2022年8月26日金曜日

2022年度 通い合宿

失礼致します。
慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年の堀田涼平です。
8月18日に行われました通い合宿について報告させて頂きます。

本来1週間行われるはずであった山中湖での合宿がコロナ拡大の影響で中止になりました。そのため、今年度は日吉で通い合宿という形で開催されました。私は、入部してから数日しか経っていないので改めてこの通い合宿を通して心を入れ替えるきっかけになりました。

最初に、1〜3年生が整列をした数分後に4年生の先輩達が登場しました。そして、部のスローガンを全員で声を出すことになった時に声が小さかったり覚えてないなどで開始早々罰ゲームとしてミットの上を跳ぶ「サイドジャンプ」を120回行いました。開始早々の罰ゲームに驚きながらも全員で励まし合いながらなんとか乗り越えていくとができました。

その後は様々な種類の手押し車を行いました。その中でも一番難しかったメニューは拳立てをしながら手押し車で動いていくというものです。私は、人生で拳立てを一度もしたことがなくメニューを聞いたときにはできるか不安になりました。実際、その場で拳立ての状態で体の体勢を維持することすら難しいのでその状態で進むことは到底今の自分の実力では不可能でした。しかし、先輩方が腰を持ち上げるてくれたり、体を前に押してくれるなどのサポートをしてくださり時間はかかりながらも最後まで頑張り抜くことができました。改めて、先輩のサポートに感謝の念で埋め尽くされると共に先輩の背中が頼もしく眩しかったです。

そして、12時30分の昼休憩までは腹筋を使うメニューや下半身を使うメニューをするのに先輩が作ったサイコロによって休憩をもらえるかトレーニング時間が増加するかを決定しました。サイコロの結果に一喜一憂しながらも午前を乗り越えることができました。

午後の部の最初の方は雑巾がけレースで最下位になった人が罰ゲームを行なったり、3分間引っかからずに縄跳びをするなどをしました。

そして、今回1番の鬼門であったランメニューが行われました。1周するのに時間制限を設けて校舎の周りを5周走る長距離走やシャトルランが行われました。私は、長距離に関しては筋トレメニューよりも自信があったために体力の配分を考えずに走りました。その結果、約1年ぶりのランニングということもあり熱中症になったために途中でリタイアしてしまいました。自分の不甲斐なさに落胆したのと同時にメニューを完遂することができなかった悔しさで埋め尽くされました。

最後のメニューでは左右に跳び、腰を落とすためにしゃがむという動作を210回行いました。ここまでの練習の疲れもあるので皆声が小さかったり、数え間違いたり、腰をしっかり落としていないなどで4年生の先輩から何度もやり直しをさせられました。しかし、全員で励まし合いながらこのメニューを完遂させることができました。終わった瞬間、それぞれの人が「お疲れ様。」と声を掛け合い抱き合っている姿を見て改めてやり遂げることができたと実感しました。

今回の通い合宿を通して改めて少林寺拳法で賞を取るためにやり抜く覚悟を確固たるものにすることができました。また、先輩の励ましやサポートがなければ乗り切ることができなかったと思います。そのため、先輩方を目標としてこれからの練習に臨んでいくと同時に自分に後輩ができたときに先輩が自分にしてくれたことをできるような先輩になれるように精進していきたいと思います

最後になりますが、コロナ禍にもかかわらずこのような機会を設けてくださった4年生の先輩方、励ましてくれた3,2年生の先輩方に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。

慶應義塾腿育會少林寺拳法部1年 堀田涼平









0 件のコメント: