2015年12月16日水曜日

2015年度 第21回 杉本記念合同練習会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の正田真暉です。

12月13日に法政大学富士見坂校舎にて行われました、杉本記念合同練習会についてご報告させていただきます。

我が部では先日早慶定期戦が開催されたこともありまして立会評価法の練習に特に力を入れておりました。日頃の練習の成果を試そうと部員たちも意気込んでおりました。また、部全体の活動としましては本練習会が2015年最後ということもありまして、有終の美を飾るべく一層気合が入っていたと思います。

私は緑帯ということで本練習会に参加することはできませんでした。しかし、他大学の立会評価法の練習をこれほどたくさん間近で見られる機会は貴重ですので、非常に良い経験となったと思います。

練習会の最後には早稲田大学との練習を行いました。力量は互角でしたが、今後に生かせる何かを得ることができたのではないでしょうか。

最後になりましたが、このような練習会を主催していただきました法政大学の皆様、審判を務めていただいた佐藤先輩、当日足を運んでいただきましたOB,OGの皆様に深く感謝申し上げます。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 正田真暉

2015年11月30日月曜日

第44回塾長杯・体育会理事杯争奪蝮谷クロスカントリー大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の平光です。

11月28日に行われました、第44回蝮谷クロスカントリー大会についてご報告させていただきます。
我が部からは、三年生の山崎先輩、二年生の奥村先輩、一年生の岡本、平光が参加いたしました。

午前11時から受け付け開始の予定でしたが、ぬかるんだコースの整備のために1時間遅れで開始されました。
そのため、空いた時間で岡本と軽くアップをしました。

結果は、健闘致しましたが、競争部やテニス部など日頃から走り込みをしている参加者にはかなわず、上位に入ることはできませんでした。

私はコースが長いことを事前に聞いていたため、時間内に完走できるか不安でした。しかし、レース開始前に先輩方が面白い話をしてくださったり、準備体操の演出が個性的なものであっため、気持ちがほぐれました。レース中に野球部員から「少林寺ファイトー!」と応援してもらえたりと、和やかな雰囲気の中で、楽しみながら走ることができました。また、参加賞のTシャツが予想していたものよりも格好良かったので嬉しかったです。

最後になりましたが、このような大会を企画してくださった体育会本部の皆様に感謝いたします。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 平光真子













 
 

第50回少林寺拳法早慶定期戦

失礼します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部3年の青木です。
11月29日に慶應義塾高校地下体育館にて開催されました第50回少林寺拳法早慶定期戦についてご報告いたします。
今年は少林寺拳法三田会総会と同時開催となり、例年以上に多くの先輩方にお越しいただき、第50回にふさわしい盛大な大会となりました。


結果は以下の通りです。

【新人の部】
    慶應義塾       早稲田

先鋒 西村(理1) 0-2 鈴木
次鋒 正田(経1) 0-2 源川
中堅 谷(政1)    2-3 田中
副将 宮﨑(文1) 1-3 尾形
大将 蜂屋(法1) 2-1 村上

よって1-4。

【早慶戦本戦】
    慶應義塾       早稲田

先鋒 李(法2)  1-1 久保田
次鋒 田中(商2) 2-7 堂脇
中堅 宇恵(政3) 2-3 秋光
副将 栗野(政3) 2-1 赤岡
大将 青木(政3) 4-2 田部井

よって2-2。規定により両校代表による決定戦。

代表戦 青木 2-1 堂脇

よって本年度優勝は慶應義塾。


新人の部について

早稲田の新人戦力は非常に強く、今年も悔しい結果となってしまいました。ですが、この経験が彼らの大きな財産になると信じています。1年生として出場する大会はこれが最後です。次の大会からは先輩として背中を見せる側になります。この経験を糧に更に成長してくれることを願っています。みな素晴らしい姿を見せてくれました。
その中でも大将を務めた蜂屋が劣勢の中、最後に一矢報いてくれたことには本当に力を貰いました。本戦を前に場の雰囲気を作る上で非常に大きな役目を果たしてくれたと思います。


本戦について

もはや毎年恒例となりました大接戦の末、優勝することができました。
早稲田は全日本2位の堂脇拳士、同じく2位の秋光拳士を擁し、今年も安定感のある戦力を揃えていました。一方我々も受賞歴はないものの、部内戦の激戦を勝ち抜いた非常に頼もしいメンバーでこの一戦に挑み、非常にレベルの高い大会となりました。
熱戦の記録を詳細に書き起こしておきたいのですが、あまりの興奮でほとんど覚えていないのと、あまりにも劇的過ぎて私の文章能力では1パーセントも伝えられないと思うので、私が感じたことを思い出せる限りで記録しておきたいと思います。青木さんの活動報告は毎回長くなります。


本戦出場メンバーのみなさん、本当にお疲れさまでした。本当に素晴らしい試合だったと思います。
先鋒の李は去年の新人戦で敗れた相手との再戦。李は運用法(乱捕)に対するモチベーションがとても高く、練習会や予選会にも積極的に参加しています。彼のスタイルは立合評価法や運用法で輝くタイプではなく、実戦で光るタイプだと思います。あと、ネット上でもとても強いみたいです。そんな彼が公式戦でこのような結果を残してくれたことは非常にうれしいことです。勝利まであと一歩での引き分けだったので、この悔しさをバネにさらに公式戦での強さを身につけて欲しいです。そのためにはまず遅刻をしないことです。
次鋒の田中は怪我をしてベストコンディションではない状況で、圧倒的な経験値の差がある堂脇との対決でした。2年生にこんな重圧を負わせてしまい申し訳なかったです。私の読みが外れてしまいました。とても悔しい結果になってしまったと思いますが、意地の2ポイントをもぎ取ったところに彼の男気を感じました。あの2ポイントがなかったらその後の結果が変わっていたと思います。また来年頑張って!
中堅の宇恵は3年連続で同じ相手との対戦。惜しくも敗れてしまいましたが、試合前から言っていた自分から攻める、気迫負けしないというところが実践できていたと思います。今までで一番アツい試合でした。それ以上に主務として鬼のような仕事をこなしていたので、ボーナスで2ポイントあげたいぐらいです。お疲れさまです。
副将の栗野は期待どおりの結果を出してくれて安心しました。部活以外の活躍が目覚ましい男なのでコンディションに不安がありましたが、ヤるときはきっちりヤる男になったようです。ES間に合ってよかったね。
大将戦、延長戦は主将として私が務めました。月並みな言葉しか並べられないのですが、みなさんの応援があってこその結果です。チーム慶應で勝ち取った結果です。本当にありがとうございました。
まだビデオを見返していないので分からないのですが、いつもの10倍ぐらいの力が出ました。いつも演武を指導するとき「練習で出来ないことは本番では出来ないぞ」と言っている身ですが、練習で出来ないことが出来ました。早慶戦とはそういった場なのだと感じました。麻田先生に大会後に「男になった、感動した」と賞賛して頂き、今まで頑張って来て本当に良かったと思いました。
感謝すべき人は全ての人なのですが、その中でも森上先輩と神本先輩への感謝を述べさせてください。森上先輩は会場にお越しいただき、神本先輩には金曜の夜にお電話で激励の言葉を頂きました。森上先輩と神本先輩は主将として今年と同じように延長の代表戦を戦い抜き勝利された先輩です。先輩方のアドバイスがとても心強かったです。本当にありがとうございました。
出場メンバー以外の部員にも感謝を述べさせて頂きます。「全員で勝つ」というスローガンの下でやってきましたが、応援、運営など、それぞれがそれぞれの役割を全力で果たしてくれたからこその結果です。


