2014年12月17日水曜日

2014年度 第49回 少林寺拳法早慶定期戦

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部2年青木です。
12月14日に早稲田大学にて開催されました第49回早慶定期戦についてご報告致します。

結果は以下の通りです。

【新人戦】
    慶應義塾       早稲田
先鋒 栗原(法1) 2-2 地元拳士
次鋒 李(法1)   0-3  久保田拳士
中堅 品川(政1) 0-1 英拳士
副将 田中(商1) 1-1 谷部拳士
大将 金野(商1) 2-4 堂脇拳士

結果、0-3。

【本戦】
    慶應義塾        早稲田
先鋒 加嶋(文2)   0-0 内海拳士
次鋒 青木(政2)   3-1 熊本拳士
中堅 宇恵(政2)   1-1 秋光拳士
副将 栃元先輩(商3)2-2 大森拳士
大将 鶴田先輩(商3)0-0 江原拳士

結果、1-0。



新人戦について。
技術的には本戦より劣っていたかもしれませんが、その熱さ、必死さは本戦に勝るとも劣らないものでありました。
本戦を前に彼らの魂を見ることが出来、私は本当にうれしかったです。
大将の坊主が悔しくて泣いているのが本当にうれしかったです。
こりゃ負けられない、と思いました。
1年生の最後の行事で、部を、塾を背負う、という強烈なプレッシャーを経験することは、来年度後輩を迎えるにあたって非常に大きな財産となったはずです。今回の悔しさを忘れず、今後もさらに強くなってほしいと願います。


本戦について。
早稲田大学は11月の全日本の立合評価法で優勝した大森拳士を擁し、毎年確実に運用法の戦力が上がってきております。そんな中、このような結果を残すことが出来、非常にうれしく思います。
副将の栃元先輩は、大森拳士と戦うために酒も女も絶ち、この数週間稽古に励まれたそうです。練習後にサンドバックに向かい続け、練習のない日も道場に向かわれる栃元先輩の姿は、我々後輩の目に焼き付いております。栃元先輩が女と酒に満ち溢れた充実したオフを過されることを願っております。

さて、私は試合前、中堅までの2年だけで試合を決めます、と副将、大将の先輩に冗談交じりに言っておりました。第49回早慶戦は55期の先輩方の試合として歴史に刻まれます。56期2年の我々がその歴史に傷をつけるわけにはいきません。
緊張。圧 倒 的 緊 張 !
結果として後に控える先輩方を安心させられることが出来、九死に一生を得た気分でした。
麻田先生が「俺は体験したことないことだから」と仰っておりましたが、これは本当に慶應義塾ならではの不思議な心理状態だと思います。ですが慶應義塾にお世話になって8年の私はこの感情が意外と心地よいものであったりもします。その心地よさの正体は応援してくれる仲間なのかもしれません。慶應義塾を背負う強烈なプレッシャーを感じるときは、同時に仲間の強力な応援を感じることが出来る瞬間でもあります。今回の早慶戦はそんなことにも気付かされました。


技術的なことを申しますと、新防具が導入されてからの運用法は、空手化の傾向があるように思います。実際に結果を残す拳士の中には空手経験者が多いことも事実です。ですが、それを打開し、新たな戦術を生み出していくことに少林寺拳法の運用法の醍醐味があると思います。早慶両校は常に他大学をリードしていく存在でなければなりません。今回の早慶戦は防衛大学校をはじめ、多くの大学少林寺拳法部の方が見学に来れられていました。彼らをリードしていくために、早慶定期戦は常に革新的でなければならないと痛感しました。今後の修練の最重要課題として取り組んでいく次第です。

最後になりましたが、伊藤会長をはじめ応援にお越しくださったOBOGの皆様、麻田監督、大石先生、應援指導部の皆様、見学に来られた大学少林寺拳法部の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様に心からの感謝を申し上げます。


以上で報告を終わります。
失礼致しました。


慶應義塾体育会少林寺拳法部2年 青木真秀

2014年12月3日水曜日

第48回全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の栗原弘です。
11月30日に行われた第48回全日本学生大会について報告させていただきます。

まず結果は以下の通りです。
<男女茶帯の部>
栗野先輩 宇恵先輩 第2位

<団体演武の部>
神本先輩 三宅先輩 鶴田先輩 青木先輩 
今西先輩 岡部先輩 金野 李  第6位

<男子立合評価法 重量級の部>
神本先輩 第3位

自分は部内セレクションで勝ち抜くことができず残念ながら今大会は出場がかなわなかったため、先輩方や同期のサポートに回り全力で応援をしました。その中で岡田先輩や上西先輩をはじめとした沢山のOBOGの先輩方に応援にきていただき共に応援をさせていただく中で、慶應義塾體育會少林寺拳法部が長い伝統を持ち、非常に縦の繋がりが強い部活であるということを実感いたしました。

今大会のテーマは「襷」でしたが、慶應義塾體育會少林寺拳法部という名前の襷を今大会で引退となられた四年生の先輩方の思いと共に背負えるように更に修練を重ねて上手くなろうと強く思いました。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いてる麻田監督を始め、OBOGの先輩方に感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 栗原弘

2014年11月18日火曜日

2014年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部三年の鶴田真です。
11月13日に行われました幹部交代式についてご報告させていただきます。

本年度も都立大学の懐石料理屋「ひのや」にて行われました。

昨年までは部員同士で料理・飲み物を楽しんでおりましたが、今年は部長・監督の座席の目の前であったためうまくお箸が動きませんでした。
シメのおにぎりを部長・監督から一つずついただき、私の満腹中枢が終了間際に満たされたことを覚えております。(ゆかりが苦手な私に鮭のおにぎりを分けていただきとても嬉しかったです、ありがとうございました。)

さて、新幹部を紹介致します。

【主将】         鶴田真
【主務】         柴田知範
【副将・OB会幹事】 栃元治人
【総務】         山田兼太郎
【医務・渉外】     長岡夏実
【副務】            宇恵柚花
※統制と会計を合わせた「総務」という新たな役職を設けさせていただきました。

