2010年3月21日日曜日

春合宿

失礼致します。
1年堤大祐でございます。

先日香川県多度津町で行われました、本部合宿につきまして活動報告をさせていただきます。

私は学連の研修生として、慶應のメンバーよりも一足お先に本部に行ってまいりました。

初日に少林寺拳法部御用達の「よこた」へ連れて行っていただいたことから私の研修は始まりました。そこで自己紹介をした際に、慶應の先輩方のお名前のおかげで、はじめて会ったたくさんの先輩方に可愛がっていただきました。慶應の歴史やこれまでの実績の素晴らしさを強く感じました。

次の日からは作務、練習、作務、練習の繰り返しでした。研修生の中で級拳士は私を含めて二人しかいませんでしたので、全国各地の有段者の方にたくさん教えていただきとても有意義な時間が過ごせました。もちろん本部の先生方からたくさん技をかけていただき、少林寺拳法の奥深さをまだまだ少しではありましたが、感じ取ることができたように思います。

また、この研修を通して得たものはそれだけではなく、全国各地に仲間ができました。少林寺拳法に対し、ひたむきに取り組む彼らに恥じぬようにこれからさらに熱をもって練習していきたいと思います。

わからないことだらけであっという間に過ぎ去った一週間でしたが、とても貴重な経験ができたと思っています。これも初心者の私に嫌な顔一つせず優しく指導してくださった、大阪産業大学の矢野先輩、研修長の明治大学川島先輩をはじめとする研修生のみなさんに支えられてのものでした。本当にありがとうございました。


そして次の週には待ちに待った慶應組が到着しました。この再会をどれほど楽しみにしていたかは言うまでもありません。喜んでいられるのもつかの間、私は研修に行っていたため昇級試験を受けておらず合宿の初日に昇級試験がありました。2年立原先輩、河本先輩、1年茂住は3段の、2年渡邊先輩、土居先輩は初段、そして私は1級の試験に臨みました。本部で受けるということもあって若干緊張しましたが運用法では他大学の拳士と拳を交えることができ、楽しさもありました。慶應から一人しか1級を受験しないため、立教大学の拳士とペアを組みました。親切にしてくださってありがとうございました。結果、全員合格することができました。

次の日からはまた練習漬けでした。1年生は他大学との拳士と6人組を作り団体演武を披露するという練習があったのですが、6人中3人も慶應で固まったりなどして何とも仲の良い慶應であることを全国に知らしめてきました。たくさんの拳士の演武を見て刺激になりましたし、慶應の練習は間違っていないと強く感じました。

今回の合宿でもう一つ忘れられないことは、最終日の朝に早起きしてうどんを食べに行ったことです。3年の新堂先輩に連れて行っていただきました。あまりにおいしかったので、もう香川以外ではうどんは食べないことにしました。新堂先輩ありがとうございました。

今回の合宿を通して、日々の練習でいかに頑張るかということを学びました。こなすのではなく、自分から積極的に取り組み、またその練習の意味と自分自身の動きをしっかりと頭で考え、より上にいけるように頑張ります。

以上で活動報告を終わらせていただきます。乱文失礼いたしました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部 1年 堤大祐