2023年12月26日火曜日

2023年度 幹部交代式

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の吉井大翔です。

12月16日に行われました2023年度幹部交代式についてご報告させて頂きます。


本年度の幹部交代式は慶應義塾大学日吉キャンパスの第六校舎食堂にて開催されました。

早速ですが、第65期幹部のご紹介させて頂きます。


【主将・医務】吉井大翔(環3)


【副将】秋山晃紀(商2)


【主務】小杉海斗(商2)


【三田会幹事・統制】和田亮士朗(政3)


【会計】大原周悟(商3)


【渉外・会計監査】棟高佑(理2)


【副務】木村隼(商1)


【演武特命チームリーダー】市川晴喜(経1)


【立合特命チームリーダー】田邊千明(経2)


【法形特命チームリーダー】大原周悟(商3)


以上の新体制で、1年間部を率いて参ります。

何卒宜しくお願い致します。


本年度のスローガン・運営方針はこちらで御座います。


◯スローガン


『ONE for ALL, ALL for ONE』


◯運営方針


『一丸運営体制』

中心から外へ幹部が原動力となり周りを巻き込みつつ

外から中心へ部員全員の意見を取り入れる


スローガンには1人1人が最大能力を発揮し、組織全体のために行動する「ONE for ALL」。そして、組織は1人のために動き、常にトップ(one)を目指して活動する「ALL for ONE」という意味が込められています。

また、今年の幹部は4年生、3年生、2年生で構成されるため、円形の組織を目指して活動して参ります。円の中心には幹部が配置され、幹部が原動力となり、周りの部員を巻き込んで運営していく中心から外の力。また、部員と向き合い、一人一人の意見を尊重する、外から中心の力。この中心にある幹部と部員の円滑なコミュニケーションが可能な『一丸運営体制』を実現させて参ります。

また本年度の大会目標は『全日本学生大会総合4位(明治・早稲田・日体に並ぶ地位を確立)』と『早慶戦完全優勝』です。

私が三年間で感じてきた課題を全て改革する「変化」の年にしたいと考えております。今年度の目標は5年後以降に、全日本総合優勝を毎年勝ち取れる「最強の慶應」という目標から逆算して設定したものになります。全日本総合優勝を成し遂げるためには近道がなく、全ての要素が揃わないと達成することが難しいです。今年はその土台を作る年として、基礎からの見直し、部の改革を積極的に行っていきたいと考えております。


最後になりますが、日頃からご支援頂いている先輩方、当日ご参加頂いた烏谷先生に心より感謝申し上げます。


以上、幹部交代式についてご報告させて頂きました。

失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部3年 吉井大翔


2023年12月20日水曜日

第58回 少林寺拳法早慶定期戦

 失礼致します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部主将の 佐藤生一です。


12月2日(土)に慶應義塾大学日吉キャンパス内 日吉記念館にて開催されました、第58回少林寺拳法早慶定期戦の結果についてご報告致します。


本年度より、新人戦・本戦に変わりまして、男子戦・女子戦となりました。

結果は以下の通りです。


 【女子戦】


慶應   ―   早稲田


先鋒   欠場   ―   秋山  


次鋒   湊   0  ― 2  今村


中堅   多家  1 ― 1  三森


副将   田川  1 ― 1  遠藤


大将   庄司  1 ― 0  関

 


【男子戦】


慶應   ―   早稲田


先鋒   小杉  1 ― 1  福島


次鋒   田邊  4 ― 2  高橋


中堅   林   0 ― 2  江川


副将   山崎  0 ― 0  小川


大将   佐藤  2 ― 3  宇田

________________




以上の結果をもちまして、本年度は女子の部、男子の部ともに早稲田の勝利となりました。

以下、試合を振り返らせて頂きます。




・女子戦


先鋒の市山は左手骨折の為に欠場となりました。市山は、1年生女子1人で1年間よく頑張ってくれました。彼女の強い芯を持って真面目に練習と向き合う姿は、私も感銘を受けました。来年以降の活躍が楽しみです。


次鋒の湊は、惜しくも敗れてしまいましたが、相手をしっかりと研究し、練習しておりました。フットワークをうまく使って、相手を翻弄しておりました。本当によく頑張ってくれたと思います。


中堅の多家は、負けたら終わりの厳しい順番だったと思います。

最初に一本取られましたが、後半戦にしっかりと自分のペースに持ち込んで一本取り、引き分けとしました。なんとか次に繋げてくれた彼女の強さを感じました。


副将の田川は、主務として共に1年間部を率いてくれました。早慶戦運営の責任者でもあり、試合どころではなかったでしょう。前半戦から終始相手をコーナーに追い込み、優位な試合運びをしてくれました。しかし、後半戦で相手に一本取られましたが、最後に取り返し引き分けとなりました。


大将の庄司は、チームの負けは確定しておりましたが、大将が勝つことが大事であると、全力で挑んでくれました。相手の選手とは昨年も対戦しており引き分けでした。

庄司は、持ち前のフットワークを活かして連攻撃を中心に果敢に攻めました。瞬く間に一本を先取し、その一本を守り切り勝利致しました。

結果としては負けてしまいましたが、人数が少ない中、皆ベストを尽くしてくれたと思います。



・男子戦


先鋒の小杉は、身長体重共に小杉を上回る相手に果敢に挑んでおりました。予想とは違い、前半戦は苦戦しておりましたが、後半戦に回し蹴りで技ありを先取しました。そこで勝負ありかと思いましたが、残り1秒で相手に技有りを奪われ引き分けとなりました。来年は快勝してくれることを願っております。


