2017年9月1日金曜日

2017年度 夏合宿 2日目


失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の楠田マリアです。

814日に行われた、夏合宿の二日目についてご報告させていただきます。

この日は雨が降る中、練習は朝のランニングがから始まりました。朝の練習は部として初めての試みでした。メニューは3つありました。まずは、コースのアップダウンが激しいクロスカントリーを3周行いました。一周1kmほどありました。坂道を走る重い足取りに、はやくも合宿初日の疲れを実感しました。素早く給水した後、次にダッシュを行いました。雨でぬかるんだ陸上競技場は非常に走りにくく、転びそうになる人もいました。部員同士が応援しあい、雨の中にもかかわらず良い雰囲気でした。最後に行われたのが、馬跳びリレーでした。はじめに馬となった人の上を飛んで、飛んだ人はすぐにまた馬となるというものです。部員全員が協力して、陸上競技場を半周しました。部員全員が一丸となって取り組みました。ここでも多くの声援が飛び交い、中にはみんなに踏まれる土を応援する声もありました。こうして朝の練習は終了し、朝食を食べに急いで宿へ戻りました。

午前の練習は9:00より開始されました。まず初めにアップが行われました。
アップは、ミットを使ったものと、ジャンプ系のものが3、4種類行われました。ミットは、力強い突き蹴りを練習するものでした。自分に甘えることなく全力で一本一本の突き蹴りのだす先輩方の姿は大変かっこよかったです。ジャンプ系のメニューでは、必死にジャンプする部員の姿を幹部の先輩方が写真に納めていきます。周りとペースを合わせて飛び続けなければならず、後半になるにつれて足が上がらなくなりました。
その後基本練習が立て続けに行われました。辛くなると全体の声援が小さくなってしまい、それがやり直しを招くという負のスパイラルのような状況に陥る場面もありました。
しかし、そんな中でも諦めず部員一人一人が必死に食らいついてメニューをこなしていきました。気づけば、お昼の時間になっていました。再び、急いで宿へ戻り昼食です。宿ではわずかな休み時間に体を休め、午後に備えます。

午後の練習は14:00より開始されました。
午後のアップは、バービージャンプ100回と、八の字ステップ100回を行いました。“バービージャンプ100回”という指示を聞いたとき、こなせるはずがないという絶望感に襲われました。しかし、先輩方の温かい応援に背中を押され自分を鼓舞しながら取り組みました。八の字ステップは、水筒二本を等間隔に置いて八の字を描くようにステップしていくものです。幹部の先輩方が目を光らせて巡回し、フォームが良くない、または、水筒を倒している人がいれば笛を鳴らし、一からやり直しとなりました。集中力かつスピードが求められました。アップが終わるとつかに間の給水がありました。
 休む間も無く、午後の練習のメインである運用法の練習が始まりました。2年生以上が中心の上級者と、1年生以下が中心の初級者のグループに分かれて練習は行われました。常にステップを意識して反撃そして復位ができるようにする練習でした。基本のステップから、双方攻守まで一連の練習が緊張感の中で行われました。

最後に筋トレが行われました。体力はすでに限界を迎えています。メニューの全ては覚えておりませんがこれさえ終われば一日の練習も終了するという思いで取り組みました。気持ちは前向きであっても、体はなかなかついてかなかったことに悔しさを覚えました。特に、首のメニューで縦の動作と、横の動作を連続で行った時には、一度首が床についてしまいやり直しになってしまいました。部員同士励まし合い声援が高まる中、ついに全メニューが終了しました。


以上で夏合宿二日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年 楠田マリア



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