートへ到着後、往復ダッシュ、けんけん蹴り、シャトルランなどを永遠と行いました。シャトルランの切り返しの数が初日の方に比べ減っていることに、四年生の先輩方がメニューを組むにあたって、いかに合理的に考えてくださっているかが伝わってきました。走るのが遅くふらふらになっている私を、先輩方が応援してくださりとても励みになりました。特に荻田先輩には腕を引いて一緒に走ってくださることを始めたくさん助けていただき、本当に感謝の念が絶えません。

この日は少し早めにランニングが終わり、道場に戻ったのち筋トレを行いました。メニューは腕立て伏せとラグジャンでした。腕立て伏せは210回という過酷なもので、女子は途中で膝をついていいといわれましたがそれでも厳しいものでした。ですが隣の田中先輩や李先輩が綺麗なフォームを保ったまま頑張っているのをみて、自分は甘えているという反省と同時に、勇気と元気をいただきました。また号令のときに声が出ず、周りの方々が助けてくれたことが心に沁みました。

午後はまたもやアップを行ったのち、お別れ乱捕りを行いました。お別れ乱捕りとは四年生の方と乱捕りを行うもので、私は加嶋先輩に相手をしていただきました。何を血迷ったのか四年生の中でももっとも乱捕りが強いであろう先輩を選んでしまい、些か狼狽しました。相当手加減していただきましたが、いい機会であったと思います。

練習完遂の後、夕食にバーベキューをし、その後各賞の受賞者及び次期幹部の発表がありました。些事ですが賞品はなぜかTシャツが多かったように思われます。

全てのことが終り眠りにつくことができたのは、もう日付けも替わろうかというときでしたが、妙な達成感を感じたのは記憶に焼き付いております。

これで合宿7日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 岩﨑 玲衣子

2016年9月9日金曜日

2016年度 夏合宿 第6日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の石川雄太です。

9月3日に行われた夏合宿6日目についてご報告させて頂きます。

午前中は、道場でアップをした後に、ラントレを行いました。アップでは、大ジャンプなどをして、僕は太ももが震えて上げられず途中で挫けそうになりながらも他の部員の応援を聞き、なんとか乗り切りました。

ラントレでは、毎度お馴染みのテニスコートまで走って行きました。栗野先輩の監督の下でラントレは行われ、鬼ごっこなどをしてから、男女別に分かれて練習しました。女子は、宇恵先輩の監督の下、頑張っていました。男子は、チームごとに三列に並びシャトルランなどを行いました。僕のチームでは、李先輩が中心となり、西村先輩と同期の五十嵐とで3チームの中でも個性的な走りを見せ、ペナルティのラグジャンを免れました。
ラントレの最後には男女合同で二組に分かれてリレーが行われ、最後の最後で田中先輩が逆転を果たし、僕の所属したチームが見事に勝利しました。そして、ペナルティのラグジャンを免れました。

午後は、アップの後、基本と乱捕りと筋トレでした。

基本は、普段の練習では考えられない回数を行うのですが、千本蹴りを乗り越えた後なので、途中で諦めること無く基本をこなすことが出来ました。

乱捕りでは、加嶋先輩と栗野先輩の指導の下、蹴りに対する対処法などの練習で新たな知識が増え、夏合宿ならではのとても有意義なものでした。

筋トレは、チームごとに行うもので、僕の所属するチームは、宇恵先輩の担当でした。筋トレは腕立てや首の上下左右に動かすメニューが特に辛かったのですが、チームの皆さんが互いに応援し合って、元気付けられ、やりきることができました。

練習が終わった後には、あと1日で終わるという喜びがありました。あと1日精一杯やろうと思いました。

以上で夏合宿6日目の活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 石川雄太

2016年度 夏合宿 第5日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の青木優です。

夏合宿5日目の練習についてご報告させて頂きます。

束の間のオフ明けという事で、少し軽くなった体とは裏腹にどんより重い気持ちで布団から出た朝でした。とはいっても、無謀にも富士急ハイランドに繰り出した1年の男子よりは遥かによい状態だったと思いますが。富士急に行く元気があるなら、と朝のランに呼ばれた彼らを、案じつつ女子3人で朝食の支度を始めました。

アップを終え、晴れきった空の下、テニスコートへ向かい、主座栗野先輩の下、合宿二回目のランは始まりました。
往復ダッシュ、シャトルランを何本もこなした後、カーフレイズダッシュを行いました。カーフレイズでは気合いを(正確には、奇声を、です)出しながら乗りきりました。一同、奇声を上げながら栗野先輩に詰め寄るなどして、先輩方を圧倒することが出来たように思います。この午前中は、2年,3年の先輩方が盛り上げてくださったお陰で、初回のラントレよりは精神的疲労が少し軽かったように私は感じました。