次鋒の田邊は、終始相手を圧倒しておりました。次期立合のエースとして、その実力を遺憾無く発揮してくれました。彼は、夏合宿などでも1番部を盛り上げたりと1年間チームの中心的な部員でした。本当に1年間部を盛り上げてくれたと思います。来年も、部の中心的な存在として、頑張って欲しいと思います。



中堅の林は、どこまでも熱い漢です。彼の熱さ、勝利に対する執着、練習態度、全てにおいて私は彼を信頼しておりました。

結果としては負けてしまいましたが、よく頑張ってくれました。


副将の山崎は、終始読み合う展開となりました。

もう少し攻めた方が良いという意見も多くありましたが、彼なりに色々考えていたと思います。


大将は私、佐藤でした。

早稲田の大将の宇田とは、共に主将であり、最寄駅が一緒の親友です。関東大会、世界大会と対戦し、3回目の対戦となりました。

試合は、両者が取り合う展開のある試合だったと思います。悔しいですが、最後は審議の後、技有りを奪われてしまい、負けてしまいました。

とても悔しい思いをしました。しかし、今まで共にライバルとして競い合ってきた相手に負けたことに後悔はありません。私の尊敬する先生が紹介して下さった言葉にこのような言葉があります。

「勝ちに不思議な勝ち有り、負けに不思議な負けなし」

この言葉を噛み締めたいと思います。


65期主将の吉井は、誰よりも熱く周りを信頼できる男です。

彼が率いるチームが今年の雪辱をはらしてくれると信じております。

今後ともご声援の程宜しくお願い致します。



最後になりましたが、例年に引き続きお忙しい中審判を務めてくださった明治学院大学橘先生、上智大学金子先生、法政大学清水先生、日頃よりご指導頂いている篠永監督、渡辺先生を始めとする武道学園の先生方、当日お越しくださった烏谷部長、伊藤先輩を始めとする三田会の諸先輩方、應援指導部の皆様、そして早稲田大学少林寺拳法部関係者の皆様、全ての方々に心から御礼申し上げます。誠にありがとうございました。



以上で報告を終えさせて頂きます。

失礼致しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部 主将

佐藤生一

2023年11月6日月曜日

2023年度 全日本学生大会

 失礼致します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の木村隼です。


11月5日に行われました全日本学生大会について報告させていただきます。結果は以下の通りです。(敬称略)



演武

【男子白帯緑帯】

丸尾(経1)・湯山(理1)・・・第1位

【男女白帯緑帯】

市山(法1)・木村(商1)・・・4位入賞

【男子茶帯】

秋山(商2)・小杉(商2)・・・第1位

田邊(経2)・棟高(理2)・・・第2位


立合評価法

【女子軽量級】

庄司(法4)・・・第3位



今回の大会は、私達1年生にとっては初めてとなる全日本大会でした。日本中から大学拳士が集まり1年間の集大成を披露する全日本学生大会は、これまで参加したどの大会よりも熱気が感じられ、心が引き締まりました。


私は演武競技男女白帯緑帯の部で出場しました。ペアを組んだ当初からこの大会での優勝を目指し日々練習に励んでおりましたが、残念ながら4位という結果に終わってしまい非常に悔しい結果となりました。

しかし自身の結果に加えて、同期や先輩方の優秀な成績や、この大会で最後となる64期の先輩方の大会へと臨む姿は大きな刺激となりました。今後も修練に励み、より良い結果を残せるよう懸命に努力して参ります。



最後になりましたが、日頃よりご指導してくださっている篠永監督をはじめとする先生方、先輩方、OB・OGの皆様、そして大会開催にご尽力いただいた関係者の方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 木村隼

2023年10月19日木曜日

2023年 少林寺拳法 世界大会 in Tokyo, Japan

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法1年の市山怜奈です。


10月7日・8日に行われた世界大会 in Tokyo, Japan について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。(敬称略)

 


競技の部

【一般男子級拳士の部】

秋山(商2)・小杉(商2)... 一次予選出場 

【単独演武男子級拳士の部】 

奥山(経2)... 一次予選出場 

【単独演武女子級拳士の部】 

細井(法2)、市山(法1)... 一次予選出場 

【一般団体の部】 

庄司(法4)・多家(看4)・田川(政4)・吉野(理4)・細井(法2)・市山(法1)... 一次予選出場 

【男子マスターズAの部】

篠永(H3卒)・浅川(H16卒)... 一次予選出場 


発表の部

【男子運用法の部】

佐藤生一(文3) ・佐藤玲(文3)... 優秀賞

 【女子運用法の部】

浅川(H16卒)・多家(看4)... 優秀賞



本大会は、通常4年に1度の開催ですが、今回は新型コロナウイルスの影響で6年ぶりに開催されました。これまで出場してきたどの大会よりも緊張感に包まれているように感じられ、また世界各国から集結した拳士の演武は目を惹くものばかりで圧倒されました。


