2022年12月15日木曜日

2022年度 体育会優秀選手塾長招待会

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の細井柚季です。

12月14日に行われました2022年度体育会優秀選手塾長招待会についてご報告させて頂きます。


シェラトン都ホテル東京で対面式にて開催されました。

本年度は以下の戦績が評価され、招待されることになりました。


第59回少林寺拳法関東学生大会 立合評価法女子団体 優勝

・第56回少林寺拳法全日本学生大会 女子総合 2位

・第57回少林寺拳法早慶定期戦 勝利


招待メンバーは以下の通りです。(敬称略)

[4年]

高鹿

岡田

髙澤

西山

山内


[3年]

岡田

佐藤(生)

田川

庄司


[2年]

鈴木


[1年]

細井

(合計12名)


塾長招待会に招待されたことは、塾体育会の部員として大変名誉なことであり、部員一同幸甚に存じます。他の体育会生からも大きな刺激を受けることとなりました。また、この様な状況下でも対面式にて開催出来たのは、塾体育会の皆様のご尽力によるものです。誠にありがとうございます。来年も弊部を招待していただけるよう、精進して参ります。


最後になりますが、日頃からご支援頂いている先輩方、当日ご出席頂いた篠永監督・伊藤OB会長・烏谷先生に心より感謝申し上げます。

今後とも少林寺拳法部へのご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。


以上で活動報告を終わらせて頂きます。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 細井柚季

2022年12月12日月曜日

2022年度 幹部交代式

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の佐藤生一です。

12月9日に行われました2022年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。


本年度の幹部交代式は渋谷の「土間土間」にて3年ぶりの対面開催となりました。

早速ですが、第64期幹部のご紹介させて頂きます。


【主将】佐藤生一(文3)


【副将・統制】多家桜子(看3)


【主務】田川千鶴(政3)


【三田会幹事・会計】渡戸駿介(法3)


【渉外】吉野果林(理3)


【医務】佐藤玲伊(文2)


【副務】鈴木里歩(経2)


【会計監査】大原周悟(商2)


【演武特命チームリーダー】岡田毬花(文3)


【立合特命チームリーダー】庄司百伽(法3)


【法形特命チームリーダー】小林慶大(薬3)


本年度より篠永監督特命のチームが新設されました。

以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。

何卒宜しくお願い致します。


本年度のフィロソフィー・スローガン・運営方針はこちらで御座います。


◯フィロソフィー


『慶應義塾體育會少林寺拳法部team2023は、「人・部員」及び「選手」の両面で互いに切磋琢磨し「成長」することを通して人間としての自らの価値を高めていきます。』 


◯スロガーン


『自分に克つ、全員で勝つ。』


◯運営方針


『不屈の努力×最強の仲間=圧倒的勝利』



本年度よりスローガン・運営方針に加えて部のフィロソフィーを打ち出しました。

フィロソフィーには「なぜ慶應義塾體育會少林寺拳法部の部員として選手として活動するのか。」という根本的な問いを意識して、部に貢献して欲しいという幹部の想いが込められております。

また本年度の大会目標は『全日本学生大会総合優勝』と『早慶戦完全優勝』です。

弊部は、61期坂井主将の元で始まった組織改革により、着実に実力をつけております。現在では、日体大・明治大・早稲田大につぐ全国四強としてその地位を確立しております。その四強としての地位を不動のものとすると同時に創部以来達成されたことがない『全日本学生大会総合優勝』を成し遂げたいと思います。

私は父と姉を慶應義塾體育會少林寺拳法部のOB・OG  に持ちます。私が慶應義塾體育會少林寺拳法部を主将として『史上最高の勝利』に導くことは私の責務であると確信しております。先輩方から受け継がれてきた伝統の「継承」そして、未来の世代へ「継勝」を意識し仲間を信じて仲間と共に新たな歴史を創って参ります。


最後になりますが、日頃からご支援頂いている先輩方、当日ご参加頂いた烏谷先生に心より感謝申し上げます。


以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 佐藤生一

2022年12月8日木曜日

第57回 少林寺拳法早慶定期戦

 失礼致します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部4年 高鹿綾華です。


 