新幹部の挨拶がありましたが、一番話がまとまっていたのが新幹部唯一の二年生の宇恵でありました、宇恵以外の幹部は正直何を言っているのか理解できず、話の焦点も目の焦点も合っていませんでした。
しかし皆の部に対する思いはまとまっていると私は信じております、これからも至らぬ点が多々あるとは思いますが、温かく見守っていただけたら幸いです。

最後になりましたがお忙しい中お越しいただいた大石部長、麻田監督、岡田先輩をはじめ多くのOBの先輩方に深く御礼を申し上げます。
今後とも我が部、ならびに新幹部をよろしくお願い致します。

以上で報告を終えさせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部三年 鶴田真

2014年11月8日土曜日

2014年少林寺拳法全国大会in埼玉

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の金野光秀です。

11月3日にさいたまスーパーアリーナで行われました、2014年少林寺拳法全国大会in埼玉について報告させて頂きます。
我が部からは、7月の神奈川県大会を勝ち抜いた大学生団体の部と、大学生女子の部の二部門に出場致しました。
また一般男子五段以上の部には、自分が高校少林寺の頃からお世話になっており、大学少林寺の監督でもある麻田先生が出場されていました。

結果は以下の通りです。

・大学生団体の部 優秀賞

神本先輩 三宅先輩 鶴田先輩
青木先輩 今西先輩 岡部先輩
栗原 金野

自分は団体のメンバーとして出場させて頂きました。
予選では、練習でも起きた、飛び受け身の足が鶴田先輩の顔に直撃するという事故が再発してしまい、一時は本当にどうなるかと思いましたがなんとか調整し、本選ではミスなくこなしなんとか全国大会で優秀賞(3位)という結果を収められました。
鶴田先輩、自分の稚拙な飛び受け身の所為でご迷惑をお掛けしてしまい、本当に申し訳ございません。

本選では悔いの無い良い演武を披露出来ましたが、3位という結果は決して満足出来るものではなく、もっと上を目指せるし、目指すべきだと感じました。
閉会後には一緒に団体をやらせて頂いた先輩方と、メダルと賞状を持って写真を撮りましたが、やはり悔しさの滲んだ表情になってしまったと思います。
既に一ヶ月を切った、来たる11月30日に、全日本学生大会を控えております。
この結果に甘んじることなく、1位を目指して精進して行きます。

大学生女子の部に出場された4年生の柳橋先輩は今大会をもって引退され、看護師としての国家試験に尽力されると伺いました。
柳橋先輩、本当にお疲れ様でした。先輩の目標の達成を心より応援しております。

また麻田先生は優勝され、一昨年の全国大会から昨年の世界大会も含め、三連覇を果たされていました。
未だに現役を続けられ結果に拘り続ける先生の姿を見て尊敬の念が絶えないと共に、本当に素晴らしい指導者に巡り会えた己の幸運を再確認し、それを無駄にすることなく頑張らねばと改めて思いました。

最後になりましたが全国の舞台で団体のメンバーとして一年の自分を選んで頂き、一緒に演武して下さった先輩方、日頃よりご指導頂いている麻田先生はじめ、頻繁に道場にご足労頂き指導して下さった上、大会当日も埼玉まで来て頂き本選直前までアドバイスを下さった青山先輩、その他の先輩方、本当にありがとうございました。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 金野光秀

2014年9月29日月曜日

2014年度少林寺拳法関東学生新人大会

失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の貝田弘毅です。

9月28日に第12回少林寺拳法関東学生新人大会が行われました。

結果は以下の通りです。

男子有段の部    ―第1位   :青木先輩(政2)・金野(商1)
男子白緑帯の部―第1位     :奥村(理1)・貝田(商1)
男女茶帯の部    ―第2位   :宇恵先輩(政2)・栗野先輩(政2)
男女白緑帯の部―第3位     :品川(政1)・田中(商1)

私事ですが、途中から入部した私にとっては、今回が初の大会であり、慣れないことやはじめてのことの連続で大変緊張しました。

しかしペアの相方の存在により、リラックスすることができました。

また加えて観客席からの先輩方の声援や、同期及びに二年生の先輩方の雄姿に励まされ、胸を張って演武に挑むことができました。
その結果、最高の結果をだすことができました。

途中から入部した私を暖かく迎え入れてくれた同期、厳しいながらも熱心なご指導してくださった先輩方には大変感謝しております。

今回の結果をうけ、今後のためにすべきことは、各々が、反省し、気持ちを一新して次の目標に向かって努力していくことだと思います。

私自身も次の全日本優勝に向けて精進していきます。

以上で、第12回少林寺拳法関東学生新人大会の報告を閉めさせていただきます。失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 貝田弘毅

2014年8月24日日曜日

2014年度 夏合宿 第7日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の李遊です。夏合宿7日目について報告させていただきます。

練習最終日となる7日目ですが、ここまでくると筋肉痛も気にならず、気合で乗り切るモチベーションでした。

今年最後となるテニスコートでのランニングは、4年生の先輩方が車をわざわざコート内に入れて音楽をかけてくださいましたため、一際気合の入った練習となりました。先輩方の選曲センスは素晴らしく、私は音楽のリズムに乗るあまりトレーニングの辛さを忘れてしまう程でした。ランニング後は腕立て220回と円形スクワットで締めくくりました。長渕剛の曲に合わせて全員で行ったトレーニングはまさに青春と呼ぶにふさわしい光景でした。

本来ならば厳しかったはずの練習も、このようにして明朗快活に全うすることができたのは、偏に体力のある先輩方が我々後輩を叱咤激励してくれたおかげであります。大変感謝しております。ありがとうございました。

そして最後の最後である午後練が始まりました。アップのメニューは趣向を変えたのか普段行っているサイドジャンプではなく、ミットラッシュ突・蹴ともに百回ずつからのプライオメトリックストレーニングでした。この後に控える4年生の先輩方との運用法に向けて、私は普段以上の気迫を込めてミットに打ち込みました。そして待ちに待ったお別れ運用法会が訪れました。私の相手は主将の神本先輩でありました。主将であり、なおかつ運用法において受賞履歴もある神本先輩の繰り出す突き蹴りは本当に素早く、重たいものでした。それゆえ私は何度も吹き飛ばされてしまいましたが、めげずに突きを打ち続けました。続いて行われた運用法も魂のこもったものとなり、お別れ運用法は幕を閉じました。それからようやく最後のメニューである基本が行われ、これまで部を引っ張ってくださった4年生の先輩方が一人ずつ前に出て号令をかけられました。これまでの夏合宿の思い出が蘇ったり、また4年生の先輩方が先頭に立つ最後の練習ということもあって、夏合宿最後の練習は非常に感動的な雰囲気に包まれました。