さて、懇親会の挨拶でも述べさせて頂きましたが、岡田先輩からご指導頂いている相手への感謝についてもう一度書いておきたいと思います。ポイントを取ったときはポイントを取らせてくれてありがとう、取られたときは自分の弱点を教えてくれてありがとう、という気持ちをこめて合掌礼をし、互いに感謝しあうというものです。50回を数える早慶定期戦の歴史は、互いを尊敬しあう気持ちが積み重なって作られて来たのだと感じました。ですので、最大の感謝をささげるべきは早稲田大学少林寺拳法部の皆様、とりわけ対戦してくれた田部井主将と堂脇君であると思います。本当にありがとうございました。


毎度のことで活動報告が異常に長くなってしますので、あとは自分のFBにでも書きます。

最後になりましたが、お忙しいなか審判団を務めて頂きました明治学院大学橘先輩、上智大学金子先輩、法政大学清水先輩、岡田先輩はじめ三田会の先輩方、麻田先生、大石先生、應援指導部はじめ慶應義塾関係者の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、すべての皆様に心からの御礼申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 主将 青木真秀

2015年11月19日木曜日

2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTO

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。

11月14日、15日の2日間で島津アリーナ京都(京都府立体育館)にて行われました2015年少林寺拳法全国大会 in KYOTOについてご報告させて頂きます。

我が部からは、7月の神奈川県大会を勝ち抜いた大学生団体の部と大学生女子の部の2部門に出場致しましたが、どちらの部門も入賞はなりませんでした。

私は団体演武のメンバーとして出場させて頂きました。
予選では呼び出しの際の呼び方が学生大会とは異なり、返事のタイミングがずれてしまうなどのアクシデントから、出だしから焦ってしまいました。内容も全体的に動きがずれてしまっていたように感じます。
本大会は予選と本戦が別な日に行われたので、予選が行われた14日の夜には撮影した動画を見て、自分が直すべきところを再確認することができました。
そのおかげか本戦では予選よりも良い動きができたと個人的には感じています。8人の動きもそろい、各個人の単演、各ペアの組演のクオリティーも予選よりも高かったと思います。
しかし結果は6位の同志社大学、8位の早稲田大学と同点で7位と残念なものに終わってしまいました。僅差で入賞をのがしてしまい、非常に悔しく思います。
この差をどう埋めていくかと問われれば、日々の練習以外に答えはないと思います。今までと同じようにこれからも努力し続けて参りたいです。。
しかし私は先日の全日本学生大会や、9月の関東新人大会、そして今回の大会を経て痛感したことがあります。それは「他大学も同じように努力している」ということです。当然のことではありますが、それぞれの大会において他大学の拳士も我々と同じように優勝を目指し、努力していることでしょう。
その中で他大学に差をつけるには、練習の量だけでなく、質も高めていくことが重要なのだと改めて感じました。基本練習に始まり、演武練習、さらには動画を見ることなどによる研究と全てにおいて惰性ではなく、よく考えながら質の高い練習を行っていくことの積み重ねが1点、2点の差をつけるのだと思います。

大学生女子の部には荻田先輩と岡本のペアが出場しました。
本大会では段位による区別がなく、有段者も段外者も同じ部門での勝負でした。結果としては残念ながら本選出場はなりませんでした。
それでも少林寺拳法を始めて1年と経たないうちに全国の舞台に立ち、戦い抜いた岡本には同期ながら尊敬の念を感じます。本人も高いレベルでの勝負から多くの刺激を受けたことでしょう。

また本大会では男子五段以上の部に、我が部のOBである古嶋先輩が出場されていました。入賞を果たされた先輩の演武からは技術、気迫ともに自分に足りない様々なことを感じ、大変勉強になりました。私も先輩のような迫力と精密な技術を両立した演武を目指していきたいと思います。

まだまだ未熟ながら7月の県大会より団体演武のメンバーに入れて頂き、多くのことを学ばせて頂きました。様々なことでご迷惑をお掛けしましたが、その都度先輩方からご指導頂き大変勉強になりました。この経験を活かして今後も努力し、必ず成長して結果に繋げて参ります。

最後になりましたが日頃よりご指導頂いている麻田監督や先輩方、当日会場までお越し頂きましたOBの先輩方、そして団体のメンバーとして一緒に演武をして下さった7人の先輩方に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 蜂屋啓介

2015年11月7日土曜日

2015年度 幹部交代式

失礼します。慶應義塾体育会少林寺拳法部3年の青木です。
11月4日に「ひのや」にて行われました2015年度幹部交代式のご報告をいたします。

早速ですが、第56代幹部は以下の通りです。

【主将】         青木真秀(政3)
【主務】         宇恵柚花(政3)
【副将・三田会幹事】 今西悠介(理3)
【会計・渉外】     岡部穣(法3)
【統制・会計監査】  栗野隆世(政3)
【医務】         山﨑健(経3)
【副務】         中村陽久(商2)

今期よりOB会幹事改め、三田会幹事と名称を変更いたしました。
会計の透明化、効率化のため会計監査を新設いたしました。

上記の新体制で今後1年間少林寺拳法部を率いて参ります。
ご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

さて、新幹部挨拶ですが、私の同期のみんなは話上手な人が多く、それぞれいい感じに話せていて頼もしいなぁと思いました。
私も気分はスティーブジョブズだったのですが、大して面白いことも言えず、時間だけを食ってしまいましたので、ここに言いたかったことを書いておきたいと思います。

私は塾高少林寺拳法部出身ですので、マムシ谷に通って6年目になります。代で言いますと、直井先輩が主将を務められた第50代の先輩方が部を率いていたときに入部しました。私たちが道場入口の古い看板を見たことがある最後の代だと思います。おそらく。
あの頃は慶應少林寺が最古の大学少林寺拳法部であることも知らず、看板が綺麗になっとるわ~と思っていただけですが、主将という役職を頂いた今、やっとあの古い看板の歴史を感じられるような気がしています。そんな高校からの仲間である岡部君は当日お熱が出てしまい、欠席しました。

主将という役職は実務的なことは意外と少なく、本当に忙しく頑張ってくれるのは主務を筆頭に他の役職の者です。ですが、主将はその代を象徴する人物であり、その一年間のチームの色を決める者であると思います。5年、10年と経ったとき、良い評判も悪い評判も「青木さんの代は~」という感じに話されることになるでしょう。
私の知る限り、主将を務められてきた先輩方は皆「人格者」であったと感じております。所属時期がかぶっていない先輩方も間違いなく「人格者」であったはずです。厳しさ、優しや、面白さ、強さなどあらゆる面において優れた人間のみに主将という役職が与えられてきたのだと思います。

私は自分がどんな人間か、よく分からないところがあります。就活を前にして自己分析力の無さが非常に不安ではありますが、それはさておき、部員との接し方や行動といったものについて自分のなかで明確な理想像が出来ていないことが原因だと思います。主将という重要な役職を頂いたことをチャンスと思い、チームのため、そして自分のために理想的な「人格者」を目指さなければならないと痛感しております。
孟子の王道論によれば、
「力を以て仁を仮る者は覇たり。/徳を以て仁を行うものは王たり。」
とあります。慶應義塾は陸の「王」者であり、「覇」者ではありません。主将という権力で威張ることは容易ですが、それでは覇者に過ぎないということです。
また、孟子によれば民は覇者を討ち、革命を起こすことを認めています。後輩達が授業で孟子を勉強していたら、私は討たれるということです。これは恐ろしいことです。ちなみに私はゼミで勉強しました。
話を戻しますと、慶應義塾の一員として目指すべきは「王者」であり、皆を率いる立場を与えられた私が目指すべきは「徳=人格者」であるということです。