12月4日に早稲田大学戸山キャンパス内 早稲田アリーナにて開催されました、第57回少林寺拳法早慶定期戦の結果についてご報告致します。


 


今回、早稲田大学にて新型コロナウイルスクラスターが発生し、人数を揃えることができなくなってしまったため、本戦のみの開催となりました。

直前まで協議を重ねていたため、ご心配をおかけし申し訳ございませんでした。

開催にあたりご尽力頂きました早慶全ての皆様に厚く御礼申し上げます。


 


結果は以下の通りです。

 


【本戦の部】


 


   慶應   早稲田


 


先鋒: 佐藤生 

→不戦勝


次鋒: 庄司  1-1 関


中堅: 山内

→不戦勝


三将: 田川 3-4 氏平


副将: 西山 7-2 藤井


大将: 高澤 0-10 籾


 


3勝2敗1分で慶應義塾の勝利




本戦の部勝利により、昨年度に引き続き慶應義塾が優勝校となりました。




以下、試合を振り返らせて頂きます。



先鋒の佐藤は、立合に対して誰よりも熱量を注いでおり、圧倒的技量を誇っております。今回試合が無くなってしまい私も悔しいですが、次期主将として、早慶戦開催の危機になっても、自身の練習のみならず、後輩指導、声掛けを続けてくれました。来年は、大将として慶應を勝利へ導いてくれることと存じます。




次鋒の庄司は、相手に先制されたものの、落ち着いて相手をみて取返し、引き分けに持ち込んでくれました。全日の予選では全日本軽量級優勝かつ女子立合史上最強とも言える籾拳士と当たったことで、全日出場はかなわなかったものの、昨年と比べても圧倒的成長をとげ、出る試合で見る度に動きが良くなっている彼女には、来年も期待しかございません。




中堅の山内は、正規練習中・自主練中問わず他部員の練習に向き合ってくれることで、全日王者に輝いた経験を存分に部へ還元してくれました。当日のインターバル中も、選手一人ひとりに的確なアドバイスを送り、頼れるセコンドぶりを発揮してくれました。誰もが彼の安心感に助けられたことと存じます。引退試合が無くなってしまったことは悔やまれますが、彼がいてくれたからこそ慶應は勝利を掴むことができました。




三将の田川は、全国大会本戦出場、籾拳士を抑え優秀選手にも選ばれた相手に、2点先制しました。後半、氏平拳士の猛攻を受けましたが、終始攻めの姿勢を崩さず、接戦を繰り広げてくれました。常に怪我と戦いながら、修練を重ねる彼女は、来年は必ず自身の勝利をも以て慶應の勝利を掴んでくれることと存じます。




副将の西山は、今回で3戦目となる相手との戦いでした。相手の藤井拳士は、昨年の早慶戦で西山に負けた悔しさから猛対策し、今年の全日予選では西山に勝ちしました。西山は1年生の頃から立合の実力も熱量も高く、常に一人黙々と練習し、磨き上げた力を惜しみなく他部員に授けてくれます。それだけに、全日本戦出場を逃した悔しさは計り知れませんが、それでも腐らずさらなる練習に励み、慶應を勝利に導いてくれた彼は、私達の誇りです。



大将の高澤は、女子立合史上最強選手と言っても過言でない籾拳士を相手に、最高の試合をしてくれました。下級生の頃は、立合の成果が目立つ拳士ではなかったものの、高澤らしくコツコツ実直に練習を重ね、今年の関東、全日と、花を咲かせました。籾の猛攻にもひるまず、果敢に攻め続け、動きでは籾に全く劣っておりませんでした。記録ではなく記憶に残る試合で、私達に感動をくれました。






以上の結果をもちまして、本年度の第57回早慶定期戦も優勝することが出来ました。



私自身試合に出場することは叶いませんでしたが、この最高のチームの主将として戦えたことに感謝しかございません。指導陣の皆様、先輩方、同期、後輩達、支えてくださった皆様、全員で掴んだ勝利でした。