この日の夜は、OBの先輩方が贈ってくださったお肉を使ってBBQをやりました。毎年たくさんのお肉を贈ってくださり感謝しております。部員一同大変おいしくいただきました。その後は次期幹部発表式が開かれ、一足早い幹部のバトンタッチが行われました。新幹部発表の後は部員同士で歓談をするなどして夜を明かしました。私は神本先輩と運用法を行った者同士で、部活の今後について語らいました。一人ひとりの口から吐出される全日本制覇の熱い思いは私の心を強く打ちました。しかし私はこの場で語りあった夢を、夢のまま終わらせるのではなく、現実にしなければならないのだと思いました。

とりあえず、夏合宿で培った精神力、体力、モチベーションは次に待ち受ける新人大会に注ぎ込む所存であります。

以上で7日目の報告を終了させていただきます。失礼しました。

2014年8月21日木曜日

2014年度 夏合宿 第6日目


失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年品川絵里です。
夏合宿6日目について報告させていただきます。

6日目となり、明日がラストの練習というやっとゴールが見えてくる状態で練習に励みました。

午前の練習はアップから始まりました。アップのサイドジャンプは、6日目となると足に大分疲労がたまっており、相当つらいものでした。それを象徴するかのように、何かしら毎日寝言を言っているらしい私はこの日、「足が痛いよお」とずっと言っていたそうです。ちなみに言うと、初日は「明日乗り切れるかなあ」と言っていたと同期の荻田から聞きました。(来年は静かに寝ます。申し訳ございませんでした)

アップの後はテニスコートでのラントレです。道場からテニスコートまで、約2km程でしょうか(全くの感覚でございますが)そこを走りきることから練習が始まります。長距離走の苦手な自分としては、なかなか厳しいメニューです。しかし、そこで心が折れてはいけません。次に待ち受けているのがダッシュ、往復ダッシュ、シャトルランなどなど、なんともエグいメニューの数々でございます。その中で最も過酷であったのが、往復ダッシュを全員15秒以内にゴールすることを8回成功させるまで永遠とやり直しをくらうというものです。男女の体力差というのも鑑みず、同じ秒数でゴールしなければならないというのは女子部員にとっては中々厳しいものがありました。しかし、少林寺拳法部では男女は関係ありません。速く走ることのできる先輩方、同期に励まされながらなんとか走り切り、着々と8回まで近づけていきました。特に走りながら背中を押して下さった先輩方には本当に感謝しております。自分一人の力では時間内にゴールは到底できませんでした。ありがとうございました。最終的に8回成功させた際には、全員の力でやり遂げたという達成感でいっぱいでありました。

午後の練習はふたたびアップから始まりました。その後に胴ラッシュと続き、神本主将による運用法の練習にうつりました。この競技を始めたばかりの自分にとってはまだまだ運用法は馴染みが薄いですが、神本主将による練習は大変ためになり運用法においてもぜひ上手くなっていきたいと思いました。夏合宿のメニューに運用法の練習の場を用意して下さった4年生の先輩方には大変感謝しております。

そして、最後に待ち受けていたのはグループ筋トレです。それぞれのチームに別れて筋トレを行っていきました。腕立て伏せから腹筋まで様々な筋肉を鍛えていきました。担当して下さった越川先輩が全員にハーゲンダッツをおごって下さると約束して下さり、女子部員一同苦しみながら頑張りました。越川先輩ありがとうございました。

夜には岡田先輩、長坂先輩、上西先輩、西藤先輩からお話を聞かせて頂きました。慶應義塾少林寺拳法部の長い歴史を肌で感じ、この部は現役のものだけなのではなく、伝統を守っていかなければならないと強く感じました。そのためにも文武両道を常に心掛け、慶應生として勉学に力を入れながらも、厳しい練習にも耐え抜いていく必要があると思いました。長い歴史の一部分として恥じない部員に自分もなっていきたいです。お忙しい中いらして下さった岡田先輩、長坂先輩、上西先輩、西藤先輩には大変感謝しております。ありがとうございました。

以上を持ちまして夏合宿6日目の報告を終わらせていただきます。
失礼致しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部 一年 品川絵里

2014年8月20日水曜日

2014年度 夏合宿 第5日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の奥村です。
夏合宿5日目について報告させていただきます。

前日の4日目はオフで練習がなかったため体を休めることはできましたが、筋肉痛は一切とれていませんでした。 むしろ悪化していたように思います。
午前練習はいつも通りアップという名のトレーニングから始まり、テニスコートにおいてダッシュを繰り返しました。前日何もなく楽な一日を送った分余計に辛く感じたのを覚えています。

午後は私達一年の見習いと二年の三級の先輩方は昇級試験を受け、それ以外の部員は坂道ダッシュを行いました。昇級試験の前に行ったミットラッシュでエグっていた私は、若干意識が朦朧とした状態で昇級試験を受けました。しかし、私も含め一年は皆大きなミスはせず、無事六級に昇級することができました。

昇級試験の後は麻田先生にご指導していただきながら、正しい構えを意識しながらの移動練習を行いました。麻田先生の「最初の構えだけである程度の良し悪しは分かる」というお話はとても説得力があり、自分もこれまで以上に構えを意識しながら練習に励んでいこうと思いました。


この日をもって私達大学始めの一年は六級に昇級し、ようやくスタートラインに立てたなと感じました。まだまだ先は長いですが、焦らず目の前のことを一つ一つ丁寧にこなしながら黒帯を目指し精進して参りたいと思いました。

以上で夏合宿五日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年奥村 哲平

2014年度 夏合宿 第4日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の中村です。

夏合宿4日目について報告致します。

4日目は合宿中日であり、千本蹴りを終えた我々1年生は大変楽しみにしておりました。疲れもありましたが、合宿のことは一旦忘れ、既に山中湖を数回訪れている旅人・金野を先頭に同期全員で山中湖周辺の散策に向かいました。