午後は、OBの西藤先輩がチーズケーキを差し入れしてくださるかもしれないという先輩方の言葉が私にとっては大きなモチベーションでした
アップでは、白帯及び女子と、黒帯男子などに別れて、それぞれ突きや蹴りの強化に向けた練習を行いました。白帯及び女子は栗野先輩や岡部先輩が指導をしてくださり、体を使った力強い突き蹴りをミットにぶつけました。合宿で「少林寺拳法」の練習を行うことができ、嬉しく思います。
アップ終了後は、1年生・2年生は道場に残り、3年生の先輩方は外でランでした。新人大会に向けた演武の一本通しを何度も行いました。私はペアの岩崎が風邪で一本通しが出来なかったため、岡部先輩に柔法の指導をして頂きました。岡本先輩が過呼吸になりながらも一本通しを最後まで全力でやってらっしゃる姿が今もはっきりと覚えています。
最後はチーム別で筋トレを行いました。私たち女子チームは山崎先輩に見て頂きました。メニューは腹筋と背筋、そして壁でのかかとあげトレーニングなどです。疲れきった体にはきついものでしたが、先輩方が笑顔で励ましてくださったお陰で何とか乗りきることができました。かかとあげは翌日、さらにきついものとなったこともここに記させていただきます。

夕飯には午後から来てくださった西藤先輩もいらっしゃいました。そして、美味しいモロゾフのチーズケーキを頂き、残り2日の練習への糧としました。
一番きつく感じると言われる5日目の練習が終わって、少しの安堵と残り2日への大きな懸念を胸に布団に入りました。

これで合宿5日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 青木 優

2016年度 夏合宿 第4日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の川上智也です。



合宿4日目、1年生の活動について報告致します。

4
日目の中日に、我らが無敵の1年男子は、それまでの3日間のモチベーションであった、念願の富士急に上陸しました。
そもそもなぜ富士急に行ったかと申しますと、初日に至誠荘に到着したとき、富士急の割引券を見つけ、同期の男子に冗談半分で中日に行こうと提案したのが始まりであります。

バスと電車を乗り継いで行く方法などを調べたものの、時間のロスが大きく、タクシーで行った方が安いことが判明したため、7人で大型タクシーを貸し切るという慶應生らしいリッチな旅の始まりでした。

9
時頃富士急に到着し、早速「ドドンパ」というわずか1.8秒で時速172km/hになるジェットコースターに並びました。9/1で、平日とはいえ、暇な大学生が多くいる中、サークルに甘んじた人生を送る方々とは一線を画す我ら慶應義塾體育會少林寺拳法部1年男子は、足の筋肉痛と戦いながら、次の日からまた始まる地獄の練習に怯えながら、ひたすら現実逃避で束の間の休息を楽しみました。

ここで、どのジェットコースターに乗ったかを詳細に記述することは割愛させて頂きますが、「ええじゃないか」や「FUJIYAMA」などメジャーな物は制覇できたことをご報告させて頂きます。

同期全員がジェットコースターが得意というわけではありませんが、同期として同じオフを満喫できたことをとても嬉しく思います。
帰りに全員で同じTシャツを買いましたが、それは最終日を御参照ください。

最後になりますが、富士急に行くことに賛同してくれた同期一同、「絶対富士急には行かせない」と公言しながらも、千本蹴りの後、「楽しんでこい」と仰ってくださった青木先輩、今西先輩を始めとする4年生の先輩方、富士急行きを応援してくださった23年生の先輩方、また、往復のタクシーを7200円で処理してくださった多少運転の荒い無名の女性タクシードライバー、富士急ハイランドの関係者各位にはこの場を借りて、心より感謝申し上げます。

なお、1年女子は里休というレストランに行ったことを報告させて頂きます。

以上で合宿4日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1
川上智也

2016年度 夏合宿 第3日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の佐藤太紀です。

夏合宿3日目の練習についてご報告致します。

この日は我々1年にとって、今合宿最大の山場が待ち受けていることから、私は言い知れぬ緊張を以て朝の支度をしておりました。「千本蹴り」と呼ばれるそのビッグイベントは、我が部の夏合宿における、古くから続く伝統であり、1年は必ずこれを乗り越えるものとされています。先輩方から聞いた話や、その名前自体が持つ威圧感から、我々1年は、その異様な空間を連想し、内心震えていたように思えます。ですが、千本蹴りが始まるのは午後。我々はまず、眼前に迫る午前の練習を突破しなければなりませんでした。