64代主将、佐藤生一は、ご家族お二方も部の先輩でいらっしゃることで「慶應義塾體育會少林寺拳法部に入るべくして生まれた男」として、あらゆる方々のお力お借りしながら部を引っ張ってくれることと思います。ですが、プレッシャーには感じず、彼らしく仲間と勝利を追い求めていってほしいです。今後ともご声援の程を宜しくお願い申し上げます。




最後になりましたが、例年に引き続きお忙しい中審判を務めてくださった明治学院大学橘先生、法政大学清水先生、明治大学山田先生、日頃よりご指導頂いている篠永監督、井上先生や渡辺先生を始めとする武道学園の先生方、当日お越しくださった烏谷部長、伊藤先輩を始めとする三田会の諸先輩方、應援指導部の皆様、そして、クラスターという大変な状況の中、開催の準備をしてくださった早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、全ての方々に心から御礼申し上げます。

開催自体危ぶまれた中、無事開催でき、本当に良かったです。誠にありがとうございました。




以上で報告を終えさせて頂きます。


失礼致しました。






慶應義塾體育會少林寺拳法部4年


主将   高鹿綾華

2022年11月8日火曜日

2022年度 全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の小杉海斗です。11月6日に行われました全日本学生大会について報告させていただきます。
結果は以下の通りです。(敬称略)

演武
【男子単独白緑】6位入賞 田邊(経1)
【男子白帯緑帯】第1位 秋山(商1)・小杉(商1)
【男子茶帯】6位入賞 林(理3)・山崎(経3)
【男女茶帯】第1位 鈴木(経2)・和田(政2)
【女子初段】5位入賞 岡田(文3)・庄司(法3)

立合評価法
【男子軽量級】5位入賞 佐藤生一(文3)
【男子中量級】第1位 山内(経4)
【女子中量級】第3位 高澤(文4)、4位入賞 田川(政3)、5位入賞 岡田(政4)

以上の結果により大学として
【立合団体】女子第1位
【女子総合】第2位
となりました。

今回の大会では、声出しありの演武審査であったため、練習のときは部員全員で気合を出して演武を通していました。実際に、他の大学もほぼ全ての拳士が気合を出しており、どの演武を見ても迫力がありました。特に1年生は気合を出しながら演武をするのは初めてのことであったため、1年全員は気合の出し方に苦労しながら練習をしていました。そんな中、私たちのペアはとにかく全力で声を出す気合を意識しながら練習に励みました。その結果、演武での武的要素が増し、強い突きや蹴りが出せるようになり、演武における気合の重要性を実感することが出来ました。
私は関東新人大会には出場できなかったため、今回の全日は私にとって久々の大会でした。そのため、大会当日は緊張に押しつぶされそうになりましたが、ライバル達の演武やその点数を見ずに自分の演武に集中するという作戦をとり、なんとか自分たちの本領を発揮し優勝をつかむことができました。私たちが優勝をとれたのは、先輩方から丁寧なご指導を頂けたことが一番大きく、感謝してもしきれません。
現体制での最後の大会は残すところ早慶戦だけとなりましたが、気持ちを立合に切り替え、練習とトレーニングを積みながら打倒早稲田へと突き進んで参ります。

最後になりますが、大会開催にご尽力いただいた関係者の方々、日頃よりご指導いただいております篠永監督、渡辺先生、井上先生、コーチの方々、先輩方にこの場を借りて感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 小杉海斗





2022年10月15日土曜日

2022年度 関東新人大会 (立合)

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の山崎光輝です。

109()に行われました関東新人大会(立合)について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。

 

【立合評価法】

・男子段外  2位 山崎(3)

・女子段外  2位 鈴木(2)

 

・立合総合  男子3

 

以上となります。

 

今回の大会は私を含めた65期の3人が出場しました。初めての立合評価法の大会という事もあり、自分はどういう戦い方をすれば良いのか、相手がどういう戦い方をしてくるのかなど、移動や開会式の間に沢山の事を考えてしまい、なかなか冷静な状態を保つ事が難しかったという記憶が今でも残っています。

