失礼致します。
慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年の秋山晃紀です。
7月3日に横浜武道館にて行われました神奈川県大会について報告させて頂きます。
結果は以下の通りです。(敬称略)
【大学生男子の部】
山内(経4)・青木(理3)…最優秀賞(1位)
多家(看3)・和田(政2)…優秀賞(2位)
【大学生女子の部】
高鹿(文4)・田川(政3)…優秀賞(2位)
高澤(文4)・鈴木花(看1)…優良賞(3位)
【女子単演の部】
岡田希(政4)…最優秀賞(1位)
以上となります。
コロナ禍の影響で、本年度の県大会も前年に引き続き、声援が禁止された静かな会場の中で行われることとなりましたが、コロナ禍が緩和状態になりつつある状況下であったため人数制限などはございませんでした。私は少林寺拳法初心者として入部し、少林寺拳法の大会に出場するのは初めての経験でした。私は空手経験者で、空手の大会に出たことはあるため、大会がどのように行われるのかというのはある程度把握できていましたが、やはり声援の聞こえない会場での演武は会場にいる多くの人からの視線が敏感に感じられ、とても緊張しました。
また、コロナ禍の影響で、演武中はマスク着用が義務付けられていました。練習では普段からマスクを着用して演武の通しを行っており、大会ではマスクを外すことができると聞いていたので、私は息がしやすくなりいつも以上の演武ができるだろうと意気込み、大会前日の演武通しの際には私は初めてマスクを外して演武を行い自分で納得のいく演武ができました。しかし、その日の練習後に演武時のマスク着用の義務の旨が伝えられ、私は肩を落としました。大会当日、マスク着用の件で気を落とすことがないように私は自分の心の中で、誰もが同じ条件なのだと言い聞かせ、切り替えて会場に向かいました。私は男子単独演武の部に出場しましたが、エントリー人数が多く午前から予選が行われました。部門ごとに始まる前に整列して並んでいる時に、私が緊張して待っていると観客席から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、その方向を見ると、同期・先輩方を含めた部の皆さんが手を振ってくれており、元気を貰えただけでなく緊張も少し収まりました。その後、私の演武の番が来て、演武を行いました。その演武結果は予選落ちとなってしまい、私は今回の大会で結果を出すことは叶いませんでしたが、整列して待っている際に手を振って貰えた時、これまでにないほど部の皆さんとの繋がりを私ながら感じました。今回の大会は、私にとって、このような部としての繋がりを感じる経験を積み重ねていくことに意味があるのだと気づかされた貴重な経験となる大会でした。
私は演武が午前で終わってしまったので、午後は部の皆さんの応援、演武の撮影に尽力致しました。入賞した方々だけでなく、出場した部員全員が自信をもって高度な演武をしている姿は練習にひたむきに打ち込んだ努力をありありと感じさせるものでした。
さて、県大会後、部全体としては8月から夏休み練習が始まり、9月には新たな演武の構成やペアで迎えることとなる関東学生大会を控えております。私はこれからも心身ともに成長できるよう精進し続け、大会で入賞し結果を残せるようこれまで以上に修練に励んでゆく所存です。
最後になりますが、コロナ禍や猛暑で大変な最中、日頃より御指導下さった篠永監督や渡辺先生をはじめとした先生方、先輩方、関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。
以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼致しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 秋山晃紀
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