2014年8月14日木曜日

2014年度 夏合宿 第1日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の金野です。

8月11日から18日にかけて山中湖にて行われている夏合宿について、報告させて頂きます。

第1日目は、朝8時15分に記念館前に集合し、皆で協力して前日道場に纏めていた荷物を記念館前まで持って来ました。
バスの運転手さんが日吉記念館と藤山記念館を間違え、5分程遅れて到着したバスに荷物を詰め込み、出発しました。
車好きの私と致しましては、4年生の先輩方がレンタルされていた新型トヨタ・ノアが気になったのを覚えております。

渋滞にはまりながら4時間程かけて山中湖至誠荘に到着すると、早速午後の練習が始まりました。
練習の頭に、合宿を通してランや筋トレを共にするチームが神本先輩から発表され、予め知らされてはいましたが、その笑いを堪えることが至難の技であるチーム名に漏れる部員達の声に、早速拳立てをちらつかされ、緊張が走るのでありました。

そしていよいよアップが始まりました。
予想はしておりましたが、常軌を逸した回数のサイドジャンプとそのやり直しにえぐり倒され、早々に汗だくになりました。
また、応援や声出しを必死にしないとすぐに招集がかかって拳立てが始まり、あの異質な空間が形成されて行くのでした。

その後は、この日に帰京し渡米される4年生の佐藤大悟先輩のお別れ基本となりました。
佐藤先輩に教えて頂く最後の指導ということで、その丁寧懇切な説明に耳を傾け、一同噛み締めるように拳を繰り出すのでした。
佐藤先輩の指導後には、神本先輩の指導の元蹴りの基本が行われ、再び拳立てのラッシュが始まるのでした。

次は、ビニール紐を幹部の先輩方が道場一面に張り巡らせ、腰を下げ頭を当てぬように不可抗力を与えながら、厳しい移動稽古が行われました。
頭を当てない為に通常よりも低く腰を下げる必要があり、非常に厳しい練習となり、ビニール紐に頭を当てた者が居た場合には、容赦無くやり直しがかかるのでした。

グループ筋トレを終えた後には、佐藤先輩による運用法の練習が行われました。
1年生である自分は参加せずに、裏方に徹しておりましたが、手加減をすること無く全力で挑んで行く2、3年生の先輩と、それを全身で受け止め答える佐藤先輩の姿は、胸が熱くなると共に、自分も合宿の終盤に控えるそれに向け気が引き締められるのでありました。

以上で第1日目の報告を終わります。
初日のアップから大変な思いをし、この合宿の怖さを実感致しました。
残りの日々も一生懸命に出し切り、合宿を終えた時には一皮剥けた自分になっていられる様に頑張ります。
失礼しました。

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