 

今回の大会は観客を制限し、女子有段・段外は本戦のみ、男子有段・段外は予選始まり、それぞれ2回試技を行う形式で開催されました。短いスケジュールの中で万全にアップをする時間はありませんでしたが、段外の男女両方において2位を取る事が出来ました。私と致しましては男子段外で2位を取る事が出来ました。1位の拳士に1点差で負けてしまった事が非常に悔しいですが、予選で惨敗した相手に本戦で有効打3本を取り返して勝利する事が出来ました。

 

今回の大会で私が再確認出来た事が1つあります。

 

それは「油断大敵」です。

 

慶應は立合評価法が強いと言われているものの、決してその評価に甘えてはいけないと思いました。個人が自信を持ちつつも、常に改善するべき所を探り、お互いに切磋琢磨しあう事がとても重要であると再確認する事が出来ました。

 

 

116日には全日本学生大会が控えています。最も規模の大きい学生大会で出場拳士全員が入賞出来るよう、のこり1か月を切ったこの期間にもう1度気合を入れ直そうと強く感じました。

 

最後になりますが、日頃よりご指導頂いております監督、コーチ、関係各位の皆さま、ご支援頂いておりますOBOGの皆さま、そして大会開催にご尽力頂きました関係者の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

以上で活動報告を締めさせて頂きます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年  山崎光輝

2022年9月25日日曜日

2022年度 関東新人大会 (演武)

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の棟高佑です。

911日に行われました関東新人大会について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。(敬称略)

 

【男女有段(3,4年生の部)】

田川(政3)・佐藤生(文3)入賞(5)

多家(看3)・小林(薬3)入賞(6位)

【男子茶帯(1,2年生の部)】

林(理3)・山崎(経3)入賞(3位)

【男女茶帯(1.2年生の部)】

鈴木(経2)・和田(政2)入賞(5位)

【男女白帯緑帯(1.2年生の部)】

湊(法1)・棟高(理1)入賞(6位)

以上となります。

 

私は今回初めての組演武で、大会までは暗中模索の状態が続きました。「間合い」や「テンポ」「タイミング」といった今までになかった要素に混乱し、なによりも片方が動きを良くするのではなく「ペアとして」上達することの難しさを感じていました。あまりペアらしい意見交換もできず悩んでいたところ、同学年のあるペアのやりとりから転機が訪れました。

彼らは「どういう動きなら武的要素を高められるのか」「どうしたら相手の攻撃を魅せられるか」という演武の本質的なところから試行錯誤を重ねていました。普段の練習や演武でその意識を取り入れて見たところ、今までは先輩がくださったアドバイスを本質的に理解して動きに落とし込むことが徐々にできるようになっていきました。少林寺拳法が楽しくなってきた瞬間でした。

しかしコロナ禍の中、慶応義塾の少林寺拳法部の中では陽性者が続出しました。そのため大会直前に練習もままならないペア、大会に出場できなくなったペア、練習時間が大幅に削られたペアなどが多かったように感じます。私のペアもコロナの余波で大会当日まで出場できないなどと痛手を被りました。

少ない練習時間の中でも全力で練習し、後輩の面倒見も欠かさない先輩方からは勇気を頂きました。

大会当日、記念館ホールの中は今まで動画の中でしか見てこなかったような早稲田、明治、日本体育大学など全国でもしのぎを削るであろう大学でひしめき合っていました。

慶應の拳士が演武を終えて自陣に戻って来た時に「頑張ったね」「良かったよ」などと温かく迎えてくださる様子を見て、慶應のチームとしての強さを感じました。また、自分もこのように仲間を迎えられるチームメンバーでありたいと強く思いました。

私自身の結果と致しましては、入賞6位でした。通したときはそこまで悪くない演武だったとは思ったのですが、漠然と上手く見える演武と本当に技術点の高い演武との差を実感する結果でした。思うような結果ではありませんでしたが、全日までの課題がはっきりとしてきたことに前進している感覚を感じました。また全日本で戦うライバルを目の当たりにしたことで、これまで以上に強い闘争心が芽生えてきた気がします。

 

さて、新人大会が終わり、11月初頭の全日本学生大会まで残りわずかとなってまいりました。私は演武を進化させていくことを楽しみながら、今まで以上に勝つ思いを持ち全日本に望んでいこうと思います。

最後になりましたが、コロナで大変な最中、面倒を見てくださった先生方、先輩方、OBの方々そして大会を開催してくださった関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 棟高佑

2022年8月26日金曜日

2022年度 通い合宿

失礼致します。
慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年の堀田涼平です。
8月18日に行われました通い合宿について報告させて頂きます。

本来1週間行われるはずであった山中湖での合宿がコロナ拡大の影響で中止になりました。そのため、今年度は日吉で通い合宿という形で開催されました。私は、入部してから数日しか経っていないので改めてこの通い合宿を通して心を入れ替えるきっかけになりました。

最初に、1〜3年生が整列をした数分後に4年生の先輩達が登場しました。そして、部のスローガンを全員で声を出すことになった時に声が小さかったり覚えてないなどで開始早々罰ゲームとしてミットの上を跳ぶ「サイドジャンプ」を120回行いました。開始早々の罰ゲームに驚きながらも全員で励まし合いながらなんとか乗り越えていくとができました。

その後は様々な種類の手押し車を行いました。その中でも一番難しかったメニューは拳立てをしながら手押し車で動いていくというものです。私は、人生で拳立てを一度もしたことがなくメニューを聞いたときにはできるか不安になりました。実際、その場で拳立ての状態で体の体勢を維持することすら難しいのでその状態で進むことは到底今の自分の実力では不可能でした。しかし、先輩方が腰を持ち上げるてくれたり、体を前に押してくれるなどのサポートをしてくださり時間はかかりながらも最後まで頑張り抜くことができました。改めて、先輩のサポートに感謝の念で埋め尽くされると共に先輩の背中が頼もしく眩しかったです。

そして、12時30分の昼休憩までは腹筋を使うメニューや下半身を使うメニューをするのに先輩が作ったサイコロによって休憩をもらえるかトレーニング時間が増加するかを決定しました。サイコロの結果に一喜一憂しながらも午前を乗り越えることができました。

午後の部の最初の方は雑巾がけレースで最下位になった人が罰ゲームを行なったり、3分間引っかからずに縄跳びをするなどをしました。

そして、今回1番の鬼門であったランメニューが行われました。1周するのに時間制限を設けて校舎の周りを5周走る長距離走やシャトルランが行われました。私は、長距離に関しては筋トレメニューよりも自信があったために体力の配分を考えずに走りました。その結果、約1年ぶりのランニングということもあり熱中症になったために途中でリタイアしてしまいました。自分の不甲斐なさに落胆したのと同時にメニューを完遂することができなかった悔しさで埋め尽くされました。

最後のメニューでは左右に跳び、腰を落とすためにしゃがむという動作を210回行いました。ここまでの練習の疲れもあるので皆声が小さかったり、数え間違いたり、腰をしっかり落としていないなどで4年生の先輩から何度もやり直しをさせられました。しかし、全員で励まし合いながらこのメニューを完遂させることができました。終わった瞬間、それぞれの人が「お疲れ様。」と声を掛け合い抱き合っている姿を見て改めてやり遂げることができたと実感しました。

今回の通い合宿を通して改めて少林寺拳法で賞を取るためにやり抜く覚悟を確固たるものにすることができました。また、先輩の励ましやサポートがなければ乗り切ることができなかったと思います。そのため、先輩方を目標としてこれからの練習に臨んでいくと同時に自分に後輩ができたときに先輩が自分にしてくれたことをできるような先輩になれるように精進していきたいと思います

最後になりますが、コロナ禍にもかかわらずこのような機会を設けてくださった4年生の先輩方、励ましてくれた3,2年生の先輩方に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年 堀田涼平









2022年7月7日木曜日

2022年度 神奈川県大会

 失礼致します。 

慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年の秋山晃紀です。 

7月3日に横浜武道館にて行われました神奈川県大会について報告させて頂きます。 

結果は以下の通りです。(敬称略)