とは言うものの生憎の雨模様。若干テンションが下がりましたが、絶対にスワンボートに乗るんだ、という強い思いに駆られ歩みを進めました。



個人的にはボートに乗って疲れを癒したかったのですが、高い波に大きく揺られ、それどころではございませんでした。

次は昼食を食べるため、さらに歩みを進めました。せっかくの機会ですので、山梨らしくほうとうでも頂こうかと思いましたが、流石に皆歩き疲れ、どこにでもありそうなお店での昼食となりました。

その後は、KABAという水陸両用車で山中湖を巡るツアーに行こうとしましたが、金銭的にも体力的にも限界にきてましたので石割の湯に向かいました。KABAは来年の楽しみにとっておきます。

石割の湯では、露天風呂にゆっくりと浸かり、疲弊した筋肉をほぐしました。
風呂を出た後は、ご当地スイーツ信玄ソフトを頂きました。



ソフトクリームと信玄餅の絶妙なコラボレーション、皆様も思わず舌鼓を打つことでしょう。

雨が強くなっていたので、暫く雨宿り。白帯達は昇級試験を明日に控えてましたので、科目表を開き技の確認に付き合いました。昇級試験の結果はまた次の報告で。

夏合宿も折り返し、しっかりと英気を養いました。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 中村

2014年8月19日火曜日

2014年度 夏合宿 第3日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の下萩 千耀です。

夏合宿三日目について報告させて頂きます。

この日も午前中は、サイドジャンプ、馬跳び、バービーといったアップから始まり、その後は、テニスコートでのラントレでした。体のあちこちが筋肉痛で体が重いなか、先輩方の気合いや気配りに、何度も助けられました。

午後は、一年生は恒例の千本蹴り、二、三年生が山中湖ランでした。アップを終えた後、二、三年生が山中湖ランに向かい、道場に残されたのは一年生だけとなり、非常に心細く感じたことを覚えています。
神本先輩、三宅先輩の指導のもとで、ついに千本蹴りが始まりました。
以前から、先輩方から千本蹴りの恐ろしさは聞いていたので、始まる前は緊張で体が強ばっていました。しかし、始まってみると、緊張などしている暇もありませんでした。神本先輩と三宅先輩の目が光る中、とにかく全力で突き、蹴り、声を出しました。先輩の笛が鳴る度に腕立て、拳立てをさせられ、個人的には千本蹴り自体よりも、この筋トレが本当に辛かったです。お腹を上げようにも上げられなくなった時に、同期が帯を引っ張って体を持ち上げてくれました。一人じゃできない練習ってこういうことなのか、と感動しました。同期の皆には何度も助けてもらい、感謝してもしきれません。

椅子を前に置いた蹴りの練習は、椅子を倒したら一からやり直しという厳しいものでした。それでも椅子を倒してしまった同期を責める者は一人もいませんでした。「ドンマイ!」「あるある!」と励ましあって、メニューをこなした後の気分は最高でした。

一年全員が気合いを言うチャンスを与えられて、それぞれが熱い思いをぶつけました。

開始直後は鬼のように感じた四年生でしたが、練習が進むにつれて、四年生の愛情が伝わってきて、何がなんだか分からず涙が出てきました。

窓から、山中湖ランに行っていた四年生のレンタカー「ノア」が帰ってくるのが見え、そろそろ終わりが近づいていることが分かってからが、さらに長く感じられました。

最後に、一年生全員が目を絶対に開けるなと言われて正座し、静かになった後、「これで千本蹴りを終了します。」という神本先輩の号令で、ああ、乗り切ったんだ、と飛び上がって皆で喜びました。
山中湖ランを終えて帰ってきた二、三年生も、「よく頑張ったな」と褒めて下さり、本当に嬉しかったです。
四年生がご褒美に美味しいお茶、ジュースを用意して下さり、私たちは汗と涙でぐちゃぐちゃになったまま、達成感を味わいました。

この千本蹴りを通じて、四年生の部活に対する熱い思いを感じ、自分たちが引き継いでいくんだという気持ちになりました。また、励まして下さる二、三年生の優しさ、正面からぶつかってくれる同期のありがたさを、身にしみて感じました。

次の日は、中日でオフだということで、本当は夜更かしをしてみたかったのですが、いつの間にか寝てしまっていたのだけが少し残念でした。

以上で夏合宿三日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年下萩 千耀

2014年度 夏合宿 第2日目

失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の荻田桐子です。夏合宿第2日目の報告をさせていただきます。

この日は1日目とは違い午前から練習が始まりました。まずアップは恒例のサイドジャンプ、馬跳び、バービー、腕立て伏せのセットが何度も繰り返され、やり直しも途中で幾度となくあったため、普段では考えられない数のメニューをアップの時点でこなしていきました。2人組で行うアップでは全力で取り組む先輩方や同期と励まし合いなんとか乗り切りました。

アップが終わるとすぐに宿舎から少し離れたテニスコートに移動し、ランメニューが始まりました。アップで足腰を酷使したなかのランはいつもよりも足取りが遅くなってしまいました。少しでも声が小さかったり、走りが遅いと、もちろん男女関係なくやり直しや拳立てが待ち構えています。やはり砂の地面での拳立ては相当きついもので、すでに手の皮がむけている人もいました。私が特に印象に残っているこの日のメニューは往復ダッシュです。ダッシュの本数が果てしなく、本当に終わりが来るのか、という気持ちで走っていたことを覚えています。辛い時間ばかりのように思えますが、先輩方や同期のユーモアあふれる気合い、テニスコートから見える富士山のお陰でなんとかお互いを鼓舞し午前の練習を乗り越えました。


走りに走ってもまだまだ1日の練習は終わりません。午後からは道場での練習が待っています。午後の練習も再びアップから始まりすでに体力の限界を感じてしまいました。真夏は道衣を着るだけでも暑いにも関わらず、室内でひたすら基礎練や筋トレでした。基礎練では、とにかく腰を下げることに重点が置かれ太ももがはち切れそうでした。筋トレでは普段なかなかやらないようなメニューが課され、自分の身体が鍛えられている感じがしました。筋トレは全員で輪になって行うため、いつもに増して部の一体感を実感できました。またこの日は演武練習の時間が設けられ、その際に合宿にお越し頂いたOBの恵飛須先輩、中川先輩が演武披露してくださり、とても貴重な経験となりました。

