2013年8月29日木曜日

2013少林寺拳法世界大会 in Osaka, Japan

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の岡部です。                             8月24、25日、大阪市中央体育館にて行われた、2013少林寺拳法世界大会 in Osaka, Japan について、報告致します。
少林寺拳法の世界大会は四年に一度行われるのですが、四年前パリで開催予定であった世界大会は直前のテロのために中止になり、実に八年ぶりの世界大会でした。                                                          今回の大会には、組演武の一般男子二段の部に、一年の青木・岡部が出場しました。麻田監督も組演武・一般男子五段以上の部で出場されていました。
24日に一次予選という位置付けで日本拳士の予選があり、25日に二次予選、つまり日本代表を各部門から上位三組を選ぶ選考が午前行われ、その三組と二十三か国の各国代表によって、午後に世界大会が行われました。                              自分達は二次予選に出場するため、一次予選で上位九組に入ることを目標に、この大会に臨みました。三年の三宅先輩と佐藤先輩が大阪まで応援に来てくださり、サポートしてくださいました。ありがとうございます。                                                          24日の昼から行われた二次予選では、自分達は第二ラウンド、順番は17番目。早くから召集され、アップも行ったので早く通したいと思いながら安座で先の演武16組を見、さらに自分達のコートだけだと思うのですが、運営のお方が前の組が通しているときも体を動かさずに安座、という指示を出しておられました。                                                 直前にようやく立った時、緊張と、はやる気持ち、で足が固まっていました。                              結果は散々なものでした。特に飛び受身は足がついていかずバラバラで、構えも安定せず、自分の経験不足を痛感しました。足が少し固かったのも、良い準備をできなかった自分の不足に原因があります。もっと大会に出て、その場の緊張をも演武に生かせるようにしたい、と強く感じました。                              まだ公式の結果が上がってきていないため何とも言えませんが、そのラウンドでは18組中5位でした。 自分はもう一度演武したい、という思いで一杯のまま、宿舎へ向かいました。                                                           翌日、自分は他の方の演武を研究する、と気持ちを切り替え、会場へ向かいました。二次予選では大阪や東京、京都など、地域によってかなり異なる演武を見、とても参考になりました。                                世界大会の前にオープニングがあり、その司会を、私達の先輩である、宮本隆治先輩が務めておられ、来賓には環境相の石原伸晃総監督がいらっしゃっており、慶應義塾體育會少林寺拳法部のOBの方がアナウンスで紹介されたときは誇らしげな気持ちになりました。                                                           麻田監督は二次予選を勝ち抜き、日本代表として世界大会に臨んでおられました。
世界大会では世界各国の演武を見ましたが、前から聞いていた通り、インドネシアの拳士の演武に圧倒されました。構成は本部の方と同じような、剛法から手や袖をつかみ投げ技、という構成なのですが、特に女性拳士の、速さ、力、そして飛び受け身、今まで見たことのないような演武でした。非常に感慨を受けました。                                                          世界大会はあっという間に、フィナーレとなりました。                             
結果として、一般男子二段の部では桜林の高校生が優勝し、悔しい思いとともに、これからもっと上を目指す、という気概を強く持ちました。                              そして自分達が気になっていた、一般男子四段以上(世界大会では五段以上と四段の部が統合される)の結果発表が最後にあり、麻田監督が優勝されました。本当におめでとうございます。                                                          最後に、本大会の運営に際してご尽力頂いた方々にこの場を借りて感謝致します。八年ぶりの世界大会に出場でき、とても良い経験になりました。                              以上で活動報告を終わります。失礼しました。

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