以上、ネット上では非常に饒舌ですが、実際は異常な滑舌ですので上手いこと言えないのですが、私は新幹部になるにあたり、初心を思い出すとともに、重責を再確認した次第でございます。


最後になりましたが、幹部交代式にご出席いただきました大石部長、麻田監督、岡田先輩はじめ三田会の先輩方に深く御礼申し上げます。
今後とも我々新幹部、そして現役一同を何卒よろしくお願いいたします。

乱筆乱文失礼いたしました。



慶應義塾体育会少林寺拳法部3年 青木真秀

2015年11月4日水曜日

第49回全日本学生大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の正田真暉です。

11月1日に行われました第49回全日本学生大会についてご報告させていただきます。

結果は以下の通りです。

〈男子白帯緑帯の部〉
西村 宮崎  第1位

〈男子茶帯の部〉
奥村先輩 田中先輩  第3位

今大会では以上の2組が入賞いたしました。特に西村、宮崎ペアの優勝は、本大会での優勝は久々であることもあり、私も同期の部員として大変喜ばしく思っております。大会の最後に披露演武を行う彼らの堂々とした姿は自信に満ち溢れ、輝いて見えました。私も彼らに負けないよう、より一層気を引き締めて練習に励んでまいります。

最後になりましたが、日頃よりご指導いただいております麻田監督や、OB・OGの先輩方に厚くお礼申し上げます。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 正田真暉

2015年9月30日水曜日

2015年度 関東学生新人大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の西村涼です。

9月27日に東京農業大学にて行われました第13回少林寺拳法関東学生新人大会について報告させていただきます。



本大会は各大学の1、2年生の拳士だけが参加する大会であり、新入生合宿で顔を合わせた他大学の拳士と久しぶりの再会を果たすと同時に実力を競い合う大会でありました。


今大会の結果は以下のようになりました。


男子白緑帯の部  第2位   宮﨑(文1)、西村(理1)
女子白緑帯の部  第4位  谷(政1)、岡本(経1)
男子有段の部  第6位  金野先輩(商1)、蜂屋(法1)


2度目の大会であっても緊張はするもので自分達の番が回ってくるまでそわそわしておりました。自分達の番がやってくると観客席から先輩方の応援が聞こえて思い切って演武ができました。

2位を取れて嬉しいですが、1位を取れなかった悔しさの方が私も宮﨑も大きかったです。この悔しさをバネに一ヶ月後に控える全日では良い結果が出せるように反省し、努力していこうと思います。


最後に、ご指導をしていただきました麻田監督、OBの先輩方、また3、4年生の先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年    西村涼

2015年9月29日火曜日

2015年度 夏合宿 第7日目

失礼します。
慶應義塾少林寺拳法部1年の宮﨑康輔です。

夏合宿7日目についてご報告させて頂きます。

ついに最終日という事で、身体の痛みはピークに達していましたが、個人的には非常に高いモチベーションで練習に取り組むことができた気が致します。

午前はおなじみのアップから始まり、バービーと、強く蹴りこむミットラッシュを行いました。次はテニスコートへ移動してランのメニューがありました。これまでの六日間の疲れの蓄積で、この日はテニスコートへ走って行くだけで脚が悲鳴を上げたため、自分は早々にランのメニューから抜け、故障者メニューを行いました。

一通りランのメニューが終わると、恒例のブルーシート筋トレが始まりました。腕立て、腹筋、ラグジャンプを人数×10回、行いました。夏合宿前の自分であれば途方もない回数に絶望していたであろう筋トレメニューですが、最終日ともなればそれほど抵抗はなく、むしろ後半は四年生の先輩が音楽をかけて下さったおかげで、とても楽しく行うことができました。

午後はいよいよお別れ乱捕りが始まるかと思いきや、これまで以上に気合の入った回数のアップが待ち受けていました。これが終われば地獄の「アップ」ともしばらくはおさらばだと自分に言い聞かせながら、サイドジャンプ・バービーをなんとか終え、すっかり体力をえぐられたところでついに対戦表が発表されました。自分は初戦で鶴田先輩と組ませて頂きましたが、先輩の強く素早い攻撃を前に、動きの緩慢な自分は恰好の的となってしまい、ほとんど手も足も出せず、情けない結果となってしまいました。しかし、その後の試合で二年生・三年生の先輩が四年生を相手にとても健闘なさっている姿を見て、先輩方の強さを改めて感じ、感激いたしました。来年は先輩方のような熱い試合ができるようになりたいと心から思いました。
最後に四年生の先輩方の号令のもと、基本の練習が行われ、合宿の全行程が終了致しました。

夜にはOBの先輩方から頂いたお肉を使ってバーベキューを行いました。部員一同大変美味しくいただきました。いつもたくさんのお肉を贈って頂き、誠にありがとうございます。
我々一年にとっては初めての夏合宿でしたが、この合宿を乗り越えられたことは今後の我々の自信に繋がると思います。本当に良い経験をさせていただきました。
四年生の先輩方、大変ありがとうございました。
また、最後になりましたが、お忙しい中夏合宿にお越し下さった麻田先生とOBの皆様、差し入れをくださったOBの皆様、
本当にありがとうございました。

以上で夏合宿7日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 宮﨑康輔

2015年9月22日火曜日

2015年度 夏合宿 第6日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の岡本真理子です。

先日行われました夏合宿6日目についてご報告させていただきます。

午前のアップは、毎度おなじみのサイドジャンプから始まりました。ただ合宿の序盤と違う点は、みんな体が重く、言うことを聞かなくなってきたところです。その後もいつも通りランに向かったのですが、正直私はテニスコートまでの道すら足を引きずるように走っていました。そうしてなんとかテニスコートまで辿り着き、ランが始まりました。
最初のダッシュから足が重く、体全体で自分をゴールまで引っ張っていくように走りました。次に待っていたシャトルランではなんとかタイムを切れるように走っていたのですが、私は途中で膝痛でリタイアしてしまい、その後はずっと故障者メニューをしていました。
午後のアップはミットの蹴りから始まりました。10秒蹴って5秒休むことを4分間行い、これをお互い2セットやった後、重い蹴りを20秒蹴って10秒休むことを何分間か行いました。足が限界をとうに超えている中でなんとか重い蹴りを蹴ろうとすることで、腰を入れて蹴るということが少しできるようになった気がします。
アップの後はその場基本を行いました。途中で鶴田主将から突き蹴り合計1000本やるとのネタばらしがあったときは二日目の千本蹴りの再来かと震えあがりましたが、二年生三年生の先輩方のおかげで全く違う雰囲気の中やりきることができました。先輩方の存在はとても心強く、改めて先輩方の偉大さ、みんなが辛い中で率先して励ましてくださる精神力を実感いたしました。
次は胴練習を行い、四年生の先輩方にアドバイスを頂きながらとにかく一生懸命行いました。
その後はミットラッシュを行い、疲れているからこそ抜かずに全力でやろうという全員の気持ちが感じられました。
最後は全員で筋トレを行いました。腹筋100回を2セット、首を縦100回、横100回、そしてダイヤモンド腕立て伏せ30回を2セットの後普通の腕立て伏せを70回行いました。初日は笛が鳴るたびに絶望するばかりでしたが、この頃にはやり直しを言われてもすぐに切り替え、また頑張ろうと思えるようになっていました。

