2023年8月15日火曜日

2023年度 夏合宿 2日目

 失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の木村隼です。

夏合宿2日目の活動についてご報告させていただきます。


初日の疲労が残る中、朝の5時20分に目覚ましに起こされた私たちは朝練に向かいました。朝練は山中湖湖畔の砂地にて短距離走やチーム対抗リレーなどのランメニューを行いました。まだ体が温まってない中でのランは想像以上に厳しかったですが、皆の声を力にして懸命に腕を振りました。


朝食を食べたのち、腕力を鍛える手押し車や、体幹を鍛える「スパイダーマン」移動、馬跳びリレーやパーピージャンプなど身体全体を酷使するメニューを行いました。気合いや応援の声が小さかったり、1人でも練習について来れないものがいたりする際に、幹部の先輩の笛が鳴り、やり直しやペナルティが命じられたことは精神的にも肉体的にも苦しいものでしたが、部員ひとりひとりが自分のことばかり考えて精一杯になってしまうのではなく、苦しい時こそ周りを見渡して声を掛け合って助け合うことの大切さを学ぶことができたと思います。


昼食後の午後練は道着に着替えて基本の練習やミット練を行いました。腰を落として正しい姿勢をキープしながら数百回もの突き蹴りを行う練習は何度も心が折れそうになりましたが、精一杯の気合いを出して一心に体を動かしました。また、胴突き胴蹴りの移動稽古では幹部の先輩方が直々に胴を持ち、威力のある突き蹴りでないと先に進んでゴールすることができないという厳しい練習が課されました。私は幹部の方々に受けてもらう機会は残念ながら無かったのですが、3年生以下の先輩方や同期が必死の形相で突きや蹴りを打ち、それをチーム一丸となって応援する姿には大きな刺激をもらいました。そして最後には、前日で課題とされた天地拳第一系から第六系のテストが行われました。私はまだ第一系、第二系のみしか習ってはいなかったため前日の晩より未修の部分の練習を重ねてテストに臨みましたが、何度かミスが出てしまい先輩方を巻き込んでの拳立てとなってしまったのは悔しい限りです。これからも様々なテストが課されることとなるでしょうが、その際には足を引っ張ることのないよう、入念に準備をして臨みます。


すでに身体中が筋肉痛であり明日以降の練習は不安でいっぱいですが、今日の練習風景を通じて得た刺激をモチベーションとして残りの夏合宿の厳しい練習も乗り越えていきたいです。


以上で夏合宿2日目の活動報告を終わりにさせていただきます。

失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 木村隼

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