2015年11月30日月曜日

第44回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の平光です。

11月28日に行われました、第44回蝮谷クロスカントリー大会についてご報告させていただきます。
我が部からは、三年生の山崎先輩、二年生の奥村先輩、一年生の岡本、平光が参加いたしました。

午前11時から受け付け開始の予定でしたが、ぬかるんだコースの整備のために1時間遅れで開始されました。
そのため、空いた時間で岡本と軽くアップをしました。

結果は、健闘致しましたが、競争部やテニス部など日頃から走り込みをしている参加者にはかなわず、上位に入ることはできませんでした。

私はコースが長いことを事前に聞いていたため、時間内に完走できるか不安でした。しかし、レース開始前に先輩方が面白い話をしてくださったり、準備体操の演出が個性的なものであっため、気持ちがほぐれました。レース中に野球部員から「少林寺ファイトー!」と応援してもらえたりと、和やかな雰囲気の中で、楽しみながら走ることができました。また、参加賞のTシャツが予想していたものよりも格好良かったので嬉しかったです。

最後になりましたが、このような大会を企画してくださった体育会本部の皆様に感謝いたします。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 平光真子













 
 

第50回少林寺拳法早慶定期戦

失礼します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部3年の青木です。
11月29日に慶應義塾高校地下体育館にて開催されました第50回少林寺拳法早慶定期戦についてご報告いたします。
今年は少林寺拳法三田会総会と同時開催となり、例年以上に多くの先輩方にお越しいただき、第50回にふさわしい盛大な大会となりました。


結果は以下の通りです。

【新人の部】
    慶應義塾       早稲田

先鋒 西村(理1) 0-2 鈴木
次鋒 正田(経1) 0-2 源川
中堅 谷(政1)    2-3 田中
副将 宮﨑(文1) 1-3 尾形
大将 蜂屋(法1) 2-1 村上

よって1-4。

【早慶戦本戦】
    慶應義塾       早稲田

先鋒 李(法2)  1-1 久保田
次鋒 田中(商2) 2-7 堂脇
中堅 宇恵(政3) 2-3 秋光
副将 栗野(政3) 2-1 赤岡
大将 青木(政3) 4-2 田部井

よって2-2。規定により両校代表による決定戦。

代表戦 青木 2-1 堂脇

よって本年度優勝は慶應義塾。


新人の部について

早稲田の新人戦力は非常に強く、今年も悔しい結果となってしまいました。ですが、この経験が彼らの大きな財産になると信じています。1年生として出場する大会はこれが最後です。次の大会からは先輩として背中を見せる側になります。この経験を糧に更に成長してくれることを願っています。みな素晴らしい姿を見せてくれました。
その中でも大将を務めた蜂屋が劣勢の中、最後に一矢報いてくれたことには本当に力を貰いました。本戦を前に場の雰囲気を作る上で非常に大きな役目を果たしてくれたと思います。


本戦について

もはや毎年恒例となりました大接戦の末、優勝することができました。
早稲田は全日本2位の堂脇拳士、同じく2位の秋光拳士を擁し、今年も安定感のある戦力を揃えていました。一方我々も受賞歴はないものの、部内戦の激戦を勝ち抜いた非常に頼もしいメンバーでこの一戦に挑み、非常にレベルの高い大会となりました。
熱戦の記録を詳細に書き起こしておきたいのですが、あまりの興奮でほとんど覚えていないのと、あまりにも劇的過ぎて私の文章能力では1パーセントも伝えられないと思うので、私が感じたことを思い出せる限りで記録しておきたいと思います。青木さんの活動報告は毎回長くなります。


