2009年7月27日月曜日

2009年度神奈川県大会

失礼致します。慶應義塾体育会少林寺拳法部1年、堤大祐でございます。
河本先輩に続きまして先日行われた神奈川県大会について、1年生が僭越ではございますが活動報告をさせていただきます。
稚拙な文章ではございますが,温かい目でご覧くださいますと幸いです。

私たち1年生にとって、この度の神奈川県大会はデビュー戦でありました。
1年生の中には前日緊張のため,なかなか寝付けなかった拳士もいたようです。
そんな中,横浜文化体育館で試合が始まりました。私の出番は11番だったのですが,若番の演武を見るたびに緊張が高まってゆくのを感じ,焦り出したことを鮮明に思い出します。しかし,いつでも相方の石坂は私に「大丈夫」と言って落ち着かせてくれました。この日ほど,相方を心強く思った日はありません。
ついに私たちの出番が回ってきました。直前に横山先輩にいただいた「気合」「落ち着き」のアドバイスを胸に臨みました。試合中はいつも以上に相手の動きもよく見えて,自分なりには納得のいくものでした。終わってみると,一気に楽になるもので,後続の仲間の演武を落ち着いて見ることができました。
予選を終えると,小渡先輩にアドバイスをいただきました。演武後に自分に納得したのが恥ずかしくなるほど改善点が挙げられました。このとき,慌てふためく私たちに小渡先輩は貴重な昼休みを削って親身になってご指導くださいました。本当にありがとうございました。
そして,本戦になんとかコマを進めた私たちですが,緊張しながら順番を待っている間に少し考えたことがあります。それは先輩方,そして同期唯一の経験者,茂住の姿でした。少林寺拳法を大学から始めました私は恥ずかしながら,諸先輩方の演武を見てもどなたが上手なのか,またどんなふうに上手なのかがわかりません。唯一わかるのは,「かっこいいな」ということだけでした。そんなレベルにいる私が,
待ち時間に緊張していることが,なんだかおかしく思えてしまい,そう思うとそれから緊張が集中に変わっていきました。
本戦の演武はまた納得のいくものができてよかったのですが,結果は4位でした。大した練習もしていない自分に,入賞できなかったことを悔しがる資格はないと頭ではわかっているものの,本当に悔しかったです。
大会当日まで演武チェックをしてくださった小山先輩,前日にアドバイスを下さった公文先輩,そして全く上手くできない私たちを丁寧にご指導してくださいました多くの先輩方,本当にありがとうございました。

秋の全日に向けて,気合を入れなおし夏の練習に全力で取り組む所存であります。
これからも,ご指導よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

失礼致しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部
1年 堤大祐

2009年7月21日火曜日

2009年度神奈川県大会

失礼します。2年河本です。
去る7月19日(日)に行われました、『2009年度少林寺拳法神奈川県大会』について報告させていただきたいと思います。
神奈川県大会は、本年も例年通りJR関内駅より歩いてすぐの横浜文化体育館にて開催されました。
そして、本年も例年通り慶應は試験期間の真っ最中。来る夏のジワジワした猛暑と試験勉強と戦いながら、ほぼ全部員が県大会へと参戦しました。
さて、県大会には子供から大人。はたまた、ご年配の方々まで幅広い層の拳士と、道院、高校、大学など様々な背景の拳士が出場します。そのため、県大会の戦いは会場の席取りから、火ぶたが切っておとされます。会場が慌ただしく揺れ動くなか、慶応の席取りの結果は・・・最後尾に席を一列ゆずっていただきました。が、当然部員全員入るわけがなく・・・通路を着替え等に拝借させていただくことになりました。(通行にご迷惑をかけた方々申し訳ありません。)
そして、いよいよ予選開幕。今大会ではアップの時間がなく、そのまま演武が開始となったため、気持ちの準備よりも体の準備が出来ないまま、予選へとのぞむことを余儀なくされた拳士もいるのではないでしょうか。幸い、慶応は演武の順番が初めの組がなかったので、順番を待っている間に何とか試行錯誤して、演武に臨めました。
大会がはじまりますと、さすが県大会。大学のみの大会では、味わえない演武の数々が披露されました。普段の稽古でも、意識していきたいと感じる部分に多く気付けたように思えます。
今大会では、慶應内で同一種目に最多4組も出場するといった激戦必至の事態となり、練習では切磋琢磨、予選・本選では良きライバルとして火花を飛び散らせました。
結果は以下となります。(以下敬省略)
一般男子三段の部
優秀賞    佐藤  横山 →全国大会出場
優良賞    石黒  中間
一般男子二段の部
最優秀賞   河本  茂住 →全国大会出場
優良賞    加納  直井
一般男子初段の部
優良賞    諸藤  新堂
一般男子級拳士の部
優秀賞    土井  松永
一般女子二段以上の部
優秀賞    吉村  岡崎(東海大学) →全国大会出場
一般女子級拳士の部
最優秀賞   山本  戸叶

以上、多くの拳士が入賞することができました。
入賞したものはこのモチベーションを胸に、惜しくもそうでなかったものは悔しさを糧に、来る全国大会・全日本学生大会へと精進していきたいと思います。
最後になりましたが、慶応のOBであり今大会出場拳士であります浜田先輩に、これ以上ないばかりの大変的確なご指導をいただきましたこと深く感謝の次第であります。本当にありがとうございました。

以上をもちまして、『2009年度神奈川県大会』の報告を終わらせていただきたいと思います。
失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部
二年 河本尭大

 
  

2009年7月7日火曜日

新入生合宿

失礼します、1年ながら活動報告させていただきます。
体育会少林寺拳法部一年の山本です。
先日学生連盟主催で行われた新入生合宿について報告したいと思います。

今年度の新入生合宿は、7月4日国士舘大学、5日東京農業大学で行われました。この合宿のテーマとなっている「つながり」のように他大学と交流を深めることのできる数少ない機会に、一年一同期待に胸をふくらませて参加しました。
しかし「友達100人計画」で合宿に臨んだ前半戦、結果は惨敗です。人見知りが多いのか休憩時間は体育館の隅っこに固まっていました。傍から見ると完全にネクラ集団です。そんな中、日本で松岡修造の次にアツい男、堤だけが果敢にも他大学の輪の中に一人で飛び込むという奮闘っぷりを見せました。さすがです。

1日目の練習は、まず基本から始まりました。その後、6人一組になり意見を出し合うPBLという学連独特の練習をやりました。他大学のレベルに刺激を受けながら、皆真剣に練習に取り組んでいたと思います。
その後1日目の締めくくりとして、アトラクションがありました。大将を決めて、大将が当てられたら負けという形式のドッチボールです。この時、ひときわ存在感を示していたのが、我が慶應義塾から学連の役員として参加していらっしゃった諸藤先輩であります。諸藤先輩は自ら前線に進みで、相手チームをあおるなどチームのために素晴らしい活躍をされました。先輩の勇姿を一生忘れることはないでしょう。

練習を終えオリンピックセンターに移動し、そこに宿泊しました。部屋割りは他大学の人と混合の4人一部屋になっており、ここでネクラ集団もついに友達作りという戦に出陣しなくてはならなくなりました。さて、結果は・・・。翌日の皆の自信に満ちた顔が答えだと思います。

2日目は、有段者と見習いにわかれ、各班の先生に様々な技を教わりました。今まで先輩方に習っていたものとは違う新鮮さがあり、とても為になりました。非常に短い時間でしたが、中身の濃い練習だったと思います。
2日目の練習は東京農業大学で行ったということで、締めとしてやはりアレがありました。通称大根踊りと呼ばれている農大名物のアレ、そう「青山ほとり」です。はじめは慣れない踊りに戸惑いながら、最後には皆一丸となって踊りました。特に石坂は普段の癒し系キャラからは想像できないようなはじけた踊りを披露してくれました。

この合宿は他大学との友情を深めることのできる非常に貴重な二日間となりました。今回の合宿で吸収したことを今後の練習にもいかしていきたいと思います。

最後に引率してくださった小渡先輩、新堂先輩、そしてこの合宿を計画してくださった諸藤先輩をはじめとする学生連盟の方々に深く感謝します。ありがとうございました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部1年
山本裕夏

2009年7月1日水曜日

防衛大学合同練習

失礼します、三年の新堂です。
新入生歓迎式の報告と前後してしまいましたが、6/14日、防衛大学で合同練習が行われました。例年は、早稲田、慶應、防衛大学の3大学による練習会だったのですが、昨年からは他にも多数の大学が参加する、大規模な合同練習となっております。今年は、青山学院大学、上智大学、明治学院大学、明治大学、東海大学の方々も参加されました。

3年生以下の集合は最寄駅の馬堀海岸駅。今日は「略装可」の日だったので、体育会ポロシャツデビューの部員も多かったです。夏の暑い時期にはとくに、通気性の良いポロシャツは重宝します。

まずは準備体操から始まり、続いてお馴染みのランニングです。体力に自信のある人、あまり無い人のグループにわかれて走ります。ここでは、防大の拳士の体力の凄さを思い知らされることになります。走りながら、所々で防大の施設や歴史について紹介してくれます。
ランニング後は少し基本練習をしてから有段、段外、白帯にわかれての技練習です。白帯は天地拳第一系の相対演武をおこないました。一年生は、他大学の人と技練習をする初めての機会だったと思いますが、楽しくやっていたように思います。
段外は、2年渡邊、土居、上智の留学生スコットを4年生佐川先輩に見ていただきました。
有段は、慶應の4年生横山先輩と佐藤主将が首座をとりまして、柔法乱捕りなど、普段の慶應らしい練習を紹介していました。

最後は、他大学と組んでの演武発表でした。演武練習の時間はかなり長くあり、お互いに教えあったり交流したりで、みんなとても楽しそうに練習していました。
このような機会を提供してくださった防衛大学の方々、各大学の幹部の先輩方、本当にありがとうございました。
来年も、各大学の良い所をたくさん吸収できるような有意義な合同練習会を実現できるように努めたいと思います。


慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 

新堂 圭太