午前の練習は、ようやく雨が上がったため、今合宿初の屋外でのランが行われました。まずはいつも通り道場でアップでしたが、この日は一味違い、縄跳びを行いました。細かく飛ぶように言われましたが、私は縄跳びが得意でなかったので、縄跳びを放棄して高速足踏みをするよう青木先輩に指示を受け、その通りにしました。この時点で、私の足の筋肉はすでにすり減っていました。

アップが終わると、1キロほど走って近くのテニスコートに集合し、雲がかかり、炎天下とは程遠い弱い日差しの下、今西先輩を主座として、いよいよランが開始されました。片道ダッシュ、往復ダッシュ、シャトルラン、最後には2往復ダッシュなどを何セットも行い、終わった時には全員がへろへろでした。と申しましても、実はそこまで疲労困憊というわけではなく、その理由に、先輩方が何度も何度も気合いを行ってくださったということがあります。今西先輩の方も気合いを快く承諾してくださっていたので、2回走るごとに気合いが入り、結果、きつい練習ではありましたが、道場での練習よりも幾分楽しかったような気がします。

しかし、楽しい時間もこれで終わりです。午後の練習はアップとしてサイドジャンプから始まり、それが終わると、2、3年生は山中湖外周、そして1年生は道場に残されました。

ついに地獄の千本蹴りが現実のものとなったのです。

正直、何を何本やったという記憶はほとんどございません。主将の青木先輩、副将の今西先輩が主座をとり、上段振り子突き、上段直突き、2連突き、蹴り上げ、回し蹴り、2連蹴りなど、各何十本、何百本も行いました。加えて、様々な理由でやり直しが何度も言い渡されました。私も何度か号令を間違えてしまい、そのせいで同期全員がやり直しを命ぜられたことは、今思い返しても申し訳なく、歯痒いばかりです。さらに、途中で気合いが小さいことや、きつそうな顔をしていることなどを理由に笛が鳴り、今西先輩の「はい円になって」と共にラグジャン100回が課されました。何度もそのペナルティは課され、拳立てなども仲間入りして、千本蹴りよりもペナルティの方がきつい気さえしました。

そして、しだいに日が落ちてくる頃、ついにパイプ椅子が登場し、ラストスパートとなりました。男子はパイプ椅子を目の前に置き、倒したら即最初からやり直しの地獄の蹴り上げです。また、女子は応援しながら振り子突きを延々と行います。足が上がらず、何度もパイプ椅子を蹴り飛ばし、途方もなくやり直しを課されながらも、このメニューをついに我々1年はやり切り、これで千本蹴りは終わりだ、と私はそのとき錯覚しておりました。青木先輩は、まだ最後のメニューを残していたのです。

パイプ椅子のルールはそのままで、ただの蹴り上げではなく、屈伸蹴りを行う。これが千本蹴り最後のメニューでした。度重なる何百回ものラグジャンのせいで屈伸する筋肉などとうに尽きてしまっている我々1年にとって、そのメニューはあまりに残酷なものでした。しかし、やりきらなければ、中日は来ない。そう言い聞かせ、我々1年は、筋肉ではなく、気力で足を曲げ、声を出し、全てを出し切りました。考え得る限界を超えても、人間という生き物は、前に進むことが出来る。我々が限界だと思ったものは、実は限界だと錯覚しているだけなのだ。そんな無限の可能性に気づいたとき、すでに千本蹴りは終わっていました。気がつけばみんなで輪になって抱き合い、飛び跳ね、喜びと達成感の渦の中でした。

振り返ると、私のせいで同期全員がやり直しを課されたことは、やはり反省と後悔に資するものであり、この場をお借りしてお詫び申し上げる次第です。しかし、私はそんな逆境の中でもやり切ってくれた同期を、本当に頼もしく思います。そして千本蹴りをやり切った事実は、自分の自信にも繋がりました。自分が限界だと思ったところから、ほんのちょっとでも前に進めるような体験は、この先、我が部の夏合宿以外では得られないものでしょう。この貴重な体験が、我々の人間性を高めてくれることを、誇りに思います。

以上で夏合宿3日目のご報告を終えさせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 佐藤太紀

2016年9月7日水曜日

2016年度 夏合宿 第2日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の山口菜々子です。
夏合宿2日目の練習についてご報告させて頂きます。

この日は朝から雨が降っていたため、予定されていたランニングメニューに代わり午前から道場で練習が行われました。

岡部先輩の下、早速アップが始まりました。普段のトレーニングの何倍もの量をアップとして課されあっという間にフラフラになりました。

アップを終えるとミットの移動練が始まりました。私は2年の蜂屋先輩と組ませて頂いたのですが、辛さを感じさせない笑顔と気迫ある突き蹴りに背中を押して頂きました。

次は運用法の練習を行いました。膝を高く上げ、足の折り込みを速くすることを意識したメニューでした。最終日のお別れ乱捕りで宇恵先輩に一本でも当てたいという気持ちで取り組みました。

