2016年12月23日金曜日

平成28年度 体育会優秀選手塾長招待会


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法3年主務の中村です。

12月12日(月)、品川プリンスホテルにて行わました、体育会優秀選手塾長招待会についてご報告いたします。

今回の活動報告は2年蜂屋君に任せようかと考えていましたが、まさかの胃腸炎で招待会を欠席してしまいました。私も大分全国大会前に胃腸炎にかかった身であります、胃腸炎は本当に辛いです。蜂屋君、来年こそ参加しよう。

さて本題に入ります。
本年度の招待メンバーは以下の通りです。

[4年生]
青木先輩(全日立会中量級2位)
今西先輩(全日団体3位)
宇恵先輩(全国女子初段2位、全日女子初段2位、全日立会重量級3位)
岡部先輩(全日団体3位)
栗野先輩(全日団体3位)

[3年生]
荻田(全国女子初段2位、全日女子初段2位)
栗原(全日団体3位)
金野(関東立会個人1位)
田中(全日団体3位)
中村(全日団体3位)
李(全日団体3位)

[2年生]
蜂屋(全日団体3位)

お忙しい中、伊藤OB会長にもお越しいただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

本年度は12名が招待されました。少林寺拳法は個人競技の側面が強いですが、その中で二桁の人数での参加は誇るべきことだと思います。

乾杯と同時に一斉に料理に群がる体育会の選手達。
3年目にして初の参加であり無知であった私は、早くも遅れをとりました。
栗野先輩が手伝ってくださったこともあり、何とか料理にありつけました。ここでもチームワークの重要性を痛感しました。やっぱり塾長招待会は大人数で参加した方がいいですね。来年は数の暴力で他部を圧倒しましょう。

塾長招待会後、我々3年生は伊藤会長とお食事をご一緒させていただきました。
部活に対することは勿論、これからの就活に向けたお話も伺えました。伊藤先輩、有難うございました。
話は逸れますが、その居酒屋では美味しそうな鳥刺しが出てきました。ですが胃腸炎に敏感になっていた私は遠慮させていただきました。

時が経つのは早く、私も来年で引退となります。来年も塾長招待会で祝杯をあげたいと思います。そのためには今後の大会に向け、全力で取り組まなければなりません。就活が本格化してきましたが、部活に対する気を緩めることなく頑張っていこうと思います。
先日商社セミナーなるものに参加しましたが、開始時間を勘違いして30分遅刻するという失態を演じました。今回の塾長招待会のように早くもスタートに出遅れてしまいましたが、必ずや乗り越えてみせます。

最後になりますが、日頃よりお世話になっております麻田監督をはじめ、OBOGの皆様にも感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。
現在少林寺拳法部はオフに入っています、次の活動は年明けの寒稽古となります。
皆様良いお年をお過ごしください。

失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 主務 中村陽久

2016年12月11日日曜日

2016年度 第51回 少林寺拳法早慶定期戦

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の田中です。
12月4日に早稲田大学にて開催されました、第51回早慶定期戦についてご報告致します。


結果は以下の通りです。

【新人戦の部】
   慶應義塾     早稲田
先鋒 川上(経1) 0-2 刈屋
次鋒 飯島(経1) 2-0 小林
中堅 青木(文1) 0-3 佐竹
副将 佐藤(商1) 2-2 中村
大将 田崎(経1) 1-1 居作

結果、1-2。よって早稲田大学の勝利。


【本戦の部】
   慶應義塾     早稲田
先鋒 李 (法3) 0-1 久保田
次鋒 金野(商3) 1-1 尾形
中堅 品川(政3) 0-6 英
副将 栗原(法3) 2-1 谷部
大将 田中(商3) 0-0 堂脇

結果、1-2。よって早稲田大学の勝利。

本選の部の勝利により、本年度は早稲田大学の優勝。


新人戦。
新人戦は毎年苦戦が強いられています。
というのも早稲田大学は有段者の新入生が多く、キャリアの差によるところもありますが、
相手に有段者が揃ってしまってビビってしまっている、という心理的な作用によるところが大きいかと思います。
ですが、今年度は本校も有段者の入部者が多く、また有段者とのセレクションに勝ち抜いた段外者もおり、
非常に心強いメンバーを選出することができました。
結果としては引き分けも多く接戦となり破れてしまいましたが、唯一の勝ち星をつけてくれた部員が、
大学初めの飯島という、非常に今後に期待のできる戦いを見せてくれました。
今年の一年生は、我々がシーズンを通して運用法の練習を取り入れてきたこともあってか、
かなり運用法に対して意識の高い者も多く、来年度以降も活躍を見込めると感じております。
悔しい思いをした者も、その思いを糧に実力を蓄え、部を盛り上げていってくれれば、と思います。


本戦。
今シーズンは本当に辛いものとなりました。
6月に行われた杉本記念合同練習会において早稲田大学に圧倒的な力量差を見せつけられ、
その雪辱を誓い、日々練習に取り組んで参りました。
圧倒的な実力を持つ堂脇君を筆頭に早稲田はメキメキと力をつけていました。
(ちなみに堂脇君は昨年の全日本学生大会で運用法二位、今年度は一位でした。)
今年は毎年伺っている椋本先生のもとでの練習会に加え、武道館への出稽古、
渡辺先生を招いての練習、他大学への出稽古など多くの試みをしました。
この場をお借りして、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

