2016年9月7日水曜日

2016年度 夏合宿 第2日目

失礼します。
慶應義塾體育會少林寺拳法部1年の山口菜々子です。
夏合宿2日目の練習についてご報告させて頂きます。

この日は朝から雨が降っていたため、予定されていたランニングメニューに代わり午前から道場で練習が行われました。

岡部先輩の下、早速アップが始まりました。普段のトレーニングの何倍もの量をアップとして課されあっという間にフラフラになりました。

アップを終えるとミットの移動練が始まりました。私は2年の蜂屋先輩と組ませて頂いたのですが、辛さを感じさせない笑顔と気迫ある突き蹴りに背中を押して頂きました。

次は運用法の練習を行いました。膝を高く上げ、足の折り込みを速くすることを意識したメニューでした。最終日のお別れ乱捕りで宇恵先輩に一本でも当てたいという気持ちで取り組みました。

午前の最後は基本練習でした。反応速度が遅れたり気合が落ちたりするとやり直しになったため、基本練習というよりはトレーニングのようでした。

午後は今西先輩のアップで始まりました。バービージャンプは特にきついメニューでしたが、田中先輩をはじめ3年生の先輩方が率先して場を盛り上げて下さいました。

アップが終わると、昇級試験と演武練がある1・2年生とランニングに向かう3年生の先輩方とで別れました。
麻田先生の下での昇級試験はとても緊張しましたが、日吉での練習を思い出しながら一つ一つこなすことができました。
そして僅かな時間ではありましたが9月末に控える新人大会に向けて演武練習をしました。麻田先生から貴重なアドバイスを頂くことができました。改めて感謝申し上げます。

その後は全体で相対移動と基本を行いました。巡回しながら厳しい声かけをなさる幹部陣のピクリとも緩まない表情に初めは萎縮していたものの、回数を重ねるにつれて自分の動きのクセ・欠点が身にしみて感じられ、これは自分との戦いなのだと思いました。

やっと基本練習を終えたところで筋トレが始まりました。最後に行った足の間をくぐる馬跳びについては正直記憶があやふやです。

2日目を振り返ると、どの練習メニューも厳しいのは事実でしたが、ノルマはなんとか乗り越えられるかどうかギリギリのラインに設定されていました。4年生の先輩方の後輩への思いを垣間見ることができた気が致します。

この日の夜は翌日の千本蹴りを思い随分と気持ちが落ち込んでしまっていたのですが、同室の2年女子の先輩方が明るく励まして下さいました。どれ程心強かったかわかりません。本当にありがとうございました。
また、千本蹴りを乗り越えて中日に富士急ハイランドに行くと宣言した同期の1年男子には唖然としつつ、妙に頼もしさも感じておりました。
千本蹴りでどんな気合を言おうかな、と考えあぐねながら眠りにつきました。

以上で夏合宿2日目の報告を終わります。
失礼しました。

慶應義塾體育會少林寺拳法部一年
山口菜々子

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