2019年8月23日金曜日

2019年度 夏合宿 2日目

失礼いたします。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の山内嶺央です。夏合宿二日目の活動についてご報告させて頂きます。

合宿一日目に引き続き雨が降る中の練習となりました。前日の疲れが残る中、私たちは早朝に起床し山中湖周辺の砂場で朝練を行いました。雨でぬれた砂場で足を滑らせながらも、ダイナミックストレッチやランを中心としたメニューを必死にこなしました。

その後昼食を済まし、暫しの休息を取った後は、t-boxに向かい午前練を行いました。バランス感覚を養うための片足立ちトレーニングや体幹を鍛える「スパイダーマン」移動、腕力を鍛える手押し車や胴やサポーターなどの防具を付けて行う相対練習など、身体全体を酷使するメニューをこなしました。とりわけ、気合いや応援の声が小さかったり、一人でも練習についてこれない者がいたりする際に、幹部の先輩の笛が鳴り、やり直しやペナルティを課されたことは、身体的にも精神的にも苦しいものでした。しかし、部員ひとりひとりが自分だけで精一杯になってしまうのではなく、苦しい時こそ周りを見渡し切磋琢磨することの大切さを再確認できたように思います。また、部員が幹部に対する日ごろの感謝(?)を述べ、部全体の士気を高める「気合い」制度では、非常に多くの拳士が参加し、練習がより活気付いたものになりました。

午後は昼食をとり、一休みした後に再びt-boxで午後練を始めました。麻田先生のご
指導の下、主に単独移動や相対移動、突き・蹴り・受けなどの基本動作の確認を行いました。がむしゃらに稽古するのではなく、程良い緊張感を保ちながら一つ一つの動作をしっかり見直すことのできた非常に有意義な時間であったと感じております。主座が四年生の先輩に代わると、筋トレが始まりました。空気イスなどの下半身を強化するトレーニングは、私たちのその日の残りの体力を完全に奪いました。

夕食後は合宿の応援にいらしてくださったOBの西藤先輩の部屋を訪問しました。夏合宿を幾度も経験なさっている西藤先輩のお言葉には重みがあり、部員一同良い刺激を頂きました。「また明日からも頑張ろう」と思える夜でした。

以上で夏合宿ニ日目の報告を終わります。失礼いたしました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 山内嶺央

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