いよいよ合宿も残すところあと一日となりました。この日は上西先輩を始めとする多くのOBの方々に来ていただき励ましの言葉もかけていただいたことなので、今までの六日間が無駄にならないような最終日にしたいと思います。

以上で夏合宿6日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年
岡本真理子

2015年9月20日日曜日

2015年度 夏合宿 第5日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。
夏合宿5日目の練習についてご報告させて頂きます。

午前はいつも通りアップから始まりました。
アップの後はダッシュ、シャトルラン、往復ダッシュなどをテニスコートで行いました。
この日の練習はOFF明け最初の練習ということで、疲労は少ない状態でできると思っていましたが、筋肉痛はとれておらず皆すぐにヘロヘロになりました。
それでも先輩方や同期のユーモアに富んだ気合などのおかげで辛いことを楽しい雰囲気で行えるのがこの合宿、この部のいいところだと思います。

午後ももちろんアップからです。
ミットを10秒蹴り、5秒休憩というセットを延々と繰り返しました。
その後演武練習をする2年生の先輩2組と他の部員で別れ我々は山中湖の周りを走りに行きました。
経験者のため昇級試験がなかった私は3日目にも同じコースを走りましたが、この日はタイム制限つきと3日目よりキツい内容となっていました。男子28分、女子35分という制限で、切れなかった人数×10回ラグジャンを行いました。
個人的には20秒ほどタイムを切ることができず悔しく思うと同時に、一番辛い時にあと少し頑張るということの難しさ、大切さを感じました。
その後は道場に戻りその場での基本を行いました。
5日目ともなるとOFFを挟んでも全身が痛いのですが、誰も妥協することなく突き蹴りを出しました。
最後は筋トレです。
本日のメニューは
腹筋…20回×4種目と腕立ての体制で足を高速で前後させるのを15秒
首…縦100回横100回
腕立て…普通の100回×1セットとダイヤモンドプッシュアップ30回×2セット
でした。
この日も容赦のないやり直しに苦しみましたがなんとかやりきりました。
合宿も後半にさしかかり、全員でやり切るということを体が覚えてきているように感じます。
残る2日も全員で全力でやりきります。

以上で夏合宿5日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 蜂屋啓介

2015年9月17日木曜日

2015年度 夏合宿 第4日目


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の平光真子です。
夏合宿4日目についてご報告させていただきます。

中日である合宿4日目は、隣で寝ている同期の堅い拳が勢いよく頬に当たり早朝に目が覚めました。ミットラッシュの夢でも見ていたのでしょうか。
合宿に初めて参加する私達1年生は、この中日までを1つの目標にしておりました。私達1年生は比較的のんびりとした性格の者が多いため、12時頃まで無計画のまま部屋でごろごろと過ごしました。
先輩から伺った宿舎近くの温泉に行く気満々でおりましたが、定休日だったため断念致しました。

やっと重い腰を上げ、13時頃に山中湖の方まで歩きスワンボートに乗りに行きました。生憎の天気の悪さで、富士山の上の方は見えませんでしたが、広大な自然を感じながらリラックスした時間を過ごすことができました。

その後、相変わらず予定を決めていなかった私達は、スマートフォンで近くの飲食店を探し評価の高かったお店に行くことに決めました。私は、そのお店に対する評価コメントが1件しかなかったので、内心、え、そこに行くの…と思いましたが、心の中に留めておきました。
結局、お店の前まで行ったもののラストオーダーの時間が過ぎていたため、前日に先輩が連れて行ってくださったJOY PATIOで昼食を済ませることにしました。私達の服装とは対照的なおしゃれな雰囲気の店内で、非常に美味しい料理を頂き満足いたしました。同期の1人がピザを1枚食べたあとに、もう1枚テイクアウトして食べると言い出した時は驚きましたが。

オフにも関わらずたくさん歩いた中日でしたが、散策しながら同期と他愛の無い会話をし、楽しい束の間の休息でした。

以上で夏合宿4日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 平光真子

2015年度 夏合宿第3日目


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の谷彩織です。
先日行われました夏合宿の3日目についてご報告させていただきます。

前日に千本蹴りを乗り越えたものの、この日は朝目覚めた瞬間に今まで味わったことのないほどの筋肉痛を味わいました。これから厳しいトレーニングが待っているのかと思うと、果たして今日を乗り越えられるのだろうかという恐怖でいっぱいでした。

合宿3日目にして天気にも恵まれたので、午前中は道場でアップをしてからテニスコートへ向かいました。アップでサイドジャンプを命じられなかったのは、幹部の先輩方の優しいお心遣いだと確信しております。
テニスコートまで走り、まずはチームごとに列を作って基本のダッシュから始まりました。男女でタイムは違うものの誰か一人でもタイムをきれなかった場合には、本人がやり直しになり、またノルマの本数も減りませんでした。
その後にはシャトルランを15本命じられました。タイムをきれなかった者がいた場合には、本数が増えるというものでしたので合計何本走ったのか定かではありません。途中、皆でラグジャンをしたり、足の速い先輩方数名がより厳しいタイムで走りきれれば数本減るといった特別措置がありました。頼もしい先輩方にどれほど救っていただいたことか、感謝の気持ちが尽きません。

練習の途中、麻田先生がお見えになりました。「頑張れ」とのお言葉で励ましていただきました。
午前中最後に行ったランは、全員で一列になり、テニスコート往復を15秒以内で走るというものでした。一本一本の間に休みなどほとんどなく、本当に息をつく暇さえありませんでした。私のように足の遅い者は、足の速い同期や先輩方に幾度となく背中を押していただきました。少しでも皆が休めるようにと先輩方が積極的に気合いを言ってくださり、なんとか乗り越えることができました。昼食をとるため、フラフラの状態で宿舎に帰りました。

午後はアップを済ませた後、白帯の一年と茶帯の先輩方は昇級試験を行いました。麻田先生の号令のもとで行われた試験は、初めてだったこともあり、日々練習している基本の動き含め一つ一つとても緊張しました。麻田先生や鶴田先輩にアドバイスをいただき、少し練習する時間もありました。

試験を終えた後は、数名が道場に残って演武練をすることになりましたが、私含めその他の者は道場の近くの坂でダッシュを行いました。平らな道を走ることさえ辛いのに、目の前の傾斜は身体的のみならず精神的にもより辛く感じられました。途中足を痛めた人もおりましたが、全員で力を合わせ命じられた本数を走り切れたのは嬉しかったです。

ダッシュの後は、麻田先生に教えていただきながら少林寺拳法を行いました。本当に短い時間でしたが、改めて少林寺拳法の楽しさを噛みしめることができました。しかしあっという間に少林寺拳法の練習は終わってしまい、最後のメニューとしていつも通り筋トレを行いました。
この日の練習を終え、厳しい合宿の半分を乗り越えられたのだと思うと少し達成感を味わうことができました。


以上で夏合宿3日目の報告を終わります。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 谷彩織

2015年9月10日木曜日

2015年度 夏合宿 第2日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。
夏合宿2日目の練習についてご報告させていただきます。

この日は朝から雨が降っていました。例年通り午前中はテニスコートでランメニューの予定でしたが、コートのコンディションが悪く道場での練習となりました。

まずはアップとしてサイドジャンプとミットラッシュから始まりました。しかしアップなど名ばかりであり実際にはトレーニングです。サイドジャンプを終え、フラフラの足でミットを蹴っていると笛が鳴りやり直しを命じられました。容赦なく何度もなる笛に心を折られそうになりながらも、先輩方、同期と声を掛け合ってなんとか乗り越えました。
その後もひたすら筋トレです。午前中道着を着ることはありませんでした。我々は一体何部の合宿に来たのでしょうか。