今大会で私は一般団体演武と級拳士単独演武に出場致しました。

出場にあたり、自らの演武が世界に通用するよう時間の許す限り練習に励んできましたが、どちらも本選出場が叶わず悔しい思いをしました。しかし、現時点での練習の成果を発揮することができたと思います。今回新たに見つかった修正点をもとに、次の大会に向けて日々鍛錬してまいります。

 


最後になりましたが、日頃よりご指導してくださっている篠永監督をはじめとした先生方、先輩方、OB・OGの皆様、そして大会開催にご尽力いただいた関係者の方々にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。


以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 市山怜奈

2023年9月23日土曜日

2023年度 関東新人大会

 失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の湯山祐希です。

9月11日に行われました関東新人大会について報告させていただきます。

結果は以下の通りです。(敬称略)


【単独有段】

市川(経1)・・・入賞3位

【男子茶帯】

棟高(理2)・田邊(経2)・・・入賞1位

小杉(商2)・秋山(商2)・・・入賞4位

【単独茶帯】

奥山(経1)・・・入賞6位

【男子白緑帯】

丸尾(経1)・湯山(理1)・・・入賞4位

以上となります。


私達一年生にとって、関東新人大会が学生拳士が集まる、初めての大会でした。7月上旬に行われた神奈川県大会と雰囲気が異なり、各々の拳士のこの大会に懸ける思いが、会場に独特の緊張感を張り詰めているように感じました。今回の会場は慶應義塾大学キャンパス内にある日吉記念館という、私達のホームであったにも関わらず、緊張で押し潰されそうになってしまったことに驚きました。

 私達一年生は今大会が初めての公式戦であったもの、県大会を経験したもの、中学から何度も大会に出場しているものと各々の経験にばらつきがある状況での出場でした。しかし、全員に共通していた目標は一位になることであり、それに向けて一年生一丸となって努力しました。私は県大会から組んでいた同期と男子白緑帯で出場しました。構成は概ね変更はなかったので、一つ一つの技の精度や美しさを追求するよう、練習に励みました。また、最も力を入れたのが運歩と残心です。先輩方は技の技術はもちろんですが、構成間の緊迫感・殺気が自分達とは大きく違いました。今大会に向けての準備時間が十分に取れない中、普段の練習後は道場に、合宿中では練習後にはTboxに残り、どのような動きが美しいかを追求しました。特に、合宿中で疲労が溜まっているにも関わらず真摯に指導していただいた65期の三年生の先輩方、本当にありがとうございました。

 結果として私たちのペアは4位であり、目標には届きませんでした。もちろん悔しかったですが、たくさんのことを得ることができました。その中の一つに、自分たちの課題が明確に見えたことにあります。自分たちのペアは上位のペアの演武を比較して、何が評価されていたのか、評価されていなかったのかを考えましたその結果、私たちに足りなかったものは、蹴りの音と演武の大きさでした。一位であったペアは蹴りの音が大きく、演武もコート全体を使い、一つ一つの動きでしっかり体を返す大きな動きでした。逆に私たちのペアは他のペアと比べて評価されていた点は、表現点が高かったことから、残心であると思いました。自分たちが力を入れて練習をしていた点であったので、目に見える結果に現れてくれて嬉しかったです。

 今回の関東新人で大会の雰囲気や、自分たちが他大学と相対的に比べて、どの程度の位置にいるのかを知ることができました。本番の全日までは後2ヶ月を切っているので、この関東新人大会で得た課題をしっかり消化し、次こそは1位という目標を達成したいと思います。


最後になりましたが、コロナで大変な最中、面倒を見てくださった先生方、先輩方、OBの方々そして大会を開催してくださった関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

 

以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 湯山祐希

2023年8月21日月曜日

2023年度 夏合宿 8日目

 失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の丸尾紘太朗です。

夏合宿8日目の活動について報告致します。


長かった夏合宿も今日で終わりを迎えることとなりました。荷物をまとめ、ロビーへ向かうときは、やり切った達成感と安堵で胸がいっぱいでした。

帰りのバスまで少し時間があったので、何人かで近くのコンビニへ向かいました。そこでの同期とのほのぼのとした会話や、始めは厳しかった幹部の方々に飲み物をご馳走していただいたことは、この合宿を経たためか、自分にとってかけがえのない癒しの瞬間となりました。


最後になりますが、お忙しい中山中湖まで足を運んでくださったOBの皆様、そして部員の大きな力となった差し入れをしてくださったOBの皆様、そして厳しい中にも常に愛を持って我々下級生を指導してくださったり、熱中症や怪我でダウンした時に看てくださったり、更には故障者のメニューを見てくださった四年生の先輩方に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。


以上で夏合宿8日目の報告を終わります。

失礼しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 丸尾紘太朗

2023年8月19日土曜日

2023年度 夏合宿 7日目

 失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の市山怜奈です。

夏合宿7日目の活動をご報告させて頂きます。


本日は、朝食後に山中湖ランがありました。故障者はウォーキングを行いました。本日は天気に恵まれ、山中湖の景色がとても美しかったです。三年生の先輩が1時間ほどで一周したと聞いた時はとても驚きました。私は時間切れとなり、一周することはできませんでしたが、やれることはやり切りました。また、途中で先輩1名が行方不明になった時はヒヤヒヤしましたがその後、無事に合流できて安心しました。


