2019年6月30日日曜日

2019年度 新入生合宿

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の西山航生です。
6月15・16日にかけて行われました新入生合宿についてご報告させて頂きます。

2日間にかけて国立オリンピック青少年記念総合センターにて行われました新入生合宿には、関東各校から大変多くの新入生が参加しました。基本的な技術はもちろんのこと、講和を通じて少林寺拳法そのものへの理解を深め、学校の枠を超えて多くの拳士と交流することができた大変有意義なものとなりました。

初日の午前中はOB・OGの方々の講和のお時間でした。「少林寺拳法とは如何なるものか」といった基本的なお話から、OB・OGの先輩方の4年間の学生生活について、少林寺拳法をやってよかったと思うことについて、就活についてなど様々なお話をしてくださいました。大学生活の4年間、少林寺拳法と向き合い、その後も多方面でご活躍されているOB・OGの先輩方のお話は非常に説得力があり、感心させられることばかりでした。
初日の午後はまず基本練習を行いました。OB・OGの先輩方にご指導していただきながら、大勢の新入生拳士が一斉に突き、蹴りを行う様子はなかなか壮観だったように思われます。改めて基本練習の大切さを感じることができた良い練習でした。
基本練習を行った後は、他大学の拳士と班を作り、団体演武を自分たちで考え、翌日の午後に発表できるようにするという課題が課されました。私の班では経験者の拳士が構成を考え、未経験者の拳士がそれに倣うという形をとりました。しかし、未経験者の拳士はただ受動的になるのではなく、分からないことは積極的に質問し、経験者の拳士は丁寧に教えてくれるといった活発で和気あいあいとしながら、班全体で真剣に練習に取り組むことができました。こうして初日の日程は終了しました。

2日目の午前中は技練習を行いました。練習で行った技自体は、普段の練習で既に先輩に教わったものでありましたが、OB・OGの先輩方にご指導頂く中で、実際に技をかけて頂いて自分が目指す理想の状態を身を持って体験することができました。また、他大学の拳士と組む中で「自分の大学ではこう教わっている」など新たなアプローチの仕方を学ぶことができました。
2日目の午後は初日に練習した団体演武の発表を行いました。どの班もたった1日しか練習時間はなかったのですが、気合が大きく、堂々とした団体演武を披露していました。私は初めて団体演武を行ったのですが、皆で話し合い、声を掛け合いながら1つの演武を作り上げるその楽しさに触れ、いつか団体演武で大会に出場したいと強く思いました。こうして2日間の新入生合宿が終了しました。

私はこの2日間の新入生合宿で、早慶防合同練習の時に出会った他大学の新入生拳士が上達しているのを目の当たりにし、非常に刺激を受けました。新入生合宿で学んだことを胸に、そして今回出会った仲間と切磋琢磨しながら日々の練習に取り組んで参ります。

最後にはなりますが、新入生合宿を運営してくださった学生連盟の委員の方々、ご指導して頂きましたOB・OGの先輩方、引率してくださった友田先輩をはじめ、新入生合宿に関わってくださった多くの方々に厚く御礼申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 西山航生

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