午後も午前と同じメニューのアップから始まりました。
アップが終わった直後、1年谷の「普通に数間違えちゃった(笑)」との発言に幹部陣がざわつき、我々の間に緊張が走りましたが、不正はなかったとの判断。一同安堵です。

アップの後は1年は千本蹴り、2、3年生の先輩方は山中湖走と分かれました。
この千本蹴りは我々1年にとって2日目にして最大の山場です。今年度は主将鶴田先輩と副将栃元先輩の指導のもと行われました。

千本蹴りとは簡単に言えば「ひたすら突き、蹴る」というもの。こう聞けばシンプルにも思えますが各メニュー200回、気合やスピードが落ちると即やり直し、頻繁に行われる罰としての腕立て伏せ、ラグジャンという内容はまさに地獄でした。

途中何人もが足をつるなどしました。私も途中で倒れ少しの間見学をしておりました。これだけ辛い練習、見学は貴重な休憩でもあり普通なら喜んだかもしれません。
しかし抜けた自分の分まで必死に蹴り上げをする同期の姿を見ていると、すぐに涙がこみ上げてきました。情けなさとも申し訳なさともどこか違う感情になり、どんなに辛いトレーニングも笑顔でこなそうとしてきたにも関わらず初めて号泣しました。この後入れ替わりで足をつり抜けた同期も泣いていたそうです。きっと同じ気持ちだったのではないでしょうか。

その後回復し、どうにか助け合いながら一通りの突き蹴りが終わると、先輩から1人1つパイプ椅子を自分の目の前に立てるように指示されました。ここからはひたすら開足中段での蹴り上げです。誰かがパイプ椅子に足を引っ掛けたら即やり直しというルールで本数は1000本。どう考えても常軌を逸していました。必死で蹴り続けましたが、200回か300回程蹴るたびに誰かがミスしてしまいます。皆身も心も限界に近い状況でしたが、誰もミスした者を責める気持ちはなかったでしょう。この時には「全員で乗り越えよう」という意志が全員の心の中にありました。互いに声を掛け合い、皆最後まで笑顔でやり続けました。

とうとうこのメニューが終わり、全員が達成感に包まれていました。しかしすぐに「次のメニュー行くぞ。向こうにパイプ椅子を円にして置いて、全員その後ろに立て」と言われ、フラフラの私は正直絶望しました。言われた通り立っていると栃元先輩が私たちにコップを渡しました。呆然としていると今まで真剣な眼差しで我々を見つめ、幾度となく大声をあげた栃元先輩がふっと笑顔になり「お疲れ様」と言いました。そして飲み物を下さいました。ええ、こんなの泣くに決まっています。皆涙を流しながら千本蹴りを終えた感想などを語り合いました。

私が千本蹴りを越えて最も強く感じたのは同期の大切さです。この練習は1人では絶対に越えられませんでした。途中で抜けて見ていなければならなかった時間や互いに応援し合ったこと、そして何より全員が全力でやりきったことを経て、当たり前に思える58期の同期の存在を本当にありがたく感じました。このような練習を共に乗り越えた同期とは今後どんなことも乗り越えていける確信があります。
また同時に日頃どれだけ先輩方に助けられているかということを感じました。1年しかいない千本蹴りでは当然気合も応援も1年だけで行わなくてはなりません。いつも私たちを支えて下さる先輩方に感謝しつつ、自分に後輩が出来た時にどうするべきかということも考えさせられました。
私はこれからの人生、千本蹴りで感じた全てのことを決して忘れないでしょう。今こうして文字にしているだけで思い出して涙が溢れてきます。

さて2日目でこの達成感です。
残りが消化試合にならないかと思いましたが、要らぬ心配であったことは次の日すぐにわかりました。

以上で夏合宿2日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 蜂屋啓介

2015年9月7日月曜日

2015年度 夏合宿 第1日目


失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の西村涼です。
先日行われました夏合宿の1日目についてご報告させていただきます。

日吉記念館に集合し、道場においてある荷物をバスに積み込み、予定よりかなり早く日吉を出発しました。サービスエリアで途中休憩を挟み、あっという間に山中湖村に到着しました。

先輩から夏合宿はキツイということをよく聞いていたのでドキドキしておりました。
道場に畳を敷いて練習の準備をして、すぐに夏合宿1日目の練習が始まりました。

初めにアップとしてサイドジャンプ、馬跳びをそれぞれ80回命じられましたが、何度もやり直しになり結局何回やったのか分かりません。はぁはぁ言いながらやり終えました。
次にその場基本を全体でやりました。四年生の先輩方が体の動かし方を教えてくださいました。
次は3週間後に控える新人大会の演武練習をしました。自分達の未熟なところが痛感させられもっと練習しなければいけないと思いました。

演武練習の次にはグループ筋トレをしました。グループはチームN,T,S,Gの4チームで僕はチームTでした。チーム名の由来はここでは控えさせていただきます。
サイドジャンプ100回を早く終わらせた順に筋トレインストラクター(4年生)を選ぶという感じでした。
チームTは柴田先輩、小幡先輩による筋トレをしました。
とにかく下半身の筋トレをしました。キツかったのは言うまでもありません。

グループ筋トレの後には全体筋トレをしました。メニューは腕立てと首。何度もやり直しになるので限界に達することが何度もありました。
首は特にきついメニューでした。
1日目ながらやり終えた時の達成感は大きかったです。

練習が終わりご飯を食べ部屋で休む時間が幸せでした。白目をむいて寝る者やテトリスをやりこむ者など1人暮らしの僕にとって同期で過ごす時間はとても楽しかったです。

1日目は午後練だけでしたがかなりきつく、2日目以降の練習をこなせるのか不安に思いながらその日は眠りにつきました。

以上で夏合宿1日目の報告を終わります。
失礼しました。

2015年7月6日月曜日

2015年度 神奈川県大会

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の菅実仁です。

7月5日に行われた神奈川県大会についてご報告させて頂きます。

結果は以下の通りです。

〈大学生男子の部〉
青木先輩  金野先輩   優秀賞

〈大学生女子の部〉
品川先輩  谷   最優秀賞
荻田先輩  岡本   優秀賞

〈大学生団体の部〉
鶴田先輩  小幡先輩  今西先輩  岡部先輩  栗野先輩  田中先輩  李先輩  蜂屋   最優秀賞

今回の大会は我々1年生にとって初めて出場する大会であり緊張や不安もあったと思われますが、見事、団体演武で参加した蜂屋、2年生の先輩方とペアを組ませて頂いた谷と岡本の三名が1年生ながら入賞することが出来ました。
特に谷・岡本の二名は見習いでありながらこの様な結果を残せたことは勿論、先輩方のご指導あってのものですが、彼女達の努力の成果と言えるのではないでしょうか。

我々1年の次の目標は9月に行われる新人大会です。日頃から1年女子部員の気の強さに圧倒されている1年男子部員ですが、このまま少林寺拳法の成績においても女子に圧倒される訳にはいきません。全員が一丸となり、優勝を目指して先輩方のご指導のもと精進して参ります。

最後になりましたが日頃からご指導頂いている麻田監督と応援して下さるOB、OGの先輩方に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾大学體育會少林寺拳法部1年菅実仁