午後は、2時間ほどの休憩後、t-boxに向かいました。最後の拳立てが始まりました。その後、開足中段からの振子突き、順突き、上中二連突きなどの基本を行いました。最後の力を振り絞って一撃一撃を丁寧に行いました。それから、ラグジャンを行いました。最後に若き血を熱唱しました。全ての練習終了後に各賞の発表が行われました。合宿を乗り切った全ての部員の健闘を称えたいです。


夜はOB•OGの方々から頂いたお肉でバーベキューを行いました。とても美味しいお肉で練習後の体に染みました。


今回の合宿で、苦しい練習を乗り超え、心身共に成長できたと思います。しかし、体力的にも技術的にもまだまだ足りない部分があるため、これからの修練で改善していきたいと思います。


最後になりますが、お忙しい中練習に参加してくださったり、差し入れをしてくださったりしたOB・OGの皆様、そして幹部の先輩方、2,3年の先輩方、そして同期のおかけで全ての練習を乗り越えることができました。全ての方々に心より感謝申し上げます。


以上で夏合宿7日目の活動報告を終わりにさせて頂きます。

失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1  市山怜奈

2023年度 夏合宿 6日目

失礼します。慶應義塾體育会少林寺拳法部1年の市川晴喜です。

夏合宿6日目の活動について報告いたします。


6日目は雲ひとつない青空、そして台風の影で鳴りを潜めていた太陽が開放され、自由になった喜びを爆発させるような強い日差しの下から始まりました。夏合宿期間中は毎朝行われてきた朝練ですが、幹部の先輩方からの指示により、本日は実施されませんでした。いつもより多くの睡眠時間を確保できて迎えた朝は、こころなしかとても清々しかったように感じました。その後はいつものように朝食を済ませました。故障者や体調不良者の多い中、無事に朝食を食べれることの幸せを噛み締めながら、食べていたと記憶しています。朝食からの帰り道に、玄関に赤色と白色の美しい薔薇が飾られていたことに初めて気がつきました。自分も段々とこの合宿の生活に慣れ、他のものに目を向ける余裕が出てきたなと実感しました。


 その後は昼食を食べ、灼熱の青空のもと、テニスコートに向かいました。またランメニューが行われるのだなと覚悟を決めながら向かうと、テニスコートでは、ズーチーカップPart2が行われました。まずは、バレーボールをチーム対抗で行いました。バレーボールではチームワークがとても大切であり、部員一同一丸となって行い、チームワークが功を奏したのか、私のチームが勝ちました。次に、ドッヂボールが行われました。これもチームワークがうまくいき、私のチームが勝ちました。そのあとは、スクエアパスというメニューを行いました。ダッシュしながらボールを回していくというメニューです。チームワークが特に試されるこのメニューでも、私のチームが勝つことができました。次に、シンプルなドロケイを行いました。この時、前日の疲労と炎天下の影響で、私の体は悲鳴をあげていました。捕まると、あとできついトレーニングが待っているので、全力で逃げ回りました。その後に、ポートボールを行いました。コートを走り回らなければならなかったので、私の足は限界に達していました。それから、ボール鬼を行いました。鬼になってしまうと、ボールを投げつつダッシュしなければならなかったので、疲労が最大限に溜まっている体にはとても応えました。最後に、チーム対抗で、バレーボールトスの一騎打ちを行いました。チーム一丸となって、仲間を応援することが、素晴らしいことだと改めて感じさせられました。長かった午後練も、エンタメ性のあるメニューが多かったので、身体はへとへとでも、楽しく体力練習ができました。


午後練の後は、先輩方と一緒に食事をとりました。幹部の先輩から色々なことを聞くことができてとても楽しかったです。


以上で夏合宿6日目の活動報告を終わりにさせていただきます。

失礼いたしました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 市川晴喜

2023年8月17日木曜日

2023年度 夏合宿 5日目

失礼いたします。

慶応義塾體育會少林寺拳法部1年の市川晴喜です。夏合宿5日目の活動についてご報告させていただきます。


5日目の練習は、台風一過の青空の下、朝練から始まりました。富士山の山頂が顔を出していたので、富士山のように天辺を取ろうという気持ちで、この日の朝練は山中湖畔で行われました。前日が自主練日だったとはいえ、かなりの疲労感がありました。切り返しなどのメニューをこなし、我々がへとへとになっていると、隣の団体から、ファイトと声援が聞こえてきました。その声援の力もあってか、みんなで幹部が出したノルマをクリアすることができ、無事朝練を終えることができました。


午前練は、テニスコートで行われました。都大会補佐をしていた人は、他の人とよりも集合時間が30分遅くていいよ、との伝令があり、幹部にも優しさがあるのだなとしみじみ感じました。山中湖は日吉に比べてとても涼しく、曇りであったため、天気が味方をしてくれていると感じました。テニスコートでは、ダッシュ系のメニューが多々行われましたが、途中でズーチーカップという謎のメニューが始まったかと思えば、ドッヂボール大会が始まりました。普段のエグ練とは打って変わって、楽しみながらも体力錬成の練習ができたので、個人的にとても楽しかったです。また、この日も自衛隊の格好をした幹部が現れ、兎跳びのようなメニューを課してきました。この時、自分が好きな曲を幹部の方々が流してくれたので、とても元気が出ました。その甲斐もあって、優秀隊員に選ばれました。