大変お忙しい中お越し頂いたOBの方々に厚く感謝申し上げます。

午前と午後の二部練をやり切った達成感はやはり、1日目とは全く違うものでした。この日の夜は宿舎の近くにある「JOY PATIO」というお店で先輩にジェラートをごちそうになり、3日目の千本蹴りという1年生にとって最大の山場イベントへの覚悟が決まりました。

以上で夏合宿第2日目の報告を終わります。
失礼しました。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 荻田桐子

2014年8月14日木曜日

2014年度 夏合宿 第1日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の金野です。

8月11日から18日にかけて山中湖にて行われている夏合宿について、報告させて頂きます。

第1日目は、朝8時15分に記念館前に集合し、皆で協力して前日道場に纏めていた荷物を記念館前まで持って来ました。
バスの運転手さんが日吉記念館と藤山記念館を間違え、5分程遅れて到着したバスに荷物を詰め込み、出発しました。
車好きの私と致しましては、4年生の先輩方がレンタルされていた新型トヨタ・ノアが気になったのを覚えております。

渋滞にはまりながら4時間程かけて山中湖至誠荘に到着すると、早速午後の練習が始まりました。
練習の頭に、合宿を通してランや筋トレを共にするチームが神本先輩から発表され、予め知らされてはいましたが、その笑いを堪えることが至難の技であるチーム名に漏れる部員達の声に、早速拳立てをちらつかされ、緊張が走るのでありました。

そしていよいよアップが始まりました。
予想はしておりましたが、常軌を逸した回数のサイドジャンプとそのやり直しにえぐり倒され、早々に汗だくになりました。
また、応援や声出しを必死にしないとすぐに招集がかかって拳立てが始まり、あの異質な空間が形成されて行くのでした。

その後は、この日に帰京し渡米される4年生の佐藤大悟先輩のお別れ基本となりました。
佐藤先輩に教えて頂く最後の指導ということで、その丁寧懇切な説明に耳を傾け、一同噛み締めるように拳を繰り出すのでした。
佐藤先輩の指導後には、神本先輩の指導の元蹴りの基本が行われ、再び拳立てのラッシュが始まるのでした。

次は、ビニール紐を幹部の先輩方が道場一面に張り巡らせ、腰を下げ頭を当てぬように不可抗力を与えながら、厳しい移動稽古が行われました。
頭を当てない為に通常よりも低く腰を下げる必要があり、非常に厳しい練習となり、ビニール紐に頭を当てた者が居た場合には、容赦無くやり直しがかかるのでした。

グループ筋トレを終えた後には、佐藤先輩による運用法の練習が行われました。
1年生である自分は参加せずに、裏方に徹しておりましたが、手加減をすること無く全力で挑んで行く2、3年生の先輩と、それを全身で受け止め答える佐藤先輩の姿は、胸が熱くなると共に、自分も合宿の終盤に控えるそれに向け気が引き締められるのでありました。

以上で第1日目の報告を終わります。
初日のアップから大変な思いをし、この合宿の怖さを実感致しました。
残りの日々も一生懸命に出し切り、合宿を終えた時には一皮剥けた自分になっていられる様に頑張ります。
失礼しました。

2014年7月7日月曜日

2014年度 少林寺拳法 神奈川県大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の栗原弘です。
7月6日に開催されました、2014年度少林寺拳法神奈川県大会について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。
・大学生男子の部
中村 李 優良賞

・大学生女子の部
柳橋先輩 長岡先輩 優良賞

・大学生団体の部
神本先輩 三宅先輩 鶴田先輩 
青木先輩 今西先輩 岡部先輩 
金野 栗原 
最優秀賞(全国大会出場)

この大会は白帯の1年にとっては初めての大会であり、朝から緊張しているように見えました。
また、今年から大会の制度が変わってしまい大学生は段位に関係なく「大学生の部」として出場しなければならなかったので、白帯の1年にとっては入賞が厳しいものでありました。けれども、大会が終わった後、同期はみんな口を揃えて「次は絶対に入賞する!」言って、この大会で得られた経験をもとに次を見据えていて頼もしいかぎりです。

さて、私は今大会は団体演武のメンバーとして先輩方と共に出場させて頂きました。練習を通して感じたことは自分の圧倒的な実力不足であり、先輩方の偉大さを改めて感じました。先輩方と何回も練習させていただき、少しだけでも成長できたと実感できたことは非常に嬉しいと思うと同時にまだまだ不足している点を今大会で見つけ、無事に出場がかなった全国大会に向けて、また努力をしなくてはならないとも思えました。

次の目標は9月に行われる新人大会です。
同じく団体で出場した金野、組演武で入賞した李と中村、そしてリベンジに燃える他の同期たちと共に改めて努力していこうと思いますので御指導御鞭撻の程よろしくお願い致します。

最後になりますが、日頃指導してくださる麻田監督を始め、OB・OGの先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 栗原弘

2014年6月15日日曜日

2014年度 新入生歓迎会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の田中雅人です。

6月12日に行われました、新入生歓迎会について報告させていただきます。


今年度は大石部長、伊藤先輩、永野先輩、芳賀先輩、中川先輩、と5名の先生、先輩方にお越しいただき、入学、入部へのお祝いの言葉や、激励の言葉を頂きました。
ご多忙にも関わらず、平日にお時間をつくって来てくださった先輩方、本当に有難うございました。

先輩方にご挨拶させていただいたり、向い合ってお話をさせていただくというのは非常に緊張しましたが、その度にお声をかけていただけるのはとても嬉しく、またとてもためになるものでした。

先日行われたOB会や今回の新入生歓迎会を見てみると、我が部の縦の繋がりがいかに強いものであるのかということが実感できました。
そして、いずれ私たちもそのOBの一員として部と繋がり続けていくことを考えると、とても心強く、誇らしく思います。

また、先輩方は同期を大切にしてほしい、と仰られました。
この先引退まで4年間頑張っていけるのは、苦楽を共にする仲間があってこそだと思います。
私は、どのような縁か、集まることができた10名の同期を大事にしていきたいと感じております。
我々、慶應義塾體育會少林寺拳法部57期は一人も欠けることなく、助け合い、競い合って、部を盛り上げていきたいと思いました。

