2011年6月28日火曜日

早慶合同練習会

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部3年、堤大祐でございます。

6月19日に本塾の日吉キャンパスで行われました、早慶合同練習会についてご報告させていただきます。

大雨ということも心配されていた当日ですが、何とか天気にめぐまれた練習会となりました。
まず最初のメニューは河原のランニングでした。先頭を走る中間先輩について駆け抜けました。最初から手を緩めることなく一生懸命に走る1年生の姿が印象的でした。もちろん、先輩として先頭を譲るわけにはいきませんので慶應3年金子、茂住とともに私もトップで走り続けました。
その後、記念館裏の階段を二人組となり、相方をおんぶして上がり、午前のメインイベントの一つ自己紹介に入りました。
ホームページの自己紹介の欄を参考にしていただきたいのですが、今年も有望な1年生がそろいました。海外経験者が多数いて、長崎県という九州の田舎出身の私にとっては何ともうらやましい限りでありますこの学年の全員が、緊張しながらも元気よく今年の抱負とともに自己の存在を示しておりました。

さぁ、ここからは午前の山場ダッシュ練習です。
何十本ダッシュしたかの記憶は定かではありませんが、例年よりインターバルは少なく本数はだいぶ多い気がしました。私は1列目でしたが、列で一丸となってのりきることができました。途中で風邪が悪化してしまった慶應3年小泉も、体調が万全ではないなかしっかりと声を出し、周りをまとめ上げてくれました。本当にありがとう。
だんだんと手足の感覚がおかしくなってきたころに、救世主が現れました。早稲田3年寺田君と慶応2年の奥出の気合い合戦です。「今日の気合い賞は俺だ」と言わんばかりの熱い気合いの応酬でした。一生懸命に叫んでいる奥出の姿に、頼もしさすら感じている自分がいました。奥出、お前輝いてたぞ!よく頑張りました。
そして、ダッシュの後、クロスカントリー走とインターバルランニングを終えて午前のメニューは終了です。

ここで、お昼休みをはさむのですが例年より何と1時間もお昼休みが短く、早慶ともにショックを隠しきれませんでした。

さぁ、気を取り直して午後の部です。
アップのサイドジャンプから始まるのですが、これまた何百回飛んだかわかりません。もといが4回はかかりましたので・・・えっと、思い出すのをやめたいと思います。
次に、早稲田幹部荒井先輩の主座のもと基本練習が行われました。いつもと少し空気の違う練習に、きついながらも、新鮮でみんな一生懸命に取り組んでいたように思います。
続いて、胴練習を終えてミットラッシュに移りました。大変なメニューでしたが途中、慶応2年大井の音頭に合わせ若き血を歌い、高いモチベーションを保つことができました。まったく、タイミングのいい後輩です。
最終課目は全体筋トレでした。この日のために日ごろ筋トレが大嫌いな私も練習しました。しかしながら、上には上がいるもので早稲田3年鈴木君、慶應3年松永をはじめとする、マッチョな男たちが終始笑顔で苦しいはずのその場を盛り上げてくれました。助かりました、さすがです。
何とか全員で最後までメニューをこなし、1日が終了しました。今年は大きなけがもなく全員がこの日を終えられたことが、一番良かったです。

練習が終わってしまえば、幹部の方々の表情もいつもの優しい表情で、夜の部ではおいしくお酒を頂きました。

今年の感想と致しまして、あまりへばっている1年生がいなかったことが印象的でした。もともとの運動能力が高いということも考えられますが、根性があるものが多いような気がしてうれしく思います。ただし、根性があるのと無理して体を壊すことは意味が違います。今後、体を壊さないことをしっかり頭に入れて、自分の限界に挑戦してほしいものです。そのためにも私たち先輩ががんばる姿を見せていきたいと思います。

また、2、3年生どの部員も周りを引っ張ろうと一生懸命だったと思います。一人ひとりの真摯さこそが慶應義塾をさらなる発展へと導いてくれるものであると確信しております。
私が1年生の時、不安で仕方なかった早慶合同練習。そんなとき、いつも「がんばろうぜ」と励ましてくださった当時3年生の直井先輩。先輩のようにはまだまだなれませんが、これからもこの慶應という私が大学で手にした最高のファミリーを引っ張っていけるように努力いたします。安心して部を任せていただけるようになるため、挑戦はまだまだ続きます。

最後になりましたが、部員の体を考えてメニューを作って下さった幹部のみなさん、ともにがんばってくれた早稲田のみなさん、本当にありがとうございました。
これにて活動報告を終わらせていただきます。

失礼致します。
慶應義塾体育会少林寺拳法部3年
2011年度早慶合同練習会 MVP 堤大祐

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