午後練は、OBの先輩方が大勢いらっしゃり、一風変わった雰囲気の中始まりました。その後、基本が始まりました。開足中段構から逆突と順突を、中段構から上回蹴と上中蹴をそれぞれ300本以上みんなでこなしました。OBの先輩方がいたことで、幹部の方々に気合いが入ったのか、いつも以上に厳しく指導していただきました。気合も今まで以上に出していたつもりでしたが、「全然聞こえない、足りない」と何度もやり直しになりました。その後、腹筋祭りPart2が始まりました。ジャックナイフという、足と手をタッチさせる腹筋のメニューを、30回×6セット連続でやりました。腹筋が悲鳴をあげているのを感じながら、先輩方の声援を力に最後まで頑張りました。最後に、打倒早稲田を目標に、立合いの練習が行われました。私は、膝を故障していたため、練習には参加できなかったものの、他の故障した先輩と一緒に筋トレをしながら、全力で応援をしました。最後にラグジャンを部員全員で行い、この日の練習は終了しました。


夕食の際には、体調不良者が多々出たことから、みんなの気持ちが暗くなっていたからか、3年の先輩方をはじめ、様々な先輩方に声をかけていただき、とても元気が出ました。


以上で夏合宿5日目の活動報告を終わりにさせていただきます。

失礼いたしました。

慶応義塾體育會少林寺拳法部1年 市川晴喜

2023年8月16日水曜日

2023年度 夏合宿 4日目

失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の市山怜奈です。

夏合宿4日目の活動をご報告させて頂きます。


本日も目覚ましに起こされ、1日が始まったことに絶望感を感じながら道場に向かいました。腕立て伏せが始まり、辛い練習が始まったと思いきや、幹部の方から大切なお知らせがあると言われました。本日は自主練日とのことでした。その言葉を聞き、嬉しさで泣いている同期がいました。


朝食までの間、少し演武の練習をしました。朝食後は、昼寝、散歩、温泉に行くなどし各々が自由に過ごしました。移動するにも体のあちこちが痛み疲れが溜まっていることを改めて実感しました。私は、同期と温泉に行き、少しは疲れが取れた気がしました。道中、若き血を熱唱しながら向かいました。


本日最も印象に残っていることは野球応援です。幹部の先輩方と共にテレビを囲み皆で応援しました。大盛り上がりし、楽しい時間でした。高校球児たちの活躍に力をもらい、明日からも気を引き締めて頑張れそうです。


以上で夏合宿4日目の活動報告を終わりにさせて頂きます。

失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1  市山怜奈 

2023年度 夏合宿 3日目

 失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の丸尾紘太朗です。

夏合宿3日目の活動をご報告させて頂きます。


本日も5時20分に目覚まし時計に起こされ、また朝が訪れてしまったことに絶望しながら朝練に向かいました。


台風の影響で外でランができないため、6時に道場に集合した後、切り返しランやランジからのジャンプで進むなどのメニューなどをこなしました。自分はランが全く得意ではないので、何度も何度も繰り返されるランはひたすらに苦痛で、毎回吐きそうになっていました。なんとか乗り切れたとき、終わったことへの安心感とまた練習があることへの不安を同時に持っていました。


朝食後、道場で午前の練習が始まりました。筋トレリレー、緊急事態を想定した自衛隊を真似るような訓練、体幹祭り、腹筋祭り、「輝け!夏色アップ!」といったエンタメ性を含みながらもとてもキツい練習を行いました。緊急事態を想定した訓練では匍匐前進、横での匍匐前進など、自衛隊さながらの訓練でリレーを行いました。体幹祭り、腹筋祭りなどはその名の通り、延々と筋トレをさせられました。筋トレリレーでは腕立てやレッグレイズなどを各ポイントでした後、走って次の人に繋ぐというものでした。「輝け!夏色アップ!」はゆずの夏色の時間分、四足歩行やウサギ飛びを手をついてするなど、すでに痛み切っている全身に鞭打つメニューでありました。主将が笛を吹いたら始め、また吹いたら終わるというラグジャンが最後のメニューでしたが、主将が道場からいなくなり、終わりが見えない中続けたのはひどく辛かったです。激しく、過酷な練習もひとまず午前で幕を閉じました。


束の間の休息である昼食をとった後、午後の練習が始まりました。振子突も主座がよしと言うまで全員でし続けるというもので、皆が歯を食いしばりながら、ファイト!と声を出し続けていました。その後、蹴りパレードというひたすらさまざまな蹴りを全員が号令をかけながらやるといったメニューをこなしました。次に蹴りで端から端まで往復したあと、連蹴りなどもやりました。最後にミットラッシュで何度も何度も突きや蹴りをやらされ、もう腕や足は上がらなくなっていました。