そして、司会を務めてくださった柴田先輩をはじめ、このような会を開いてくださった先輩方に、この場をもって深く感謝申し上げます。
入部したばかりで戸惑いの連続の私たちに声をかけてくださったり、厳しく優しく指導してくださる先輩方のもとで、今後も部活動に励んでいきたいと思います。

最後になりますが、この会で大きく感じたことはOB,OGの先輩方と現役選手の繋がりです。
先輩方が積み上げてきたものを引き継ぎ、そして残していく、その一端を担えることを誇りに思います。

OB,OGの皆様、先輩方、今後ともご指導の程よろしくお願い致します。


以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 田中雅人

2014年6月12日木曜日

2014年度 第20回 杉本記念合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の李です。
六月八日に法政大学にて行われました、第二十回杉本記念合同練習会についてご報告させて頂きます。

この練習会は、立会評価法を中心とした他大学との数少ない合同練習会であり、日頃の練習の成果を実践的に試す貴重な機会となりました。

私も、甚だ僭越ながら一年生として練習に参加する機会を得ることが出来ました。残念ながら今回は慶應義塾のレギュラーメンバーには入れず、専修大学の補充要員として参加させていただきました。チームは専修大学というよりもむしろ他大学混成軍と呼ぶにふさわしいメンバー構成でありました。その内訳は、早稲田から二名、私を含め本塾から二名、そして専修の方が一名であります。背負う肩書は専修大学でしたが、所属がどこであれ私は自分のベストを出し切るつもりで本練習会に臨みました。

人生初の外部での立会評価法であるにも関わらず、私は副将という大任を引き受けました。対戦した相手は自分よりも体格で勝り、また攻撃スタイルが全くわからないことによる緊張感も相まって、初戦は相手にペースを握られがちでした。しかしその後は有効打と技ありを取り、序盤の劣勢を巻き返すことに成功し、個人としてもチームとしても満足の行く内容となりました。急造軍であるにもかかわらず、チームとして充実した練習内容を作り出せたことは非常に価値のあることだと思います。
二回戦目は複雑なことに、私の所属する慶應義塾と当たりました。さすがは慶應の看板を背負う先輩方。序盤から他を寄せ付けない実力を見せつけられました。私の番が回ってきたとき、相手はレギュラー入りした自分の同期でありました。もちろん手加減はなしです。なぜなら私は本練習会前に、レギュラーメンバー以上の実力を発揮してやろうと決心していたからです。しかし内容は自分が満足のいかないものとなり、己の有言不実行さに歯ぎしりせずにはいられませんでした。
悔しさをいつまでも引きずってはいけないと、心機一転して三戦目に挑みました。挽回を図ったこの一戦ですが、相手の猛攻に気圧されてしまい、悔しいことに一本も有効打を奪うことができませんでした。この悔しさを来年のこの時期までに、練習のバネとして胸にしまっておきたいと思います。

一方、本塾の先輩方は、東海大学や早稲田大学とも練習をし、手に汗握る充実した試合内容を見せてくださいました。

また、内容に満足行かず涙を流す先輩方を見て、私自身も感情的に込み上げるものがございました。来年は自分が慶應のレギュラーとして参加し、慶應の名に恥じぬような、また他大学の見本となるような立会評価法をする。私は心にそう誓いました。

最後ではありますが、このような貴重な場を提供して下さいました法政大学の皆様、各大学の先輩方、関係者の皆様、短い間一緒に戦ってくれた早稲田大学、専修大学の皆様、負傷した私を手当してくださった先輩方と同期の皆、そして日頃よりご指導頂いている麻田先生、審判としてご協力いただいた佐藤先輩はじめ本塾の先輩方にこの場を借りて深く御礼申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 李遊

2014年5月27日火曜日

早慶防合同練習会


失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の品川絵里です。
5月24日に行われました早慶防合同練習会について報告させていただきます。

今回の練習会は、防衛大学校にて行われました。早慶防という名前ではありますが、早慶に限らず多くの学校が参加しました。一年生から四年生までの部員が参加し、広く交流を深めることができたと思います。

一日の流れとして、正午過ぎに集合した後にアップ、ランニングトレーニング、段位別の練習という順番で行われました。

ラントレは、A~Dのコースにわかれ別々のメニューでトレーニングをしました。ABコースは、防衛大が普段行っている厳しいメニューを行うということでしたので、自分は女子向けのDコースを選びました。Dは女子であふれていましたが、慶應の男子の先輩方も多く参加され和気あいあいとした雰囲気でした。途中で防大生が校舎の説明をして下さったり、壮大な横須賀の海の風景が見えたり、とても楽しかったです。

ラントレの後は、体育館に戻り段位別に分かれ練習が行われました。私は白緑帯の練習に参加し、ここでは上智大学や防衛大の先輩方が指導を担当して下さいました。他校と一緒に練習する機会は滅多にないため、様々なことを学べる貴重な機会となったと思います。また、普段の部活では白帯が少ないため、まわりに多くの白帯がいることがとても不思議に感じられたとともに、上手くなりたいという気持ちを強く持ちました。

段位別の練習の後は、毎年恒例の一発芸大会がありました。他校は芸を作り込んできている中、慶應は出番が2番目にもかかわらず完全にノープランの状態でした。そのため、即席で一年生全員による戦闘機のモノマネをするという強硬手段で挑みました。受けはさておき、良い思い出になったと信じています。

今回の早慶防合同練には、先日の早慶合同練の恐怖を思い描きながら参加したため最初は緊張していましたが、実際に練習が始まるとイメージと大分異なり楽しみながら参加することができました。練習では他校の演武を間近で見られたり、他校の先輩方から直接アドバイスをいただけたりなど貴重な体験ができました。まだ始めたばかりですが、いつか自分も先輩方のように上手くなりたいと強く思いました。今回の練習を通して学んだ多くのことを心にとめ、これからの部活動に励んでいきたいです。

最後になりますが、今回の練習会を企画してくださった先輩方、主催して下さった防衛大学校の皆様、支えて下さった全ての方に感謝を申しあげたいと思います。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部
一年 品川絵里