2015年度 新入生合宿

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の坂根翔大です。

62728日にかけて行われました新入生合宿について報告させていただきます。

まずは初日のことについて報告させていただきます。
合宿はオリンピックセンターで行われました。開会式後鎮魂行についての講義が少し行われ、あまり詳しくなかった私は少しではありますが、少林寺拳法の神髄を知ることができ、とても貴重な経験をさせていただきました。その後各自グループに分かれ、指導者の方の教えのもと技練習を行いました。どの技も今まで練習したことのないものばかりで、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。練習後は学生連盟の先輩方企画のアトラクションを楽しみ他大学の方とも交流を深めました。

夕食後自由時間があり、他大学の方と交流する機会を持つことができました。私は先月行われました早慶防合同練習で仲良くなりました方々とトランプなどをして過ごしました。やはり話す内容は勉強や趣味、そして恋愛などなど、学生らしさにあふれたものでした。

二日目は朝日を浴びながらさわやかな日を迎えることから始まりました。午前中は昨日指導していただいた方とは別の指導者の方に技練習を指導していただきました。また、この練習では黒帯の方とも一緒に練習することができ、丁寧なアドバイスをいただきながら自らをレベルアップすることができました。午後からはグループに分かれ、団体演武の練習が行われました。白帯である私は初めての団体演武に終始緊張しっぱなしで、先輩方のおっしゃることをこなすことで精いっぱいでした。その後なんとか無事に団体演武の披露が終わると、どっと疲れが押し寄せました。その後閉会式が行われ、解散となりました。

今回の新入生合宿を通じて強く感じたのは先輩方の偉大さ、そして大学は違うけれども同じ武道を志す同期の仲間の大切さです。先輩方は常にもっとも自分に足りないところについて指摘していただき、私の成長を促してくださります。そして同期はともに励ましあい、そしてお互いに高めあうことができる稀有な存在です。これからもこの縁は大切にしていきたいです。

最後になりますが、このたび新入生合宿を主催していただいた関東学生連盟の皆様、ご指導していただいた指導者の皆様、そしてともに合宿に参加した各大学の皆様には心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年

坂根翔大

2015年6月28日日曜日

2015年度 新入生歓迎会


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の蜂屋啓介です。

6月17日に行われました新入生歓迎会について、ご報告させていただきます。

本年度は大石部長、麻田監督、上西先輩、伊藤先輩、請川先輩、高橋先輩、芳賀先輩、島田先輩、鈴木先輩、古嶋先輩、杉田先輩と11名の先生、先輩方にお越しいただき、入学、入部についてのお祝いや激励のお言葉をいただきました。
平日のお忙しい中、お越しいただいた先生、先輩方、誠にありがとうございました。

我々1年は、OB、OGの先輩方の正面の席に座らせていただきました。部の歴史を作ってこられた先輩方と向かい合うと、やはりとても緊張し、身が引き締まる思いでした。

はじめに大石部長からお話をいただきました。慶應義塾の学生は学業に加え、何かもう1つ
やり遂げる必要があるということ、そして我々1年がそのもう1つとして少林寺拳法を選んだのだというお話を伺い、改めて4年間を全力でやり遂げようという気持ちになりました。

上西先輩の乾杯で、いよいよ会が始まりました。しかし私はここで早速、お注ぎするビールの瓶の持ち方について、先輩からのご注意を受けてしまいました。勉強不足、準備不足について大変反省致しましたが、こうしたことを人生の先輩方から学べるのも、縦のつながりが強い體育會ならではの機会ではないかと思います。

ここからしばらくの間、先輩方とお話をする時間を頂きました。先輩方から昔の部の様子についてお聞きしたり、私たち自身についてお話させていただいたりと、大変貴重な時間となりました。私の中では、まだ道場がなかった頃は、銀杏並木を上った先のロータリーで練習をしていたというお話がとても印象に残っております。先輩方から与えていただいた現在の恵まれた環境に感謝しつつ、練習に励みたいと思います。

その後、OB、OGの先輩方、麻田監督から、お一人ずつお言葉を頂戴しました。私たちを様々なお言葉で激励してくださいましたが、皆様が共通して仰っていたのが、「4年間続けること」でした。これから様々な困難に出会い、乗り越えていかなければならないということを伺い、皆が改めて覚悟を決めました。

会も終盤にさしかかり、我々1年が自己紹介をさせていただく時間となりました。皆緊張しながらも、それぞれの思いを語っていきました。特に汪の本年度の目標「痩せる」からは、並々ならぬ強い意志を感じました。また、4人の女子部員が全員女子校出身であることに対し、先輩方から「お嬢様ばかりだね」とのお言葉をいただきました。男子部員一同、申し上げたいことはございましたが、ここはぐっとこらえ、口を噤むのでした。

最後は全員で円陣を組み、若き血を歌いました。入学して間もない同期の多くが、口パクで乗り切ろうとしているのは火を見るよりも明らかでした。しかし、大切なのはアツイ気持ちです。その点では皆の気持ちは1つでしょう。慶應義塾に在籍して7年目の私は、幾度となくこの歌を歌って参りましたが、先輩方、同期と共に歌う今回は特に、1つ1つの歌詞を噛みしめながら歌いました。

私がこの会を通して最も強く感じたのは、我が部の「縦」「横」の繋がりの強さです。私には、いつも温かく見守っていてくださるOB、OGの先輩方、時に厳しく、時に優しく、日々ご指導いただく現役の先輩方、そして常に支え合える仲間である同期がいる。そう思うとこの上なく心強く、どんなに辛いことも乗り越えていけると確信しております。

最後になりますが、お忙しい中お越しいただきました大石部長、麻田監督、上西先輩をはじめとするOB、OGの先輩方、このような会を開催してくださった先輩方、特に司会を務めてくださった宇恵先輩、若き血の指揮を務めてくださった今西先輩に心から御礼を申し上げます。今後ともご指導の程よろしくお願い致します。


以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部  1年  蜂屋啓介

2015年5月30日土曜日

早慶合同練習会

失礼します。
慶應義塾軆育會少林寺拳法部一年の岡本真理子です。
524日日曜日に行われました早慶合同練習会についてご報告させていただきます。

その日私が道場に到着したのは815分頃でしたが、既に道場は早稲田を含めた大勢の先輩方で賑わっており、普段とは違う高揚した雰囲気にまず圧倒されたのを覚えております。

最初はアップのサイドジャンプから始まったのですが、普段のアップを「回」で数えていた私は100「往復」という指示に耳を疑いました。その後の馬跳びでは周りの方に遅れてしまったのですが、その際慶應の先輩方のみならず早稲田の方々も大声で応援して下さり、早慶合同練習会の素晴らしさの一つを実感いたしました。

外に出て階トレの後、とうとう地獄のランが始まりました。短距離のダッシュ、ロータリー周りと塾高周りのダッシュを何本やったかはもはや覚えておりません。ただ覚えているのは、時間制限を設けられ一人が間に合わないと連帯責任ということで全員が再度走らされるため、他の同輩、先輩方に迷惑をかけないように必死だったということです。その中で、同じメニューをこなしながらも苦しそうな顔を一切せず、私達を励まして下さった先輩方の体力、気力には心底脱帽いたします。
自己紹介はレンガ道の両端に2校の一年生が並び順に大声で行いました。体力も気力も十分にない私はせめて声ぐらいは大きくしようと思ったのですが、他の一年生と比べてどうしても通る声が出せなかったのが心残りです。これからの練習でも応援や気合いを常に全力でやり、早く先輩方のように腹から声が出せるようにしたいです。
自己紹介の後ももちろんラントレは続きました。走っていると横で先輩方が応援して下さるのが聞こえるのですが、それに応える気力は既になく、最後はひたすら無心になって目の前で走る先輩の背中を追いかけておりました。正直に申し上げますと、締めの防衛大式スクワットが終わり昼食休憩に入ると知ったときは、達成感というより、もう走らなくてよいことにただただ安堵しました。