夕食を済ませた後、再び道場に集合し、夜練が始まりました。関東新人大会が近いため、その練習をした後、また筋トレが始まってしまいました。自分は足や腕が痛すぎて、どんなシンプルなものでも非常に辛かったです。その後聖句を暗唱できるかのテストで一年からは自分が選ばれました。道場の端に立たされ、端にいる幹部に声を届かせられなければやり直しというもので、周りはその間拳立てをしなければいけませんでした。プレッシャーを感じ、何度かミスはあれど、合格にしていただけました。2年の先輩は声も大きく、曲をかけられるとダンスも思いっきりなさっていたので、とても面白く、圧倒させられました。3年の先輩は覚えるのに苦戦しながらもみんなでチャンスをもらい、無事言えたため、乗り越えることができました。これで夜練が終わりました。


この日の練習もどれもひどく辛いものだったため、一つ一つのメニューに必死でした。まだ続いていくので自分もまだ頑張りたいです。


以上で夏合宿3日目の活動報告を終わりにさせて頂きます。

失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1  丸尾紘太朗

2023年8月15日火曜日

2023年度 夏合宿 2日目

 失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の木村隼です。

夏合宿2日目の活動についてご報告させていただきます。


初日の疲労が残る中、朝の5時20分に目覚ましに起こされた私たちは朝練に向かいました。朝練は山中湖湖畔の砂地にて短距離走やチーム対抗リレーなどのランメニューを行いました。まだ体が温まってない中でのランは想像以上に厳しかったですが、皆の声を力にして懸命に腕を振りました。


朝食を食べたのち、腕力を鍛える手押し車や、体幹を鍛える「スパイダーマン」移動、馬跳びリレーやパーピージャンプなど身体全体を酷使するメニューを行いました。気合いや応援の声が小さかったり、1人でも練習について来れないものがいたりする際に、幹部の先輩の笛が鳴り、やり直しやペナルティが命じられたことは精神的にも肉体的にも苦しいものでしたが、部員ひとりひとりが自分のことばかり考えて精一杯になってしまうのではなく、苦しい時こそ周りを見渡して声を掛け合って助け合うことの大切さを学ぶことができたと思います。


昼食後の午後練は道着に着替えて基本の練習やミット練を行いました。腰を落として正しい姿勢をキープしながら数百回もの突き蹴りを行う練習は何度も心が折れそうになりましたが、精一杯の気合いを出して一心に体を動かしました。また、胴突き胴蹴りの移動稽古では幹部の先輩方が直々に胴を持ち、威力のある突き蹴りでないと先に進んでゴールすることができないという厳しい練習が課されました。私は幹部の方々に受けてもらう機会は残念ながら無かったのですが、3年生以下の先輩方や同期が必死の形相で突きや蹴りを打ち、それをチーム一丸となって応援する姿には大きな刺激をもらいました。そして最後には、前日で課題とされた天地拳第一系から第六系のテストが行われました。私はまだ第一系、第二系のみしか習ってはいなかったため前日の晩より未修の部分の練習を重ねてテストに臨みましたが、何度かミスが出てしまい先輩方を巻き込んでの拳立てとなってしまったのは悔しい限りです。これからも様々なテストが課されることとなるでしょうが、その際には足を引っ張ることのないよう、入念に準備をして臨みます。


すでに身体中が筋肉痛であり明日以降の練習は不安でいっぱいですが、今日の練習風景を通じて得た刺激をモチベーションとして残りの夏合宿の厳しい練習も乗り越えていきたいです。


以上で夏合宿2日目の活動報告を終わりにさせていただきます。

失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 木村隼

2023年度 夏合宿 1日目

 失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の平田光希です。

8月13日から8月20日にかけて開催されます、夏合宿1日目についてご報告させていただきます。


日吉の道場に8時に集合した私たちは、部の荷物などをバスが来る記念館前に運ぶために道場と記念館を何往復かして、荷物を運びきりました。そしてその荷物を積み込んだバスは9時頃に日吉を出発しました。私は疲れていたせいもあってか、バスに乗ってから到着の30分前くらいまで寝てしまいました。その後バス内で昼食を摂り、11時頃にバスは山中湖の宿に着きました。バスから荷物を運びだし、一度宿の前に集合すると約1時間半後に再集合せよ、とのことでした。意外と長い間休めることに多少驚きつつ、部屋に荷物を運び込み、荷物の整理などをして時間を過ごしました。


1時間半後、練習が始まりました。

最初のメニューはランニングでした。個人的にランニングは得意なのですが、その日は足が重く、思うように身体が前に進みませんでした。その後の短距離走等でも足をつってしまったりと、正直悔しい結果となってしまいました。合宿に備えるための走り込みなどが足りなかったと思われます。来年以降はこのようなことにならないようにしっかりと備えようと思います。


ランニングの後は道場での筋トレをメインとした稽古でした。最初道場には畳がしかれていなかった為、畳のボードを敷き詰めることから始まりました。しっかりと間が埋まらず少し苦戦しましたが、3年生以下で協力してどうにか敷き詰めることができました。

道場での練習は、拳立てに始まり、数百回の基本突きや基本蹴り、そしてラグジャンなどの体力が大幅に削られ、身体も悲鳴をあげるようなものでした。正直、このような練習が7日も続くということは考えたくもない程です。と言ってもどうにかなるものではないので、仲間と力を合わせてどうにか乗りきろうと思います。

