2018年10月30日火曜日

2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団 <後半>

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部2年の楠田マリアです。

2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」の後半日程について、遅ればせながらご報告させていただきます。

後半の8/28-8/31にかけては、主に3つのイベントがありました。1つ目は、嵩山少林寺への訪問です。2つ目は、中日大学生千人交流大会。3つ目は、万里の長城への訪問です。

1つ目の、嵩山少林寺への訪問について。旅のメインの1つと言える訪問でした。私も個人的に非常に楽しみにしておりました。ホテルから向かうバスの道中、外を眺めると遠くに嵩山少林寺のシルエットが見え気持ちが高まりました。
普段ならば、徒歩で歩かなければいけない道のりも少林寺の団体ということで、特別にバスで通行することができました。
バスを降りると、僧侶の方達が迎えてくださいました。写真撮影を終えると、早速まわっていきます。開祖 宗道臣が訪問した際の記念碑などをみることができました。他にも、僧侶達が修行したことによって凹んだ石畳や、実際の演武のパフォーマンスを見ることができました。小規模ですがお土産屋さんもあったので、多くの人が短剣や数珠を買っていました。
次の日は、高速鉄道で北京への移動をしました。

2つ目は、中日大学生千人交流大会です。中日平和友好条約締結から40周年を記念して、北京大学で行われました。メディアも注目する、壮大なイベントとなりました。
少林寺の訪中団を含め、中日約1000人の学生が参加しました。訪中団は、団員全員で天地拳などを披露しました。その後、日中の政界を代表する方々のスピーチを聞くことができました。長谷山塾長も出席し、祝辞を述べておりました。イベントの最後は、マジックショーで締めくくられました。カードを使って、机の上に日中外交の歴史的瞬間が並べられました。歴史の節目を記念する、貴重なイベントに参加できたことに感謝しております。

3つ目は、万里の長城への訪問です。帰国前最後の大きなイベントとなりました。傾斜のある坂をバスで登り、入り口まで向かいました。万里の長城は非常に長いため、延々と階段が続きます。段差や階段の幅もまばらなので、足元に注意する必要があります。ゴールだと思った地点に到着すると、まだ道が続いていることに気づきます。元気な高校生は走って登っていました。私も旅の疲労がたまっておりましたが、負けまいと急いで階段を登りました。私たちの団体の他にも、様々な国籍の方々が登っていました。やはり、世界遺産に登録されている名所であると実感しました。

最後になりましたが、今回の訪中に参加する上で、お世話になりました関係者各位の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。以上で「2018年度Shorinji Kempo大学生・高校生拳士訪中団」後半の活動報告を終わります。

慶應義塾體育會少林寺拳法部2年 楠田 マリア


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