2022年9月25日日曜日

2022年度 関東新人大会 (演武)

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の棟高佑です。

911日に行われました関東新人大会について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。(敬称略)

 

【男女有段(3,4年生の部)】

田川(政3)・佐藤生(文3)入賞(5)

多家(看3)・小林(薬3)入賞(6位)

【男子茶帯(1,2年生の部)】

林(理3)・山崎(経3)入賞(3位)

【男女茶帯(1.2年生の部)】

鈴木(経2)・和田(政2)入賞(5位)

【男女白帯緑帯(1.2年生の部)】

湊(法1)・棟高(理1)入賞(6位)

以上となります。

 

私は今回初めての組演武で、大会までは暗中模索の状態が続きました。「間合い」や「テンポ」「タイミング」といった今までになかった要素に混乱し、なによりも片方が動きを良くするのではなく「ペアとして」上達することの難しさを感じていました。あまりペアらしい意見交換もできず悩んでいたところ、同学年のあるペアのやりとりから転機が訪れました。

彼らは「どういう動きなら武的要素を高められるのか」「どうしたら相手の攻撃を魅せられるか」という演武の本質的なところから試行錯誤を重ねていました。普段の練習や演武でその意識を取り入れて見たところ、今までは先輩がくださったアドバイスを本質的に理解して動きに落とし込むことが徐々にできるようになっていきました。少林寺拳法が楽しくなってきた瞬間でした。

しかしコロナ禍の中、慶応義塾の少林寺拳法部の中では陽性者が続出しました。そのため大会直前に練習もままならないペア、大会に出場できなくなったペア、練習時間が大幅に削られたペアなどが多かったように感じます。私のペアもコロナの余波で大会当日まで出場できないなどと痛手を被りました。

少ない練習時間の中でも全力で練習し、後輩の面倒見も欠かさない先輩方からは勇気を頂きました。

大会当日、記念館ホールの中は今まで動画の中でしか見てこなかったような早稲田、明治、日本体育大学など全国でもしのぎを削るであろう大学でひしめき合っていました。

慶應の拳士が演武を終えて自陣に戻って来た時に「頑張ったね」「良かったよ」などと温かく迎えてくださる様子を見て、慶應のチームとしての強さを感じました。また、自分もこのように仲間を迎えられるチームメンバーでありたいと強く思いました。

私自身の結果と致しましては、入賞6位でした。通したときはそこまで悪くない演武だったとは思ったのですが、漠然と上手く見える演武と本当に技術点の高い演武との差を実感する結果でした。思うような結果ではありませんでしたが、全日までの課題がはっきりとしてきたことに前進している感覚を感じました。また全日本で戦うライバルを目の当たりにしたことで、これまで以上に強い闘争心が芽生えてきた気がします。

 

さて、新人大会が終わり、11月初頭の全日本学生大会まで残りわずかとなってまいりました。私は演武を進化させていくことを楽しみながら、今まで以上に勝つ思いを持ち全日本に望んでいこうと思います。

最後になりましたが、コロナで大変な最中、面倒を見てくださった先生方、先輩方、OBの方々そして大会を開催してくださった関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 棟高佑

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