台風が近づき、少し不安な部分もありますが、無事全員でこの合宿を終えたいです。


以上で夏合宿第1日目の報告を終了させていただきます。失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 平田光希

2023年7月31日月曜日

2023年度 神奈川県大会

失礼致します。


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の平田光希です。


7月9日(日)に横浜武道館にて行われました、神奈川県大会について報告させて頂きます。


結果は以下の通りです。(敬称略)


 


【一般団体の部】 


岡田(文4)・庄司(法4)・多家(看4)・田川(政4)・吉野(理4)・細井(法2)…最優秀賞(1位)


小林(薬4)・山崎(経4)・大原(商3)・佐藤(文3)・和田(政3)・市川(経1)…優秀賞(2位)


【男子単演級拳士の部】 


奥山(経2)…最優秀賞(1位)


【女子単演級拳士の部】


市山(法1)…優秀賞(2位)


【修練発表の部】


庄司(法4)・細井(法2)…最優秀賞(1位)


大原(商3)・棟髙(理2)…優秀賞(2位)


鈴木(経3)・小杉(商2)…優秀賞(2位)


【一般マスターズAの部】


篠永(H3卒)・浅川(H16卒) …優秀賞(2位)


【男子・女子運用法の部の部】


佐藤玲伊(文3)・佐藤生一(文3)…最優秀賞(1位)


多家(看4)・浅川(H16卒)…優秀賞(2位)


 


以上となります。


 


本年度の神奈川県大会はコロナウイルス対策の規制が撤廃された為、声援や入場人数の制限などはない状態での開催でした。私は入部時期が遅かった為、今大会には出場せずに動画撮影などの補佐に回りましたが、少林寺拳法部に入部してから初めての大会で、同じ学年の仲間が神奈川県大会という大舞台で演武をしているのを見ることはとても良い刺激になりました。


神奈川県大会は、大会、というだけあり、独特の緊張感がありましたが、その中でも先輩方や同期の面々が演武をしているのを見ることで、自分がその場所に立つときのイメージをすることができました。


また、慶應以外の演武をしっかりと見たことがなかったので、他の団体の演武を見ることで新たな視点が得られたことはとても有意義でした。


私の同期には初心者が多く、皆最初は少林寺拳法の動き自体に慣れていない様子でしたが、練習を重ねていくうち徐々に、しかし確実に上達していきました。共に技術を上達させることのできる仲間を持ったことはとても幸せなことだと思います。


前述の通り、私は今大会には出場しませんでしたが、出場した同期は入部当初よりも段違いに上手になっていて、これは私に、とっても良い刺激になりました。私は現段階では、突きや蹴りなどの基本動作に改善すべき点が多々あると思っているので、基本を重んじて秋の関東新人大会に向けて全力で修練に励もうと思います。


 


最後になりますが、日頃より御指導下さった篠永監督や渡辺先生をはじめとした先生方、先輩方、関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。


 


以上で活動報告を終わらせていただきます。


失礼致しました。


 


慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 平田光希


2023年6月1日木曜日

2023年度 早慶合同練習会

 失礼致します。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の丸尾紘太朗です。

5月28日(日)に行われました早慶合同練習会について報告させて頂きます。


本年度は日吉で早慶合同練習会が開催されました。

普段練習を行っている馴染みのある場所であるのに、当日はいつもと全く異なる雰囲気が漂っていました。合同練習会に備え、2.3週間ほど前からトレーニングを部活でも行い、私は新人賞を取ろうと張り切っていましたが、想像を遥かに上回る試練が待ち受けておりました。


まずは着替えを済ませて整列すると、3年以下の部員がとてつもない声量で「ファイトー!」と叫び続け、サングラスをかけて登場した4年生の先輩方に気合を見せました。午前中最初に行われたのはクロスカントリー。塾高の前を通り過ぎて階段を駆け下り、テニスコート奥の民家を周り、再度階段を駆け上るコースを数周走るメニューです。特に階段を上る際は全身に負荷が大きくかかり、1本目のメニューながら1日の体力が全て奪われました。私は何周かしただけで、呼吸が苦しくなり、足を前に運ぶだけで息が上がってしまいました。


道場に戻り新入生が自己紹介を行いました。声が小さかったり、噛んでしまったりして、何度もやり直しさせられている同期もいました。そして、ランメニューがついに終わりホッとしていた私ですが、4年生の先輩方から外に出てランメニューを再開すると告げられた時は體育會であることを再認識しました。塾高の周りを走る「インターバル」、銀杏並木の坂を走る「坂道ダッシュ」を行いました。クロスカントリーで疲弊し切った足を精一杯動かし、声を目一杯出して、疲れを紛らわしました。しかし、顔を下に向けそうになる中、同じハードな練習をした上で、さらに応援までしてくださり、離れないよう背中を押してくださった先輩方の姿に感銘を受けました。私も基礎体力を向上し、来年は同じように後輩をサポートできる先輩になりたいと強く思いました。


1時間強のお昼休憩中は、事務連絡以外の会話をほとんどせず、床に寝転がって休息している部員が大勢いました。合同練習会の前、先輩に「お昼はゼリーがいいよ」と言われていた意味を痛いほど理解し、ゼリーを口にしながら、静かに午後の練習に向けて備えました。