午前の最後は基本練習でした。反応速度が遅れたり気合が落ちたりするとやり直しになったため、基本練習というよりはトレーニングのようでした。

午後は今西先輩のアップで始まりました。バービージャンプは特にきついメニューでしたが、田中先輩をはじめ3年生の先輩方が率先して場を盛り上げて下さいました。

アップが終わると、昇級試験と演武練がある1・2年生とランニングに向かう3年生の先輩方とで別れました。
麻田先生の下での昇級試験はとても緊張しましたが、日吉での練習を思い出しながら一つ一つこなすことができました。
そして僅かな時間ではありましたが9月末に控える新人大会に向けて演武練習をしました。麻田先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。改めて感謝申し上げます。

その後は全体で相対移動と基本を行いました。巡回しながら厳しい声かけをなさる幹部陣のピクリとも緩まない表情に初めは萎縮していたものの、回数を重ねるにつれて自分の動きのクセ・欠点が身にしみて感じられ、これは自分との戦いなのだと思いました。

やっと基本練習を終えたところで筋トレが始まりました。最後に行った足の間をくぐる馬跳びについては正直記憶があやふやです。

2日目を振り返ると、どの練習メニューも厳しいのは事実でしたが、ノルマはなんとか乗り越えられるかどうかギリギリのラインに設定されていました。4年生の先輩方の後輩への思いを垣間見ることができた気が致します。

この日の夜は翌日の千本蹴りを思い随分と気持ちが落ち込んでしまっていたのですが、同室の2年女子の先輩方が明るく励まして下さいました。どれ程心強かったかわかりません。本当にありがとうございました。
また、千本蹴りを乗り越えて中日に富士急ハイランドに行くと宣言した同期の1年男子には唖然としつつ、妙に頼もしさも感じておりました。
千本蹴りでどんな気合を言おうかな、と考えあぐねながら眠りにつきました。

以上で夏合宿2日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
山口菜々子

2016年度 夏合宿 第1日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の田崎俊介です。

8月29日から9月5日にかけて行われた夏合宿の第1日目についてご報告させていただきます。

集合場所は去年と同じく、日吉記念館前でした。道場に予め用意していた荷物をバスに積み込み、レンタカーで別移動される四年生の先輩方に見送られながら、日吉キャンパスを出発しました。迫り来る恐怖を打ち消すためバスの中では同期とトランプゲームをしましたが、これから始まる合宿の事で頭がいっぱいでありました。足柄サービスエリアで途中休憩をした後、すぐに山中湖村に到着しました。

至誠荘へ着いた後、道場に畳を敷き、防具等を準備し終え、遂に夏合宿1日目の練習が始まりました。

まず男子はαチーム、βチーム、γチームに分けられました。そしてこの合宿が始まる前、先輩方が今回の合宿は立会評価法に重きを置くと仰っていましたので、立会評価法の選抜チームも発表されました。
そしてアップとしてサイドジャンプを時間制で行いました。全体の声が出ていないと指摘され何度もやり直しになり、最初に提示されたセット数など関係ないのだと悟りました。
その後も先輩方が考えて下さった合理的なアップメニューをどうにかこなし、次にその場基本を全体でやりました。四年生の先輩方が足腰の使い方を教えてくださいました。的確な指示をいただき大変勉強になりました。
次に立会評価法の練習が開始されました。さて、先程今回の合宿は立会評価法の練習に重点が置かれていると書きました。そのため、瞬発力を鍛えるメニューが増え、体重が重い僕は1つ1つをこなすのがやっとの事でした。中でも、立会評価法の防具を装着し、ラダーなどのSAQトレーニングを行うというものが大変でした。特に選抜チームの方々はフェイスガードを着けながらのトレーニングだったため、僕よりもずっときついトレーニングでしたが、誰一人として苦しい顔せず練習されている姿は流石だなと感じておりました。
最後は全員で円になり、腕立てやV字腹筋などの筋トレをしました。普通であれば無理な回数でありましたが、先輩方が盛り上げて下さりどうにか終わらせることが出来ました。

1日目は午後の練習だけでしたがとても疲れてしまい、2日目以降のことを考えると不安になりました。しかし1年生男子だけで中日オフに富士急ハイランドへ行こうという無謀な計画を立て、どのように行こうかなどと考えているうちに、その不安は消えてしまいました。同期の皆にはとても感謝しております。
明日の準備を終え少しでも体力を回復させられるように眠りにつきました。

以上で夏合宿第1日目の報告を終わります。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 田崎俊介