 

大学生男子の部 

山内(4)青木(理3)最優秀賞(1位) 

多家(3)和田(2)…優秀賞(2) 

大学生女子の部 

高鹿(文4)田川(政3)…優秀賞(2) 

高澤(文4)・鈴木花(看1)…優良賞(3) 

女子単演の部 

岡田希(政4)…最優秀賞(1) 


以上となります。 


コロナ禍の影響で、本年度の県大会も前年に引き続き、声援が禁止された静かな会場の中で行われることとなりましたが、コロナ禍が緩和状態になりつつある状況下であったため人数制限などはございませんでした。私は少林寺拳法初心者として入部し、少林寺拳法の大会に出場するのは初めての経験でした。私は空手経験者で空手の大会に出たことはあるため、大会がどのように行われるのかというのはある程度把握できていましたが、やはり声援の聞こえない会場での演武は会場にいる多くの人からの視線が敏感に感じられ、とても緊張しました。

またコロナ禍の影響で、演武中はマスク着用が義務付けられていました。練習では普段からマスクを着用して演武の通しを行っており、大会ではマスクを外すことができると聞いていたので、私は息がしやすくなりいつも以上の演武ができるだろうと意気込み、大会前日の演武通しの際には私は初めてマスクを外して演武を行い自分で納得のいく演武ができました。しかし、その日の練習後に演武時のマスク着用の義務の旨が伝えられ、私は肩を落としました。大会当日マスク着用の件で気を落とすことがないように私は自分の心の中で、誰もが同じ条件なのだと言い聞かせ、切り替えて会場に向かいました。私は男子単独演武の部に出場しましたが、エントリー人数が多く午前から予選が行われました。部門ごとに始まる前に整列して並んでいる時に、私が緊張して待っていると観客席からの名前を呼ぶ声が聞こえ、その方向を見ると、同期・先輩方を含めた部の皆さんが手を振ってくれており、元気を貰えただけでなく緊張も少し収まりました。その後、私の演武の番が来て、演武を行いました。その演武結果は予選落ちとなってしまい、私は今回の大会で結果を出すことは叶いませんでしたが、整列して待っている際に手を振って貰えた時、これまでにないほど部の皆さんとの繋がりを私ながら感じました。今回の大会は、私にとって、このような部としての繋がりを感じる経験を積み重ねていくことに意味があるのだと気づかされた貴重な経験となる大会でした。

私は演武が午前で終わってしまったので、午後は部の皆さんの応援、演武の撮影に尽力致しました。入賞した方々だけでなく、出場した部員全員が自信をもって高度な演武をしている姿は練習にひたむきに打ち込んだ努力をありありと感じさせるものでした。

さて、県大会後、部全体として8月から夏休み練習が始まり、9月には新たな演武の構成やペアで迎えることとなる関東学生大会控えております。私はこれからも心身ともに成長できるよう精進し続け、大会で入賞し結果を残せるようこれまで以上に修練に励んでゆく所存です。 


最後になりますが、コロナ禍や猛暑で大変な最中、日頃より御指導下さった篠永監督や渡辺先生をはじめとした先生方、先輩方、関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。


以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 秋山晃紀 

2022年6月6日月曜日

2022年度 早慶合同練習会

失礼致します。

慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年の細井柚季です。

5月29日に行われました早慶合同練習会について報告させて頂きます。


本年度は日吉で早慶合同練習会が開催されました。

普段練習を行っている馴染みのある場所であるのに、当日はいつもと全く異なる雰囲気が漂っていました。合同練習会の1週間ほど前から特別なトレーニングメニューが組まれていましたので、覚悟して朝を迎えたつもりでしたが、その想像を遥かに上回る試練が待ち受けておりました。