早慶戦を迎えるにあたってですが、大将戦の僕の相手が堂脇君ということは初めから分かっていたので、
団体戦に確実にに勝つために、「田中までに勝ちを決める」とメンバーが口を揃えて日々練習に取り組んでくれました。
頼りにならない主将で安心させてあげられず、みんなの負担を増やしてしまったかもしれませんが、本当に心強かったです。

さて、早慶戦本戦についてです。
先鋒の李は緊迫した読み合いを繰り広げ、両者懐を容易に攻めさせない試合でしたが、時間切れ間際に得点を許し、敗北。
次鋒の金野は先取点をあげ善戦しますが、終盤に取り返され、引き分けとなります。
劣勢を切り抜けたい中、中堅の女子戦ですが品川は大量失点を許し手痛い黒星となりました。
勝たなければ負けが決まってしまう副将栗原。先取し、かと思いきや後半に返され、
万事休すかと思いきや、終了間際に追加点をもぎ取り、勝負を決めさせないまま僕まで回してくれました。

迎えた大将戦ですが、緊張感が半端ではありません。
勝たないとチームの負けが決まってしまう場面です。
さらに、相手は昨年2-7で大敗を期した堂脇君です。
あまり多くのことを考える余裕もなく、根拠もなく大丈夫、任せろ、やってくると自分に言い聞かせるように、
同期に言っていたのを記憶しております。
そして、応援に駆けつけて下さった青木元主将、堤先輩に背中を叩いていただき、試合に臨みました。
早稲田は、引き分け以上で勝ちが決まる場面でしたので、堂脇君はこっちの動きを見て、完全に待っているように見えました。
必死に攻めますが一点を取られて前半を終え、同期から背中を叩いて励まされ、應援指導部主導の応援を受けていました。まだまだ闘志は潰えていません。一矢報いてやろうと後半に臨みます。
後半戦も膠着した試合は続きます。
普段非常に攻撃的な堂脇君に待たれるとこんなに不気味で、威圧されるのか、と武者震いしていました。
一瞬の隙を突き、残り4秒のところで待望の1点を掴みましたが、敢え無く時間切れとなり、引き分けで大将戦を終えました。

以上の結果から、1-2で本年度は慶應の敗北となりました。
試合を終え、悔し涙を流す結果となってしまいました。
先輩方が繋いできた連覇の流れを、自分が断ち切ってしまったかと思うと、悔しくてたまりませんでした。
慶應はリベンジを掲げ練習に取り組み、着実に実力を伸ばしてきたのですが、総合力で早稲田にあと一歩の差を埋めることができませんでした。

我々は、このような非常に悔しい結果となってしまいましたが、手放しでお役御免してしまうのではなく、
後輩たちに来年すぐさま優勝杯を取り返してもらわねばなりません。
そのために、自分たちにできること、技術的な指導はもちろん試合に臨むメンタルのつくり方など、残せるものはすべて後輩に伝えていきたいと思っております。

そして、我々がここまで練習に打ち込み、実力を伸ばしてこれたのは、ライバルといえる早稲田大学の存在あってこそです。
やはり早慶戦というものは特別なもので、早稲田大学と慶應義塾大学の部員にしか味わえない雰囲気、悔しさ、嬉しさがそこにはあると思います。
それを感じることができるのは、他でもないたがいの存在があってこそだと思います。
ここまで僕たちを強くしてくれて本当にありがとう。来年以降も宜しくお願いします。


最後になりましたが、お忙しいなか審判団を務めて頂きました明治学院大学橘先輩、上智大学金子先輩、法政大学清水先輩、岡田先輩はじめ三田会の先輩方、麻田先生、大石先生、應援指導部はじめ慶應義塾関係者の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、すべての皆様に心から御礼申し上げます。


以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 主将 田中雅人

2016年12月6日火曜日

第45回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の井上貴弘です。
12月3日に開催されました第45回蝮谷クロスカントリー大会についてご報告いたします。
我が部からは1年の井上、石川、岩崎の三名が出場致しました。

当日はよく晴れておりましたがさすがに寒く、クロスカントリーというと我々1年生が入部して間もなかった頃に行われた早慶合同練習を思い出すため身も心も凍える思いでしたが、先輩方がレクリエーション企画だと仰って下さり、幾分リラックスして臨むことができました。
スタート地点である陸上競技場には様々な體育會の選手が200名ほど集まっておりなかなかの活気でした。
レース自体は各部とも気楽に走っていたようでランニングは苦手であると自負している自分も2桁の順位で完走することができました。上位入賞は競争部はもちろんのこと、スキー部、合気道部などがランクインしており個人的には意外な結果となりました。
最後の直線レーンをアヒル歩きで若き血を熱唱しながら完走した応援指導部の必死な姿には自分も応援せずにはいられませんでした。
25位のクリスマス賞や125位の125周年賞など他にもユニークな賞が多数あり、個人的には125位の慶應マフラー(全1種)十本セットを狙っていたのですが、多くの人が同じことを考えたようで獲得なりませんでした。誠に遺憾であります。最下位の空手部闇鍋招待券の受賞者には頑張ってほしいです。
来年度もこの大会は行われると思うので1年後にこれを読むであろうまだ見ぬ新1年生は是非とも賞の獲得を狙ってみて下さい。
以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 井上貴弘