本戦出場メンバーのみなさん、本当にお疲れさまでした。本当に素晴らしい試合だったと思います。
先鋒の李は去年の新人戦で敗れた相手との再戦。李は運用法(乱捕)に対するモチベーションがとても高く、練習会や予選会にも積極的に参加しています。彼のスタイルは立合評価法や運用法で輝くタイプではなく、実戦で光るタイプだと思います。あと、ネット上でもとても強いみたいです。そんな彼が公式戦でこのような結果を残してくれたことは非常にうれしいことです。勝利まであと一歩での引き分けだったので、この悔しさをバネにさらに公式戦での強さを身につけて欲しいです。そのためにはまず遅刻をしないことです。
次鋒の田中は怪我をしてベストコンディションではない状況で、圧倒的な経験値の差がある堂脇との対決でした。2年生にこんな重圧を負わせてしまい申し訳なかったです。私の読みが外れてしまいました。とても悔しい結果になってしまったと思いますが、意地の2ポイントをもぎ取ったところに彼の男気を感じました。あの2ポイントがなかったらその後の結果が変わっていたと思います。また来年頑張って!
中堅の宇恵は3年連続で同じ相手との対戦。惜しくも敗れてしまいましたが、試合前から言っていた自分から攻める、気迫負けしないというところが実践できていたと思います。今までで一番アツい試合でした。それ以上に主務として鬼のような仕事をこなしていたので、ボーナスで2ポイントあげたいぐらいです。お疲れさまです。
副将の栗野は期待どおりの結果を出してくれて安心しました。部活以外の活躍が目覚ましい男なのでコンディションに不安がありましたが、ヤるときはきっちりヤる男になったようです。ES間に合ってよかったね。
大将戦、延長戦は主将として私が務めました。月並みな言葉しか並べられないのですが、みなさんの応援があってこその結果です。チーム慶應で勝ち取った結果です。本当にありがとうございました。
まだビデオを見返していないので分からないのですが、いつもの10倍ぐらいの力が出ました。いつも演武を指導するとき「練習で出来ないことは本番では出来ないぞ」と言っている身ですが、練習で出来ないことが出来ました。早慶戦とはそういった場なのだと感じました。麻田先生に大会後に「男になった、感動した」と賞賛して頂き、今まで頑張って来て本当に良かったと思いました。
感謝すべき人は全ての人なのですが、その中でも森上先輩と神本先輩への感謝を述べさせてください。森上先輩は会場にお越しいただき、神本先輩には金曜の夜にお電話で激励の言葉を頂きました。森上先輩と神本先輩は主将として今年と同じように延長の代表戦を戦い抜き勝利された先輩です。先輩方のアドバイスがとても心強かったです。本当にありがとうございました。
出場メンバー以外の部員にも感謝を述べさせて頂きます。「全員で勝つ」というスローガンの下でやってきましたが、応援、運営など、それぞれがそれぞれの役割を全力で果たしてくれたからこその結果です。


さて、懇親会の挨拶でも述べさせて頂きましたが、岡田先輩からご指導頂いている相手への感謝についてもう一度書いておきたいと思います。ポイントを取ったときはポイントを取らせてくれてありがとう、取られたときは自分の弱点を教えてくれてありがとう、という気持ちをこめて合掌礼をし、互いに感謝しあうというものです。50回を数える早慶定期戦の歴史は、互いを尊敬しあう気持ちが積み重なって作られて来たのだと感じました。ですので、最大の感謝をささげるべきは早稲田大学少林寺拳法部の皆様、とりわけ対戦してくれた田部井主将と堂脇君であると思います。本当にありがとうございました。


毎度のことで活動報告が異常に長くなってしますので、あとは自分のFBにでも書きます。

最後になりましたが、お忙しいなか審判団を務めて頂きました明治学院大学橘先輩、上智大学金子先輩、法政大学清水先輩、岡田先輩はじめ三田会の先輩方、麻田先生、大石先生、應援指導部はじめ慶應義塾関係者の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、すべての皆様に心からの御礼申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 主将 青木真秀

2015年11月19日木曜日

2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTO

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。

11月14日、15日の2日間で島津アリーナ京都(京都府立体育館)にて行われました2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTOについてご報告させて頂きます。