道場に移り昼食をとった後は、ようやく道着を着て、二度目のアップを経た振子突と蹴上の基本練習が始まりました。普段はお目にかからない早稲田の先輩方にご指導いただくのはとても新鮮で、また周りが皆先輩方だったために、自分の未熟さと先輩方の上手さを間近で感じさせられました。
次に行ったミット練は正確さを求めるもので、私と組んで下さった早稲田の3年の先輩や見回っていた他の先輩方も丁寧に教えてくださり、こちらも大変勉強になりました。
その後、アップをはさんだ後の二度目のミット練は早さを求めるもので、5秒間のインターバルしかなかったのは予想以上に辛いものでした。今回は早稲田一年の黒帯の方と組んだのですが、私のふにゃふにゃな蹴りとは違い、早いながらもしっかりと腰を入れた力強い蹴りを最後までされていたのには格の違いを見せつけられた様な気がいたしました。
早慶練最後の筋トレでは、慶應の先輩がフェンシング部時代に行っていたという、屈伸した状態で前後左右に跳ぶものが印象にのこっております。私はこのような筋トレを初めて知り行ったのですが、言うことを聞かない下半身をその場で跳ばすだけで精一杯でした。その後の腕立てと防衛大式スクワットではもう何も考えられませんでしたが、2015年度早慶合同練習会の終わりを告げられ我に返ったときの達成感は筆舌に尽くしがたいものでした。

幸い私は大きな怪我もなかったのですが、一日中続出した故障者の多さが、今回の練習会の厳しさを物語っていました。練習会の前も普段の練習でこの日を想定したランを行っていたのですが、実際の練習会はその何倍も辛かったです。しかし、辛かったからこそ、それを乗り越えたという事実は私の中で大きな自信となりました。また、共にこの試練と戦った同期とは、更に厚い絆で結ばれたと確信しております。

今回の練習会で私が最も学んだのは、自分の弱さだと思います。途中何度も限界だと思うことがありましたが、その中で他人を気遣い、笑顔で励ませる強さは私にはまだありませんでした。あまりの過酷さに最後は意識がとびそうでしたが、怪我をしたり私よりはるかに多いメニューをこなしたりしながらも終始私どもに励ましの言葉を下さった先輩方の偉大さだけは、しっかりと覚えております。一年後二年後、先輩方のようになれるように、これからも精進しようと強く決意いたしました。

最後になりますが、この度の練習会を主催して下さった四年生の先輩方、諦めそうなときにすかさずお声がけ下さった二、三年生の先輩方、そして参加して下さった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせていただきます。
失礼しました。

慶應義塾大学少林寺拳法部一年

岡本真理子

2015年5月18日月曜日

早慶防合同練習会

早慶防合同練習会


失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の谷彩織です。
5月24日に行われました早慶防合同練習会について報告させていただきます。

今回の練習会は、防衛大学校にて行われました。正午頃に集合した後、全体でアップをしてから段位別の練習を行いました。早慶防のみならず他大学の一年生から四年生までの部員が参加し、広く交流を深めることができたと思います。

私は白緑帯の練習に参加し、まず初めに寄抜と巻抜の練習をしました。防衛大の先輩方が指導を担当して下さり、技のポイントをわかりやすく教えて下さいました。また練習では、攻者が何をするかを意識することや複数の技をセットで覚えることが大切だとおっしゃっていました。その後は運用法の練習をしました。その際教わった八方目を意識して取り組みましたが、やはり難しく、改めて自分の能力不足を痛感すると同時に少しでも早く先輩方のように上手くなりたいと思いました。最後に、ペアで二構成の演武を考えて披露しました。茶帯、黒帯の方々の演武を見ることもでき、様々なことを学べる貴重な機会となったと思います。

段位別の練習の後は、毎年恒例の一発芸大会がありました。一年生女子は、芸を披露する同期の男子をやや不安な気持ちで応援しておりました。しかし事前に打ち合わせをし、数日前から練習後に集まって芸の練習をしたこともあって、無事終えることができました。その後、他校の先輩から褒めていただくこともあったそうです。

今回の早慶防合同練では、他校の白帯の拳士とペアを組んでの練習が多く、最初は緊張していましたが、実際に練習が始まると新鮮な気持ちで楽しみながら参加することができました。練習では他校の演武を間近で見られたり、他校の先輩方から直接アドバイスをいただけたりなど貴重な体験ができました。私はまだ少林寺拳法を始めたばかりですが、今回の練習を通して学んだ多くのことを心にとめ、これからの部活動に励んでいきたいです。

最後になりますが、今回の練習会を企画してくださった先輩方、主催して下さった防衛大学校の皆様、支えて下さった全ての方に感謝を申しあげたいと思います。

以上で報告を終わらせていただきます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部

一年 谷彩織

2015年5月6日水曜日

第52回関東学生大会

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の中村です。

5月4日に行われました、関東学生大会についてご報告致します。

結果は以下の通りです。

〇女子白帯緑帯の部
荻田・品川    第2位

〇男子白帯緑帯の部
奥村・田中    第4位

〇男女初段の部
柴田先輩・宇恵先輩    第6位

〇三人掛けの部
鶴田先輩・青木先輩・金野    第3位

〇運用法男子個人の部
金野    第4位

今回は5部門において入賞を果たしました。

私は男子二段以上の部に出場、入賞はなりませんでした。同じ部門の入賞者を見ると、上から順に日体 早稲田 日体 日体 明治 明治。大会に出る前から承知していたことなのですが、大学名だけで猛者揃いの部門であることが見てとれます。

本選。私と相方の李は、何よりも楽しんで演武しようと話し合いました。変に緊張していなかった為か、練習よりも上手くいきました。他の組を間近で見ると”本気で当てる”意識の低さ、また入賞までには超えられない壁があることを痛感致しました。しかし入賞した組の中には、私と同学年や1年生も混じっておりました。今の自分にはできなくとも、1年後、2年後には必ず乗り越えなければならないと感じました。これらのことに気付けたというだけでも、今回は良い収穫が得られたと思います。悔しさよりも清々しさが勝る大会でありました。そして同期が多くの賞をとり嬉しく思う一方、私も負けてられないなと感じました。

学年もひとつ上がり、私も教える立場に変わりました。まだまだ教えられてばかりでございますが、練習に対する意識を変えなければなりません。次の県大会まであまり時間はございませんが、今回得た事を僅かでも成長に繋げます。

最後になりましたが、本番直前までご指導いただいた麻田監督をはじめ、OB、OGの方々に感謝申し上げます。

以上で報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 中村陽久


2015年3月31日火曜日

追い出しコンパ

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の下萩 千耀です。
3月26日に行われた追い出しコンパの報告をさせていただきます。

はじめに、四年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまで、私には、四年生方の先輩としての姿が当たり前のように映っておりました。四年生方の挨拶を伺い、四年間の葛藤と、仲間と共に歩んでこられた道のりがあってこその姿だと、改めて気づかされました。

当日は、大石部長をはじめ、上西先輩、佐藤先輩、芳賀先輩、青山先輩にお越しいただき、あたたかいお言葉をいただきました。ご卒業された四年生に向けてのお話でしたが、私たち現役部員の心にも共鳴するものばかりでした。特に私が印象に残っているのは、佐藤先輩の「より多くの切り札を持ち、隠しておけ」というお言葉でした。
これから新年度体制となり、新一年生を迎えます。先輩として、多くの切り札を持てるよう、精進していきたいです。そして、いつかは先輩方のように、堂々と卒業の時を迎えられることを夢見ております。

