2016年11月24日木曜日

2016年度 幹部交代式

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の田中雅人です。
今月10日に行われました、2016年度幹部交代式についてご報告させていただきます。

4日前に全日本学生大会を終え、大会の余韻、興奮も冷めやらぬままの幹部交代式となりました。
今年度の全日本学生大会ですが、私が入部して以来一番の好成績を残すことができたように思います。
この成績は、夏合宿での実質幹部代引継ぎ後も変わらず精力的に日々の練習に参加し、最後の全日本学生大会で最高の結果を残そうという4年生の諸先輩方のご尽力によるところが大きいかと思われます。
我々3年生はまだまだ未熟ながら練習の主座をとらせて頂き、先輩方からすると至らない点も多く感じられることもあったかと思われますが、決して否定したりなどせず、大きく
サポートして下さったこと、非常に感謝しております。
来年我々が最上級生となったとき、先輩方のお姿を見習い後輩たちを縛ることなく、自分たちの最後の大会まで部に関わっていけたらと思います。


さて、新幹部、第58代の役職は以下の通りです。

【主将・渉外】   田中雅人 (商3)
【主務】     中村陽久 (商3)
【副将】     金野光秀 (商3)
【三田会幹事】   荻田桐子 (法政3)
【統制】     栗原弘 (法法3)
【会計】     奥村哲平 (理3)
【会計監査】    李遊 (法法3)
【医務】     下萩千耀 (法政3)
【副務】     平光真子 (商2)

上記の体制で、一年間塾少林寺拳法部を率いて参ります。
何卒、宜しくお願い申し上げます。


交代式で先生、先輩方からお話を頂戴していく中で私が心に残った話が、麻田先生がお話しくださった「村人の酒」という逸話です。
祭りのために村人みんなで少しずつ酒を持ち寄って溜めておこうとの呼びかけに応じて、村人各々が「酒」を持ってくるのですが、祭りの当日に樽を割ってみんなで飲んだところ、ただの「真水」であったという話です。
ここから転じて、本来みんなで協力一致して目標に向けて努力すべきところを、一人また一人と他人に任せて手を抜いていくと、結局は全員が妥協するような雰囲気となってしまい「村」は腐敗してしまうということです。
いかなる組織においても、このような現象は不可避なものです。
辛いとき、頑張れないとき、気分が乗らないときなど人間ですから色々ありますが、このようなときに妥協してしまうと、その姿を見た他の人もまた頑張ることがばかばかしくなってしまうものです。

人の影響力は、起点は小さくても大きく波及してしまうものです。

私は自分の上三代の主将の先輩方を見てきて、共通する点は強大な「影響力」だと思います。
どのような形であれ、ご自身の力で部に大きく作用を与えておりました。
私も、部に対し大きな影響力のある主将になりたく思います。
「村人の酒」の話のように、一人を起点にしたマイナスの影響もありますが、一人を起点にしてプラスの影響を起こすことも可能です。
自分の姿を見て、周りの者がより頑張ろうと思えるように、またそんな周りを見て自分自身がより燃え上がることができるような雰囲気をつくって参りたいと思います。

技術的にも人間的にもまだまだ未熟ではございますが、全力を尽くして部のために努力して参りますので、新幹部諸共、温かく見守っていただけたら幸いでございます。

最後になりましたが、御多忙の中お越しいただいた大石部長、麻田先生、岡田先輩をはじめ多くの先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも、少林寺拳法部、並びに新幹部を宜しくお願い致します。

以上で、報告とさせていただきます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 田中雅人

2016年11月12日土曜日

2016年度 全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の山口菜々子です。

11月6日に日本武道館にて行われた第50回記念全日本学生大会について報告致します。

結果は以下の通りです。
【男女白帯緑帯の部】
石川(商1)・山口(法法1)   第3位

【女子初段の部】
宇恵先輩(法政4)・荻田先輩(法政3)   第2位

【男子初段の部】
奥村先輩(理3)・田中先輩(商3)   第5位

【男子二段以上の部】
青木先輩(法政4)・金野先輩(商3)   第4位

【三人掛けの部】
今西先輩(理4)・李先輩(法法3)・蜂屋先輩(法法2)   第5位

【団体演武の部】
今西先輩(理4)・岡部先輩(法法4)・栗野先輩(法政4)・中村先輩(商3)・李先輩(法法3)・栗原先輩(法法3)・田中先輩(商3)・蜂屋先輩(法法2)   第3位

【立合評価法の部】
青木先輩(法政4)   第2位
田中先輩(商3)   第4位
宇恵先輩(法政4)   第3位

私は上記の通り男女白帯緑帯の部に出場させて頂きました。メダルを獲得できたことに一先ず安心したのも事実ですが、やはり悔しかったです。
4月に入部して以来、次から次へとある大会や夏合宿で、自分が少林寺拳法をやりたいのか、それとも義務として部活に出て流されているだけなのか分からなくなる時がありました。しかし今大会を通じて、少林寺拳法に熱くなり、プレッシャーや緊張の中でも演武することに喜びを感じている自分に初めて気付くことができました。3位という結果以上にこれが私自身の収穫となったと感じております。

四年生の先輩方は今大会で引退となりましたが、出場者全員が入賞という素晴らしい結果を最後に残された先輩方の勇姿を忘れず日々精進します。

最後になりましたが、日頃よりご指導頂いてる麻田監督を始めOB・OGの先輩方、応援に駆けつけて下さった全ての方々にお礼を申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。また今大会まで様々な面で指導し支えて下さった先輩方、そして同期に感謝します。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
山口菜々子

2016年11月7日月曜日

少林寺拳法全国大会inおおいた


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の川上智也と申します。

10
29日から1030日に行われた2016年少林寺拳法全国大会inおおいたについてご報告させて頂きます。

今大会の結果は以下の通りです。

【女子初段の部】第2位 宇恵先輩(法政4)、荻田先輩(法政3)
【一般団体の部】第6位 岡部先輩(法法4)、今西先輩(4)、栗野先輩(法政4)、栗原先輩(法法3)、中村先輩(3)、李先輩(法法3)、田中先輩(商3)、蜂屋先輩(法法2)

 今大会は全日本学生大会の1週間前ということで、早稲田等の強豪校が不在の中行われました。多くの1位を日本体育大学が獲得していました。
 私が出場させて頂いた男子初段の部は、全部で45組程が3コートで予選を行い、上位4組の12組で本戦を行いました。予選を3位で勝ち進むことができ、そのまま3位以上に入賞して来年Californiaで開催される世界大会に駒を進めたいところではありましたが、力及ばず、本戦9位という結果に終わってしまいました。

 確かに上手な組はいくつか見受けられましたが、多くの組は自分と同じ実力だったように思えます。なぜなら、1位との点数差が6点と、それほどの差ではなかったからです。しかし、その6点という狭い間隔の中に9組いて、そこから頭一つ分抜きん出ることができなかったのも事実です。

私は高校から少林寺拳法を始め、高校3年生の時に初段を取りました。そして大学でも少林寺拳法を続け、今回の全国大会で全国の初段の中で9番目に上手い組となることが出来ました。初段として大会に臨むのはこれが最後で、この春にも二段を取るつもりです。高校からの練習の成果が、9位と言うそこまで輝かしくはない結果ではありつつも、一つの完成をみました。これからも次のステップにレベルアップするべく、日々の練習に精進していきたいと思います。

最後になりましたが、日頃よりご指導して頂いている麻田監督や先輩方、遠方の地で豪華な食事などを用意してくださったOB の福島先輩などに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わりにさせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年

川上智也