我が部からは、7月の神奈川県大会を勝ち抜いた大学生団体の部と大学生女子の部の2部門に出場致しましたが、どちらの部門も入賞はなりませんでした。

私は団体演武のメンバーとして出場させて頂きました。
予選では呼び出しの際の呼び方が学生大会とは異なり、返事のタイミングがずれてしまうなどのアクシデントから、出だしから焦ってしまいました。内容も全体的に動きがずれてしまっていたように感じます。
本大会は予選と本戦が別な日に行われたので、予選が行われた14日の夜には撮影した動画を見て、自分が直すべきところを再確認することができました。
そのおかげか本戦では予選よりも良い動きができたと個人的には感じています。8人の動きもそろい、各個人の単演、各ペアの組演のクオリティーも予選よりも高かったと思います。
しかし結果は6位の同志社大学、8位の早稲田大学と同点で7位と残念なものに終わってしまいました。僅差で入賞をのがしてしまい、非常に悔しく思います。
この差をどう埋めていくかと問われれば、日々の練習以外に答えはないと思います。今までと同じようにこれからも努力し続けて参りたいです。。
しかし私は先日の全日本学生大会や、9月の関東新人大会、そして今回の大会を経て痛感したことがあります。それは「他大学も同じように努力している」ということです。当然のことではありますが、それぞれの大会において他大学の拳士も我々と同じように優勝を目指し、努力していることでしょう。
その中で他大学に差をつけるには、練習の量だけでなく、質も高めていくことが重要なのだと改めて感じました。基本練習に始まり、演武練習、さらには動画を見ることなどによる研究と全てにおいて惰性ではなく、よく考えながら質の高い練習を行っていくことの積み重ねが1点、2点の差をつけるのだと思います。

大学生女子の部には荻田先輩と岡本のペアが出場しました。
本大会では段位による区別がなく、有段者も段外者も同じ部門での勝負でした。結果としては残念ながら本選出場はなりませんでした。
それでも少林寺拳法を始めて1年と経たないうちに全国の舞台に立ち、戦い抜いた岡本には同期ながら尊敬の念を感じます。本人も高いレベルでの勝負から多くの刺激を受けたことでしょう。

また本大会では男子五段以上の部に、我が部のOBである古嶋先輩が出場されていました。入賞を果たされた先輩の演武からは技術、気迫ともに自分に足りない様々なことを感じ、大変勉強になりました。私も先輩のような迫力と精密な技術を両立した演武を目指していきたいと思います。

まだまだ未熟ながら7月の県大会より団体演武のメンバーに入れて頂き、多くのことを学ばせて頂きました。様々なことでご迷惑をお掛けしましたが、その都度先輩方からご指導頂き大変勉強になりました。この経験を活かして今後も努力し、必ず成長して結果に繋げて参ります。

最後になりましたが日頃よりご指導頂いている麻田監督や先輩方、当日会場までお越し頂きましたOBの先輩方、そして団体のメンバーとして一緒に演武をして下さった7人の先輩方に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 蜂屋啓介

2015年11月7日土曜日

2015年度 幹部交代式

失礼します。慶應義塾体育会少林寺拳法部3年の青木です。
11月4日に「ひのや」にて行われました2015年度幹部交代式のご報告をいたします。

早速ですが、第56代幹部は以下の通りです。

【主将】         青木真秀(政3)
【主務】         宇恵柚花(政3)
【副将・三田会幹事】 今西悠介(理3)
【会計・渉外】     岡部穣(法3)
【統制・会計監査】  栗野隆世(政3)
【医務】         山﨑健(経3)
【副務】         中村陽久(商2)

今期よりOB会幹事改め、三田会幹事と名称を変更いたしました。
会計の透明化、効率化のため会計監査を新設いたしました。

上記の新体制で今後1年間少林寺拳法部を率いて参ります。
ご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

