2018年6月12日火曜日

2018年度 早慶合同練習会


失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の生川満久です。
6月10日慶應義塾大学にて行われました早慶合同練習について報告させて頂きます。

台風が近づいていることもあり、当日は午前中から雨の予報でした。午前のランニング練習がなくなるのではと3年生以下は残念がっていました。しかし曇りながらも雨は降らず、予定通り行われ私達の期待は裏切られました。最初のメニューは早稲田の学生と競争しながらの理工階段ダッシュ。負けた者は相手を背負いながら長い階段を登ります。初回からふくらはぎに大きなダメージを負いました。軽く水分補給を取るとすぐに次のメニューであるクロスカントリーに移ります。理工階段も含まれているコースを一周6分ペースで3周走ります。すでに足がつりそうになりながらも、お互いに励まし合いながら皆が全力で走りきりました。休憩時間には1年の部員が自己紹介を行いました。途中で噛まないように気をつけながら大声を張り上げました。最後に少し短いコースを全力疾走してラントレが終了しました。
道場に戻ると今年はないのかと思われたサイドジャンプを計150往復、馬跳び最大60往復を宣言されます。回数を不正する行為は決して許されません。途方もなく感じる数字にも負けてたまるかと皆気合いでやりきり、早稲田の部員と達成感を分かち合いました。これにて下半身を痛め続けた午前中の練習が終わりました。

昼休みになってもあまりの疲労感から食欲がなく、ゼリーやカロリーメイトを食べました。ストレッチや仮眠を取りながら、部員たちは午後の練習に備えました。

午後最初の練習は道着を着て集合したため少林寺の練習かと思いきや、筋トレメニューでした。いつになったら少林寺をやるのだろうかと思いながら、上半身を適確に痛めつける筋トレをやります。手押し車も行い、すでに胸筋が悲鳴を上げます。やっと少林寺の基本練習となった時には、蓄積された疲労で体が思う様に動かせませんでした。しかし、気合だけでもしっかり出そうと今まで以上に声を張りました。単独の移動練習をした後、ついにやってきたミットラッシュ。足は最初から鉛のように重く感じましたが、早稲田の皆様と応援し合いながら自分の限界に立ち向かいます。
その後も首の筋トレやけんたて、バービージャンプなど四年生方の無慈悲な笛の合図に合わせて飛び続けました。永遠にも感じた最後のスクワットが終わり、ついに早慶合同練習の終わりが宣言されました。これ程自分を追い込んだ後の達成感は凄まじいものでした。共に励まし合い、乗り切った早稲田の部員と抱き合いながら喜びを分かち合いました。

その後早慶懇親会が行われました。我々1年生は恒例行事である一発芸を行いました。たとえ判定の旗が一本しか上がらなくても全力でやりました。早稲田の部員の方と仲を深めることが出来ました。

こうして振り返ってみると、改めて体力練ばかりで何部の練習なのかよくわかりません。しかし、ライバル同士である早慶が一丸となって多くの自分達の限界を乗り越えられることが出来ました。この経験を自分の大きな自信として、これからも少林寺の練習に励んでいきたいと思います。

最後になりましたが、自分たちを限界まで追い込んで下さった四年生の先輩方、常に気を配り励ましてくださったニ三年生の先輩方、そして共に参加してくださった早稲田大学少林寺拳法部の皆様に心より感謝申し上げます。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 生川満久

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