最後に、お忙しい中ご出席いただいたOBOGの方々、四年生方、先輩方、会を進行してくださった宇恵先輩、本当にありがとうございました。
以上で追い出しコンパの報告を終了させていただきます。
失礼しました。

2015年2月27日金曜日

2015年 大阪遠征

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の奥村哲平と申します。
本日は、16日から21日までの本山合宿の後に、行って参りました大阪遠征について御報告申し上げます。

始めに、大阪遠征という、心身共に成長できる場を設けて下さったOB・OGの先輩方に深く御礼申し上げます。津野先輩、四十万谷先輩、徳冨先輩、奥出先輩には、御忙しい中、私共の大阪遠征中に御時間を作って頂き、御食事を御馳走になりながら御指導頂きました。誠にありがとうございました。
また、今回の遠征は現役部員の負担にならないよう慶應義塾体育会少林寺拳法三田会様から費用等全面的な御支援を賜り、行わせて頂きました。年末に行いましたOB会費納入へのご協力に対し多くの先輩方からご支援を頂き、今回の大阪遠征ができたことを心より感謝申しあげると共に、常日頃からご支援、ご協力頂いておりますOB・OGの先輩方に現役部員を代表し、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後とも御支援のほど宜しくお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

さて、この大阪遠征ですが、運用法の実践指導を受けるという目的で、岡田先輩のご紹介により、椋本勝明先生から一昨年からご指導いただき、行われました。椋本先生は学生時代、関西の大学で少林寺拳法をされ、現在では大阪消防局に勤務されながら、少林寺拳法のデモンストレーターをされる格闘技歴42年の大先生でございます。
(世界大会にて衆敵運用法を披露される椋本先生:

今年度の大阪遠征は本部合宿後の22日と23日の二日間にわたり、大阪府吹田市にある「洗心館」という道場にて行われました。今年度は、昨年度の杉本杯の悔しさを晴らせるよう、また記念すべき第50回の早慶戦におきまして、スポーツ推薦により優秀な選手を揃える早稲田大学と共に高レベルで運用法の技術を競えるよう、二年生の今西先輩(理工2)をリーダーに、奥村(理工1)、金野(商1)、田中(商1)、李(法法1)の計5名が参加させて頂きました。

初日である22日は、定期的に「洗心館」で行われている関西圏の大学による異種格闘技(少林寺拳法、日本拳法、キックボクシング、ボクシング等)の合同練習会に私共、慶應生も参加させていただくといいう形で行われました。基本練習を終えた後は、合同練習会に来ていた関西大学や追手門大学の学生、および指導員の方々と空乱をさせていただきました。合同練習会に集まっていた方々との力の差は歴然で、ほとんど手も足も出ないような状態でした。
椋本先生もおっしゃっていたように、これまで私共が行ってきたような練習だけでは、運用法においては到底関西の強豪校には通用しないということを実感しました。今後はここで感じた悔しさをバネに、新二年という身分ながらも積極的に部のメニュー・雰囲気作りなどに関与出来たらと思います。
二日目の23日はおよそ二時間半、突きと蹴りの基本練習を行いました。練習時間自体は短かったのですが、内容はとても濃く、きついものでした。また、私は初日の時点で両足の皮が剥けてしまっていたので非常に厳しい練習となりました。
椋本先生は練習のなかで、「現在の少林寺拳法の運用法は空手のルールに似ており、これからもより近づいていくだろうから、とにかくスピードが大事になってくる。」とおっしゃっておりました。そのため、練習内容も「速くきれいに突いて、速く引く」ことをテーマにしたものがほとんどでした。これらの練習は単純ではありますが非常にきつく、また、少しやったからと言ってすぐに実力が着くようなものでもありませんでしたので、反復練習の重要性、および反復練習をきちんとこなすための基礎体力の重要性を実感しました。また、動く物体を殴ることや、フェイスガードを付けた状態で自分が殴られることにも慣れる必要があるともおっしゃっていました。
これらのことは空手出身者や関西の強豪校の選手にとっては散々練習してきたことなので、そのような人たちに運用法で追いつくには、人一倍そういった練習を繰り返し行わなくてはいけないということが分かりました。

今回の遠征では関西の強豪校との力の差や、運用法に対する考え方の違いなどを目の当たりにし、戸惑うことが多々ありましたが、その分学習することも多くありました。今回の大阪遠征で学んだことは、参加したくてもできなかった部員のためにも、できる限り部に還元し、部を盛り上げていける2年生になりたいです。そして、今年度の杉本杯では昨年の雪辱を果たせるよう、記念すべき第50回の早慶戦で輝かしい結果を残せるよう部員一同、切磋琢磨し、精進していく所存です。今後とも御指導、御鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

以上で報告とさせていただきます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 奥村哲平

2015年2月24日火曜日

2014年度 春合宿


失礼します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の荻田桐子と申します。

先日行われた本部合宿について報告致します。

私たちはA週の2月17日〜2月21日の日程に参加しました。合宿は少林寺拳法発祥の町である香川県の多度津町で行われ、私たち慶應義塾の他に関西学院大学、西南学院大学、名古屋大学、東北大学など全国各地の大学少林寺拳法部が集結していました。合宿は毎朝の作務と鎮魂行から一日が始まると、階級ごとに分かれて基本や技練習を行い、全体で講堂に集まって講義を聴く学科があって、最後には作務と調息をもって一日が終了しました。この合宿を通して興味深く感じたことは、大学ごとにカラーがあることでした。私は大学から少林寺拳法を始めて、他大学の少林寺拳法部と関わる機会がなかなかありませんでした。そんな中、本部合宿で他大学の拳士と共にどうやったら技がかかりやすいか、といったことを考えたり、意見交換をしてみて、これまでの自分の視野が開かれました。それと同時に初対面の人であっても、同じ競技をやっているというだけでこんなにも交流が深まるのか、とも感じました。本部の方によるご指導も非常に丁寧で、私たちが疑問に思ったことを納得がいくまで教えてくださり、今後の修練に活きる内容が盛りだくさんでした。今回の本部合宿で得たことをもとに、これからも日々の練習に励んでいく所存であります。

以上で報告を終わらせていただきます。

失礼しました。

2015年2月15日日曜日

2015年 寒稽古

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の田中です。
2015年1月4日から6日まで行われた、寒稽古について報告させていただきます。
報告が遅れてしまい、大変申し訳ございません。

寒稽古は普段の練習日程と比べ、かなり朝早くから執り行われました。
私は年末年始かなり不規則な生活を送っておりましたので、朝早くからの稽古はかなり身体に応えるものがございました。
来年度からは規則正しい生活を心懸け、万全の体制で臨みたいと思います。

寒稽古の始まりは、應援指導部の激励から始まりました。
まだ外も暗く、寒い中でしたが、次年度も気持ちを新たに頑張っていこうという気持ちになりました。
慶應義塾福利厚生団体應援指導部の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。

先月行われました早慶戦以来の練習で、歩調など普段とは馴染みのないメニューもございましたが、それぞれが気合を大きく入れ、練習に取り組みました。
新年度に向け、部員一同邁進して行く所存でございます。

稽古の最終日には、麻田先生によるお汁粉と、部活を引退された4年生の先輩方による豚汁を戴きました。
大変美味しいお鍋に部員一同舌鼓を打ちました。

お忙しい中、お鍋の準備をしてくださった麻田先生、先輩方にこの場をお借りして御礼申し上げます。
本年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

以上で寒稽古の報告を終わります。
失礼しました。