2011年11月9日水曜日

第45回少林寺拳法全日本学生大会

失礼致します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の神本恭介です。
2011年11月6日に日本武道館にて開催されました、全日本学生大会について報告致します。

早朝、天気は小雨の中、全日本学生大会は刻一刻と始まりを迎えようとしていました。武道館前は全国津々浦々から訪れた大勢の拳士によってあっという間に埋め尽くされ、この日までにしてきた修練を思い出す等イメージトレーニングをしておりましたが、やはり緊張は隠せず、常に落ち着かない状態でありました。自分たち一年生にとって初めての大舞台での大会なので緊張しているのだろうと思ったのですが、他の皆はまだ実感が湧いていなかったのか案外落ち着いているように見え、最初は緊張していた自分も同期や先輩方と話す等していましたら次第に緊張はほぐれていきました。

大会についてですが、今回同期の三宅と佐藤が段外の部で3位入賞しました。始めて間もない彼らがこのように活躍するのは私たち一年生にとってとても良い影響を与えてくれました。
また甚だ僭越ながら、自分は組演武部門では今大会で引退となります中間先輩と組ませて頂きました。先輩の最後の大会に一年生の自分のような未熟者を選んで頂いたこと、本当に光栄に思っております。結果は、入賞こそはできませんでしたが、本選では全てを出しきり、今までに通してきた演武の中で一番の演武を披露することができましたので一切の悔いはありません。また、自分にとって中間先輩は広島城北中・高等学校の先輩に当たる方なので、自分が中学生の時からいつも厳しい指導を頂いておりました。そして、短い期間ではありましたが、慶應義塾大学においてまた一緒に修練できたこと、一生忘れない思い出となりました。
打ち上げの際には、自分はできるだけ泣かずに中間先輩を送り出そうと思っていたのですが、いざ先輩の引退挨拶の時になるといつの間にか涙があふれ出ていました。自分にとって同じ中・高等学校の唯一の先輩ですのでとても悲しかったのですが、自分の思いを全て先輩に伝えることができ、本当に良かったです。そして他の4年生の先輩方の河本先輩、立原先輩、渡邊先輩、土居先輩方も本当にお疲れ様でした。自分にとって偉大な先輩方です。
これからは主将の堤先輩を始め、2、3年生の先輩方に従い、同期の一年生の技術向上に向け日々精進して参りたいと思っております。
最後になりましたが、いつも懸命に練習を見て下さった麻田先生をはじめ、OBの先輩方、本当にありがとうございます。
さらには、大会当日にも貴重な時間を割いてもお越しくださいまして本当にありがとうございました。

以上で2011年度全日本学生大会の報告を終わらせていただきます。
失礼致しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 神本恭介

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