2014年5月20日火曜日

2014年度早慶合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の奥村です。
5月18日日曜日に行われました早慶合同練習会について報告させていただきます。


私達一年にとって初めての早慶合同練習会は清々しい天気のもと開催されました。

早慶練の厳しさは想像を絶するものでした。まず驚いたのはアップのキツさです。本当にこれはアップと言ってしまっていいのかと疑う程でした。私は全メニューをこなすことを目標に今回の練習会に臨みましたが、このアップの時点で気持ち悪くなり、そしてその後の階段メニューでは両足をつり、途中リタイアしてしまいました。
一方、他の同期や先輩方、そして早稲田の方々は手を抜くことなく大声を出しながらメニューをこなしており、体力と気力の差を実感させられました。

階段メニューの後は一年生による自己紹介が行われました。結局私達は自己紹介の練習を一度もしておらず、ぶっつけ本番という形になってしまいましたが、女子部員も含め皆しっかり大きな声で出来ていた思います。

自己紹介が終わってもラントレは続きました。
今度はロータリーでダッシュです。ただひたすらダッシュです。私はこの時すでに若干意識が朦朧としていたため、具体的に何本くらい走ったのかは申し訳ありませんが覚えておりません。しかし、ものすごくキツかったのは確かです。

ラントレ最後のクロスカントリーの登り階段は地獄でした。もうすでに足がいうことを聞いてくれなかったため、体幹を使い、跳ねるようにしてなんとか登り切りました。

私はこの18年間、ここまで走りに走りに走った事はなかったので、午前のラントレが終わった時はとても大きな達成感でいっぱいでした。

束の間の休息のあと、再びアップという名のトレーニングが入り、道場において基本練習及び移動練習へと移りました。
こちらも相当キツかったのですが、普段教わってない早稲田の先輩方に指導していただけたのはとても良い刺激となり、勉強になりました。

そして私はその後のミット練習で、またしても両足をつってしまいました。この日だけでいったい何回つったか分かりませんが、その度に四年生の先輩方に足を伸ばしていただきました。本当にありがとうございました。そしてご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

早慶練最後の筋トレでは、かろうじて生き残っていた腕の筋肉と腹筋をボロボロにされ、ラストの防衛大式スクワットでは全身にトドメをさされましたが、何とか最後までやり切ることができました。

今回の早慶練で私が最も強く感じたのは、三年生の先輩方の偉大さです。三年生の先輩方は私達一年よりはるかに多くの量のメニューをこなしているにもかかわらず、常に私達一年のことを気にかけ励ましてくださり、そして全体を盛り上げてくださいました。
私達も二年後先輩方の様になれるよう、全力で頑張っていきたいと思いました。
また、今回の厳しい早慶練を共に乗り越えた同期を今後も大切にしていきたいと思いました。同じ組織に属している以上、この先様々な困難があったり、お互いの間で不和が生じてしまうこともあるかもしれません。しかし、どのような時でも同期として尊重し合うことを忘れずに、少林寺拳法に励んでいきたいと思いました。


最後になりますが、今回の早慶合同練習会を運営してくださった四年生の先輩方、私達一年を励まし全体を盛り上げてくださった二、三年生の先輩方、そして参加してくださった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わりにさせて頂きます。
失礼しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部一年       奥村哲平



2014年5月5日月曜日

第51回関東学生大会

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の中村陽久です。
5月4日に開催されました、関東学生大会について報告致します。


結果は以下の通りです。
・男女茶帯の部
山田先輩  宇恵先輩    第5位

・三人掛の部
神本先輩  鶴田先輩  青木先輩    第6位

・団体演武の部
神本先輩  三宅先輩  小幡先輩  鶴田先輩  青木先輩  今西先輩  岡部先輩  金野    第5位

・立会評価法個人の部
神本先輩    第5位

・立会評価法団体の部
神本先輩  鶴田先輩  青木先輩    第3位


私が少林寺拳法部に入部して初めての大会でありましたが、今回は出場せずに泊まり込みで設営準備を致しました。午前3時に就寝し午前5時に起きるという大変ハードなスケジュールでしたが、先輩の応援の為にも体力を振り絞り、全ての仕事を終えました。他大の方と一緒に作業をする時もあり、大会が無事に成功するのは学生連盟の方々の努力のお陰であるのだと感じました。

私は高校時代に少林寺拳法部に所属しておりましたが、生で大学生の演武を見る機会は殆どありませんでした。高校生の大会とはまた違った緊張感・気迫が会場全体を包み込んでおり、岡部先輩の演武を撮影している時に手ブレしてしまう程でした。また、応援というものも高校時代には経験しておらず、これが大学生の大会なのか、と尻込みしてしまいました。全日までには慣れておきます。

同期ながら団体演武に出場し、入賞を果たした金野を凄いと思うと同時に、私ももっと努力しなければならないと思いました。次は神奈川県大会となります。今回学んだことを生かし、今の自分に足りないものをしっかりと身に付けておきたいと思います。

最後になりますが、麻田監督ならびにOB、OGの方々、本大会を支えてくださった方々に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 中村陽久

2014年4月22日火曜日

追い出しコンパ

失礼します。
慶応義塾體育會少林寺拳法部二年の山﨑健です。


昨年度3月26日に行われました、追い出しコンパについて報告致します。
報告が遅れてしまい大変申し訳ございません。


OB会の方も新体制となり、あまりお目にかかることのできないOB・OGの方々もいらっしゃった中、柴田先輩の司会進行のもとで行われた今回の追い出しコンパですが、新入生歓迎会の際に大井先輩が司会を進められていたことを思い出すと、時の流れの速さを身に染みて実感しました。こうした場でも三年生の先輩方はいつも通り落ち着いたご様子でご歓談されており、次期幹部を迎えられることに対する落ち着きのように思い、感服致しました。

4年生の先輩方のお話はどれも個性と情熱にあふれるもので、4年間少林寺拳法という競技や部に対して真摯に取り組まれたからこそ滲み出る趣きであるように感じました。また部に対する愛を先輩方のお話からは感じ、自分は一年間という短い間ながらも、大変お世話になった先輩方との別れを名残惜しくも思いました。

