2019年3月24日日曜日

2018年度 椋本勝明先生練習会

失礼致します。慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の入江です。
3/3(日)-3/4(月)に行われました、椋本勝明先生による立会評価法練習会について御報告させて頂きます。

始めに今回の練習会は慶應義塾體育會少林寺拳法三田会様からのご支援を受け賜わり、行わせて頂きました。常日頃からご支援、ご協力頂いております、OB・OGの先輩方に現役部員を代表し、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後とも御支援のほど宜しくお願い申し上げます。誠に有り難う御座いました。

大阪での椋本先生の練習会は、午後の部(13:00-17:00)と夜間の部(18:00-21:00)の2部に分けて行われました。
まず午後の部では、運用法において、肩や腰よりも先に拳から攻撃することで、相手に悟られない突きを繰り出せるようになる為、手首をほぐし柔らかく使う練習を行いました。具体的には、手首の力を抜いて自身の胸の前で手をなるべく早くぐるぐる回し、徐々に拳を握っていくものです。
その次に、今度は手と足を連動させずそれぞれ自由に使えるようになるために、上記の練習をしたまま、前足を軸としてその場で体が円を描くように回る練習も行いました。このように、手と足を別々に動かすことで臨機応変に無理なく動ける体を作る術を学びました。

そうして午後の部はあっという間に終了し、小休憩1時間を挟んで夜間の部が始まりました。

夜間の部では、椋本先生をはじめ、修武館所属の日本拳法拳士の方々や、関西大学少林寺拳法部OBの川崎慎一郎さんと共にスパーリングを中心とした練習を行いました。特に日本拳法拳士の方々の間合いやステップは、自分達が普段相手にしている少林寺拳士達とは一線を画しており、有効打を決めるのにとても苦労致しました。またその中で、二枚胴の音が強くなれば点が入り易い関東の運用法とは異なり、関西の運用法では、体軸を立てた姿勢で突き蹴りを繰り出し、音が鳴るのは勿論、突き蹴りの引きまでをしっかりとしなければ点数が入らず、今まで私たちが行なって参りました運用法がいかに実戦向けではないものかを痛感致しました。

今回の練習会では、普段交流することのない日本拳法の拳士や少林寺拳法関西勢の方々とのスパーリングを通して、運用法においての突き方や蹴り方そのものから見直す良い機会となり、とても実りある練習会でした。今回学んだ技術や練習方法を生かし、本年度の早慶戦や杉本記念合同練習会、そして関東大会や全日本学生大会で結果を残せるよう精進していく所存で御座います。今後もご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

最後になりますが、お忙しい中去年に引き続きこのような練習会を開いて下さりました椋本先生、また日本拳法の方々や川崎慎一郎さん、日頃からご指導いただいております麻田監督をはじめ、OBOGの諸先輩方に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

以上で活動報告を終わらせて頂きます。
失礼致しました。


慶應義塾體育會少林寺拳法部2年
入江誠志郎

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