2015年11月19日木曜日

2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTO

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。

11月14日、15日の2日間で島津アリーナ京都(京都府立体育館)にて行われました2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTOについてご報告させて頂きます。

我が部からは、7月の神奈川県大会を勝ち抜いた大学生団体の部と大学生女子の部の2部門に出場致しましたが、どちらの部門も入賞はなりませんでした。

私は団体演武のメンバーとして出場させて頂きました。
予選では呼び出しの際の呼び方が学生大会とは異なり、返事のタイミングがずれてしまうなどのアクシデントから、出だしから焦ってしまいました。内容も全体的に動きがずれてしまっていたように感じます。
本大会は予選と本戦が別な日に行われたので、予選が行われた14日の夜には撮影した動画を見て、自分が直すべきところを再確認することができました。
そのおかげか本戦では予選よりも良い動きができたと個人的には感じています。8人の動きもそろい、各個人の単演、各ペアの組演のクオリティーも予選よりも高かったと思います。
しかし結果は6位の同志社大学、8位の早稲田大学と同点で7位と残念なものに終わってしまいました。僅差で入賞をのがしてしまい、非常に悔しく思います。
この差をどう埋めていくかと問われれば、日々の練習以外に答えはないと思います。今までと同じようにこれからも努力し続けて参りたいです。。
しかし私は先日の全日本学生大会や、9月の関東新人大会、そして今回の大会を経て痛感したことがあります。それは「他大学も同じように努力している」ということです。当然のことではありますが、それぞれの大会において他大学の拳士も我々と同じように優勝を目指し、努力していることでしょう。
その中で他大学に差をつけるには、練習の量だけでなく、質も高めていくことが重要なのだと改めて感じました。基本練習に始まり、演武練習、さらには動画を見ることなどによる研究と全てにおいて惰性ではなく、よく考えながら質の高い練習を行っていくことの積み重ねが1点、2点の差をつけるのだと思います。

大学生女子の部には荻田先輩と岡本のペアが出場しました。
本大会では段位による区別がなく、有段者も段外者も同じ部門での勝負でした。結果としては残念ながら本選出場はなりませんでした。
それでも少林寺拳法を始めて1年と経たないうちに全国の舞台に立ち、戦い抜いた岡本には同期ながら尊敬の念を感じます。本人も高いレベルでの勝負から多くの刺激を受けたことでしょう。

また本大会では男子五段以上の部に、我が部のOBである古嶋先輩が出場されていました。入賞を果たされた先輩の演武からは技術、気迫ともに自分に足りない様々なことを感じ、大変勉強になりました。私も先輩のような迫力と精密な技術を両立した演武を目指していきたいと思います。

まだまだ未熟ながら7月の県大会より団体演武のメンバーに入れて頂き、多くのことを学ばせて頂きました。様々なことでご迷惑をお掛けしましたが、その都度先輩方からご指導頂き大変勉強になりました。この経験を活かして今後も努力し、必ず成長して結果に繋げて参ります。

最後になりましたが日頃よりご指導頂いている麻田監督や先輩方、当日会場までお越し頂きましたOBの先輩方、そして団体のメンバーとして一緒に演武をして下さった7人の先輩方に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 蜂屋啓介

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