最後になりましたが、平日の夜といった日程であったにも関わらず、わざわざ足を運んでくださった大石部長、上西先輩、伊藤先輩、永野先輩、芳賀先輩、島田先輩、西藤先輩本当にありがとうございました。

森上先輩、高窪先輩、奥出先輩、大井先輩、黒川先輩、西村先輩、4年間お疲れ様でした。今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。


以上で2013年度追い出しコンパの活動報告を終わらせていただきます。


失礼しました。

2014年3月3日月曜日

春合宿

失礼します。

慶応義塾體育會少林寺拳法部1年の栗野隆世と申します。

先日行われた本部合宿について報告します。

我々はA週の2/17〜2/22の日程で参加しました。場所は少林寺拳法の本山のある香川県の多度津町にて行われました。慶應の他には京都大学、南山大学、中央大学、拓殖大学、京都学園大学などが参加していました。全体で170名ほどの参加だったかと思います。どの大学も主に1.2年生の参加です。私事ですが四国は人生初で先輩から夏合宿ほどトレーニングが厳しくないと伺っていましたので香川の名産物などもついでに楽しめたらなぁ、と少し期待しながら合宿に臨みました。(残念ながら多度津駅周辺にはうどん屋どころかコンビニすらなかったのでありました。)

練習は日によってメニューが少し変わりましたが基本的に作務から始まり鎮魂行を行ったあとに階級別に実技や全体で講堂に集合して学科を行い最後に作務、諸連絡、調息を行って終了しました。実技の時間の中では他大学同士で組んで団体演武も行いました。学科では「道訓」や「少林寺拳法とは何か」また体罰の問題などについて学びました。

今回の合宿で私は少林寺拳法という武術に誇りを持ちながら技を使えるようになったらカッコいいな、と感じました。というのは、実技で私の階級を担当して下さった先生は柔法が達人並みに上手かったのですがその方が少林寺拳法は柔法も剛法も全部腰を使って力を伝える武術なのだと手取り足取り教えて下さったのです。そのご指導の中で今まで自分たちが基礎をどれだけお粗末にしてきたのか思い知らされました。また、本部の先生の中には「少林寺拳法は最も危険な武術だ。なぜなら相手の急所を的確に攻めて行くものであるからだ。」とおっしゃる方もいました。これからは小手先の技術を身につけるのではなく、腰をしっかり意識して練習に励んでいきたいと思います。

以上で報告を終わらせて頂きます。

失礼しました。

慶応義塾體育會少林寺拳法部

1年 栗野隆世

2014年2月3日月曜日

2014年度 寒稽古

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の加嶋太一です。

今年の寒稽古について報告致します。
報告が大変遅れてしまい申し訳ございません。

今年の寒稽古は一月四日から六日の日程において執り行われました。

自分は今年の寒稽古が部員としての初めてのそれでしたのでとても緊張しておりました。
寒稽古の練習開始時間はかなり早いもので、朝七時開始でした。自分はいつもより朝早く起きるのに少し苦労しました。

寒稽古初日の最初に福利厚生団体應援指導部によるアツい激励会がありました。自分は朝早かったせいもあって頭がぼんやりとしていたのですが、應援指導部による応援のおかげで目が覚めました。お忙しい中我が部に応援にお越し下さった福利厚生団体應援指導部様にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。

練習内容としては、外に走りに行ったり、ミットを用いた練習したり、先輩の方と演武練習をしたりしました。先輩の演武における動作はとても速かったため、少しついていくのが難しかったです。

寒稽古は開始時刻が朝早い分いつもより練習時間が短縮されていました。

寒稽古最終日の練習日には修練終了後に麻田監督がおしるこを作って持って来て下さいました。
練習終了後のおしるこは格別に美味しかったです。

麻田監督のおしるこだけでなく、引退なさった四年生の方々がお鍋を作って持って来て下さいました。こちらも大変美味しく、舌鼓を打った程です。

お忙しい中お越し下さり、おしるこやお鍋を持って来て下さった麻田監督、四年生の引退なさった先輩の方々にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。

以上で報告を終わります。

失礼しました。

2014年2月2日日曜日

2013年度 塾長招待会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部二年の鶴田です。
昨年の12月12日に行われました塾長招待会について報告いたします、報告が遅くなり申し訳ございません。


塾長招待会とは各部優秀な成績を残した体育会者のみの特権であり、清家塾長からのご招待を頂き参加できる、大変貴重な行事であります。総勢何百人とグランドプリンスホテル新高輪に集まった体育会の猛者に出会え、私の肉の無さを痛感しました。
またお忙しい中お越しくださったOBの大石部長、上西先輩にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。

では我が部から招待された部員を紹介致します。

<四年生>
森上先輩 
昨年度主将 関東運用法団体の部最優秀賞 
高窪先輩 
昨年度主務

<三年生>
神本先輩 
慶早定期戦メンバー 全日本・関東運用法個人・団体の部最優秀賞 
景山先輩
慶早定期戦メンバー 
柳橋先輩
慶早定期戦メンバー  
三宅先輩
本年度主務

<二年>
小幡晋也
慶早定期戦メンバー 
鶴田真
慶早定期戦メンバー 関東運用法団体の部最優秀賞

ビュッフェ式であったため後方に豪華な料理が多数置いてあり、会が始まった瞬間まるでバーゲンセールで争う女性のように体育会者が一斉に火花を散らしました。私と小幡は意思疎通しているため、「豚肉のロースト頼んだぞ」「海鮮マリネはお前に任せた」と目を見ればわかり、何とか我が部においしい料理を届けることができました。しかしさすがこの会に招待されている体育会者、フィジカル面では課題しか残りませんでした。


「来年度も出席したい」そう思えたのは私だけではありません。このような素晴らしい会に出席できるチャンスがあるのは皆一緒であり、おそらく大人になってもこのような大規模な催しは滅多にないはずです。
清家塾長が「この会に来年度も参加出来るようこれからも頑張ってほしい」とおっしゃており、是非招待されるよう、日々精進して参りたいと思います。

最後になりますが、昨年お世話になりました麻田監督、OB・OGの方々にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。また本年度も是非慶應義塾體育會少林寺拳法部をよろしくお願い致します。

以上で報告を終わります。

慶應義塾體育會少林寺拳法部 二年 鶴田真