2015年6月28日日曜日

2015年度 新入生歓迎会


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。

6月17日に行われました新入生歓迎会について、ご報告させていただきます。

本年度は大石部長、麻田監督、上西先輩、伊藤先輩、請川先輩、高橋先輩、芳賀先輩、島田先輩、鈴木先輩、古嶋先輩、杉田先輩と11名の先生、先輩方にお越しいただき、入学、入部についてのお祝いや激励のお言葉をいただきました。
平日のお忙しい中、お越しいただいた先生、先輩方、誠にありがとうございました。

我々1年は、OB、OGの先輩方の正面の席に座らせていただきました。部の歴史を作ってこられた先輩方と向かい合うと、やはりとても緊張し、身が引き締まる思いでした。

はじめに大石部長からお話をいただきました。慶應義塾の学生は学業に加え、何かもう1つ
やり遂げる必要があるということ、そして我々1年がそのもう1つとして少林寺拳法を選んだのだというお話を伺い、改めて4年間を全力でやり遂げようという気持ちになりました。

上西先輩の乾杯で、いよいよ会が始まりました。しかし私はここで早速、お注ぎするビールの瓶の持ち方について、先輩からのご注意を受けてしまいました。勉強不足、準備不足について大変反省致しましたが、こうしたことを人生の先輩方から学べるのも、縦のつながりが強い體育會ならではの機会ではないかと思います。

ここからしばらくの間、先輩方とお話をする時間を頂きました。先輩方から昔の部の様子についてお聞きしたり、私たち自身についてお話させていただいたりと、大変貴重な時間となりました。私の中では、まだ道場がなかった頃は、銀杏並木を上った先のロータリーで練習をしていたというお話がとても印象に残っております。先輩方から与えていただいた現在の恵まれた環境に感謝しつつ、練習に励みたいと思います。

その後、OB、OGの先輩方、麻田監督から、お一人ずつお言葉を頂戴しました。私たちを様々なお言葉で激励してくださいましたが、皆様が共通して仰っていたのが、「4年間続けること」でした。これから様々な困難に出会い、乗り越えていかなければならないということを伺い、皆が改めて覚悟を決めました。

会も終盤にさしかかり、我々1年が自己紹介をさせていただく時間となりました。皆緊張しながらも、それぞれの思いを語っていきました。特に汪の本年度の目標「痩せる」からは、並々ならぬ強い意志を感じました。また、4人の女子部員が全員女子校出身であることに対し、先輩方から「お嬢様ばかりだね」とのお言葉をいただきました。男子部員一同、申し上げたいことはございましたが、ここはぐっとこらえ、口を噤むのでした。

最後は全員で円陣を組み、若き血を歌いました。入学して間もない同期の多くが、口パクで乗り切ろうとしているのは火を見るよりも明らかでした。しかし、大切なのはアツイ気持ちです。その点では皆の気持ちは1つでしょう。慶應義塾に在籍して7年目の私は、幾度となくこの歌を歌って参りましたが、先輩方、同期と共に歌う今回は特に、1つ1つの歌詞を噛みしめながら歌いました。

私がこの会を通して最も強く感じたのは、我が部の「縦」「横」の繋がりの強さです。私には、いつも温かく見守っていてくださるOB、OGの先輩方、時に厳しく、時に優しく、日々ご指導いただく現役の先輩方、そして常に支え合える仲間である同期がいる。そう思うとこの上なく心強く、どんなに辛いことも乗り越えていけると確信しております。

最後になりますが、お忙しい中お越しいただきました大石部長、麻田監督、上西先輩をはじめとするOB、OGの先輩方、このような会を開催してくださった先輩方、特に司会を務めてくださった宇恵先輩、若き血の指揮を務めてくださった今西先輩に心から御礼を申し上げます。今後ともご指導の程よろしくお願い致します。


以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部  1年  蜂屋啓介