2017年11月27日月曜日

2017年度 全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の楠田マリアです。

11月26日に行われた、全日本学生大会についてご報告させていただきます。
結果は以下のようになっております。
女子白帯緑帯の部

楠田(1)・佐藤ひ(1)
4
単独有段の部友田(1)
3
男子二段の部川上先輩(2)・田崎先輩(2)
5
団体の部金野先輩(4)・田中先輩(4)・中村先輩(4)・李先輩(法法4)・西村先輩(3)・蜂屋先輩(法法3)・五十嵐先輩(2)・田崎先輩(2)
3
立合評価法男子軽量級   金野先輩(4)   1男子中量級   李先輩(法法4)   2
以上です。



全日本学生大会は、四年生の先輩方が引退される節目の大会でもありました。そのため、部の練習は一段と気合いが入って行われました。
寂しさや不安、期待を胸に各々が目標をもって臨んだ大会当日となりました。
早朝の武道館に、全国から拳士が集まりました。全国ということだけあり参加人数も多かったです。道衣の肩に、各区のシールを貼るところに、全国大会の特別感を実感しました。
武道館の床は人に埋め尽くされていました。アップをするスペースを確保するのも一苦労でした。アップを終えたところで、鎮魂業が行われました。
そして、予選ラウンドが始まりました。先輩方に指導していただいたことや、練習してきたものを、出しきることだけを考えてコートに入っていきました。思い通りの動きができなかった点もありましたが、結果を受け止め、午後に備えました。幸いなことに、部員の多くが、本戦へのきっぷを手にすることができました。あとは、本戦ですべてを出し切るのみです。
午後は、閉会式から始まりました。開会式では、慶應義塾大学のOBでいらっしゃる石原伸晃先輩をはじめとする、方々からお話を伺いました。
本戦は緊張感の漂う中、はじまっていきました。その緊張感を打ち消すかのように、"慶應ファィト"の声が武道館の中で響きます。
部員全員が、慶應のメンバーとして精一杯戦いました。笑っても泣いても、最後の大会。引退される四年生の先輩方の心中を想像するだけで、目頭が熱くなりました。本戦を終えると、結果を待つのみです。
ですが、これで終わりではありません。
1日の最後には、立会い評価法が行われます。慶應義塾大学からは、3名の拳士が出場しました。
立会い評価法は、各大学の戦い方に特徴がありました。慶應の先輩方の動きの素早さには、圧倒されました。今後の練習で、少しでも先輩方に近づけるように頑張っていきたいと改めて思いました。
 長い1日も、残すは閉会式のみとなりました。いよいよ結果発表です。
先輩方もおっしゃっていましたが、結果は、変わることはありません。私達にできるのは、素直にそれを受け止めて前進するのみです。納得がいかない、悔しい思いの反面、終わった安心感と達成感。これらが、入り混じった複雑な気持ちが心に残ったのではないかと思います。私自身も、今後の成長の糧となる非常に貴重な経験をする機会になりました。
また練習の過程そして、大会当日においても。改めて、引退される四年生の先輩方の偉大さが身にしみて感じられました。先輩方に、良い報告をするために、練習により一層努力して、励んで参りたいと思います。

最後になりましたが、この日まで、指導をしてくださった、現役の先輩方、OB.OGの先輩方、日頃よりご指導いただいております麻田監督に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 楠田マリア


   

2017年11月23日木曜日

2017年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の蜂屋啓介です。
119日に行われました2017年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。

本年度の幹部交代式は2年前と同じ「ひのや」で行われました。1年生として新幹部を見上げていた当時を思い出し、より一層感慨深いものがございました。

早速ですが、第59代幹部のご紹介をさせて頂きます。

【主将】                     蜂屋啓介(法法3)
【主務】                     平光真子(商3)
【副将・渉外】            宮﨑康輔(文3)
【三田会幹事】            岡本真理子(経3)
【統制・会計】            西村涼(理3)
【医務・会計監査】      正田真暉(経3)
【副務】                     山口菜々子(法法2)

以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。
何卒宜しくお願い致します。

式においては例年同様、新幹部が1人ずつご挨拶をさせて頂きました。
新幹部唯一の2年生である山口に始まり、それぞれが抱える幹部としての決意を語っていきました。
日頃はのほほんとした者が多い59期ですが、発せられる一言一言はみな信念溢れる堂々としたものであり、同期ながら非常に頼もしく感じました。

そんな中トリを任された私。ビシッときめてやろうと考えておりましたが、スピーチとなるとつい色々喋ってしまうのが私の悪癖です。目の前に並んでいく料理に早く手をつけたかったであろう現役部員には、この場を借りてお詫び申し上げます。
長々喋って席に戻ると、先生方、諸先輩方から「蜂屋らしいスピーチだった」とお褒めに預かりながらも「笑いがあればもっとよかった」「最後の一言がいらなかった」と様々なご指摘を頂きました。主将らしいスピーチへの道は長そうです。競技とともに1年間精進いたします。

そんな未熟な私ですが、夏合宿で新幹部が発表されてからというもの、幹部として、そして主将として求められるものは何かということを考えて参りました。
我々の代の主座運営方針は「全員で全員の目標達成」です。これには「全員が力を出し合って、各個人の目標を達成する」「部全体としての目標を、一丸となって達成する」という2つの意味を込めました。
このような個人を見ても、部全体として見ても強い組織を作るために、主将として最も大事なことは何か。私なりに考えた結果、それは「部員から信頼される存在であること」だと思います。部のトップとして立つことになる私が「こいつの言うことなら間違いない」と思われるような人間であることが、全員が全力で取り組む組織を作る上では欠かせないのではないかと思います。

ではそうした信頼は何によって裏付けられるのか、それは日々の行動の積み重ねに尽きると考えます。
日々の練習、また日常の些細なところで、慶應の少林寺拳法部の部員としての自覚と誇りを持った、妥協のない姿を見せ続けていくことが、主将としての信頼を築いていく。特に1学年下から見上げてきた田中前主将の姿を思い返し、そう思います。
主将という大役を任された以上は、諸先輩方が繋いできた我が部の伝統に傷をつけぬよう、今まで以上に自覚ある行動を心がけ、部員に信頼される存在になれるよう努力して参ります。

さてここまで私の思う主将像を述べて参りましたが、組織を纏めるということは決して1人では出来ません。
まだまだ未熟なところが多い新幹部ではございますが、1年後にさらに強い組織となった我が部を60期へと繋げるよう、59期一同全力を注いでいく所存です。
幹部交代して早々、全日本学生大会、そして早慶戦という2つの大舞台をむかえます。まずは目前に迫ったこれらにおいて満足のいく結果を出せるよう、我々が先頭に立って努力を重ねて参ります。

と、結局スピーチだけでなく、文字に起こしても長々と話をしてしまいました。
信頼の置かれ、話の簡潔な主将を目指して参ります。

最後になりましたが、幹部交代式にご出席頂きました大石部長、麻田監督、岡田先輩をはじめとするOBOGの諸先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも新幹部、そして少林寺拳法部を何卒よろしくお願い致します。

以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3  蜂屋啓介