2015年9月17日木曜日

2015年度 夏合宿第3日目


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の谷彩織です。
先日行われました夏合宿の3日目についてご報告させていただきます。

前日に千本蹴りを乗り越えたものの、この日は朝目覚めた瞬間に今まで味わったことのないほどの筋肉痛を味わいました。これから厳しいトレーニングが待っているのかと思うと、果たして今日を乗り越えられるのだろうかという恐怖でいっぱいでした。

合宿3日目にして天気にも恵まれたので、午前中は道場でアップをしてからテニスコートへ向かいました。アップでサイドジャンプを命じられなかったのは、幹部の先輩方の優しいお心遣いだと確信しております。
テニスコートまで走り、まずはチームごとに列を作って基本のダッシュから始まりました。男女でタイムは違うものの誰か一人でもタイムをきれなかった場合には、本人がやり直しになり、またノルマの本数も減りませんでした。
その後にはシャトルランを15本命じられました。タイムをきれなかった者がいた場合には、本数が増えるというものでしたので合計何本走ったのか定かではありません。途中、皆でラグジャンをしたり、足の速い先輩方数名がより厳しいタイムで走りきれれば数本減るといった特別措置がありました。頼もしい先輩方にどれほど救っていただいたことか、感謝の気持ちが尽きません。

練習の途中、麻田先生がお見えになりました。「頑張れ」とのお言葉で励ましていただきました。
午前中最後に行ったランは、全員で一列になり、テニスコート往復を15秒以内で走るというものでした。一本一本の間に休みなどほとんどなく、本当に息をつく暇さえありませんでした。私のように足の遅い者は、足の速い同期や先輩方に幾度となく背中を押していただきました。少しでも皆が休めるようにと先輩方が積極的に気合いを言ってくださり、なんとか乗り越えることができました。昼食をとるため、フラフラの状態で宿舎に帰りました。

午後はアップを済ませた後、白帯の一年と茶帯の先輩方は昇級試験を行いました。麻田先生の号令のもとで行われた試験は、初めてだったこともあり、日々練習している基本の動き含め一つ一つとても緊張しました。麻田先生や鶴田先輩にアドバイスをいただき、少し練習する時間もありました。

試験を終えた後は、数名が道場に残って演武練をすることになりましたが、私含めその他の者は道場の近くの坂でダッシュを行いました。平らな道を走ることさえ辛いのに、目の前の傾斜は身体的のみならず精神的にもより辛く感じられました。途中足を痛めた人もおりましたが、全員で力を合わせ命じられた本数を走り切れたのは嬉しかったです。

ダッシュの後は、麻田先生に教えていただきながら少林寺拳法を行いました。本当に短い時間でしたが、改めて少林寺拳法の楽しさを噛みしめることができました。しかしあっという間に少林寺拳法の練習は終わってしまい、最後のメニューとしていつも通り筋トレを行いました。
この日の練習を終え、厳しい合宿の半分を乗り越えられたのだと思うと少し達成感を味わうことができました。


以上で夏合宿3日目の報告を終わります。
失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 谷彩織

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