2013年8月18日日曜日

2013年度 夏合宿 第三日目


失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の宇恵です。

夏合宿三日目について報告させていただきます。

次の日が中日ということで、幹部の先輩方の指導にも一層熱が入る中、筋肉痛と闘いながら午前の練習が始まりました。午前の練習は前日と同様、アップのサイドジャンプに始まり、テニスコートまでジョグで移動、ダッシュ、拳立て、気合い…。「明日は中日だ!」というモチベーションのおかげで午前の部を終えることができました。

午後の部は毎年恒例の一年生は千本蹴りを、二,三年生は山中湖RUNを行いました。まず千本蹴りメンバーが発表されたのですが、一年生全員の名前が呼ばれた後、なぜか二年生の栃元先輩の名が挙げられ、道場内が沸き上がりました。今年の千本蹴りは例年とは違い、山中湖のほとりで開催されたため、小石がたくさんあるほとりで自分の足場を作るところから始まりました。足場を作っても小石がささって痛かったです。開足中段の振り子突き、上中二連、足刀…と千本蹴りは続き、その途中には森上先輩、奧出先輩からたくさんの拳立てをいただきました。拳立てと言えば、一年の加嶋が記憶に残る拳立てを千本蹴りの途中で披露しました。小石の上での拳立てが痛いということで、親指を出して拳立てをするという行動にでたのです。当然先輩に見つかり、さらに拳立てをくらい、「山中湖」で始まる一句を詠めという命令が下されました。そこで詠んだ一句が「山中湖 親指つきたい でもつけない  加嶋太一」。です。この一句にはさすがに先輩も笑顔でした。この後も千本蹴りは続きました。

途中、山中湖RUNの終盤にさしかかっていた鶴田先輩が私たちのところに走ってきてくださいました。その時、鶴田先輩からも「山中湖の対岸で私たちのことを応援していたのに気づかなかった」という理由で拳立てをいただきました。拳には小石がささり、道着からは山中湖臭が漂うようになりました。

また、大井先輩が自転車に乗って颯爽と…ではなく、砂にタイヤをとられながら私たちのところに来てくださり、「山中湖RUNはまだまだ終わらない」という旨をニヤニヤしながら伝えてくださいました。

そんなこんなで千本蹴りも終わり近づき、天地拳第一系を白帯一年生は苦労しながらも終えました。千本蹴りの最後は振り子突き。一同山中湖に膝下までつかり、栃元先輩を囲んで最後の千本蹴りを楽しみました。千本蹴りが終わると、嬉しさのあまり栃元先輩、青木、今西が山中湖にダイブしました。予想通り、加嶋も山中湖に強制ダイブさせられていました。山中湖の水に浸かった足では靴を履くこともできず、至誠荘まではだしで帰りました。

一方、山中湖RUNをされた二,三年生はというと、神本先輩が驚異のスピードで十数キロを走りきり、昨年に続き一位でゴールされたそうです。流石としか言いようがありません。

 私は個人的にこの三日目の千本蹴りが夏合宿の練習の中で一番楽しかったです。
 合宿四日目(中日)に続きます。 

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