まずは着替えを済ませて整列すると、これまでの人生の中で出したことのないほどの声量で「ファイトー!」と叫び続け、サングラスをかけて登場した4年の先輩方に気合を見せました。最高気温31度、2022年初めての真夏日という中、午前中最初に行われたのはクロスカントリー。塾高の前を通り過ぎて階段を駆け下り、テニスコート奥の民家を周り、再度階段を駆け上るコースを時間制限付きで数周走るメニューです。特に階段を上る際は全身に負荷が大きくかかり、1本目のメニューながら1日の体力が全て奪われました。途中で私は脈がとんで苦しくなった為、一旦道場で休ませて頂きましたが、周りに遅れて走っていると既にゴールした先輩方が戻ってきて一緒に完走してくださいました。私は自分のことに精一杯で周りのことを考える余裕がありませんでした。しかし、同じハードな練習をした上で、さらに応援までしてくださる姿勢を見て、感銘を受けました。私も基礎体力を向上し、来年は同じように後輩をサポートできる先輩になりたいと強く思いました。


罰ゲームとしてアスファルト上で拳立てやバービー、スクワットなどを行なった後、道場に戻り新入生が自己紹介を行いました。声が小さかったり、噛んだりしまったりして、何度もやり直しさせられている同期もいました。そして、ランメニューがついに終わりホッとしていた私ですが、4年の先輩から外に出てランメニューを再開すると告げられた時は崩れ落ちました。塾高の周りを走る「インターバル」、銀杏並木の坂を走る「坂道ダッシュ」を行いました。不整脈と若干の熱中症で身体は限界を迎えていましたが、弱い自分を押し殺し、足を一歩でも前に出そうと踏ん張りました。陸上部に入部したのだったっけ、と何度も思いました。


1時間のお昼休憩中は、事務連絡以外の会話をほとんどせず、床に寝転がって休息している部員が大量発生しておりました。私も軽食を取り、静かに午後の練習に向けて備えました。


午後の最初はその場基本でした。振り子突き、蹴り上げなどを200本 × nセット行いました。気合の声が小さかったり、全力を尽くしていないと判断されると何度でもやり直しを命じられました。体力は限界を超え、もはや気合いで乗り切る以外に術はないため、どの部員よりも大きな声を出すことを心がけておりました。その後はミットの上を跳ぶ「サイドジャンプ」を数十往復、チーム対抗の「馬跳びリレー」を何往復もしました。メニュー合間に3年の先輩方中心にやってくださる「気合」だけが頼りでした。


その後は膝と肘をくっつける「バイシクルクランチ」、上体起こし、身体をV字に折り曲げる「ジャックナイフ」、そのほか腹筋を鍛える筋トレをいくつか行い、早慶合同練習会は終盤に近づいて参りました。最後のメニューは「たじぴょこジャンプ」。3年以下全員で輪になって手を繋ぎ、しゃがんだ状態で左右にジャンプするものです。4年の先輩は円の内側に入ってビデオカメラを向けて「最後まで笑顔で!」と仰るのですが、回数を重ねるにつれてのし掛かる負担は大きかったです。他のメニューと同様、何度もやり直しさせられた後、ついに早慶合同練習会のトレーニングが終了致しました。


終わりの合掌をした時には、気付いたら涙がこぼれ落ちておりました。やっと練習を終えたのだという安堵、思うように身体が動かなかった悔しさ、重い鎖が外れたような解放感...。色々な感情がその涙に詰まっていました。誰にも見られないように泣いていましたが、私のことをずっと近くで支えてくださった田川先輩が号泣している姿を見て、また泣いてしまいそうでした。


その後着替えを済ませて整列すると、先輩方がドーナツやハーゲンダッツ、ドリンクをくださいました。一発芸の披露、表彰式、早稲田大学との懇親会も行われました。大変なことばかりでしたが、結局は何だかんだ楽しかったように思います。


早稲田大学を含め、他大学と交流するのは私にとって初めての機会であり、多くの刺激を得ることができました。改めて振り返ってみると、今回はほぼ少林寺拳法をしませんでしたが、ライバルである早稲田と汗を流し、お互いに限界の壁を越える挑戦ができました。今後の練習でも、毎日少しでも成長するために部の活動に励んでいきたいと思います。


