2017年9月4日月曜日

2017年度 夏合宿 3日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の坂井康太郎です。

8月15日に行われました、夏合宿の3日目についてご報告させていただきます。

この日の朝も昨日の朝同様雨が降る中のランニングトレーニングでした。1日目、2日目の疲労を感じながら、先ずはクロスカントリーを一周しました。次にコンクリートの坂道を15本ほど走りました。四年生の幹部の先輩たちは1日目、2日目の疲労を考慮して下さったのか朝のランニングトレーニングはこれで終了しました。

朝食をとり、休む時間も束の間、重い足を引きづりながら体育館に向かいました。軽いストレッチをした後、四年生の幹部が笛を吹き練習開始です。まずはアップと称したサイドジャンプを男子150、女子100課されました。ここで失敗したのが150回を150往復してしまったことです。ただでさえ疲れていた身体に自ら倍の負荷を加えた私たちを褒めて欲しいものです。アップが終わった時には少林寺をできる体力はすでに残っていませんでした。

それでも、どんなに身体は限界でも、やるときはやるしかありません。私たち一年生にとって夏合宿最大の行事とも言える千本蹴りが待ち構えています。主将の田中さんと副将の金野さんの指導のもと、私たち一年生部員は横一列に並びました。終わりの全く見えない千本蹴りがいよいよスタートしました。ひたすら突いて蹴っていると自分が何をしているのかがわからなくなってきます。少しでも気合が落ちると、声が出ていないと注意され一からやり直しです。そこで気合を大声で叫ぶことを意識しますと、今度は突く位置や蹴る位置が違うと言われまた一からやり直し。とても理不尽なことをやらされていると思いながらも先輩たちも同じ経験をしているんだと思うと、何とか頑張ろうという気持ちが辛うじて続きます。またとても辛かったのですが、自分だけが辛いのではなく周りにいる同期も同様な辛さを感じています。そのことを考えると途中で止めるわけには絶対に行かず、最後まで同期全員でやり遂げてやろうという気持ちが生まれ頑張れました。途中で何度もやり直しをさせられ、その度に拳立てやスクワットをやらされながらも、誰一人欠けることなく同期全員で乗り切ることができました。これにより、夏合宿前よりも一層同期の仲が良くなったと思います。田中主将が千本蹴り終了の合図をかけた時には達成感でなきそうになってしまいました。同期で手を取り合って喜んで、先輩方がジュースの差し入れをして下さったのでそれを飲んでいると、ありえないほど溜まっていた疲れもなぜか感じませんでした。

この日の午後はオフで、1日目から蓄積していた疲労を取るために死んだように眠りました。一つ上の先輩方はどうやら川遊びに行った模様でした。どこにそんな体力があるのか私たち一年生は不思議でしたが、我々一年生一同その化け物のような体力には感服致します。

以上で夏合宿三日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年  坂井康太郎

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