2010年8月16日月曜日

夏合宿

失礼します。少林寺拳法部一年の黒川祐衣です。
先日行われました夏合宿について報告させていただきます。

合宿所への移動は例年になく早く到着し、先輩方の気分を落ち込ませました。練習は予定通り午後二時から開始されました。恒例の馬跳び、サイドジャンプのアップののち全体で千本蹴りをおこないました。千本蹴りでは屈伸蹴りの回数が最も多かったと思われます。

二日目。午前はアップ後グラウンドに移動し、雨が降ったりやんだりするなかランが行われました。午後はアップ、基本練、サーキット、全体筋トレという流れだったと思います。

三日目。午前はアップなどの後に一年は昇級試験となりました。昇級試験に関しましては先輩方には相当心配をおかけしましたが、試験を受けた一年は全員茶帯となることができました。午後練習の前は幹部の方が天気の関係上山中湖マラソンは無理かと話しておられました。そして午後練が始まり、先輩方がマラソンをあきらめ、サーキットの紙が前にはられたときでした。新堂先輩が走りでて、当日主座の諸藤先輩の背中に「山中湖」と書かれた紙をはられました。諸藤先輩は「みんな、よろこべ。山中湖だ」と発表されましたが、あまりにも突然のことにほとんどの部員は反応できませんでした。後で聞いた話によると、マラソン中止の会話はこの寸劇のために仕組まれたものだったそうです。もちろん、一年は千本蹴りでした。大井の気合いのおかげで若き血を全員で歌わせてもらえたのには驚きでした。

四日目は中日でした。温泉に行ったり部屋で寝たりして各々体力、気力を回復しました。

五日目、六日目は午前はラン、午後は道場で基本練および演武練、グループ筋トレでした。土居先輩は終始笑顔で女子班を引っ張ってくださいました。先輩方に助けられ、一年もなんとかメニューをこなしました。

最終日。午前はラン、ネタダッシュ、ブルーシート筋トレでした。ネタダッシュには夜の飲み会で話題となるほど印象的なものもありました。ブルーシート筋トレでは回数が部員数×10で210回となるものもありましたが、三年生の先輩が中心となって全体とひっぱってくださり達成できました。午後はお別れ乱取りです。合宿で鍛えられた肉体をもって幹部へぶつかっていきました。試合後は先輩とあつい抱擁をかわす姿がよくみられとても感動的でした。今年は女子賞は三年土居先輩、山中湖賞は二年堤先輩、ミット賞は二年金子先輩、気合賞は一年高窪、笑顔賞は一年森上、新人賞は一年奥出、そして栄えあるMVPは三年河本先輩でした。

こうして夏合宿は終了しました。今年の夏合宿を乗り越えたという事実は各人に大きな自信をもたらすでしょう。これからは主将となった中間先輩のもと部員全員で団結して頑張っていきます。最後になりましたが、合宿のお越しくださった麻田先生とOBの先輩方、差し入れをくださったOBの先輩方、そしてすばらしい合宿を用意してくれた幹部の先輩方に対して感謝の意を述べさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

以上で報告を終わります。失礼しました。

慶應義塾体育会少林寺拳法部
一年 黒川祐衣

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