最後になりますが、コロナ禍にもかかわらずこのような成長の機会を与えてくださった皆様に感謝しております。弱音を吐いてしまいそうな私を奮い立たせてくださった4年生の先輩方、心が折れそうな時に何度も笑顔で支えてくださった3, 2年生の先輩方、練習会に参加してくださった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。


以上で報告を終わらせて頂きます。失礼致しました。


慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年 細井柚季


2022年5月13日金曜日

2022年度 関東学生大会

 失礼致します。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の田川千鶴です。54()に開催された第59回関東学生大会についてご報告させて頂きます。

 

【総合成績】

・男子総合 2位 

・全体総合 3位 

【演武】

・単独白緑の部 2位 山崎(3)

・男子茶帯の部 1位 青木(3)・吉井(2)

        5位 林(3)・和田(2)

・男女初段の部 2位 岡田毬(3)・佐藤玲(2)

・女子二段の部 2位 高澤(4)・吉野(3)

【立合評価法】

・女子中量級の部 1位 田川(3)

         3位 高澤(4)

・男子軽量級の部 1位 佐藤生(3)

・男子中量級の部 2位 山内(4)

【立合評価法団体】

・女子 1位 

・男子 2位 

 

3年ぶりの開催となった本大会は、高鹿主将率いる新チームとして挑んだ初の公式大会でした。昨年の全日本総合3位・早慶戦二連覇という追い風に乗って、演武と立合評価法の複数部門で入賞し、総合成績も獲得できたことを心より嬉しく思います。その一方で、特に演武において他大学との実力の差を感じると共に、総合3位という結果が出せたのも要素が強かった、というのが部員の共通認識であります。そこで、僭越ではございますが本大会で得た以下二点の学びについて述べさせて頂きます。

一つ目は、演武における有段者の技術向上の重要性です。初心者から競技を始める部員が多い我が部において、級拳士を育成・入賞させることは総合優勝に不可欠です。昨年の全日本でも、級拳士の活躍が大学総合3位という輝かしい結果をもたらしました。ですが、現状としてその事実だけが独り歩きしすぎており、新歓活動や級拳士の育成に大きな焦点が当てられた結果、私を含めそれらを主導している有段者自身が、自らの技術向上に貪欲になり切れていないという問題に直面していると感じます。本大会は、そのような我々の課題を浮き彫りにしました。当然のことながら、級拳士よりも有段者の方が技術的に高度なことが要求されるため、有段者の方がその分練習量が必要になることは明白です。したがって、階級、学年、出場部門に関係なく、改めて部員全員が一拳士としての自覚を持ち直し、日々の練習に真摯に取り組んでいかなければならないことを痛感致しました。

二つ目は、立合評価法を究める必要性です。コロナ禍で学生大会における立合評価法の開催が見送られてきた中、本大会では予選会から他大学を圧倒し、女子は初の団体優勝に輝くなど、早慶戦に向けて立合の修練を積み重ねてきた我々の実力は確かなものである、と確信できました。そして、慶應が他大の強豪を負かすには立合でも勝ち抜く必要がある、ということが本大会では露骨に現れておりました。来年以降も関東大会団体制覇、全日本総合優勝、早慶戦連覇を狙うために、立合評価法で結果を残すことは必要不可欠です。歴代の先輩方の功績に続き、昔から立合が強みである我々がそれを活かさない手はございません。しかしながら、立合に対する向上心にはまだまだ部員間で温度差があり、その必要性や面白さ、そして何よりも、実は慶應は一人ひとりのレベルが他大よりも高い、という点に気づいていないという現状がございます。机上の空論ではなく、経験がものを言う立合評価法において、練習試合や立合講習会への参加、そして大会に積極的にエントリーするなど、今後は部員一人ひとりが着実に立合の経験を積んでいく必要があると強く感じました。

 

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いております監督、コーチ、関係各位の皆さま、ご支援頂いておりますOBOGの皆さま、そして大会開催にご尽力頂きました関係者の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

長くなりましたが、以上で活動報告を締めさせて頂きます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 田川千鶴