2013年8月18日日曜日

2013年度 夏合宿 第四日目

失礼します。慶應義塾體育會少林寺拳法部一年の岡部です。


夏合宿四日目について報告致します。

四日目は中日であり、待ち望んだオフの日です。自分にとっては前半三日間の練習を乗り切る精神的支えでもありました。
先輩の話によると昨年は、多くの方が朝食後に睡眠し、昼食後に温泉へ入るというまさにオフという感じだったようですが、我々一年生はせっかく山中湖に来たのだから、と朝食後睡眠した一人を除いて山中湖へ散歩に向かいました。
朝の空気は澄んでおり、練習がないためかとても爽やかでした。

 
VAMPSというバンドが野外ライブに来ており、その準備が大量のトレーラーにより行われていました。ライブはその次の日から二日間あり、宿舎からもよく聞こえ、花火も上がっていました。
 
山中湖の湖畔に向かうと、ボートの貸し出しがあり、栗野・加嶋・山崎の三人は昨日までの足の疲れをものともせず、それどころかさらに足を強健に鍛えようとでもするのか、足漕ぎボートであるスワンボートに乗り込み、目の前に大きく広がった山中湖に漕ぎ出していき、どんどんスワンボートの背中は小さくなっていきました。
湖畔に残った自分と今西・宇恵は、昨日午後に行われた、千本蹴の場所へ向かい、何本かもわからない蹴りによって自分たちの足が砂浜をえぐった跡を探しました。しかし、なぜか位置は覚えているのに砂が大きくえぐれた場所はありません。何らかの作業車により砂浜がならされたような、平らな場所しかありませんでした。昨日の跡はまさに跡形もなく消えてしまっていましたが、自分はみなで行った、砂浜での千本蹴という非日常的な光景を忘れることはないと思います。

砂浜で湖を眺めでいると、合宿に来ているのであろう男子中高生と、そのコーチのような大学生が湖に飛び込んだり倒し合ったりを始めました。大人数でしたが、自分たちはそれを見てあとで臭いが大変だろうな、と思っていたところ、スワンボートが帰還の道中、あろうことかその集団に一直線に進み始め、突っ込みました。しかし疲れのためかスピードはなく、また飛び込んできた大学生コーチが反対側から押し始め、後退を余儀なくされていました。


宿に戻り、今度は一年生男子でほうとうを昼食に食べに行き、その帰りに石割の湯へ向かいました。ぬるめのお湯に一時間ぐらい浸かっていたでしょうか、温泉をゆっくりと楽しみました。

温泉の後、部屋で今話題のドラマである、日曜劇場「半沢直樹」の観賞会が開かれました。このドラマは四年生の先輩も含め少林寺拳法部員の多くがはまっており、自分も含め一年生も新たなファンとなりました。この後、特に七日目、つまり日曜日に、この「半沢直樹」の威力が示されることになりました。

夕食では、OBの方からのお肉が届き、冷凍・冷蔵食品しかも冷めてしまっている宿の食事に、温かくおいしいお肉が加わりました。OBの方々、本当にありがとうございます。

後半三日間のための休息となり、かつ山中湖の自然にも触れた、いい中日となりました。

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