さて、新幹部挨拶ですが、私の同期のみんなは話上手な人が多く、それぞれいい感じに話せていて頼もしいなぁと思いました。
私も気分はスティーブジョブズだったのですが、大して面白いことも言えず、時間だけを食ってしまいましたので、ここに言いたかったことを書いておきたいと思います。

私は塾高少林寺拳法部出身ですので、マムシ谷に通って6年目になります。代で言いますと、直井先輩が主将を務められた第50代の先輩方が部を率いていたときに入部しました。私たちが道場入口の古い看板を見たことがある最後の代だと思います。おそらく。
あの頃は慶應少林寺が最古の大学少林寺拳法部であることも知らず、看板が綺麗になっとるわ~と思っていただけですが、主将という役職を頂いた今、やっとあの古い看板の歴史を感じられるような気がしています。そんな高校からの仲間である岡部君は当日お熱が出てしまい、欠席しました。

主将という役職は実務的なことは意外と少なく、本当に忙しく頑張ってくれるのは主務を筆頭に他の役職の者です。ですが、主将はその代を象徴する人物であり、その一年間のチームの色を決める者であると思います。5年、10年と経ったとき、良い評判も悪い評判も「青木さんの代は~」という感じに話されることになるでしょう。
私の知る限り、主将を務められてきた先輩方は皆「人格者」であったと感じております。所属時期がかぶっていない先輩方も間違いなく「人格者」であったはずです。厳しさ、優しや、面白さ、強さなどあらゆる面において優れた人間のみに主将という役職が与えられてきたのだと思います。

私は自分がどんな人間か、よく分からないところがあります。就活を前にして自己分析力の無さが非常に不安ではありますが、それはさておき、部員との接し方や行動といったものについて自分のなかで明確な理想像が出来ていないことが原因だと思います。主将という重要な役職を頂いたことをチャンスと思い、チームのため、そして自分のために理想的な「人格者」を目指さなければならないと痛感しております。
孟子の王道論によれば、
「力を以て仁を仮る者は覇たり。/徳を以て仁を行うものは王たり。」
とあります。慶應義塾は陸の「王」者であり、「覇」者ではありません。主将という権力で威張ることは容易ですが、それでは覇者に過ぎないということです。
また、孟子によれば民は覇者を討ち、革命を起こすことを認めています。後輩達が授業で孟子を勉強していたら、私は討たれるということです。これは恐ろしいことです。ちなみに私はゼミで勉強しました。
話を戻しますと、慶應義塾の一員として目指すべきは「王者」であり、皆を率いる立場を与えられた私が目指すべきは「徳=人格者」であるということです。

以上、ネット上では非常に饒舌ですが、実際は異常な滑舌ですので上手いこと言えないのですが、私は新幹部になるにあたり、初心を思い出すとともに、重責を再確認した次第でございます。


最後になりましたが、幹部交代式にご出席いただきました大石部長、麻田監督、岡田先輩はじめ三田会の先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも我々新幹部、そして現役一同を何卒よろしくお願いいたします。

乱筆乱文失礼いたしました。



慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 青木真秀

2015年11月4日水曜日

第49回全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の正田真暉です。

11月1日に行われました第49回全日本学生大会についてご報告させていただきます。

結果は以下の通りです。

〈男子白帯緑帯の部〉
西村 宮崎  第1位

〈男子茶帯の部〉
奥村先輩 田中先輩  第3位

今大会では以上の2組が入賞いたしました。特に西村、宮崎ペアの優勝は、本大会での優勝は久々であることもあり、私も同期の部員として大変喜ばしく思っております。大会の最後に披露演武を行う彼らの堂々とした姿は自信に満ち溢れ、輝いて見えました。私も彼らに負けないよう、より一層気を引き締めて練習に励んでまいります。

最後になりましたが、日頃よりご指導いただいております麻田監督や、OB・OGの先輩方に厚くお礼申し上げます。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 正田真暉