午後の最初はその場基本でした。振り子突きは全員×10回、蹴り上げは100回行いました。気合の声が小さかったり、全力を尽くしていないと判断されると何度でもやり直しを命じられました。体力は限界を超え、もはや気合いで乗り切る以外に術はないため、どの部員よりも大きな声を出すことを心がけておりました。その後、ミットの上を跳ぶ「サイドジャンプ」を数十往復し、メニュー合間に3年生の先輩方中心にやってくださる「気合」だけが頼りでした。


その後も腕立て、腹筋などをしてから走って戻ってくるリレー形式の筋トレや早慶で2人1組での3分半のミット打ちを何度も行い、円になってのスクワットやランジ、スケートの動きで左右に飛ぶ筋トレをこなし、早慶合同練習会は終盤に近づいて参りました。最後のメニューは「ラグジャン」。3年生以下全員で輪になって手を繋ぎ、左右に足を出してジャンプし、スクワットをしていくものです。4年生の先輩方は円の内側に入ってビデオカメラを向けて「最後まで笑顔で!」と仰るのですが、回数を重ねるにつれてのし掛かる負担は大きかったです。他のメニューと同様、何度もやり直しさせられた後、ついに早慶合同練習会のトレーニングが終了致しました。合掌のために腕を上げるのも困難になるほどでした。やっと練習を終えたのだという安堵、思うように身体が動かなかった悔しさ、重い鎖が外れたような解放感..。しかし、終わった瞬間は何も考えられず、本当に終わったのか理解するのに時間がかかりました。


その後着替えを済ませて整列すると、先輩方がドーナツやハーゲンダッツ、ドリンクをくださいました。一発芸の披露、表彰式、早稲田大学との懇親会も行われました。大変なことばかりでしたが、4月に入部して初めて、部の一員になったことをしっかり実感できました。早稲田大学との懇親会を含め、他大学と交流するのは私にとって初めての機会であり、良い刺激を得られました。改めて振り返ってみると、少林寺拳法というよりも「根性試し」と言った方がいいメニューでしたが、ライバルである早稲田大学と共に汗を流し、お互いに限界を越えようと必死に励むことができました。今後の練習でも、この経験を忘れず、辛くても地道に努力を積み、結果に結びつけていきたいと思います。


最後になりますが、このような成長、協力の機会を与えてくださった皆様に感謝しております。

気合いを出し続けるよう私を奮い立たせてくださった4年生の先輩方、疲弊し切っている時に何度も笑顔でファイト、頑張ったと声をかけてくださった2,3年生の先輩方、練習会に参加してくださった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。



以上で報告を終わらせて頂きます。失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 丸尾紘太朗

2023年5月9日火曜日

2023年度 関東学生大会

 失礼致します。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の奥山柊です。5月4日(木)に開催された第60回関東学生大会の結果についてご報告させて頂きます。

 

【総合成績】 

・全体総合 3位 

【演武】

・単独白緑の部 4位 細井(法2)

・男子白緑の部 2位 田邊(経2)・棟高(理2)

・男女白緑の部 6位 奥山(経2)・湊(法2)

・男子茶帯の部 1位 秋山(商2)・小杉(商2)

・男子初段の部 4位 佐藤生(文3)・山崎(経4)

・男女初段の部 6位 鈴木里(経3)・和田(政3)

・女子初段の部 2位 岡田(文4)・庄司(法4)

・男子三段以上の部 6位 大原(商3)・小林(薬4)

・男子単独有段 6位 佐藤玲(文3)

・女子単独有段 4位 吉野(理4)

・一般団体 5位

・女子団体 6位

【立合評価法】

・女子軽量級の部 1位 鈴木里(経3)

         2位 庄司(法4)

・女子中量級の部 6位 田川(政4)

・男子中量級の部 3位 佐藤生(文3)

・男子重量級の部 6位 山崎(経4)

【立合評価法団体】

・女子 2位 

 

 本大会は、佐藤生一主将率いる新チームとして挑んだ初の公式大会でした。出場したすべての拳士が入賞を果たし、目標の全日本学生大会に向けて順調な一歩を踏み出せたことを心より嬉しく思います。

 特に今回は経験者ひしめく男子三段以上の部、単独有段の部において入賞を果たすことができ、団体においても一般団体初の5位入賞、女子団体入賞となっており、慶應の地力が他大学に劣ることはないと確信した大会にもなりました。

 しかしながら総合成績では早稲田大学と日本体育大学に敗北し、3位となっています。勿論喜ばしい順位ではありますが、本年度の部の目標が全日本学生大会総合優勝であることを踏まえると、さらなる進歩のための成長が求められます。ここで今回の結果に気を緩めることなく、次の県大会にむけて部員各位が研鑽を積むことこそが今求められていることだと思います。

 最後になりましたが、日頃よりご指導頂いております監督、コーチ、関係各位の皆さま、ご支援頂いておりますOB・OGの皆さま、そして大会開催にご尽力頂きました関係者の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

 

以上で活動報告を締めさせて頂きます。

失礼致しました。

 

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 奥山柊