2009年8月18日火曜日

夏合宿が終わりました!!

失礼します。少林寺拳法部1年の松永です。先日行われました夏合宿について報告させていただきます。合宿中の写真はアップされた後、写真館にてご覧ください。


合宿初日、日吉に集合した部員をより憂鬱にさせたのは大雨でした。横殴りの雨の中荷造りを行った僕たちは、出発前から体力と気力を削がれてしまいました。山中湖に到着すると、さっそく道場練が始まりました。開始より始まる佐藤主将による拳立て。まぁ当然でしょう開始ですので。幹部二人目・・そして三人目の拳立て・・・。嫌な予感が・・。四人目の幹部が笛を鳴らした時、部員全員が覚悟したことでしょう。まさかの全幹部による拳立てでした。合宿初参加となる僕には不安しか残らない初日となりました。


二日目。練習はアップから始まります。地獄の馬跳びサイドジャンプ・・・。幹部はアップの意味を知っているのでしょうか。無情にもなる笛。へとへとの状態で慶應少林寺の練習は始まるのでありました・・・。うーむ。午後は基本練など、少林寺らしい練習ができました。


三日目。2,3年生は山中湖マラソン、そして1年生は千本蹴りを行いました。千本蹴りは1年の夏合宿最大の山であると聞いていましたが、その通りだったと思います。自分たちがどれだけ先輩方に頼っていたかを痛感しました。気合いを出すのも、盛り上げるのも自分たちで行わなくてはなりません。達成の瞬間の感動は忘れられないものとなるでしょう。1年生は千本蹴りを通して、一回り大きくなれたかと思います。


四日目。この日は中日で練習はありませんでした。塾歌と若き血のテストを(軽ーく?)パスした部員たちは、温泉でまったりしたり、一日中ごろごろしたりと、それぞれの時間を楽しく過ごしたようです。僕はというと・・・。多くの1年が温泉に向かう中、大の風呂嫌いの僕は同じく風呂嫌いの小渡先輩とデート(はあと)しました。普段できないお話もできて、とても楽しかったです!シュークリームとアイス、ごちそうさまでした。その後、1年の猪(その心は山本)の誘いでフリスビーをしていました。庭で無邪気に遊ぶ僕たちを、三階から見下ろす幹部たちの不気味な笑顔が印象的でした。夜は花火が行われました。明日から練習再開ということで、僕たちは散っていく花火を眺めながら、世の諸行無常を噛みしめるという、楽しくも哀しい花火となりました。


五日目と六日目。午前は外でラン&ダッシュ。午後は道場練という流れでした。合宿前半は天候に恵まれなっかったため、外での練習は皆(最初のうちは)楽しかったようです。道場でのグループ筋トレはこのころになると班の団結力もすばらしいものとなっており、幹部の厳しい目にさらされながらも、各班が一つとなって達成していたように思います。


最終日七日目。午前の外練を終えた私たちは、これまでとは異なる気持ちで午後の練習に臨みました。ついに幹部とのお別れ乱取りです。これまで部を引っ張り、圧倒的な存在感を誇っていた4年生幹部との試合。各々が幹部への想いを胸に、帯もきつめに道場に向かいました。・・・しかし、開始されたのは・・・馬跳びサイドジャンプ!!幹部は私たちの体力を削る作戦にでたのです!!卑怯なり幹部学年・・。誰もがそう思いました。
お別れ乱取り開始。1,2年生はこれまでの成長を見せられるように、3年生は部を任される存在となったことを見せつけるかのように、4年生にぶつかっていきました。試合後、多くの部員が涙し、お互いに感謝の言葉を掛け合っている姿が、非常に感動的でした。


以上のようにして今年の夏合宿は終了しました。誰もが合宿をやり遂げた、という自信と達成感、そして焼けた肌を手に入れました。これからは直井新主将のもと、新たな体制となってのスタートをむかえます。この合宿で得られたもの、4年生からいただいた言葉を胸に、さらなる飛躍をめざす次第であります。最後に、合宿にお越しくださったOBの先輩方、差し入れをくださったOBの先輩方、昇級試験を見てくださった麻田監督、そしてすばらしい合宿を用意してくれた幹部の先輩方に深く感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わります。失礼しました。

1年 松永浩紀

0 件のコメント: