2014年3月3日月曜日

春合宿

失礼します。

慶応義塾體育會少林寺拳法部1年の栗野隆世と申します。

先日行われた本部合宿について報告します。

我々はA週の2/17〜2/22の日程で参加しました。場所は少林寺拳法の本山のある香川県の多度津町にて行われました。慶應の他には京都大学、南山大学、中央大学、拓殖大学、京都学園大学などが参加していました。全体で170名ほどの参加だったかと思います。どの大学も主に1.2年生の参加です。私事ですが四国は人生初で先輩から夏合宿ほどトレーニングが厳しくないと伺っていましたので香川の名産物などもついでに楽しめたらなぁ、と少し期待しながら合宿に臨みました。(残念ながら多度津駅周辺にはうどん屋どころかコンビニすらなかったのでありました。)

練習は日によってメニューが少し変わりましたが基本的に作務から始まり鎮魂行を行ったあとに階級別に実技や全体で講堂に集合して学科を行い最後に作務、諸連絡、調息を行って終了しました。実技の時間の中では他大学同士で組んで団体演武も行いました。学科では「道訓」や「少林寺拳法とは何か」また体罰の問題などについて学びました。

今回の合宿で私は少林寺拳法という武術に誇りを持ちながら技を使えるようになったらカッコいいな、と感じました。というのは、実技で私の階級を担当して下さった先生は柔法が達人並みに上手かったのですがその方が少林寺拳法は柔法も剛法も全部腰を使って力を伝える武術なのだと手取り足取り教えて下さったのです。そのご指導の中で今まで自分たちが基礎をどれだけお粗末にしてきたのか思い知らされました。また、本部の先生の中には「少林寺拳法は最も危険な武術だ。なぜなら相手の急所を的確に攻めて行くものであるからだ。」とおっしゃる方もいました。これからは小手先の技術を身につけるのではなく、腰をしっかり意識して練習に励んでいきたいと思います。

以上で報告を終わらせて頂きます。

失礼しました。

慶応義塾體育會少林寺拳法部

1年 栗野隆世