2016年7月5日火曜日

2016年度 新入生合宿


失礼します。

慶應義塾大学體育會少林寺拳法部1年の井上貴弘です。



625日、26日にかけて開催されました新入生合宿についてご報告させていただきます。



1日目、我々1年生は李先輩の引率の元で東京農業大学に向かい、そこで実業団講和を拝聴した後オリンピックセンターに移動し、夕食や入浴をへて就寝しました。実業団講和では、社会人になってからも少林寺拳法を続けられている先達の方々から少林寺拳法をすることの意義や少林寺における心の在り方、技術的なお話などを伺いました。力愛不二や拳禅一如といったいつもの部活動などでは深く掘り下げることのない少林寺拳法の精神面の教えを学ぶことができ、「実」というこの合宿のコンセプトにあったプログラムだなと思いました。



オリンピックセンターでは夕食の後、自由時間となりました。後で他の部員たちに聞いたところによると各々過ごし方は様々だったようですが、自分は向かい部屋だった石川の部屋で早稲田の藤田拳士も交え宿題をしたり、他の早慶生も加えトランプをしたりして過ごしました。合同練習の折にはあまり言葉を交わす機会がなかったので大変貴重な時間となりました。

翌日は朝早くから東京農業大学にむかい、そこで午前中は道院や他大学の先生方から技を教わりました、先生方の教えも勿論素晴らしいものでしたが、自分にとってより好ましかったのは他大学生徒と練習できたことです。練習は資格別に組まれていたため自分と同じく大学で始めた拳士がどれだけの技術を今の時点で身に着けているかを知ることができました。またOB講和と昼食を経て迎えた午後の部には関東学生連盟によるPRと練習がありました。PRには西村先輩や蜂屋先輩も出演なさっていてとても楽しませていただきました。練習は提示されたメニューから好きなものを3つ選ぶという形式で個人的にはこの合宿の中で最も充実したひと時でした。自分は筋トレ、演武、抜き技練習の3つを選びました。特に印象的だったのは演武練習で、これは最後に発表を行うのですがそこで動きを誤ってしまい本番で間違うことの恐ろしさを知りました。間近に控えている神奈川県大会、そしてこれからの大会における心構えの糧になったと思います。

この合宿を通して学んだのは「慶應義塾大学の外の少林寺」だと思います。この合宿で会った様々な環境で鍛錬を重ねてくる拳士たちのうち少しでも多くの拳士の上を行けるようこれからも研鑽を重ねていく所存です。

最後になりましたが、この度新入生合宿を主催して頂いた関東学生連盟の皆様、ご指導して頂いた先生の皆様、合宿に参加した各大学の皆様、そして我々1年生を引率してくださった李先輩には心より感謝申し上げます。



以上で活動報告を終わらせていただきます。

失礼しました。



慶應義塾體育會少林寺拳法部1年 井上貴弘


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