2023年12月26日火曜日

2023年度 幹部交代式

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の吉井大翔です。

12月16日に行われました2023年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。


本年度の幹部交代式は慶應義塾大学日吉キャンパスの第六校舎食堂にて開催されました。

早速ですが、第65期幹部のご紹介させて頂きます。


【主将・医務】吉井大翔(環3)


【副将】秋山晃紀(商2)


【主務】小杉海斗(商2)


【三田会幹事・統制】和田亮士朗(政3)


【会計】大原周悟(商3)


【渉外・会計監査】棟高佑(理2)


【副務】木村隼(商1)


【演武特命チームリーダー】市川晴喜(経1)


【立合特命チームリーダー】田邊千明(経2)


【法形特命チームリーダー】大原周悟(商3)


以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。

何卒宜しくお願い致します。


本年度のスローガン・運営方針はこちらで御座います。


◯スローガン


『ONE for ALL, ALL for ONE』


◯運営方針


『一丸運営体制』

中心から外へ幹部が原動力となり周りを巻き込みつつ

外から中心へ部員全員の意見を取り入れる


スローガンには1人1人が最大能力を発揮し、組織全体のために行動する「ONE for ALL」。そして、組織は1人のために動き、常にトップ(one)を目指して活動する「ALL for ONE」という意味が込められています。

また、今年の幹部は4年生、3年生、2年生で構成されるため、円形の組織を目指して活動して参ります。円の中心には幹部が配置され、幹部が原動力となり、周りの部員を巻き込んで運営していく中心から外の力。また、部員と向き合い、一人一人の意見を尊重する、外から中心の力。この中心にある幹部と部員の円滑なコミュニケーションが可能な『一丸運営体制』を実現させて参ります。

また本年度の大会目標は『全日本学生大会総合4位(明治・早稲田・日体に並ぶ地位を確立)』と『早慶戦完全優勝』です。

私が三年間で感じてきた課題を全て改革する「変化」の年にしたいと考えております。今年度の目標は5年後以降に、全日本総合優勝を毎年勝ち取れる「最強の慶應」という目標から逆算して設定したものになります。全日本総合優勝を成し遂げるためには近道がなく、全ての要素が揃わないと達成することが難しいです。今年はその土台を作る年として、基礎からの見直し、部の改革を積極的に行っていきたいと考えております。


最後になりますが、日頃からご支援頂いている先輩方、当日ご参加頂いた烏谷先生に心より感謝申し上げます。


以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 吉井大翔


2023年12月20日水曜日

第58回 少林寺拳法早慶定期戦

 失礼致します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部主将の 佐藤生一です。


12月2日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパス内 日吉記念館にて開催されました、第58回少林寺拳法早慶定期戦の結果についてご報告致します。


本年度より、新人戦・本戦に変わりまして、男子戦・女子戦となりました。

結果は以下の通りです。


 【女子戦】


慶應   ―   早稲田


先鋒   欠場   ―   秋山  


次鋒   湊   0  ― 2  今村


中堅   多家  1 ― 1  三森


副将   田川  1 ― 1  遠藤


大将   庄司  1 ― 0  関

 


【男子戦】


慶應   ―   早稲田


先鋒   小杉  1 ― 1  福島


次鋒   田邊  4 ― 2  高橋


中堅   林   0 ― 2  江川


副将   山崎  0 ― 0  小川


大将   佐藤  2 ― 3  宇田

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以上の結果をもちまして、本年度は女子の部、男子の部ともに早稲田の勝利となりました。

以下、試合を振り返らせて頂きます。




・女子戦


先鋒の市山は左手骨折の為に欠場となりました。市山は、1年生女子1人で1年間よく頑張ってくれました。彼女の強い芯を持って真面目に練習と向き合う姿は、私も感銘を受けました。来年以降の活躍が楽しみです。


次鋒の湊は、惜しくも敗れてしまいましたが、相手をしっかりと研究し、練習しておりました。フットワークをうまく使って、相手を翻弄しておりました。本当によく頑張ってくれたと思います。


中堅の多家は、負けたら終わりの厳しい順番だったと思います。

最初に一本取られましたが、後半戦にしっかりと自分のペースに持ち込んで一本取り、引き分けとしました。なんとか次に繋げてくれた彼女の強さを感じました。


副将の田川は、主務として共に1年間部を率いてくれました。早慶戦運営の責任者でもあり、試合どころではなかったでしょう。前半戦から終始相手をコーナーに追い込み、優位な試合運びをしてくれました。しかし、後半戦で相手に一本取られましたが、最後に取り返し引き分けとなりました。


大将の庄司は、チームの負けは確定しておりましたが、大将が勝つことが大事であると、全力で挑んでくれました。相手の選手とは昨年も対戦しており引き分けでした。

庄司は、持ち前のフットワークを活かして連攻撃を中心に果敢に攻めました。瞬く間に一本を先取し、その一本を守り切り勝利致しました。

結果としては負けてしまいましたが、人数が少ない中、皆ベストを尽くしてくれたと思います。



・男子戦


先鋒の小杉は、身長体重共に小杉を上回る相手に果敢に挑んでおりました。予想とは違い、前半戦は苦戦しておりましたが、後半戦に回し蹴りで技ありを先取しました。そこで勝負ありかと思いましたが、残り1秒で相手に技有りを奪われ引き分けとなりました。来年は快勝してくれることを願っております。


次鋒の田邊は、終始相手を圧倒しておりました。次期立合のエースとして、その実力を遺憾無く発揮してくれました。彼は、夏合宿などでも1番部を盛り上げたりと1年間チームの中心的な部員でした。本当に1年間部を盛り上げてくれたと思います。来年も、部の中心的な存在として、頑張って欲しいと思います。



中堅の林は、どこまでも熱い漢です。彼の熱さ、勝利に対する執着、練習態度、全てにおいて私は彼を信頼しておりました。

結果としては負けてしまいましたが、よく頑張ってくれました。


副将の山崎は、終始読み合う展開となりました。

もう少し攻めた方が良いという意見も多くありましたが、彼なりに色々考えていたと思います。


大将は私、佐藤でした。

早稲田の大将の宇田とは、共に主将であり、最寄駅が一緒の親友です。関東大会、世界大会と対戦し、3回目の対戦となりました。

試合は、両者が取り合う展開のある試合だったと思います。悔しいですが、最後は審議の後、技有りを奪われてしまい、負けてしまいました。

とても悔しい思いをしました。しかし、今まで共にライバルとして競い合ってきた相手に負けたことに後悔はありません。私の尊敬する先生が紹介して下さった言葉にこのような言葉があります。

「勝ちに不思議な勝ち有り、負けに不思議な負けなし」

この言葉を噛み締めたいと思います。


65期主将の吉井は、誰よりも熱く周りを信頼できる男です。

彼が率いるチームが今年の雪辱をはらしてくれると信じております。

今後ともご声援の程宜しくお願い致します。



最後になりましたが、例年に引き続きお忙しい中審判を務めてくださった明治学院大学橘先生、上智大学金子先生、法政大学清水先生、日頃よりご指導頂いている篠永監督、渡辺先生を始めとする武道学園の先生方、当日お越しくださった烏谷部長、伊藤先輩を始めとする三田会の諸先輩方、應援指導部の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、全ての方々に心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。



以上で報告を終えさせて頂きます。

失礼致しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部 主将

佐藤生一